「韓日戦」から「日韓戦」へ新聞見出しを修正させた思い出

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

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青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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W杯ロシア大会の組み合わせが決まった。日本はポーランド、セネガル、コロンビア。楽ではない組に入ったね。決勝T進出は無理ではないだろうけど、可能性はあまり高くないと思う。みんなそう思うよな(笑)。

日本の新聞が韓日戦って、何なんだ・・・

サッカーのワールドカップといえば、2002年の日韓大会とそれに向けての盛り上がりを思い出す。当時、僕は日刊スポーツ新聞社にいたが「日韓友好」というか「韓国持ち上げ」をしないといけないというムードが国内に溢れ、日刊スポーツの社内でもそういう雰囲気があった。

色々とあったが、よく覚えている事件がゲラ(下刷り)を見た時に見出しが「韓日戦」となっていたことに関する事案。こうした表記は、通常自国を先に持ってくるものだが、なぜか見出しでは「韓」が先に来ていた。確か、本文もそうなっていたと思う。というか、本文がそうなっているから整理部もそういう見出しを取ったのだろう。見出しと本文が違うような単純なミスは彼らもしないから。

当時のサッカー担当のキャップに「何で『韓日戦』? おかしいでしょう」と聞くと、彼は「韓国でやるのは韓日戦で、日本でやる時は日韓戦ですね」と答えた。さすがにカチンときて「じゃあ、これからはワシントンでやったら米日首脳会談と表記するんだね」と言うと黙り込んでしまった。

そこで整理部に行って担当デスクに同じことを言って、後版から「日韓戦」と修正させた。その時、整理部の担当デスクが「何か韓国に過剰な阿(おもね)りみたいな意識があるのかもな」と呟いたのが忘れられない。

日刊スポーツは朝日新聞系だなと、感じた瞬間でもあったね。

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