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	<title>スシロー | 令和電子瓦版</title>
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	<description>政治、社会、運動、芸能など、様々なジャンルのニュース＆オピニオンサイトです</description>
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	<title>スシロー | 令和電子瓦版</title>
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	<item>
		<title>”スシロー訴訟” 元朝日•窪田順生氏の絶望的無知</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 14 Jun 2023 11:44:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[経済]]></category>
		<category><![CDATA[スシロー]]></category>
		<category><![CDATA[窪田順生]]></category>
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					<description><![CDATA[　スシローで商品に唾液をつけるなどした少年が約6700万円の損害賠償を請求された問題で、朝日新聞出身者が訴訟をやめるべきという見解を明らかにした。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　スシローで商品に唾液をつけるなどした少年が約6700万円の損害賠償を請求された問題で、朝日新聞出身者が訴訟をやめるべきという見解を明らかにした。ノンフィクションライターの窪田順生氏がＩＴｍｅｄｉａに寄稿したもの。その主張は会社法の規定を全く知らずに感情に任せて書いているかのようで、信じ難い内容になっている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fc.png" alt="◼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />スシローが訴訟を止めるべき３つの理由</span></strong></span></p>
<div id="attachment_16540" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/f89c0c5796491aec632047826039ce62.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-16540" class="wp-image-16540" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/f89c0c5796491aec632047826039ce62-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/f89c0c5796491aec632047826039ce62-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/f89c0c5796491aec632047826039ce62-768x460.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/f89c0c5796491aec632047826039ce62.jpeg 964w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-16540" class="wp-caption-text">窪田順生氏（ITmediaより）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　岐阜市のスシロー岐阜正木店で少年が醤油差しを舐めるなどの行為を行っている動画が拡散され、全国の店舗で来客数が減少した問題は、ネットを中心に大きな話題となった。スシローの運営会社「あきんどスシロー」（本社・大阪府吹田市）は３月22日付けで大阪地裁に損害賠償約6700万円を求めて提訴したことが明らかになった（読売新聞オンライン・<a href="https://www.yomiuri.co.jp/national/20230608-OYT1T50207/">スシロー迷惑動画、しょうゆ差しなめた少年を提訴…6700万円損賠請求</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今後、新たな損害が生じる見込みで、その場合は請求を拡張する予定であり、その金額は9300万円程度になると報じられている（NEWSポストセブン・<a href="https://www.news-postseven.com/archives/20230611_1878097.html?DETAIL">【スシロー】湯呑みペロペロ少年と父親は会社側に謝罪、それでも「6700万円訴訟を増額」の本気度　弁護士費用と印紙代で訴訟コストは数百万円</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　こうしたスシローサイドの動きに対して、朝日新聞社出身でノンフィクションライターの窪田順生氏は、ネット媒体で訴訟を止めるべきだとする主張を行った。止めるべき理由としては本人が３つの点を挙げている。本文から直接引用する。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（１）「スシロー低迷は迷惑動画だけが原因か」という議論が盛り上がってしまう</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（２）少年側に賠償金を払わせても、「スシローは安全」というイメージが回復しない</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（３）スシローが「異物混入」「食中毒」などを起こすと、これまで以上に厳しく叩かれる</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（以上、ＩＴｍｅｄｉａ・<a href="https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2306/13/news065.html">スシローは「6700万円の損害賠償請求」を止めるべき、3つの理由</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　見ての通りスシローの経営陣にとって損害賠償請求は得策ではなく、何か問題（異物混入、食中毒が例示されている）があれば、自らの身に返ってくることを止めるべき理由の１つとしている。要は経営判断として得策ではない、ということのようである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　実際に窪田氏は「企業危機管理の観点から見ると、それはあまりのいい選択ではない。」としている。（１）については、少年が醤油差しを舐める動画が拡散される前におとり広告問題などで不祥事があり客足が落ち込んでいたことを指摘。「裁判である以上、主張が100％認められないリスクがある。つまり、『正義はわれに』と6700万円という高額損害賠償請求をしたまではいいが、裁判所に『いや、さすがに6700万円はふっかけすぎでしょ』と否定されてしまうことで、少年の『罪』を軽くしてしまい結果、スシローの企業イメージを悪化させてしまうのだ。」（<a href="https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2306/13/news065_3.html">同</a>）としている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　損害賠償が100％認められないことで、逆にスシローの企業イメージが悪化すると本気で考えているのであろうか。この種の損害賠償は100％認められることの方が珍しい。裁判所は双方の主張を考慮し、実際にスシローがどの程度の損害を受けたかを認定するのであり、裁判所はそのために存在する。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fc.png" alt="◼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />提訴しない場合に予想される事態</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　窪田氏は、仮にスシローサイドが訴訟を提起しなかったら何が起きるか考えてみたことがあるのか。実際にスシローでは動画での拡散を含む少年の行為によって少なくとも6700万円の損害が発生していると考えており、9300万円まで請求を拡張する可能性を示唆していると報じられた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このように会社が損害を受けたのに、経営陣がその損害の賠償を求めないということは、会社がその損害を引き受けることにほかならない。多額の損害が発生し、その賠償を求めないのであれば、その役員（具体的には運営会社あきんどスシローの取締役）は任務を怠ったことになり、株式会社に対し、これによって生じた損害を賠償する責任を負うことになる（会社法423条１項）。当然、株主代表訴訟が提起されることが予想される。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　株主代表訴訟は「株主による責任追及等の訴え」（会社法847条見出し）の一般的な呼称である。その意義は「役員等が株式会社に対し、任務懈怠責任（423条１項）その他の責任を負う場合、その責任は、会社自身が追及することが原則である。…会社法は、株主が会社に代わって、役員等の責任を追及する訴訟を提起することを認めている（847条以下）。」（会社法 田中亘 東京大学出版 p332）と説明される。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　１億円近く損害が発生したのに、その賠償を求めないのであれば、それは会社に損害を与えることになり、ステークホルダーに損害を与えることになる。少年が醤油差しを舐めるなどして生じた損害を、スシローの運営会社のステークホルダーが被らなければならない理由を窪田氏はどう説明するのか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ちなみに窪田氏は「筆者はこれまでさまざまな企業の不祥事やこの手のSNSトラブルなどの対応をしてきたが、もしスシローがクライアントだったら、この損害賠償請求をすることを止めていた。」（<a href="https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2306/13/news065.html">同</a>）と書いているが、株主代表訴訟を知らずに企業の不祥事の対応をしてきたのであろうか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fc.png" alt="◼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />民事訴訟の意味を分かっているのか</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　さらに、窪田氏は、少年サイドが賠償金を支払ったところで「『愚かな人が報いを受けた』と世間に知らしめるだけで、スシローのレピテーション（評判）が上がるわけではないのだ。『よくやった！　スシローのおかげでバカに思い知らせてやった』なんて喜ぶ人たちは『勧善懲悪のリンチショー』を楽しんでいる野次馬なので、ネットやSNSで悪口を書くが、現実世界でスシローの客足回復に大して貢献もしない。」（<a href="https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2306/13/news065_4.html">同</a>）とする。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　これも不思議な議論で、スシローは生じた損害を賠償せよと求めているのであって、民事訴訟には当事者に懲罰を与える目的などない。英米法では「懲罰的損害賠償」は認められているが、日本の民事訴訟ではそのような制度はない。スシローは少年を業務妨害罪などで刑事告訴したとされており、そちらの方で議論されるべき問題。民事訴訟を「勧善懲悪のリンチショー」などと思うのは、刑事と民事の違いも分からないレベルの人の妄想に過ぎない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そして、存在するかどうかも分からない「勧善懲悪のリンチショー」を楽しむ野次馬がスシローの客足回復に大して貢献しないという結論の根拠は示されていない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fc.png" alt="◼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />窪田氏の案で決定的に訪れる危機</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　（３）についても触れておこう。窪田氏は「さて、こういう『不祥事』がスシローに発覚したら、皆さんはどう思うだろうか。…『ペロペロ少年によって衛生管理の信用が損なわれたとか言ってたけど、そもそも衛生管理なんて、なってないじゃんか』と釈然としない人も少なくないのではないか。さらにこれらの『食の安全』を揺るがす不祥事の対応がグダグダだったら、『未成年者の悪ふざけにはめちゃくちゃ厳しいくせに、自分たちのミスには大甘だな』なんて厳しい批判も寄せられるだろう。」（<a href="https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2306/13/news065_5.html">同</a>）としている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この言い分には違和感を覚える。仮に少年への損害賠償請求をせずに、自らが同種の衛生に関わる問題を発生させたとしよう。世間は「スシに唾液をつけ、醤油差しを舐めた少年の行為で発生した損害の賠償も求めず、今回、また衛生面で大きな問題を起こした。この会社は客に安心・安全な商品を届けるという使命を全く軽んじているのではないか」と考えるに違いない。それこそ企業として決定的なダメージを受ける。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そもそも客による不法行為と自社に責任がある衛生問題の対応は全く別次元である。企業として１つ１つに最善の対応をすべきなのは当然で、（将来出てくるかもしれない問題で叩かれたくないから、株主代表訴訟を起こされるかもしれないけど、この件は何もしないでおこう）などと考える経営陣であれば、すぐに株主総会で解任されても不思議はない（会社法339条１項）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fc.png" alt="◼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />中学の公民からやり直してはいかが</span></strong></span></p>
<div id="attachment_16541" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/8614faca9a955cece572064321e9419b.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-16541" class="wp-image-16541" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/8614faca9a955cece572064321e9419b-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/8614faca9a955cece572064321e9419b-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/8614faca9a955cece572064321e9419b.jpeg 567w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-16541" class="wp-caption-text">少年の事件後、レーンにはオーダー品のみ流れる状況に（撮影・松田隆）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　窪田氏の文章を見ていると、会社法に関する基本的な知識がない上、ＣＳＲ（Corporate Social Responsibility＝企業の社会的責任）についての知識も、ほとんど欠落しているように感じられる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　筆者（松田隆）も特に詳しいわけではないが、ＣＳＲは今や中学校の公民の教科書にも登場する。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「企業が持続的な成長をするためには、公正性やより少ない資源を使って社会全体でより大きな成果を得るという効率性に心がけて経営をすることが大切です。企業と社会がめざす価値が共有され、各企業が公正に競争し、良質な財やサービスを適正な価格で提供することは、社会全体への貢献にもなります。」（最新 新しいみんなの公民　伊藤隆ほか24名 育鵬社 p130）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この程度のことは、今時、中学生でも分かっており、</span><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">スシローの提訴は、良質な商品、サービスを適正な価格で提供することで社会全体への貢献になり得ると経営陣が考えているであろうことは容易に想像がつく。厳しいことを言うようであるが、窪田氏は中学の公民からやり直してはいかがか。</span></p>
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			</item>
		<item>
		<title>”スシロー少年”6700万円請求 ゲンコツで済まない</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/society/20230608/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 Jun 2023 14:58:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[スシロー]]></category>
		<category><![CDATA[長谷川豊]]></category>
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					<description><![CDATA[　スシローで醤油差しを舐めなどした少年が約6700万円の損害賠償を求められていることが８日、分かった。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　回転ずしのスシローで醤油差しを舐めたり、レーンを流れる寿司につばをつけたりするなどした少年が約6700万円の損害賠償を求められていることが８日、分かった。読売新聞オンラインが同日、報じたもの。様子を収めた動画が拡散され、ネット上で炎上したこの事件は子供の悪ふざけでは終わらない深刻な事態となっている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fc.png" alt="◼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />大阪地裁 提訴は３月22日付け</span></strong></span></p>
<div id="attachment_16519" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/kore.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-16519" class="wp-image-16519" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/kore-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/kore-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/kore.jpeg 709w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-16519" class="wp-caption-text">スシローの店内（撮影・松田隆）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　スシローの運営会社「あきんどスシロー」（本社・大阪府吹田市）は３月22日付けで大阪地裁に提訴。訴状によると、今年１月29日、岐阜市のスシロー岐阜正木店で少年が醤油差しを舐めるなどの行為を行っている動画が拡散され、全国の店舗で来客数が減少。２日後の同31日には株価が５％近く下洛し、１日で160億円以上の経済的な価値が失われたという。迷惑行為を防ぐための対策も進めており、請求額は増える可能性があるとしている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　これに対して、少年側は請求棄却を求め、「客の減少は同業他店との競合も考えられる」と反論して、争う姿勢を示した（以上、読売新聞オンライン・<a href="https://www.yomiuri.co.jp/national/20230608-OYT1T50207/">スシロー迷惑動画、しょうゆ差しなめた少年を提訴…6700万円損賠請求</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　スシローサイドにすれば少年の行為で損害が発生したから、その分を賠償しろと求めているのであり、ごく当たり前のことである。行為によって生じた損害の賠償を求めるのは、未成年だから、悪気はないから、</span><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">で済む話ではない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この事件の後、同種の事案が頻発したことを思えば、スシロー側がなあなあで済ませた場合、その被害は同業者はもちろん、消費者にも及ぶ。それを考えれば淡々と法的措置をとり再発を防止、新たな不法行為の発生を抑止することは企業としての果たすべき責務、今風に言えばＣＳＲ（corporate social responsibility＝企業の社会的責任）の一種ということか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　少年側が請求棄却を求めているのは、客の減少も株価の下落も、行為との因果関係が認められないという主張なのであろう。行為そのものは認めていると報じられており、行為による影響がスシローサイドのいうようなものではない、少なくとも因果関係が明瞭ではないという主張をしているものと思われる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そこをどう判断するか、後は司法に任せるだけである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fc.png" alt="◼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />スシローの対応に拍手</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今回のスシローの対応には拍手を送りたい。１月31日には警察に被害を届けを出している。その前日には「早急に警察と相談させていただきながら 刑事⺠事の両面から厳正に対処してまいります。」という声明を発表している（株式会社あきんどスシローHP・<a href="https://www3.akindo-sushiro.co.jp/pdf/news/230130_news/230130_news.pdf">SNSで拡散されたスシロー店舗での迷惑行為について</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　日本社会が未成年の違法な行為に対する許容度が高い傾向にあるのは残念なことで、公益を害する行為に対して、被害を受けた者は厳しい態度で臨むべき。そのことで行為者に（犯罪や不法行為は割に合わない）と思わせることが大切で、それが抑止力に繋がる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　これまでこうした行為が気軽に行われていた、模倣する者が頻出したのは日本の民事訴訟で懲罰的損害賠償は認められていないこともさることながら、多くの被害者が「相手は子供だから」とか、「いちいち、訴訟を提起するのは面倒」などと考えていた点にあるのではないか。その結果が、やっていいことといけないことの区別がつかない高校生を生んだと言っていい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　当該事件では元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏のツイッターでの投稿が炎上した。少年の行為について、長谷川氏は以下のようにツイートしている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">もー　ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで許してあげなよー</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">めんどくさい世の中だなー　相手、子供だろ</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（2023年２月１日午後７時７分<span style="color: #3366ff;"><a style="color: #3366ff;" href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1620725615623307264">投稿</a></span>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">被害なんて一つも受けていない匿名の変な人たちがピーピー言ってますけど、こんなもんは悪ふざけのガキがいたずらしただけの話　第3者はほっとけばいいです</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（2023年２月２日午前10時58分<a style="color: #000000;" href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1620964834375532544"><span style="color: #3366ff;">投稿</span></a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この後、長谷川氏のツイートは炎上。縷々言い訳を重ねたが、長谷川氏自身がスシローが受けた被害の大きさ、消費者が危機に晒されるという状況に全く想像力が働かなかったと言っていい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fc.png" alt="◼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />悪ふざけで済む話か</span></strong></span></p>
<div id="attachment_16524" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/260022f388fe9aaf664264e5b9109ac5.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-16524" class="wp-image-16524" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/260022f388fe9aaf664264e5b9109ac5-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/260022f388fe9aaf664264e5b9109ac5-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/260022f388fe9aaf664264e5b9109ac5.jpeg 709w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-16524" class="wp-caption-text">スシローに拍手（撮影・松田隆）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　長谷川氏は「こんなもんは悪ふざけのガキがいたずらしただけの話」としているが、スシローはそのようには考えていなかったのは、今回の請求額を見れば一目瞭然。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この事件の後、同種の事件が頻発したが、この訴訟がよい薬になればと思う。何かあればすぐに訴訟という風潮を「ギスギスした社会」と感じる人がいるかもしれないが、日々、ルールを守り、社会の安寧を願う大多数の国民にとっては、これまでなぜ、やらなかったのかという思いではないか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　真面目な人が負うべきではないリスクを負うような社会であってはならない。</span><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">犯罪や不法行為に寛容な社会とは一線を引く、21世紀の日本が大人の社会になることを願っている。</span></p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>長谷川豊氏へ 他人をバカ呼ばわりの前に学んで</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/society/20230218-02/</link>
					<comments>https://reiwa-kawaraban.com/society/20230218-02/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 18 Feb 2023 03:22:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[伝聞証拠]]></category>
		<category><![CDATA[スシロー]]></category>
		<category><![CDATA[長谷川豊]]></category>
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					<description><![CDATA[　元フジテレビ・アナウンサーの長谷川豊氏がツイッターで当サイトを批判した。当サイトとして反論する。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　元フジテレビ・アナウンサーの長谷川豊氏がツイッターで当サイトを批判した。その内容の一部は当サイトが公開した長谷川氏の記事は取材に来ないで執筆する、いわゆる「こたつ記事」であるとするもの。これに対し、当サイトとして反論する。長谷川氏は伝聞法則についての知識がないとみられ、そのために主張が根拠の欠けたものとなっている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■当サイトの申し出に沈黙</span></strong></span></p>
<div id="attachment_15228" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/306edc235f533352b952a650c0980c71.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15228" class="wp-image-15228" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/306edc235f533352b952a650c0980c71-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/306edc235f533352b952a650c0980c71-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/306edc235f533352b952a650c0980c71.jpeg 709w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15228" class="wp-caption-text">写真はイメージ</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　いわゆるスシロー事件について、当サイトでは”炎上”中の長谷川豊氏を批判する記事を掲載した（<a href="https://reiwa-kawaraban.com/society/20230204/">スシローで炎上の長谷川豊氏 致命的な資質の欠如</a>、<a href="https://reiwa-kawaraban.com/justice/20230211-02/">長谷川豊氏４連投稿で”燃料投下” 法的措置を宣言</a>）。これに対し、長谷川氏は２月16日に以下の投稿を行った。</span></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">松田さん、貴殿も日刊スポーツにいて多少のジャーナリズムをかじった人間なのであれば、少しは私のツイートを読むか、取材の一つでもなさって書けばいいのでは？少なくとも私のこたつ記事で金を稼いでいるのであればもう少しでいいので読解力を養ってから書きなさい。取材ならちゃんと受けるから。→</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（2023年２月16日午後２時１分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1626084226549563394">投稿</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このツイートの後にリプライする形で５つの投稿が続いている。これに対して、当サイトでは、冒頭のツイートに以下のリプライをした。</span></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">長谷川さん、会うのはいいのですが、貴殿の主張や釈明を無批判に掲載する気はありません。対談や討論等の形式であれば、やる価値はあるでしょう。その場合、事件をほじくり返すより、事件を受けての前向きな話がよろしいかと。有名人の貴殿にはメリットがないと感じるかもしれませんが、ご検討を。</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（2023年２月17日午前０時46分投稿）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　当サイトからの申し出から24時間以上経過したが、長谷川氏の反応はない。こちらが申し出たように直接話す機会がもてるか18日午前の時点では不明で、このまま何の連絡もないまま、長谷川氏の「こたつ記事批判」だけが残る可能性もあるため、反論を掲載することとした。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■こたつ記事の一律排除の不当性</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「こたつ記事」とは一般に「ジャーナリスト、ライターが取材対象者に直接取材を行わず一次情報を元に執筆した記事を指す俗語。」（ウィキペディア・<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/コタツ記事">コタツ記事</a>）とされる（広辞苑第７版には未掲載）。こうした記事の作成法が批判されるのは、直接取材を行わないことから伝えられている情報の存在そのものを含め真偽が不正確であり、誤っているかもしれない情報をベースに記事が作成されている可能性があり、結果として真実を伝えない事態が起こり得るからと言っていい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そのため、この種の記事を批判する際には「これはこたつ記事である」と批判すれば、当該記事は真実性が薄く、書いている人は当事者に取材しない、いい加減な記者であるという印象を与えることができる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この点につき、長谷川氏はこたつ記事に関する最も重要な部分を全く理解していない可能性がある。最も重要な部分とは「元情報の存在そのものを含めた真実性の判断」である。こたつ記事の元になる情報には、存在そのものを含め真実も虚偽も混じっている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　虚偽や、部分的に切り取った一見真実に見える真実とは言えないものを根拠に記事を書くことは許されない。とはいえ、元情報に存在する真実までも「真実とは言えない」として排除するのは逆に真実を隠蔽することになる。元情報の存在を含め真贋を見抜くことはジャーナリズムを生業にする者には極めて重要な要素である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このような情報の判断について、司法の世界では被告人の有罪無罪に関わってくるため極めて厳格なルールを定めている。それが「伝聞法則」である。法定されていることから、ある意味、ジャーナリズムの世界よりも厳格に扱われていると言っていい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■刑事訴訟法320条１項</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　伝聞法則の柱になるのは刑事訴訟法320条１項。</span></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">【刑事訴訟法320条】</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">１　…公判期日における供述に代えて書面を証拠とし、又は公判期日外における他の者の供述を内容とする供述を証拠とすることはできない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　極めて抽象的に表現すれば「この人がこう言ってますと紙に書かれた文章を出したり、『あの人はこう言ってました』という話をしたりは、証拠と認めません」ということ。書いてある内容、供述した内容が真実である保証はなく、しかも、真実か虚偽かを吟味するための反対尋問ができない。そのような書証や供述をもとに「お前は犯罪者だ、有罪だ」とされたら被告人はたまったものではない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　これを具体的な記事に当てはめて考えてみよう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">記事①：元フジテレビ・アナの長谷川豊氏は２月１日、スシロー事件に関して「もー　ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで許してあげなよー」と番組収録の合間に語った。それを聞いた他の出演者との間でトラブルとなり、一時、現場は混乱した。（●●新聞×月△日付け）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この情報をもとに、「長谷川氏がとんでもない発言をした」と「こたつ記事」をまとめることは適切ではない。なぜなら、この情報は●●新聞が発した内容をもとにしており、真実性の保証がないからである。こたつ記事を書いた人間に、長谷川氏が真実、そのような主張をしたのかを追及しても意味がなく、情報の信用性の吟味の手段が十分に保障されていないからである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　もし、裁判で長谷川氏がスシロー事件に関して、世間から批判されるような考えを持っていたことを要証事実として、この記事①を証拠として提出したら刑訴法320条１項の伝聞証拠として排除される。そのような構図となるこたつ記事に対する長谷川氏の「取材の一つでもなさって書けばいいのでは？」という批判は妥当なものと言えよう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■伝聞証拠と非伝聞証拠</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ところが供述証拠でも、伝聞証拠とならない場合もある。その１つが「原供述自体が証明されるべき事実である場合」（刑事訴訟法講義 第３版 安冨潔 慶應義塾大学出版会 p336）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　これは、その人が、その種の発言をした事実そのものを証明する場合には、伝聞証拠ではない「非伝聞証拠」として証拠能力を有するということ。記事①で考えれば、●●新聞の記者が法廷で「長谷川氏は『もー　ゲンコツ３発と…』と言いました」と証言した場合、長谷川氏の供述した内容の真偽（ゲンコツ３発などで済ませていい）が証拠となるのではなく、長谷川氏の「もー　ゲンコツ３発と…」という供述の存在そのものが証拠となり、「言葉を非供述証拠として利用するものでそもそも伝聞証拠とはいえない」（同）のである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　これを長谷川氏の事案で考えてみよう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　長谷川氏がツイッターで「もー　ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで許してあげなよー」と投稿した。長谷川氏自身の文章であり、他者は介在していない。厳密に言えば、ツイッター社のシステムが介在しているが、長谷川氏が作成した文章を機械的に掲載するだけであるから、アカウントが乗っ取られたなど極めて特殊な例を除き長谷川氏の作成した文章そのものと言える。このことは、ツイッター社が長谷川氏のツイートは存在したことを供述したに等しいと考えることもできる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　つまり、長谷川氏が作成したツイートが加筆も訂正も削除もされることなくそのまま掲載されており、この記事を書く者が当該ツイートを直接ツイッター上で認識し、自身の見解を述べることは、伝聞証拠をベースに記事を作成することとは全く異なる。少なくとも元になる情報の存在と、その内容を正確に把握した上での記事作成であり、何ら批判されるべきものではない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　確かに、長谷川氏の言うこたつ記事の一種かもしれないが、こたつ記事になるからと言って全ての記事が不適切であったり、排除されるべきものであったりするわけではない。トランプ前大統領のツイートをもとに全世界で「こたつ記事」が作成されたのは記憶に新しい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　長谷川氏は立命館大学産業社会学部で学んだと聞く。入学が困難な大学で学んだことに敬意を表するとしても、他人にジャーナリズムを論ずるのであれば、せめてニュースソースと記事との関係で刑事訴訟法、特に伝聞法則ぐらいは最低限の知識として備えるべきと考える。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■ＳＮＳの時代に考えるべきこと</span></strong></span></p>
<div id="attachment_15233" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3582.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15233" class="wp-image-15233" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3582-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3582-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3582.jpeg 567w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15233" class="wp-caption-text">写真はイメージ</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ＳＮＳが誕生する前は、情報発信はメディアに独占されていた。そのため我々は、メディアを通してしか情報を得ることができず、伝聞証拠との関連性をあれこれ考える必要があった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　しかし、ＳＮＳによって誰でも簡単に情報発信ができるようになり、情報発信源から直接我々に届けられるようになったのである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　長谷川氏の今回の発言が仮に新聞を通して伝えられたら「記者が出鱈目を書いている」と言えるし、テレビが動画を通じて伝えられたら「都合のいい部分を切り取っている」と言うことも可能。ところがツイッターは自分自身がツイートを作成し、最も伝えたい部分をそのまま伝えることができるため、情報発信に伴い発生する責任は原則、発信者が負わなければならない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　長谷川氏が発した情報で”炎上”した責任は長谷川氏自身が負うべきで、ツイッターを見た人たちを「なぜ理解できない」とバカ呼ばわりする前に、理解できるような説明をしない自身の情報発信の稚拙さを改めるべき。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　それをせずに「取材ならちゃんと受けるから。」と取材に応じる姿勢を見せるのは、記者の力を借りて多くの人に自らの主張を理解してもらう、批判する者の報道者としての特質を逆手に取り自分の主張をそのまま書かせ、それをもって論争に勝利したという印象を世間に与えるためと判断されても仕方がない。それゆえ、当サイトでは取材ではなく対談、討論を提案したのであり、それに対する長谷川氏の回答は24時間以上の沈黙である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今更、長谷川氏のツイートを振り返ってあれこれ言うのも建設的なことではないが、１つだけ当サイトの主張の理解を助けるために示しておこう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">「もー　ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで許してあげなよーめんどくさい世の中だなー　相手、子供だろ」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この最初のツイートから「何度も書いてますが上場企業が法的措置を取るのは当たり前」（長谷川氏のツイート2023年２月16日午後２時６分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1626085656849158144">投稿</a>）をどう読み取るのか。主語が違う、ゲンコツは比喩という説明で納得している人がどれだけいるのか、少しは自らの主張の不自然さに気付いた方がいい。</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>長谷川豊氏４連投稿で”燃料投下”  法的措置を宣言</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/justice/20230211-02/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 11 Feb 2023 03:28:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[司法]]></category>
		<category><![CDATA[スシロー]]></category>
		<category><![CDATA[長谷川豊]]></category>
		<category><![CDATA[名誉毀損]]></category>
		<category><![CDATA[百田尚樹]]></category>
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					<description><![CDATA[　元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が２月10日、ツイッター上で自身に向けられた投稿に関して法的措置をとることを明らかにした。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が２月10日、ツイッター上で自身に向けられた投稿に関して法的措置をとることを明らかにした。「許すことは絶対にしない」など、怒りを露わにしているが、いわゆるスシロー事件では「ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで許してあげなよー」と寛大な姿勢を示して炎上した直後だけに、その二重基準ぶりに多くの批判の投稿が寄せられる事態となっている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■２月10日午後に”爆発”</span></strong></span></p>
<div id="attachment_15152" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/enjo.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15152" class="wp-image-15152" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/enjo-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/enjo-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/enjo-1024x614.jpeg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/enjo-768x461.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/enjo.jpeg 1134w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15152" class="wp-caption-text">炎上に心穏やかな人はいないとはいえ…</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　長谷川氏が怒りのツイートを始めたのは10日午後。スシロー事件とは全く別のツイートに対して、長谷川氏の過去について言及したと思われるツイートが事実無根の名誉毀損と判断したもようで、以下のようにツイートした。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　<em>完全に許せる一線を超えています。スクショも抑えましたので速やかに法的措置を取らせて頂きます。この零戦なる人物を許すことは出来ません。同様の事実無根の名誉毀損を行っている人間を見つけた際にはスクショを押さえた上で私までご連絡をお願いします。</em></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（2023年２月10日午後３時24分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1623930895223894017">投稿</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この後も怒りの言葉が続く。午後３時30分に事実と異なることをツイートしたとして、別のユーザーに対して法的措置を取ると宣言。さらに</span><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">過去の投稿をリツイートしたと思われる人間に対して、以下のように引用リツイート。</span></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　貴方はリツイートも明確に名誉毀損の対象となる裁判判例を知った上でこのリツイートをされていますか？　許せる範囲を超えておりますので法的に対処致します。</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（2023年２月10日午後３時32分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1623932921777389568">投稿</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　その２分後には、ツイッターをする人々を「バカ」呼ばわりし、脅迫めいた言辞を投げかけた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　<em>Twitter界隈にバカが多いことくらいは理解。しかしバカ丸出しの「呟き」と「名誉を毀損する事実と反するネット上の書き込み」は別次元。</em></span></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　許すことは絶対にしない。</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　思い知っていただく。</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（2023年２月10日午後３時34分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1623933369758392322">投稿</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　わずか10分の間に４連続投稿。ほぼ感情に任せて投稿したのではないかと思われる。それから７時間経過した午後10時過ぎ、まだ怒りがおさまらなかったのか、引用リツイートで、投稿者を「頭の悪い人間」と決めつけた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">当事者からは刑事民事で対処されネット上では集団リンチ。高校を自主退学に追い込まれた未成年となんの制裁も受けていない事実無根の書き込みの違いも分からない頭の悪い人間がこちらです</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">繰り返しますがTwitter界隈にバカが多いのは理解してるのでどうでもいいですが。</span></em></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（2023年２月10日午後10時３分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1624031399518044160">投稿</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　最後の投稿から12時間経過した11日午前10時過ぎまで、新たな動きはない。嵐のような４連投稿、さらに５つ目の投稿には味方をする投稿はあるものの、その多くは揶揄、非難、批判となっており、ネット用語でいうところの「新たな燃料投下」の状況となっている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■炎上から再炎上までの経緯</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ここのところ、長谷川氏は時の人であった。回転寿司大手のスシローで、レーン上の寿司に唾をつけるなどした少年への批判が高まる中、２月１日に「ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで許してあげなよー」と少年への批判を強めるネット上の声に疑問を呈する形のツイートで炎上。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　これに対して攻撃的に反論し正面突破を図ったことで、燃え上がる炎をさらに激しくした。炎上から３日後の２月４日頃から方向転換を狙ったのか、作家の百田尚樹氏のツイートを引用する形で殊勝な態度を示した。さらにスシローの素晴らしさを讃える投稿も続けた。これは少年に対して刑事、民事の責任追及を言明するスシローに寛容さを求める「ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで…」という投稿とのバランスを取る意図があったのかもしれない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そのような表現活動も多くのツイッターのユーザーの目には（謝罪するのはカッコ悪いので、投稿の中で当初の意味を弱めていこう）という姑息な言い逃れと映ったのか、冷ややかな反応が多かった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　すっかり手詰まりの状況のように見える中、長谷川氏は嵐が通り過ぎるのを待つ作戦に出たらしく、スシロー事件とは関係のない投稿を続けていた。汚染水が溜まったタンクに真水を投入し続ける作業に没頭するかのようであった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そうした地道な努力を続けていた２月10日午後、前述の投稿で怒りのスイッチが入ったのか”宥和政策”を放棄、法的措置を宣言し、投稿者をバカ呼ばわりと、暴れ馬のように暴走しているというのが外部から見えるこれまでの経緯である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■内なる二重基準に気付かないか</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　多くの人が長谷川氏の言動に違和感を覚えるのは、内なる二重基準であろう。スシロー事件の少年は、その仲間とともに月内にも偽計業務妨害（刑法233条）で２月中に書類送検される見通しとなったと報じられている（産経新聞電子版・<a href="https://www.sankei.com/article/20230210-YB2DCQ6Q6RMAZNQULHJZCJRQYQ/">スシロー迷惑行為　月内に書類送検へ　偽計業務妨害疑い捜査</a>、2023年２月11日閲覧）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　当サイトでは威力業務妨害の疑いがあると指摘（参照・<a href="https://reiwa-kawaraban.com/society/20230204/">スシローで炎上の長谷川豊氏 致命的な資質の欠如</a>）したが、岐阜県警は偽計業務妨害容疑と見たようである。いずれにせよ、量刑は３年以下の懲役又は50万円以下の罰金。さらにスシローでは同種の事件を防止するためにアクリル板の設置や監視カメラの改修などの対策に乗り出すとしており、事件により新たに背負い込まなければならない経済的な負荷は小さくない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このように少年の行為は刑事・民事ともに重大な責任を問われる行為であり、とても「ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらい」という、ほぼ無罪放免のような形で決着させられる問題ではない。それを少年だからと大目に見るべきで、それを許さない社会を「めんどくさい世の中」と批判したのであるから、納得がいかない人が多く出るのは当然のことであろう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そのような状況に身を置きながら、自身に批判や非難、誹謗中傷が我が身に降りかかったら「許すことは絶対にしない。」「思い知っていただく。」と徹底的に法的責任を追及する姿勢を示せば自分にはとことん甘い、二重基準、という批判は免れず、炎上の炎は新たな燃料投下で制御不能の状態になるのは目に見えている。「ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで許してあげなよ」とツッコむのは１人や２人ではないことは容易に想像がつく。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■法的措置で求められる慎重さ</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ツイートをめぐって法的手段を取ることは長谷川氏の自由ではある。ただし、法的措置を宣言するのであれば、もう少し慎重にことを構えたらどうかと思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　たとえば、法的措置を取ることを明言した後で「Twitter界隈にバカが多いことくらいは理解。しかしバカ丸出しの『呟き』と…」としているのは逆に侮辱罪（刑法231条）が成立する可能性がある。法的措置を取る対象を明示し、その後で「バカ」「バカ丸出し」としているのであるから、「公然と人を侮辱した」に抵触するように思われる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　侮辱罪は2022年６月の刑法改正で、厳罰化されたばかり。それまで拘留（１日以上30日未満の身柄の拘束）又は科料（1000円以上１万円未満の金銭の徴収）だった法定刑が１年以下の懲役若しくは禁錮若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に改められ、同年７月７日から施行されている。当然、民事上の責任も追及され得る。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　法的措置を宣言しながら、自らも法的措置を取られる可能性（刑事告訴され、民事で反訴提起され得る）を作出してしまうのであるから、悲劇を通り越してもはや喜劇である。</span></p>
<div id="attachment_15151" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/260022f388fe9aaf664264e5b9109ac5.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15151" class="wp-image-15151" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/260022f388fe9aaf664264e5b9109ac5-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/260022f388fe9aaf664264e5b9109ac5-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/260022f388fe9aaf664264e5b9109ac5.jpeg 567w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15151" class="wp-caption-text">写真はイメージ</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　もう１点、「リツイートも明確に名誉毀損の対象となる裁判判例」を摘示した点に触れておこう。これは橋下徹氏がジャーナリストの岩上安身氏に対して提起した裁判の判決（大阪高裁判決令和２年６月23日）を指していると思われる。これは岩上氏のリツイートが名誉毀損とされたものであるが、リツイートしたら直ちに名誉毀損を認定したというわけではない。「違法性阻却事由又は責任阻却事由が認められる場合を除き」という条件が付されている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この場合の違法性阻却事由は、名誉毀損事件では有名な最高裁判例で示されている。即ち「その行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあった場合に、摘示された事実がその重要な部分について真実であることの証明があったときには、上記行為には違法性がなく、仮に上記行為が真実であることの証明がないときにも、行為者において上記事実を真実と信じるについて相当の理由があれば、その故意または過失は否定されるというべきである」（最高裁判決昭和58年10月20日）という基準で違法性阻却事由の有無が判断されるのである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　長谷川氏がリツイートすれば直ちに名誉毀損が成立すると考えていたとしたら、それは大きな間違いと言うしかない。法的措置を口にするなら、せめてそのあたりを踏まえて語るべきと思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■長谷川氏の判断の甘さと不勉強が原因</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ここ一連の長谷川氏の投稿は、あたふたした場当たり的な対処に終始しているように見える。発端は少年の行為に対する評価が、社会通念から大きく外れていたことであり、それは長谷川氏の判断の甘さ、不勉強さに由来すると言っていい。その後の対処を含め、長谷川氏はネット上の”おもちゃ”になっている現状を認識した方がいい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　スシロー少年だけでなく、長谷川氏も社会から学ばなければならないことが多いと感じるのは当サイトだけではないと思う。</span></p>
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		<title>吉野家事件とスシロー事件 断固たる措置の必要性</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/society/20230205-02/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 05 Feb 2023 02:09:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[吉野家]]></category>
		<category><![CDATA[スシロー]]></category>
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					<description><![CDATA[　回転寿司のスシローで高校生とされる少年が寿司に唾をなすりつけるなどした事件では、同種の事件における吉野家の対応が遠因になっているように思われる。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　回転寿司のスシローで高校生とされる少年が寿司に唾をなすりつけるなどした事件では、同種の事件の対応が遠因になっているように思われる。2019年５月、Instagramにアップされた大学生とされる男性の迷惑行為に対して、被害を受けた吉野家は刑事事件としなかったとされる。事件の性質が微妙に異なるが、飲食業に携わる企業は業界全体のことを考え迷惑行為に対しては断固たる措置を取ることが社会的使命と言えるのではないか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="color: #000000; font-size: 14pt;">■４年前の吉野家紅生姜撒き散らし事件</span></strong></p>
<div id="attachment_15098" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/baka3.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15098" class="wp-image-15098" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/baka3-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/baka3-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/baka3-1024x615.jpeg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/baka3-768x461.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/baka3.jpeg 1134w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15098" class="wp-caption-text">吉野家で紅生姜を撒き散らした男性（インスタグラム画面から）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　高校生がレーンに回る寿司に唾をつけるなどの行為を行い、それを動画で公開した事件（以下、スシロー事件）はネットを中心に激しいバッシングが続いている。被害を受けたスシローでは少年と保護者の謝罪を受けたものの、引き続き刑事・民事双方で責任を追及する姿勢を見せており（FOOD &amp; LIFE COMPANIES・<a href="https://www.food-and-life.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230201.pdf">SNSで拡散されたスシロー店舗での迷惑行為に関するお知らせ</a>）、それに対してネットの声は概ね称賛する方向であるように思える。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今回の件で残念に思うのは、過去の同種の事件で企業が毅然とした対応をしていれば、発生を防げたのではないかと思える点である。今から４年ほど前になるが、牛丼の吉野家で似た事件があったことを記憶されている方は多いと思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　2019年５月、20代前半ぐらいに見える黒いキャップを被った男性が牛丼の上の紅ショウガを、食べずに箸でテーブルの上にはじき飛ばす。その時に落ちた肉片を「肉は回収」と言って丼に戻す。その後、撮影者らしき男が「左に何かトッピングがあるよ、トッピング」と再び紅ショウガを入れるようにそそのかすと、黒いキャップの男は紅ショウガをたっぷりと掴んで丼の中に入れ、直後に箸ではじき出す。それに笑い声が起き動画が終わるというものである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この不快な動画が公開されると大きな騒ぎになった。インスタグラムのアカウントには都内の私大在籍とされており、具体的な学校名として上がっていたＳ大学も調査に入ったという。ところが、吉野家は取材に対して「マナーに欠ける行為で非常に残念です」「こういうことは止めてほしい」と答えながらも、損害賠償は求めず、刑事告訴の考えもないと答えたと報じられた（J-CASTニュース・<a href="https://www.j-cast.com/2019/05/08356958.html?p=2">吉野家で「紅ショウガまき散らし」男　動画には笑い声も</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■器物損壊罪と威力業務妨害罪</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この吉野家の事件については、僕は当時、寄稿していた<a href="https://www.inshokuten.com/foodist/">Foodist Media</a>に企画として持ち込み記事を書かせていただいた。その際に吉野家とＳ大学にも取材を申し込んだ。両者の対応はJ-CASTニュースで報じられた通りで、吉野家は告訴や訴訟提起の考えはなく、Ｓ大学では現在調査中である、ということであった（Foodist Media・<a href="https://www.inshokuten.com/foodist/article/5322/">吉野家「紅ショウガまき散らし」動画に怒りの声。「即時退店」「店側が注意しないと」</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　店舗に対する嫌がらせとしか思えない迷惑行為に吉野家がなぜ、法的措置を取らなかったのかは分からないが、スシロー事件に比べると、その違法性が低かったことも要因の１つと思われる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　スシロー事件はレーン上の寿司に唾をつけているが、レーン上を流れる寿司は特定の客の支配下に入っておらず、いわば占有権・所有権が確定していない状態にある。自分の目の前を通り過ぎた小皿は自らが占有しなかったため、自分より下流の者が占有する可能性がある他者の寿司である。誰も取らなければ、店の占有が継続していると言える。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そのような他者の物に対して、食することができないように唾をつけるのは器物損壊罪（刑法261条）が成立すると考えられる。条文に「他人の物を損壊し、又は傷害したもの」と規定されていることからも明らか。共用の醤油差しや湯呑みを舐めるなどの行為も他人の物の損壊に相当すると考えられる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このような行為を行ない、動画で公開すれば、その店に行こうという気が失せる者が出てくるのは当然で、威力業務妨害罪（同234条）にも問われることになる。器物損壊罪は３年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料で、威力業務妨害罪は３年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科される。科料とは罰金と同じ財産刑の一種で、1000円以上１万円未満である（同17条）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■吉野家事件での刑事責任</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ところが、吉野家の事件について言えば、同様の犯罪が成立するかと言われると難しい。牛丼のトッピングの紅生姜については、既に自分が占有し、食器の中の食品は所有権を持っていると考えられる。所有権とは「ある特定の物を全面的に支配する権利」（民法Ⅰ総則・物権総論第４版 内田貴 東京大学出版会 p361）であり、「所有者は、法令の制限内において、自由にその所有物の使用、収益及び処分をする権利を有する」（民法206条）ため、たとえば自分が嫌いな紅生姜を食器から弾き出すのは勝手である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そのように弾き出した紅生姜が店舗を汚すのは事実であるが、それが直ちに威力業務妨害などで刑事責任を問えるかと言われると、可能性はないわけではないが簡単ではない。もちろん、自分のものを廃棄するのであるから器物損壊罪には問えない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　共用の紅生姜を自らの食器に盛ったにもかかわらず、食べずに箸で弾き飛ばす行為はどうか。これは食器に盛った時点で所有権を得ていると考えることもできるが、食べずに食器から弾き出す目的であれば、所有権は得ておらず、店の占有、もしくは所有する物を勝手に廃棄する行為とも考えられ器物損壊罪に問える可能性はあるかもしれない。しかし、食べようと思って共用の器から自分の食器に移し、所有権が移転した後で食べる気がなくなったのであれば器物損壊罪は無理で、威力業務妨害罪も上述したように難しい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　現実的な刑事での責任追及は軽犯罪法１条31号の「他人の業務に対して悪戯などでこれを妨害した者」程度しか考えられない。その場合の罰則は拘留又は科料である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このように刑事責任の追及は難しくても、店の業務を妨害しているのは確かで、不法行為（民法709条）に基づく損害賠償請求はしていい。紅生姜の所有権を得たとしても、その所有権は前述のように「法令の制限内において」使用、収益及び処分する権利を有するに過ぎないのであるから、箸で弾いてカウンター席を紅生姜まみれにするような行為は、法令（軽犯罪法）の制限内の処分とは言えない。そのように考えると威力業務妨害もしくは軽犯罪法で告訴することはできる（刑事訴訟法230条）。捜査機関に受理されるかどうかは微妙ではあるが。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■法的措置とらなかった吉野家</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　最終的に吉野家は法的な措置は取らなかったようである。Ｓ大学でも学生が所属していたか、所属していたとして処分したかなどは発表していない。黒キャップの男性はインスタグラムが炎上した直後にアカウントを消して”逃亡”を果たした。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この時、吉野家が法的措置をとっていたら、と今でも思う。刑事は難しいかもしれないが、民事で裁判が始まれば黒キャップの男性には反省の機会を与えられたかもしれないし、民事上の責任を問えたかもしれない。</span></p>
<div id="attachment_15105" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/susi.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15105" class="wp-image-15105" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/susi-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/susi-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/susi.jpeg 709w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15105" class="wp-caption-text">写真はイメージ</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　訴訟にかかる手間や費用、そして顧客を訴えるという行為が客商売を営む企業として好ましいことなのかという思いなど、さまざまな事情を考慮して法的措置をとらなかったのではないかと想像する。それはそれで吉野家の判断であるから部外者がどうこう言う筋合いのものではない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　しかし、企業という社会的存在、私企業とはいえ公共性を持っていることを思えば、犯罪を助長しかねない行為に対しては負荷を負うことになっても毅然とした態度を示してほしかったというのが正直な思いである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　こうした迷惑行為は、実行者と企業だけの問題ではない。当該行為によって他の利用客は不快に感じ、食べに行こうという気が失せる。それは安くて美味しい牛丼を食べるという選択肢を失うことを意味する。同社はそのホームページ上の社長のメッセージとして「吉野家は、自らが変化を生み出し、お客様に新しい価値をお届けしたいと考えています」とし、2020年度からは「従来からの『うまい、やすい、はやい』に『心地よい』を加えることで『顧客感動満足』を実現してまいります。」と掲げている（吉野家・<a href="https://www.yoshinoya.com/company/message/">社長メッセージ</a>）。そのような考えがあるのなら、迷惑行為をする客を止める、排除する、行為の再発を防ぐことも大多数の客に対する「心地よい」を実現する重要な要素と言えるのではないか。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■犯罪は割に合わないと考えさせること</span></strong></span></p>
<div id="attachment_15097" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/32b80557baf188bf1390ca46ec4692c0.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15097" class="wp-image-15097" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/32b80557baf188bf1390ca46ec4692c0-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/32b80557baf188bf1390ca46ec4692c0-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/32b80557baf188bf1390ca46ec4692c0.jpg 709w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15097" class="wp-caption-text">吉野家の河村社長</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今回、スシローは当事者と保護者の謝罪を受けても、前述のように刑事・民事での責任追及をやめないとしている。吉野家の事件が基本的に軽犯罪法の事案なのに対して、スシロー事件が器物損壊・威力業務妨害という重大な犯罪であることは厳しい態度であることと無縁ではないと思われる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　また、同種の事件の再発を防ぐことで、顧客の安全・安心を守るという思いが強いのかもしれない。実際に同種の事件が多発している現状では、被害を受けた企業として厳罰を求めるのが企業としての使命という思いがあるのではないか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　2019年に吉野家がそうした強い思いを持って、黒キャップの男性に毅然とした態度で臨んでいたら、今回の件は防げたかもしれない。潜在的な犯罪者、犯罪実行予備軍に対して「犯罪は割に合わないな」と考えさせること、すなわち抑止力を発揮させることを企業は軽視すべきではない。それこそが真の顧客へのサービスであると信じる。</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>スシローで炎上の長谷川豊氏 致命的な資質の欠如</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 03 Feb 2023 16:45:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[威力業務妨害]]></category>
		<category><![CDATA[スシロー]]></category>
		<category><![CDATA[長谷川豊]]></category>
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					<description><![CDATA[　元アナウンサーの長谷川豊氏が、回転寿司店で商品に唾をつけるなどした高校生の問題の投稿をつぶやき、”炎上”している。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　元アナウンサーの長谷川豊氏（47）が自身のツイッターで、回転寿司店で商品に唾をつけるなどした高校生の問題の投稿をつぶやき、”炎上”している。悪質な行為に対して「ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで許してあげなよー」と寛容な姿勢を見せて、多くの人の反発を買っている。信じ難いツイートの数々は、同氏の情報発信者としての決定的な資質の欠如を示すものと言えそうである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■理解に苦しむ高校生の行動</span></strong></span></p>
<div id="attachment_15061" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_4093.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15061" class="wp-image-15061" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_4093-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_4093-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_4093.jpeg 709w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15061" class="wp-caption-text">大迷惑のスシロー（写真はイメージ）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　岐阜県内のスシローで、高校生がレールの上を流れる寿司に唾をつける、備え付けの湯呑みの縁や、醤油の差し口を舐めて、そのまま置くなどの迷惑行為を動画サイトで公開した事件は、批判の声が上がっている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　回転寿司のレーンに流れる寿司は衛生的であるという前提で多くの人が訪れている。そこに他の客が寿司ネタに唾をつけているかもしれない、という不安が全国的に生じるとどうなるか。</span><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">レーンの下流の席に案内された客ほど強い不安を持つのは間違いない。備え付けの湯呑みや醤油も安心できないと思うと、自然と客足は遠のくというもの。回転寿司の店舗と客にとって、許し難い行為であり、それを動画に撮り、アップするというのであるから、全く理解に苦しむ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　スシローを傘下に持つ株式会社 FOOD &amp; LIFE COMPANIESでは、１月30日の開店前に当該店舗のすべての湯呑みの洗浄、しょうゆボトルの入れ替えを行い、同31日には警察に被害届を提出した。さらに当事者と保護者から連絡を受けて謝罪を受けたが、引き続き刑事、民事の両面から厳正に対処するとしている（FOOD &amp; LIFE COMPANIES・<a href="https://www.food-and-life.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230201.pdf">SNSで拡散されたスシロー店舗での迷惑行為に関するお知らせ</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　高校生の行為は器物損壊罪（刑法261条）、威力業務妨害罪（同234条）に問われかねない行為であるからと思われる。もちろん、高校生の行為は民法709条の不法行為であり、店舗や会社に生じた損害を賠償する義務を負うことになるのは間違いない。 FOOD &amp; LIFE COMPANIESが刑事、民事の両面から厳正に対処というのは、まさにそのことを示している。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■めんどくさい世の中</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　多くの人がこの問題について怒り、実行した高校生を許し難いと感じている中、元フジテレビのアナウンサーの長谷川豊氏は事件を報じるニュースを引用しながら、以下のようにツイートした。便宜的にナンバリングしていく。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">＜ツイート１＞</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　<strong>もー　ゲンコツ３発と皿磨き１週間くらいで許してあげなよー</strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　めんどくさい世の中だなー　相手、子供だろ</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　（2023年２月１日午後７時７分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1620725615623307264">投稿</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　このツイートに対して３日深夜の時点で1400を超えるコメントがつき、その多くが長谷川氏を批判する内容。さらに以下のようなツイートも行った。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">＜ツイート２＞</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　<strong>被害なんて一つも受けていない匿名の変な人たちがピーピー言ってますけど、こんなもんは悪ふざけのガキがいたずらしただけの話　　第3者はほっとけばいいです</strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">（2023年２月２日午前10時58分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1620964834375532544">投稿</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">＜ツイート３＞</span></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　巨悪に対してはダンマリ　勉強が必要な事は見ぬふり</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　被害一つ受けてない人の不倫とかクソガキのイタズラには再起不能になるまでクソ叩き。</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　でも反撃怖いから匿名で。キモい。</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　怒る元気があるならもっとデカいもの相手に戦ってみろと言いたくなる。</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">（2023年２月２日午後２時39分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1621020339605209090">投稿</a>）　</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　以上のツイートから、長谷川氏の言いたいことは以下のようにまとめられる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">（１）スシローの事件は、子供の悪ふざけ</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">（２）ゲンコツ３発と皿磨き（皿洗いのことか）１週間程度で赦すべき</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">（３）事件と関係のない者が騒ぎすぎで、関係ない者は放っておけばいい</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">（４）子供のいたずらを叩く元気があるなら、巨悪に対して戦ってみろと言いたい</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　長谷川氏はこのように考えているから、ツイート１～３をしたのであろう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■昭和のスシロー事件を考える</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　長谷川氏はツイート１～３の後で、以下のようなツイートをしている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　昭和の時代とかはそうだったですよね。寛容な部分、多様性を認める幅のある世の中だったと思います。テレビの表現しかり。</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　それを一部の「怒ってる自分大好き人間」がギャーギャー言い始めて変な風になっていって結局なんだかギスギスした感じになってるのがとても嫌です。</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">（2023年２月３日午前11時27分<a href="https://twitter.com/y___hasegawa/status/1621334546854850560">投稿</a>）　</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　同じく昭和の時代を生きてきた者としては、言わんとするところは分からないでもない。昭和の時代にも似たような事案はあったかもしれない。そして、そのような場合は、長谷川氏の言うようにゲンコツ３発と皿磨き１週間が落とし所になる可能性はあると思う。しかし、昭和と令和で決定的に状況は異なる。そこへの視点がスッポリと欠如しているから、長谷川氏の発言は炎上するものと思われる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　まず、昭和の典型事例を考えてみよう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">＜昭和のスシロー事件＞</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　家族で近所の寿司屋に行ったケンちゃんは、両親がトイレに行った時などを見計らってカウンターで隣の席に座っていた知らないおじさんの寿司ネタに唾をつけた。さらに湯呑みや醤油差しを舐めた。それを知らずにおじさんは美味しそうに寿司を食べた。たまたま、ケンちゃんを知っている近所のおばさんがそれを目撃。後日、ケンちゃんのお母さんにそれを伝える。両親はケンちゃんを問い詰め白状させる。怒った両親は（寿司屋に謝りに行こう）と、ケンちゃんを連れて寿司屋へと出向く。寿司屋の大将に事情を説明し、ケンちゃんに謝らせ、その場でゲンコツで三発殴った。ケンちゃんはあまりの痛さに泣き出してしまうほどだった。見かねた大将が（まあまあ、それぐらいで）と父親を宥め、「じゃあ、こうしよう。明日から１週間、学校が終わったらウチに来て皿洗いを手伝ってもらう。それで寿司屋がいかに寿司を大事にしているか、お客さんを大事にしているかをその目で確かめてもらう。それが分かれば、もうバカなことはしないだろう」と提案。翌日からケンちゃんは１週間働き、自分の行為がいかに愚かで、許されないことだったかを学んだ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　長谷川氏はこんな昭和のスシロー事件を思い描き、当事者ではない人間があれこれ言うべきではないと考えたのかもしれない。しかし、この話は今回の事件に関しては全く通用しない解決法であることに気付いていないものと思われる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■スシローが追及をやめない理由</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　昭和の時代には回転寿司などなかったし、当然、全国チェーンの寿司屋も、小僧寿しなどの販売専門店以外はなかった。そして、動画の撮影機を高校生が持ち歩くことなど考えられず、まして、撮影した動画を簡単に世界中に公開する手段などもなかった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　ケンちゃんも、今回の高校生も「悪ふざけで寿司に唾をつけた」という点では大差ない。しかし、動画に撮って、少なくとも日本中に拡散されたことで、両者の行為が社会に与える影響は決定的に異なってくる。今回の事案が昭和のスシロー事件と違うのは以下の点である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #ff0000;">①不特定多数の人が不快な行為が行われたことを知る。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #ff0000;">②それらの人の多くはスシローを利用している。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #ff0000;">③多くの人がSNSを通じて、高校生の行為に非難の声をあげられる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #ff0000;">④動画を見たことで模倣犯が出るおそれがある。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #ff0000;">⑤回転寿司の危険性を認識した人々はスシローに行くことを控える。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #ff0000;">⑥スシローに経営上の負荷が強くかかる。</span></p>
<div id="attachment_15063" style="width: 190px" class="wp-caption alignright"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/93375504c37994449044efd66359932d.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15063" class="wp-image-15063" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/93375504c37994449044efd66359932d-300x200.jpeg" alt="" width="180" height="120" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/93375504c37994449044efd66359932d-300x200.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/93375504c37994449044efd66359932d-768x512.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/93375504c37994449044efd66359932d.jpeg 850w" sizes="auto, (max-width: 180px) 100vw, 180px" /></a><p id="caption-attachment-15063" class="wp-caption-text">投稿された動画から</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　結局、SNSという情報発信手段を一個人が手にしたことで、同じ子供の悪ふざけが、昭和なら当事者だけの問題であったものが、令和の時代には大袈裟でなく日本全体の問題として認識されるのである。ここで、もし、スシローが高校生の謝罪を受け入れ、刑事・民事ともに責任を追及することをやめたらどうなるか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　これだけ世間から非難されることをしながら謝罪して済むのなら、まさに模倣犯が出る土壌が出来上がることになる。そもそもその高校生が同じことをやるかもしれない。そう考えるとスシローを利用する多くの人が人質に取られるようなもので、普通なら足が遠ざかる。スシローを楽しみにしている人にすれば娯楽を失うようなものであるし、スシローの経営そのものが危うくなる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　そうなると、スシローとしては徹底的に責任を追及していくしかない。それは企業として存続していくために必要な行為である。また、そうした行為をしようかと考える犯罪者予備軍に「犯罪は割に合わないな」と思わせて発生を抑止するためにも必要である。当然、高校生への意趣返しなどではなく、多くの客に安心して食事をしてもらえる環境を整備するために責任追及するもので、企業の公共性に基づく社会的責務と言っていい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■権力者だけが相手なのか</span></strong></span></p>
<div id="attachment_15062" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/62887f6422efd1780bf2a6543149d330.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15062" class="wp-image-15062" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/62887f6422efd1780bf2a6543149d330-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/62887f6422efd1780bf2a6543149d330-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/62887f6422efd1780bf2a6543149d330.jpeg 718w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15062" class="wp-caption-text">長谷川豊氏（同氏Twitterから）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　長谷川氏はこのことをどれだけ分かっていたのか疑問が残る。昭和の時代に同じことが起きて、多くの国民がそれを知れば、戦前生まれが多かった時代だけに凄まじいバッシングが起きたことも予想される。ただ、多くの国民が、そのようなことを知る術も、知った上で怒りを伝える術も持っていなかったから、そうならなかっただけのこと。要は当事者だけで完結できた昭和と、現代とは時代背景が全く異なるのである。それが長谷川氏の言う「ギスギスした感じ」の正体ではないか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　スシローが責任追及をやめないのは、一言で言えばゲンコツ三発で解決できないからと言い得る。そのような分析もなしに、令和の時代は昭和の時代の寛大さがないと結論づけるのは著しく合理性に欠けることにいい加減気付いたらどうかと思う。それに気付かない、あるいは気付かないフリをするようであれば、致命的な資質の欠如と言われても仕方がない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　最後にツイート３でつぶやかれた「怒る元気があるならもっとデカいもの相手に戦ってみろと言いたくなる。」という部分に触れておこう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　正義や不正義の主張は、相手を選んでするものではない。たとえ行為の主体が権力者であっても、少年法で守られる少年であっても、不正義が行われたら等しく主張すべきである。逆に言えば、権力者ばかり選んで戦う人たちも相手を見て戦っているわけで、正義を為す者としては相応しくないと言えることにも気付いていただきたい。</span></p>
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