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	<title>タンクマン | 令和電子瓦版</title>
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	<description>政治、社会、運動、芸能など、様々なジャンルのニュース＆オピニオンサイトです</description>
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	<title>タンクマン | 令和電子瓦版</title>
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	<item>
		<title>中国人留学生の沈黙 国外でも及ぶ政治的圧力か</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 03 May 2023 13:05:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[国際]]></category>
		<category><![CDATA[集団的自衛権]]></category>
		<category><![CDATA[香港国家安全維持法]]></category>
		<category><![CDATA[天安門事件]]></category>
		<category><![CDATA[タンクマン]]></category>
		<category><![CDATA[留学生]]></category>
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					<description><![CDATA[　最近の中国人留学生を見ていると、自由に発言できなくなっているように感じることが多い。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　最近の中国人留学生を見ていると、自由に発言できなくなっているように感じることが多い。中国政府からの圧力が日本にいる留学生にも及んでいるのかもしれない。留学生と接するようになって６年目、彼らの雰囲気は確実に変わっている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fe.png" alt="◾" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />タンクマンを教えた６年前</span></strong></span></p>
<div id="attachment_16278" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/ukrinform.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-16278" class="wp-image-16278" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/ukrinform-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/ukrinform-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/ukrinform-1024x614.jpeg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/ukrinform-768x461.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/ukrinform.jpeg 1134w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-16278" class="wp-caption-text">UKRINFORM画面から</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　筆者は2018年から日本語学校で１年、2019年からは専門学校で足掛け５年、中国人を含む留学生に日本語での小論文の書き方などを教えている。2018年頃は政治的な話も「あくまでも個人的な見解であるが」と断った上で、普通に話していた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　中国人留学生も（先生の個人的な考えだから）と割り切って聞いていたのか分からないが、特に反論されたり反発されたりということはなかった。逆に天安門事件について「知らなかった、教えてくれてありがとう」というお礼を言われたこともあった（参照・<a href="https://reiwa-kawaraban.com/politics/20190604/">中国人留学生に伝えた天安門事件とタンクマン</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　2022年の秋頃のこと。いつものように筆者は留学生に小論文の問題を出した。ウクライナに関する話題で、ウクライナに武器の支援を続けるべきか否かを問うもので、ＮＨＫが昨年８月に放送した話題をベースにした。日本の高校生がウクライナからの避難民を招いて話を聞き、軍事侵略について聞くイベントの中で、日本人が「武器を供給したら戦争はいつまでも終わらない」と言ったのに対して、ウクライナの女性は「武器の供給は必要。装備がないとウクライナの民間人が死んでしまう」と応じた（ＮＨＫ・</span><a href="https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220816/k10013773451000.html"><span style="font-size: 12pt;">日本の中高生たちとウクライナの避難者が「平和」について議論</span></a><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この時に７、８人いる中国人留学生のうち３人の主張がほぼ同一だった。その内容を簡単に説明すると（ロシアとウクライナが戦っているのであるから他の国は介入すべきではなく、中立を守るべきだ。両国が戦えばすぐに決着するはずなのに、ウクライナに武器を支援する国があるため、戦争が長引いている）というもの。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　提出は授業内に出せない者は翌日に集め、この３通の小論文はいずれも学生が自宅に持ち帰って書いたものであった。３人のうち２人は授業中に中国語であれこれ話しており、内容について話をしているように見え、実際に提出されたものはほぼ同じ主張である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fe.png" alt="◾" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />中国政府の意向に反対するのは困難か</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この３人の起案について言えば、中国政府の主張をほぼ上書きしたものと言っていい。2022年秋の時点での中国政府の立場は概ね以下のようなものであったとされる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「中国はウクライナ情勢に関して総じてロシア寄りの中立という姿勢を維持している。中国はロシアの侵攻を侵略とは呼ばず、対露制裁に加わることもない。さらにロシアとウクライナの間を仲介するような動きもみせていない。ただし戦争を積極的に支持するわけでもない。」（防衛省防衛研究所主任研究官 山口信治・<a href="https://www.keidanren.or.jp/journal/times/2022/0616_11.html">ロシア・ウクライナ戦争における中国外交</a> 経団連タイムス）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この起案に対して、筆者は「ウクライナの抵抗は個別的自衛権によるものであって正当であり、国連憲章51条で集団的自衛権が認められているのであるから、武器支援も国際法上正当なものと判断できると思う。日本の大学を受験するのであれば、書かれているような主張では高い評価は得られないのではないか」と意見を添えて返却した。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この時に、中国人留学生も中国政府の意向に反対することは言いにくい、起案するのは難しいという立場があるのかもしれないと感じさせられた。というのも、この小論文は添削して返却する時に、学生１人１人に対して口頭で、日本語表現と内容に関するアドバイスをしており、クラス全員が起案者が何を書いたかが分かるようにしていたからである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　もし、中国政府の意向に反対するような趣旨の起案をしていれば、他の中国人留学生に「あいつはこんなことを主張していたのか」と分かるから、彼らは書きたくても書きにくいことがあったのかもしれない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　期末試験では、この問題を含む３つの問題から選択させて解答させる形式にしたが、件の中国人留学生３人はいずれも、ウクライナの問題を回避して別の問題を選択して起案した。この問題を中国政府の主張のまま書いても高得点は得られない、かといって中国政府に反する主張も書けない、それなら別の政治とは無縁の問題をという考えに至ったのかもしれない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　実際、この３人は日本語はかなり上手く、選択した問題に対しては良い起案をして、良い成績を取った。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fe.png" alt="◾" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />期末試験に書かれた中国政府批判</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ウクライナの小論文以後、筆者は授業中に政治的な話題に触れ、質問する際には「政治的な理由から言いたくなかったら、言わなくて結構です」と注意するようになった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　さらに、別の科目の期末試験では自国の政治・経済などの状況で問題になっている点を挙げて、それに対して自分の意見を述べるという問題を出し、「書いた内容は基本的に外部に出さない。特に書いた本人の国の政府機関や、関係する団体や個人に示すことは絶対にしない。内容の一部を外部に紹介する時には、本人が特定されないようにする」と注意書きをつけた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このように秘密を守るとしたせいか、中国人留学生の一部はこれまでにない、大胆なことを書いてきた。留学生たちの安全を考えて詳細を明らかにするのは控えるが、簡単に言えば、中国に自由はない、１人（習近平国家主席を指しているのは明らか）が考えた通りの社会になっている、政府が変わらなければ中国はいつか解体される、あるいは少数民族に対する迫害を問題視する内容であった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　もちろん、中国の留学生全員が同じ考えではなく、巧みに政治的な話題を避けるような書き方をしてきた学生もいた。留学生によって政治的な立場は様々であることは分かり、さらに中国政府にあからさまに反する言動は、授業中であれば非常に難しいことを、筆者は理解した。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fe.png" alt="◾" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />帰国後に逮捕された香港出身の学生</span></strong></span></p>
<div id="attachment_16277" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/tankman.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-16277" class="wp-image-16277" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/tankman-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/tankman-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/tankman-1024x614.jpeg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/tankman-768x461.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/tankman.jpeg 1134w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-16277" class="wp-caption-text">天安門事件で有名になったタンクマン（TIME画面から）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　４月19日、産経新聞電子版があるニュースを報じた。日本に留学していた香港出身の女子学生が今年３月、帰国した際に日本での言動を理由に逮捕されたというもの。香港の独立を支持するスローガンを自身のフェイスブックに転載した行為が香港国家安全維持法（国安法）に違反するとされた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　逮捕された学生は２年前、フェイスブックに香港の学生デモを支援するスローガン「香港独立は唯一の道」を転載。おそらく「香港獨立是唯一出路」という言葉と思われるが、それを香港当局は問題視し、国安法を適用したものと思われる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　学生はその後、身柄の拘束を解かれたものの、パスポートを没収されて日本に戻ることができず、５月以降に起訴されるかどうかが決まるという（産経新聞電子版・<a href="https://www.sankei.com/article/20230419-VLMIYBERI5K4ZLIU3GUX63BRDE/">香港当局、日本での言動を問題視　国家安全維持法違反で香港人留学生を逮捕</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　以上は2020年６月に成立した香港国安法の問題であるが、それに先立ち、中国本土では2015年７月に国安法が制定されている。「国家安全維持義務の不履行又は国家の安全に危害を及ぼす行為があったときは、ともに法的責任が追及される」（第13条）（国立国会図書館調査及び立法考査局 主任調査員 海外立法情報調査室 岡村志嘉子・立法情報 <a href="https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_9480563_po_02640209.pdf?contentNo=1">【中国】国家安全法の制定</a>）という内容であり、たとえ国外にいても、この法の対象となるようである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　最近の留学生は、この法の存在を意識し始めているのは間違いないと思われる。何かと批判を受けることが多い中国からの留学生であるが、そうした事情があることは日本人として理解していく必要があると考える。</span></p>
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		<title>中国人留学生に聞く「本当に台湾に侵攻？」</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/international/20211021/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 21 Oct 2021 00:55:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[国際]]></category>
		<category><![CDATA[天安門事件]]></category>
		<category><![CDATA[タンクマン]]></category>
		<category><![CDATA[中国共産党]]></category>
		<category><![CDATA[Google]]></category>
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		<category><![CDATA[新疆]]></category>
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					<description><![CDATA[　中国政府による人権弾圧の犠牲者の追悼集会を妨害したとして、中国籍の男ら７人が20日に書類送検された。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　中国政府による人権弾圧の犠牲者の追悼集会を妨害したとして、中国籍の男ら７人が20日に書類送検された。中には留学生も含まれていたと21日付けの産経新聞が報じている。仕事柄、留学生と接する機会が多いが、こうした政治的な運動に身を投じる者も存在することは否定しない。様々な機会で留学生と話をするが、彼らの本音を紹介しよう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■留学生が反共産党集会の妨害行為に参加</span></strong></span></p>
<div id="attachment_12111" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/c13dceabcb143acd6c9298265d618a9f.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-12111" class="wp-image-12111" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/c13dceabcb143acd6c9298265d618a9f-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/c13dceabcb143acd6c9298265d618a9f-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/c13dceabcb143acd6c9298265d618a9f-768x461.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/c13dceabcb143acd6c9298265d618a9f.jpeg 920w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-12111" class="wp-caption-text">10月21日産経新聞紙面から</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　冒頭の中国籍の男らが書類送検された事件は、今年７月１日、新宿区のビルで開かれた「中国共産党結党100年全ての犠牲者を追悼する集会」で、会場内にいた中国人らが共謀して「中国共産党がなければ新しい中国はない」などと叫び、集会を中断させて会場を混乱に陥れた、進行を妨害したという。うち10人を摘発し、７人が今回書類送検されたと報じられている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　僕は2018年初頭から日本語学校で１年と少し日本語教師をしたが、生徒は全員、中国人であった。彼らは出席率が悪いとビザの更新ができなくなるおそれがあり、日本の大学や大学院に進学を考えている者は特に出席率に敏感であった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　ある時、それまで無欠席だった男子生徒が欠席した。日本語はそれほど上手な学生ではなく、クラスの中でもあまり目立たない方ではあったが、欠席はしたことがなかったので「彼は休みか、どうしたのかな」と呟くと、それを聞いた他の生徒が事情を教えてくれた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　「あいつは共産党の入党試験があるから、帰国してます。」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　最初は冗談かと思ったが、後から担任の日本人の先生に聞くと「入党のための試験で帰国と連絡が入っています。中国では共産党に入れる人はエリートです。彼は両親もそうらしいですよ」と、本当のことであると知らされた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　大半の学生は政治色を帯びていないのだが、作文を書かせると「中国は核兵器を保有しており、大国としての責務を果たさないといけない」という内容のものを書いてくる学生はいた。共産党員ではないが、政治的にはその立場に近いような学生もいるのは事実。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　その一方で大陸から香港大学に進んだ学生がおり、その学生は「雨傘運動（2014年）の時は黄色い傘をさして現場に行きました。ただ、遠くから見ているだけでした（笑）」と話してくれた。共産党に対して一定の距離を置いている学生もいるのは間違いない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■留学中の中国人はグーグルユーザーに変身</span></strong></span></p>
<div id="attachment_12113" style="width: 230px" class="wp-caption alignright"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/341f3ad00555dcd371f856d276bd15a4.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-12113" class="wp-image-12113" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/341f3ad00555dcd371f856d276bd15a4-300x173.jpeg" alt="" width="220" height="127" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/341f3ad00555dcd371f856d276bd15a4-300x173.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/341f3ad00555dcd371f856d276bd15a4-1024x589.jpeg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/341f3ad00555dcd371f856d276bd15a4-768x442.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/341f3ad00555dcd371f856d276bd15a4.jpeg 1417w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-12113" class="wp-caption-text">世界に衝撃を与えた”タンクマン”（BBC NEWS画面から）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　中国ではgoogleが使用できないことは知られている。彼らに聞くと、その代わりとして百度（バイドゥ）を使用している。では、日本でも彼らは百度を使っているのかと言えば、そうでもない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　彼らに聞くと、ほぼ100%、Googleを使用している。理由は「使いやすいから」が一番だが、彼らも百度には検索できない単語があることは知っており、その点からもGoogleを使っているようである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　実は天安門事件そのものを知らないという留学生も増えてきており、生徒に事件の話をすると「え、そうだったんですか？」と驚いたような顔をされる場合もある。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　タンクマンの話を留学生に伝えた話は以前、記事にしたので参考にしていただきたい（参照・<a href="https://reiwa-kawaraban.com/politics/20190604/">中国人留学生に伝えた天安門事件、名もなき「タンクマン」への反応は…</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　全てとは言わないが、多くの中国人留学生は日本の大学に入って勉強したいと望んでおり、合格した後も連絡をくれて「頑張って勉強しています」と近況を報告してくれる学生もいる。政治運動に関わる学生は少数派であることは、少なくとも４年以上、中国人留学生に接した僕の経験からは言える。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　そのため、大学や大学院の面接の指導をする際も（あまり、政治色は出さない方がいい）というアドバイスはしている。中国共産党の教えに忠実な学生も、反体制を叫ぶ学生も、どちらも過激な思想を持っていたら大学から敬遠される。時にはマクリーン事件（最大判昭和53年10月４日）を説明して、日本における外国人の滞在事情を伝えるようにしている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　以前、新疆から来た学生の進路指導もしたが、漢民族であろうその学生は、政治のことは話しにくそうにしていた。「私の故郷は今、安全ではないですから…」と言うのが精一杯で、それ以上は語ろうとしなかった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　その学生を含め、中国人に「君たちの国は民主主義国か？」と聞くと、「違います」という答えが返ってくるのはほぼ同じである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■あくまでも私の考えですが…</span></strong></span></p>
<div id="attachment_7339" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/06/23345df9dce45dc15fdfede040ecc72c.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-7339" class="wp-image-7339" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/06/23345df9dce45dc15fdfede040ecc72c-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/06/23345df9dce45dc15fdfede040ecc72c-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/06/23345df9dce45dc15fdfede040ecc72c-1024x614.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/06/23345df9dce45dc15fdfede040ecc72c-768x461.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/06/23345df9dce45dc15fdfede040ecc72c-1536x922.jpg 1536w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/06/23345df9dce45dc15fdfede040ecc72c.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-7339" class="wp-caption-text">台北の街並み（撮影・葛西健二）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　これまで中国人留学生に聞いた印象的な言葉をいくつか並べてみよう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　「今の中国の発展を築いた最大の功労者は鄧小平だ。毛沢東ではない。」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　「中国の選挙では必ず１票か２票、反対票が入る。あれは選挙が公正に行われていることを示すためで、最初から反対票を投じる人は決まっている。選挙で役職に就く場合には、本人が反対票を投じる役割を果たすことが多い。」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　「中国の大学で、例えば習近平の経済政策は間違っていると感じても、それを論文にして書くことなどできない。」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　さて、冒頭の台湾侵攻の問題である。最近、ある学生と雑談をしている時に「日本やアメリカの多くの人は、中国が近いうちに台湾に侵攻すると思っている。実際に習近平もそう言っている。君はどう思う？」と聞いてみた。もちろん「答えたくなかったら、答えなくてもいい」としたが、その学生は少し考えてから、こう答えた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　「あくまでも私の考えですが、ただ、強気に言っているだけだと思います。実際には侵攻することはないと思います。」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　（それは、台湾に侵攻した場合、アメリカや日本と全面的に戦うことになるからか）と重ねて聞くと「そうです。だから、強気に言うだけなのです」とのことであった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;">　少なくとも中国政府の思惑をそのように感じている中国人がいることは、確かである。</span></p>
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		<title>中国人留学生に伝えた天安門事件とタンクマン</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 03 Jun 2019 23:34:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[政治]]></category>
		<category><![CDATA[日本語学校]]></category>
		<category><![CDATA[日本語教師]]></category>
		<category><![CDATA[天安門事件]]></category>
		<category><![CDATA[タンクマン]]></category>
		<category><![CDATA[tank man]]></category>
		<category><![CDATA[8964]]></category>
		<category><![CDATA[1989年6月4日]]></category>
		<category><![CDATA[中国共産党]]></category>
		<category><![CDATA[人民解放軍]]></category>
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					<description><![CDATA[　今日６月４日で天安門事件から30年になる。1989年当時、僕は20代後半だった。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今日６月４日で天安門事件から30年になる。1989年当時、僕は20代後半だった。当時、天安門の様子は連日テレビで伝えられており、「どうなるのか」と注目していたが、６月４日に天安門広場に戦車が突入していった映像が繰り返し流された。人民を戦車で踏み潰すのが「人民解放軍」という皮肉。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■生徒が全員中国人 授業で話した天安門事件</span></strong></span></p>
<div id="attachment_2526" style="width: 150px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/838c94278a8123ec6a9e51638b5e2de0.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-2526" class="wp-image-2526" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/838c94278a8123ec6a9e51638b5e2de0-300x300.jpg" alt="" width="140" height="140" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/838c94278a8123ec6a9e51638b5e2de0-300x300.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/838c94278a8123ec6a9e51638b5e2de0-150x150.jpg 150w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/838c94278a8123ec6a9e51638b5e2de0-768x768.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/838c94278a8123ec6a9e51638b5e2de0-200x200.jpg 200w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/838c94278a8123ec6a9e51638b5e2de0.jpg 799w" sizes="auto, (max-width: 140px) 100vw, 140px" /></a><p id="caption-attachment-2526" class="wp-caption-text">世界の注目を集めたタンクマン</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　昨年、僕は東京にある日本語学校で日本語を教えていたが、生徒は全員中国人だった。授業で時間がある時には、そうした政治の話をすることもあった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　日本語教師は政治の話をすると失敗すると言われることもあるし、彼らには彼らの立場もあるから政治の話をする時には「客観的事実だけ話します。僕の見解は言いません。どういう感想を持とうが皆さんの自由ですが、皆さんとその件で論争する気はありません」と断って話をしていた。そのお陰か、これまで生徒からクレームを受けたことは一度もない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　天安門事件の話をしたのは２度。１度目は雑談のような感じで「タンクマン」の話をした。天安門広場に突入する戦車の前に一人の男が立ち塞がり、戦車を止めた話である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「自らの命をも投げ出す覚悟で戦車の前に立ちふさがった勇気ある中国人の姿に、当時の日本人の多くは驚き、感動し、そして、彼のその後を心配した」という話をすると、みんな興味深そうに聞いていた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　単純にそのような事実があったことに対する驚きもあるだろうし、30年近く前の母国の動静を日本が詳細に伝えていたことに驚いたという部分もあるようだった。もっとも、クラスで「タンクマン」を知る者はいなかった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　授業後、一人の生徒が「どうやってその人のことを調べればいいのでしょうか」と聞くので「タンクマン（tank man）で検索してみてください」と教えた。後日、その生徒が嬉しそうに「先生、タンクマン、分かりました！　映像見ました。すごいですね」と言ってきた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　どうやらyou tubeで視聴したようだった。彼らもせっかく日本に来ているのだから、国にいては知ることができないことを知るのは悪くない経験だと思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt; color: #000000;"><strong>■中国では検索不能「8964」</strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　その何か月後だったか、別のクラスで天安門事件の話をして「中国では天安門事件という単語が検索できないらしいですね」と言うと、生徒は「先生、グーグル自体にアクセスできませんよ」と苦笑していた。そんな中、ある生徒が笑いながら、こう言った。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　<span style="color: #ff0000;"><strong>「先生、天安門事件どころか『8964』という数字さえ検索できませんよ！」</strong></span></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　何人かの生徒が一緒に笑っていたのをよく覚えている。『8964』とは言うまでもなく、天安門広場に戦車が突入した1989年６月４日のことである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　僕が教えていたクラスは、受験を控えていたということもあり、多くの学生が「政治の話は関係ない」という感じのスタンスのように見えた。天安門事件やその類の話をしても（中国共産党は、そういうものだから）といった諦めの境地なのか、苦笑するような反応が返ってくることが多かった。愛国的な学生もいなくはなかったが、中国共産党の思想に染まっているような生徒はほとんど見られなかったし、考え方などを聞くと、基本的に日本の若者と大差ない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■中国の若者と政治の話ができた幸運</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そんなごく普通の生徒と、政治の話が冷静にできたのは僕にとって大きな収穫であったと思う。彼らが帰国し、母国の家族や仲間と話をする時に、日本でのそんな経験を伝えてくれたら望外の喜びである。</span></p>
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