<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>パレスチナ | 令和電子瓦版</title>
	<atom:link href="https://reiwa-kawaraban.com/tag/%e3%83%91%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%81%e3%83%8a/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://reiwa-kawaraban.com</link>
	<description>政治、社会、運動、芸能など、様々なジャンルのニュース＆オピニオンサイトです</description>
	<lastBuildDate>Sun, 19 Nov 2023 04:37:22 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.8.8</generator>

<image>
	<url>https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/icon.jpg</url>
	<title>パレスチナ | 令和電子瓦版</title>
	<link>https://reiwa-kawaraban.com</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>赤十字の看護師会見に違和感 ほくそ笑むハマス</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/international/20231119/</link>
					<comments>https://reiwa-kawaraban.com/international/20231119/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 19 Nov 2023 02:55:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[国際]]></category>
		<category><![CDATA[イスラエル]]></category>
		<category><![CDATA[ハマス]]></category>
		<category><![CDATA[赤十字]]></category>
		<category><![CDATA[川瀬佐知子]]></category>
		<category><![CDATA[パレスチナ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://reiwa-kawaraban.com/?p=16777</guid>

					<description><![CDATA[　ガザ地区で医療支援に従事していた日本赤十字社の川瀬佐知子看護師（45）が17日、日本記者クラブで会見した。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ガザ地区で医療支援に従事していた日本赤十字社の川瀬佐知子看護師（45）が17日、日本記者クラブで会見した。イスラエル軍からの攻撃を受けるパレスチナ自治区の惨状を実体験として伝えた内容は衝撃的であった。もっとも、赤十字の看護師という中立の立場を踏み外す場面があり、さらに、伝えた内容をメディアの政治主張に利用され、結果的にハマスの戦略に利用されていることに違和感を覚える。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fe.png" alt="◾" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />この世界はフェアにはできていない</span></strong></span></p>
<div id="attachment_16778" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/8cd3664c35eced5e5c702cb9a36b93a0.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-16778" class="wp-image-16778" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/8cd3664c35eced5e5c702cb9a36b93a0-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/8cd3664c35eced5e5c702cb9a36b93a0-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/8cd3664c35eced5e5c702cb9a36b93a0-1024x614.jpeg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/8cd3664c35eced5e5c702cb9a36b93a0-768x461.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/8cd3664c35eced5e5c702cb9a36b93a0.jpeg 1134w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-16778" class="wp-caption-text">涙ながらに語る川瀬氏（ANN news CH画面から）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　大阪赤十字病院の看護師である川瀬氏は2023年７月からガザ地区にあるアルクッズ病院（Al-Quds Hospital）で医療支援に従事し、10月７日に大規模な武力衝突が発生した以後の状況について話したいと思い、会見の場に臨んだと説明した（日本記者クラブ・<a href="https://www.youtube.com/watch?v=WVAzeIfGmzo">日本赤十字社職員によるガザ報告会見 2023.11.17</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　上記のリンクから会見全てを視聴することができるが、その中で川瀬氏は、現地での悲惨な状況、攻撃を受けているガザ地区の人々の悲痛な叫びを伝えた。中でも川瀬氏が是非伝えたいとし、多くのメディアが紹介したのが、川瀬氏がエジプトに向けて「明日、ガザ地区を出ると」電話で伝えた際（内容から10月31日と思われる）に現地のスタッフが言った言葉である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">「<strong>自分たちがどんな悪いことをしたの。命の重さはみんな同じはずなのに、この世界はフェアにはできていない。世界中が自分たちを攻撃している。自分たちに人権なんてない。私たちは本当にレミゼラブル（Les Misérables）だ</strong>」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　これを会見で明らかにしたところ、メディアも戦争の悲惨さ、理不尽さを示す衝撃的な内容として伝えた。このことがイスラエルを批判する声となっていくのは間違いない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　イスラエルとハマスの軍事衝突について、一般人が被害を受けていることは極めて残念であるし、戦闘には関係のない一般市民が多く死傷したことに胸が痛む。このような戦闘（戦争）が発生しないことを望むのはほとんどの人々に共通した願いと言っていい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fe.png" alt="◾" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />ハマスのロケット攻撃が発端</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　川瀬氏は赤十字病院の看護師で、日本赤十字社から派遣されたという立場であり、イスラエルとパレスチナの対立においては中立的な立場と言っていい。発言には注意をしていたように思うが、やはりガザ地区でパレスチナの人々と日々接していたら心の繋がりも生まれるであろうし、見知った人々やその家族、知人が死傷していくのを見れば、その立場もおのずとパレスチナ寄りになるのは仕方がない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　その点を責める気はない。ただ、話を聞く我々は、前述のスタッフの話はガザ地区の人々だけでなくイスラエルの人々にとっても同じ思いであることを忘れてはならない。今回の軍事衝突は、10月７日にハマスの大規模な攻撃が発端。「10月7日（現地時間）、パレスチナ武装勢力（ハマス及びイスラム聖戦（PIJ））が、イスラエルに向けてロケット弾を多数発射し、テルアビブ市やアシュケロン市等に着弾。また、イスラエルのスデロット市等にガザ地区から武装した戦闘員が侵入し、イスラエル国防軍と交戦した。」（外務省・<a href="https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page7_000099.html">ハマス等パレスチナ武装勢力によるイスラエルへの攻撃について （外務報道官談話）</a>、2023年11月19日閲覧）とされている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　さらにイスラエル国防軍の発表を引用した記事では、現地時間10月９日午前０時15分の時点で3284発のロケット弾が発射され、イスラエル現地紙ではイスラエル側で900人が死亡、約2400人がけがをしたと報じ、各種メディアはハマスがイスラエル人150人を人質としてガザに連れ去ったと報じている（日本貿易振興機構＝JETRO・<a href="https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/10/02d70ae7b79cb0c6.html">イスラム原理主義組織ハマスがイスラエルを攻撃、双方の死者は約1,500人</a>、2023年11月19日閲覧）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　川瀬氏にガザ地区のスタッフが言った言葉は、イスラエルの無辜の市民の声でもある。ハマスのロケット攻撃で家族を殺害され、あるいは子供を人質として連れ去られたイスラエルの人々が「自分たちがどんな悪いことをしたの。命の重さはみんな同じはずなのに、この世界はフェアにはできていない。世界中が自分たちを攻撃している。自分たちに人権なんてない。私たちは本当にレミゼラブル（Les Misérables）だ」と言ったとして、川瀬氏も、そして多くの人々もそれを非難することなどできない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fe.png" alt="◾" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />ロケット”打ち上げ”という表現</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そもそも今回の大規模な軍事衝突は前述のように10月７日にハマスがイスラエルに対してロケットを発射し、地上攻撃を仕掛けたことが発端。</span><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">この点、川瀬氏は会見で以下のように語った。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「10月７日に軍事衝突がありまして、その前にも小規模な軍事衝突と言うか、攻撃と言うか、<strong><span style="color: #ff0000;">ロケットが打ち上げられ</span></strong>たりするようなことはありました。それはすぐに終わるので、負傷者も本当にそんなに出ても数名程度の負傷者で、その都度対応はするんですけれども、これまでの衝突は事前に通知がありまして、明日の、たとえばお昼以降に、このようなロケットの打ち上げがあると、事前に通知がありましたので、こちらも心して準備はしておくんですけれども、この<span style="color: #ff0000;"><strong>10月７日に関しては何の前触れもなく突然、始まりました。現地のスタッフも赤十字国際委員会も全く認知されていなかった武力衝突が急に始まって</strong></span>、このようにガザの街並みっていうのは一変してしまって、本当に自分の知るガザとは全く違う風景、全然本当にもう知らない街のように風景が変わってしまいました。」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　赤文字の部分に特に注目していただきたい。ハマスによるロケットの攻撃について「ロケットが打ち上げられ」としている。まるで打ち上げ花火のような言い方であるが、打ち上げられたロケットはイスラエル領内に着弾し、ガザ地区で出ているような大量の死傷者が出ているのである。JETROが引用した現地の報道では10月７日以降の攻撃によりイスラエル側にも900人の死者が出ている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　虫ケラのように殺されたのはパレスチナ人だけではない。イスラエル国民も同じように、何の前触れもなく大量に殺害されている。そして、川瀬氏は「軍事衝突」「武力衝突」と双方が戦いを始めたかのように表現しているが、ハマスが一方的に攻撃を開始し、イスラエルが反撃した経緯を故意なのか偶然なのか分からないが、「軍事衝突」「武力衝突」という表現を使用している部分は結果的にハマスの戦略にプラスになることは意識すべきと思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/25fe.png" alt="◾" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />ハマスへの対テロ戦争</span></strong></span></p>
<div id="attachment_16779" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/77196ad2caa1da9b58a2dfc87692963e.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-16779" class="wp-image-16779" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/77196ad2caa1da9b58a2dfc87692963e-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/77196ad2caa1da9b58a2dfc87692963e-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/11/77196ad2caa1da9b58a2dfc87692963e.jpg 709w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-16779" class="wp-caption-text"><a href="https://www.idf.il/en/mini-sites/idf-press-releases-regarding-the-hamas-israel-war/first-footage-of-the-commando-brigade-in-gaza-soldiers-conduct-operational-activity-in-al-shati-in-northern-gaza/">イスラエル国防軍</a>ホームページから</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今回のイスラエルによる戦争状態についてはハマスに対する対テロ戦争というのが最も事案の性質を示しているように思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ハマスはイスラエルの市民を攻撃し多数の死者を出し、人質をとっている。ガザ地区に大規模な地下道を構築して軍事的拠点とし、川瀬氏が活動していたアルクッズ病院近くのシファ病院内に司令部があったとされる。病院内の司令部の真偽はまだ未確定のようであるが、ハマスは自民族・他民族を問わず一般人を盾にしているのは明らか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　イスラエルの人々を人質にして攻撃を躊躇させようと企て、また、ガザの一般人の被害を世界に伝えることで、国際的な世論を停戦に向かわせようとしていると思われる。中立的な立場で戦争の悲惨さを目の当たりにした日本人の看護師の会見は、ハマスの戦略の中では実に利用価値が高かったと言わざるを得ない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　川瀬氏の活動には敬意を表するが、語る内容が知らず知らずのうちにイスラエル批判となり、日本のメディアやハマスに利用されていることを認識してほしい。</span></p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://reiwa-kawaraban.com/international/20231119/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>9</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ガザ紛争で分かる偏向メディアとテロの高度化</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/media/20210517/</link>
					<comments>https://reiwa-kawaraban.com/media/20210517/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[石井 孝明&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 16 May 2021 20:47:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[メディア]]></category>
		<category><![CDATA[江川紹子]]></category>
		<category><![CDATA[ガザ地区]]></category>
		<category><![CDATA[パレスチナ]]></category>
		<category><![CDATA[日本赤軍]]></category>
		<category><![CDATA[イスラエル]]></category>
		<category><![CDATA[ネタニヤフ首相]]></category>
		<category><![CDATA[中山泰秀]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://reiwa-kawaraban.com/?p=10530</guid>

					<description><![CDATA[　パレスチナ自治区のガザから、同地区を実効支配するテロ組織ハマスが、イスラエルを攻撃している。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　パレスチナ自治区のガザから同地区を実効支配するテロ組織ハマスが、イスラエルを攻撃している。５月10日から始まり１週間が経過した。紛争の早期解決を望むが、私は日本の反響を見て、２点おかしさを感じた。一つは「パレスチナへの肩入れ」、もう一つは「軍事技術の変化への無関心」だ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　日本のメディアが言及しないので、ここで問題点を指摘して教訓を２つ引き出し、私たちの日常に役立てたいと思う。イスラエル・パレスチナ紛争の悲劇と歴史の集積は、多くの碩学たちが語っているので、それを参照いただきたい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt; color: #000000;"><strong>◆過剰なイスラエル批判、テロ組織を支援するのか？</strong></span></p>
<div id="attachment_10534" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1d7OSiWEAUM-lc.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-10534" class="wp-image-10534" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1d7OSiWEAUM-lc-300x200.jpeg" alt="" width="220" height="146" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1d7OSiWEAUM-lc-300x200.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1d7OSiWEAUM-lc.jpeg 640w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-10534" class="wp-caption-text">イスラエル国防軍ツイッターから</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　第一の問題は、紛争の解釈についてだ。ネットに流れる日本語情報と、英語情報を読み比べてみよう。日本に流れる情報はイスラエルへの批判が多過ぎる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　この紛争は、テロ組織ハマスが、10日から16日時点まで、約2000発の迫撃砲などの通常砲弾、数十機のドローンによる爆破攻撃、100発前後の小型ミサイルを使ってガザ地区からイスラエルの都市を攻撃したことから始まった。これは主権国家イスラエルに対するテロ組織による攻撃だ。その構図を無視し、日本のメディアと一部知識人は、「イスラエルがパレスチナを攻撃した。イスラエルが悪い」と強調している。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　確かにイスラエルの現在のネタニヤフ首相は対外強硬策を採用しがちだし、パレスチナ紛争では、イスラエル側にも多くの問題がある。しかし一方的に同国を批判するのは公平性を欠くし、主張する人の社会常識を疑う。この事件は世界が今行っている「テロとの戦い」の文脈で語られるべきものだ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　米紙ニューヨーク・タイムスを例にしてみよう。<a href="https://www.nytimes.com/section/world">国際ニュースサイト</a>の見出しを見るだけで、イスラエルとパレスチナ双方から情報をとり、中立な報道姿勢であることが分かる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　一方、日本の新聞のサイトは、この紛争をめぐる情報量も少ないが、反イスラエルのニュースが並んでいる。例として、<a href="https://www.asahi.com/international/?iref=pc_gnavi">朝日新聞国際部サイト</a>を見ると、「ガザ空爆に強まる非難」「ガザ空爆死者120人超、どうして１歳の息子まで」との、イスラエル非難の記事の見出しが並ぶ。テレビもこんな調子だ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　中山泰秀防衛副大臣は12日、「私たちの心はイスラエルと共にある」と応援するツイートを出した。すると、一斉にこれに反発する声があがった。ジャーナリストの江川紹子さんは、以下のように批判した。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;"><em>　日本政府の立場と明らかに違う。イスラエルの外交官からお礼のツイートも発せられており、日本の立場を誤解させた責任は大きい。更迭すべき　→防衛副大臣「私たちの心はイスラエルと共に」とツイート…パレスチナ空爆 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン</em>（<a href="https://twitter.com/amneris84/status/1392710136808894466">2021年５月13日14:15投稿</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　この書き込みで「日本政府の立場と明らかに違う」というのは、江川さんの間違いだ。日本政府はハマスをテロ組織と認識している。（公安調査庁サイト：<a href="http://www.moj.go.jp/psia/ITH/organizations/ME_N-africa/HAMAS.html">国際テロリズム要覧</a>）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　中山副大臣の発言に問題はない。江川さんの言説は、欧米では「テロの容認」、イスラエルを過剰に敵視する「反ユダヤ」の差別発言と警戒されかねないだろう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><strong>◆弱者を隠れ蓑に、テロ組織が活動</strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;"><strong> </strong>　思想界で「世界のガラパゴス」とも言える日本は、1970年代の影響が色濃く残っている。この時代、民族解放運動と世界の左派運動が結びついた。極左の日本赤軍はパレスチナ紛争に参加し、テロを行った。欧米ではユダヤ人が居住して社会的存在感が強く、また第二次世界大戦中のナチスのホロコーストの反省から、根拠のない反ユダヤは人種差別とみなされる。メディアは、中東問題で情報の両論併記を原則とする。しかし日本では70年代から現代に至るまで、親パレスチナ、反イスラエルの風潮が強く、情報が偏向している。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　そしてテロリスト側は、弱者を隠れ蓑に、政治活動をしている。世界最優秀の練度と装備を持つイスラエル軍とテロ集団ハマスでは、力の差が大き過ぎる。報復や軍事施設の破壊で死者は不均衡になる。今回の紛争も、ガザ地区で一般民間人に死者が出ている。16日時点では、イスラエルの市民の死者は７人、パレスチナ自治政府などの発表では約120人の死者が出ている。痛ましいが、その結果は予想できたことだ。これを政治利用し、一般市民の死をテロリスト側は強調している。理解しているのか、理解しないでいるのかは分からないが、ハマスを日本で擁護する人たちは、そうしたテロリスト側の作戦に絡め取られているのだろう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　そもそも、今の中東の注目される軍事問題はイランの核開発と、それを阻止するイスラエルの攻防である。最新式の武器をテロリスト側が使っているが、これはイランの支援で搬入された可能性が高い。イランはイスラエルの政情を不安定にしようとしているのだろう。またイランと北朝鮮は、外交上の関係が深い。もしかしたら、ここで使われた軍事上のデータを北朝鮮が手に入れ、その軍事力の活用に使うかもしれない</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　一部の日本人が、こうした問題の構図を理解せず、一方的にイスラエルを批判するのは、明らかにおかしい。そして、ハマスと同じようにテロ集団が、別組織を隠れ蓑にして、政治工作をすることは頻繁にあることだ。日本で不気味な国内外の組織がいくつも活動していることは、読者もご存知だろう。それに対して、「人権」などの名目のために、手が出せない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　私たちは、中東の政治状況の構図を理解して、「テロとの戦い」で間違った対応をしてはならない。そして自分たちの対テロ対策の参考にしなければならない。これが第一の教訓だ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><strong>◆技術の発展でテロ攻撃が容易に 効果的な飽和攻撃</strong></span></p>
<div id="attachment_10535" style="width: 210px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1MXVIDX0AAXRUn.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-10535" class="wp-image-10535" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1MXVIDX0AAXRUn-300x297.jpg" alt="" width="200" height="198" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1MXVIDX0AAXRUn-300x297.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1MXVIDX0AAXRUn-1024x1014.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1MXVIDX0AAXRUn-150x150.jpg 150w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1MXVIDX0AAXRUn-768x760.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/E1MXVIDX0AAXRUn.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 200px) 100vw, 200px" /></a><p id="caption-attachment-10535" class="wp-caption-text">対戦車ミサイルで殺害された21歳のイスラエル軍兵士（イスラエル国防軍ツイッターから）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　第二の問題は、テロ攻撃の高度化である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　今回、特定地域への大量の攻撃をする戦術が取られているようだ。軍事用語では「飽和攻撃」と呼ばれるものだ。通常の迫撃砲（短距離射程である小型砲。人の殺傷用の着弾時に破裂する榴弾を発射する）に加え、ドローン、小型誘導ミサイルが使われている。イスラエルに隣接するガザからの攻撃だが、イスラエル国内から潜入工作員による人口密集地域の通報や、誘導などの攻撃支援があるようだ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　イスラエルは外国からのミサイル防衛システムで全国をカバーしている。ところが、そうした対ミサイル用ミサイルは高価であり、大量に発射できないし、近接地域から発射する小型武器に対応できない。また「飽和攻撃」は、防御側に撃ち漏らしが必ず出てくる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　戦争では、古い状況が新しい武器で再現されることがある。第二次世界大戦末期の日本陸海軍航空部隊による航空機による自爆攻撃（特攻）は、こうした「飽和攻撃」戦術の先駆けになった。日本軍の特攻は無計画で突撃させたわけではない。この攻撃手法により沖縄戦では米軍の参加艦艇の15％が損傷してしまった。また自爆テロをイスラム過激派は行なってきた。こうした「飽和攻撃」を、ここ数年急速に進歩したドローンを活用することで、より高度で、効果的に、そして攻撃側の人命を無闇に使わないで行うことが可能になった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　2019年にイエメンのフーシ派がイラン製ドローンを使い、紛争中のサウジアラビアのインフラを攻撃し、同国の石油インフラ、そして空港などが破壊され、産業や交通が一時麻痺した。2020年のナゴルノ＝カラバフ紛争では、西側の支援を受けたアゼルバイジャン軍が、ロシアの支援を受けたアルメニア軍を圧倒。その背景に、ドローンの活用とそれによる突入攻撃があったとされる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　ドローンは民生用も軍事目的に転用できる。ある企業の高級民生品カタログの21年版を見ると、５キロの貨物を持ち、30分ほどの飛行、距離４キロほどの遠隔操作も可能で、値段は8万円前後という。これは自爆攻撃の代わりに使えるだろう。ドローンを使えば、爆弾だけではなく、病原菌などの散布も可能だ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　テロ組織は、決して主権国家の軍に最終的には勝てない。しかし、こうしたドローンなどの新しい武器と戦術を使うことで、現在ハマスがやっているように、一つの国家に打撃と混乱を与えられる。戦争の状況が少し変わったのだ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><strong>◆脆弱な日本へ、攻撃手段が増える</strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　こうした軍事上の変化を、日本は参考にすべきであろう。日本は中国、北朝鮮、ロシアと対立関係にある。韓国との関係も怪しい。そして日本の位置する東アジアは、台湾、南シナ海、尖閣諸島などで、軍事衝突が起きかねない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　これらの軍事大国は核武装国でもあるが、いきなり核を日本に使用することは、国際世論の配慮からないだろう。日本がこれらの国と何らかの理由で軍事衝突を起こした場合に、まず通常兵器の戦闘が起こるはずだ。しかし、日本は、今回のコロナウイルスの混乱でわかったように、戦争などの有事への備えが全くない。そして攻撃手段が、今回のガザ紛争の実戦利用でさらに増えている。ドローンや小型武器を使えば、比較的容易に、効果的に他国やその影響下にあるテロ組織が、日本の諸都市や民間人を攻撃できる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　日本国内のある都市で突如、正体不明の数十機のドローンや小型誘導弾が、政府の主要な機関を攻撃し、打撃を与えることがあるかもしれない。そんなことが日本で起きる可能性は極小だろう。しかし万が一の可能性を頭に入れ、心構えを日常生活でも、仕事でもしてもいい。「ある」と想定することと、想定しないことは、実際に起こった時の対応が違ってくる。これが第二の教訓だ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　以上の視点は、英語のメディアや翻訳文献から仕入れ、私の持つ知識を多少加え構成したものである。日本では誰も強調しないので指摘することとした。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　英語を読める人は、国際紛争やビジネスの情報が必要になった場合に、平和ボケの日本のメディアや有識者から学ぶのではなく、海外のメディア、有識者、また当事者から情報を仕入れるべきであろう。ネットやS N Sの発達で、日本のオールドメディアや古い知識の専門家は不要になりつつあるのかもしれない。</span></p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://reiwa-kawaraban.com/media/20210517/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>8</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
