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	<title>ホームレス | 令和電子瓦版</title>
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	<description>政治、社会、運動、芸能など、様々なジャンルのニュース＆オピニオンサイトです</description>
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	<title>ホームレス | 令和電子瓦版</title>
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	<item>
		<title>女性ホームレス襲撃の被告自殺か 保釈に疑問</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 10 Apr 2022 13:52:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[司法]]></category>
		<category><![CDATA[カルロス・ゴーン]]></category>
		<category><![CDATA[ホームレス]]></category>
		<category><![CDATA[大林三佐子]]></category>
		<category><![CDATA[吉田和人]]></category>
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					<description><![CDATA[　2020年に渋谷区の路上で女性ホームレスが頭を殴られて死亡した事件の吉田和人被告（48）が４月８日に死亡した。自殺と見られる。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　2020年に渋谷区の路上で女性のホームレスが頭を殴られて死亡した事件の吉田和人被告（48）が４月８日に死亡した。自殺と見られる。男は傷害致死の罪で起訴され、保釈中だった。罪を犯し、刑罰を受けることなく被告が死亡するという形で事件は幕引きされることになった。果たして保釈が正しかったのか、やりきれない思いが残る。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■「彼女が邪魔だった」で襲撃</span></strong></span></p>
<div id="attachment_13547" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/f0e21007beff83164bfd81c58489c12c.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-13547" class="wp-image-13547" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/f0e21007beff83164bfd81c58489c12c-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/f0e21007beff83164bfd81c58489c12c-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/f0e21007beff83164bfd81c58489c12c-1024x614.jpeg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/f0e21007beff83164bfd81c58489c12c-768x461.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/f0e21007beff83164bfd81c58489c12c.jpeg 1134w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-13547" class="wp-caption-text">死亡した吉田被告（ANN news CH画面から）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　吉田被告は８日朝、渋谷区の自宅近くの路上で死亡しているのが発見された。警視庁では近くの建物から飛び降りて自殺を図ったとみて調べている（読売新聞オンライン・<a href="https://www.yomiuri.co.jp/national/20220409-OYT1T50234/">バス停で路上生活の女性殴り死なせた被告、保釈中に死亡</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　吉田被告が起訴された事件は2020年11月16日深夜に発生した。渋谷区幡ヶ谷の「幡ヶ谷原町バス停」で座っていた住所不定の大林三佐子さん（当時64）の後頭部を石を詰めたペットボトルで殴り死亡させたというもの（参照・<a href="https://reiwa-kawaraban.com/others/20210503-02/">美しきホームレスの死に感じる世の不条理</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　吉田被告は犯行の動機を「自分はボランティアでゴミ拾いをしていて、彼女が邪魔だった。（犯行）前日の散歩の途中、『お金を渡すからバス停から移動してほしい』と話をしたが、聞き入れてもらえなかった」と語った（文春オンライン・<a href="https://bunshun.jp/articles/-/53435">〈被告死亡　自殺か〉渋谷バス停・64歳女性ホームレス殺人　“46歳ひきこもり犯人”は「窓から見える景色が僕の全世界なんです」</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　何とも身勝手な言い分で、こんなことでこの世を去らなければならなかった大林さんの無念を思うと、胸が締め付けられる思いである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　大林さんはかつてアナウンサーを志望し、劇団にも所属した、明るく活発な女性だった。様々な職を経験した後、スーパーの試食販売の仕事を始めたが家賃を滞納して住所不定となり、新型コロナウイルスの感染拡大で仕事が減ったせいか、最後は京王線笹塚駅近くのバス停で夜を過ごすようになり、凶行の被害者となってしまった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　試食販売の際には、何度も試食する男の子にも笑顔で手を振っていたという心優しき女性であったという。死亡当時の所持金は８円だった（NHK事件記者取材note・<a href="https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/kishanote/kishanote15/">ひとり、都会のバス停で～彼女の死が問いかけるもの</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■保釈認めた判断の妥当性</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　事件当時、当サイトがこの件は報じたのは、同じ時代を生きてきた者として、とても他人事とは思えなかったから。アナウンサーを目指し、劇団にも所属と前向きに生きてきた女性が64歳でホームレスとなり、理由にもならない理由で命を奪われる、このような不条理があっていいのかという思いがした。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　吉田被告は傷害致死で起訴されたが、傷害致死で起訴されたということは、殺人の故意は認められなかったということであり、傷害致死の法定刑は３年以上の懲役である（刑法205条）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　60歳を越えた女性の後頭部を石を詰めたペットボトルで殴打すれば死に至ることは予想できたのではないか。少なくとも「死んでも構わない」「死ぬかもしれない」という未必の故意は認められたのではないかと思うが、そのあたりの検察官の判断は分からない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　傷害致死でも殺人でも、被告人が死亡した場合は、決定で公訴を棄却しなければならず（刑事訴訟法339条１項４号前段）、吉田被告は刑事責任を科せられないまま、裁判は終結することになる。その点に釈然としない思いは残る。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　吉田被告の場合、傷害致死で短期３年以上の懲役のため、必要的保釈（同89条）の対象とはならず、裁量保釈（同90条）により保釈されたことになる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　どちらにせよ、保釈という制度は「人身を直接に拘束することは避けつつ、逃亡や罪証隠滅など保釈の取消事由が発生した場合には、保釈金を没収するとの精神的・経済的負担を与えて、被告人の公判廷への出頭を確保する」（新・コンメンタール刑事訴訟法 第２版　後藤昭・白取祐司　日本評論社p195）ものである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　保釈の結果、被告人の公判廷への出頭を確保できなくなったのであるから、保釈を認めた判断はどうだったのかということになる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「無罪推定原則の適用を受けている有罪確定前の被告人が、可能な限り通常人と同様の生活状態におけるようにして、人身の自由に対する制約をできるだけ小さくして社会生活上の負担を緩和することが期待できる。」（同）という制度趣旨は理解できるが、こうした事態に至ると、加害者の人権には敏感で、被害者とその遺族への思いが軽んじられているという思いを拭い去ることはできない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　吉田被告の死が事故なのか自殺なのかは分からない。もし、自殺だとしたら、大林さんを死に至らしめ、その刑事責任を果たすことなく自らの命を絶つ行為には怒りを覚える。罪に向き合って死者の冥福を祈り反省の日々を過ごすことが、凶行に及んだ者の最低限すべきことと思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■ゴーン被告保釈という大ミス</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　保釈制度で言えば、日産自動車の最高経営責任者だったカルロス・ゴーン被告が、保釈中に国外逃亡し、事実上、刑事責任を問えなくなったという不祥事があったばかり（参照・<a href="https://reiwa-kawaraban.com/media/20191231-02/">ゴーン被告が出国 毎日新聞「これ以上、勾留の必要ない」報道の責任は？</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この時も検察官は逃亡の恐れがあるため、保釈には強く反対していたのを押し切り、東京地裁は保釈を決定した。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今回の件は逃亡ではないが、公判廷への出頭を確保できなくなったという点では変わりはない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　2016年（平成28）に刑事訴訟法が改正され、裁量保釈における考慮事情が明文化されている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><strong><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">【刑事訴訟法90条】</span></strong></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　<em>裁判所は、保釈された場合に被告人が逃亡し又は罪証を隠滅するおそれの程度のほか、身体の拘束の継続により被告人が受ける健康上、経済上、社会生活上又は防御の準備上の不利益の程度その他の事情を考慮し、適当と認めるときは、職権で保釈を許すことができる。</em></span></p>
<div id="attachment_10308" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-10308" class="wp-image-10308" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3.jpg 675w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-10308" class="wp-caption-text">24歳の頃の大林三佐子さん（ＮＨＫ事件記者取材noteから）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　それまでは「適当と認めるときは、職権で保釈を許すことができる」とあったものが、考慮事情が明文化された。これは厚生労働省の村木厚子さんの冤罪事件がきっかけになっていると言われている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　被告人の身体の拘束を解いた結果、自ら死を選択したのであれば、その可能性は保釈の考慮事情の中で考慮されてもよかったように思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　もし、吉田被告が自殺であれば、遺族にとっては、やるせない思いが残ると思う。いい加減、加害者の人権ばかり優先するような風潮は改めてほしい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　あらためて大林三佐子さんのご冥福をお祈りします。</span></p>
<p style="text-align: right;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">合掌</span></p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
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		<title>美しきホームレスの死に感じる世の不条理</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 03 May 2021 03:06:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[大林三佐子]]></category>
		<category><![CDATA[石川ひとみ]]></category>
		<category><![CDATA[松田聖子]]></category>
		<category><![CDATA[ホームレス]]></category>
		<category><![CDATA[渡邉哲哉]]></category>
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					<description><![CDATA[　昨年11月、渋谷区でホームレスの女性が、路上で頭を殴られて死亡する事件があった。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　昨年11月、渋谷区で住所不定の大林三佐子さん（64）が、路上で頭を殴られて死亡する事件があった。かつてはアナウンサーを志望し、劇団にも所属した、明るく、活発だった大林さんの生涯をＮＨＫが取材。そこから見えてきたのは他者からの施しを潔しとしない誇り高き、そして優しい女性の姿だった。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■息を呑むような美しさ 1980年代初頭の24歳</span></strong></span></p>
<div id="attachment_10308" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-10308" class="wp-image-10308" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a3.jpg 675w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-10308" class="wp-caption-text">24歳の頃の大林三佐子さん（ＮＨＫ事件記者取材noteから）</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　はっと息を呑むような美しさである。40年ほど前、1980年頃の大林さんが米国に住む叔父のもとを訪ねた際に撮影された写真。サイドにボリュームのある髪型は、松田聖子さんに代表される当時の流行を意識しているものと思われる。表情はその頃、人気のあった石川ひとみさんによく似ている。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　この美しい女性が40年後、18歳年下の男に石とペットボトルの入ったビニール袋で殴られ命を落とした。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　詳細はＮＨＫ事件記者取材noteの「<a href="https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/kishanote/kishanote15/">ひとり、都会のバス停で～彼女の死が問いかけるもの</a>」に紹介されている。事件は2020年11月16日深夜に発生した。渋谷区幡ヶ谷の「幡ヶ谷原町バス停」で座っていた大林さんを酒店手伝いの吉田和人（46）が後頭部を殴って殺害。数日後、警察に出頭した吉田は「前日の未明に『お金をあげるからバス停からどいてほしい』と頼んだが、応じてもらえず腹が立った。痛い思いをさせれば、いなくなると思った」（文春オンライン：<a href="https://bunshun.jp/articles/-/41784">《渋谷ホームレス殺人》“所持金８円”被害女性の謎を解いた「名刺大メモ」と「電源の入らない携帯電話」</a>）と容疑を認めたという。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　この大林さんの生前の様子をＮＨＫの徳田隼一記者と岡崎遥記者が取材をしている。それによると彼女は広島県内の短大を卒業後、アナウンサーを目指して教室に通い、結婚式場で３年ほど司会を務めた。27歳の時に結婚し上京したが、夫のＤＶがあったらしく１年余りで離婚する。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　それ以後はコンピューター関連の仕事など職を転々とし、１人暮らしをしていたという。その後、スーパーの試食販売の仕事を始め、４年ほど前に家賃を滞納して部屋を出てからは住居不定のままネットカフェなどを寝所にしていたらしい。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　新型コロナウイルスの感染拡大で仕事が減ったようで、京王線笹塚駅近くのバス停で夜を過ごすようになり、殺害された時の所持金は８円だった。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■憧れた年上の女性が40年後にホームレス、殺害される悲劇</span></strong></span></p>
<div id="attachment_10326" style="width: 230px" class="wp-caption alignright"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/c8bf9a25c2469cb7ee565be61a5c9b85.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-10326" class="wp-image-10326" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/c8bf9a25c2469cb7ee565be61a5c9b85-300x169.jpg" alt="" width="220" height="124" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/c8bf9a25c2469cb7ee565be61a5c9b85-300x169.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/c8bf9a25c2469cb7ee565be61a5c9b85-320x180.jpg 320w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/c8bf9a25c2469cb7ee565be61a5c9b85.jpg 720w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-10326" class="wp-caption-text">大林さんが弟に送ったクリスマスカード（ＮＨＫ事件記者取材noteから）</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　2020年11月で64歳ということは、1956年（昭和31）の生まれだろう。僕の数年上の世代。冒頭の1980年頃の写真を見ると、当時、僕が出会っていたら「何て美しい人だろう」と、憧れるような思いで見つめていたかもしれない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　多くの男性に想像していただきたい。20歳前後の頃に憧れた年上の女性が、40年後にホームレスになり、見知らぬ男に殴られて息を引き取ることを。容姿に触れるのはおかしいのかもしれないが、そのように考えると１人のホームレスの女性が殺害されたという事実が、ニュース上の文字や記号ではなく実感をもって感じられる。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　大林さんは年金未加入か、もしくは期間が短いために受け取れても少額だったのかもしれない。自己責任と言ってしまえばそれまでだが、周囲にいた人の話としてＮＨＫ事件記者取材noteは「住まいを失ってからは、仕事を増やしてもらうよう派遣元の会社と交渉している姿を、上野さん（※筆者注：大林さんの知人）は何度も見かけていた。誰にも頼らず、自分の力でなんとか生活を立て直そうという強い意志を感じたと、当時を振り返る。」と自力で生きていこうとする思いが強かった面があったことを示す。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　そして、大林さんの人となりを示すエピソードが紹介されている。乳酸菌飲料の試食販売をしている時に、父親と一緒に来た小さな男の子が何度もおかわりをして、試食台から離れようとしない。父親が男の子を引き離すと、男の子はずっと手を振り、大林さんは、その子の姿が見えなくなるまで笑顔で手を振っていたという。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　優しく、自立心のある大林さんの実像が見えてくる。彼女が幡ヶ谷のバス停で夜を過ごしていたのは、生きる場所を探していたのであり、死に場所を求めていたのではない。「明日はもっと幸せな日にしよう、来月にはもっといい人生になっているようにしたい」。そんな思いを胸に秘めていたかもしれない彼女の人生は、見も知らぬ男の理不尽な一撃でポッキリと途中で折れてしまったのである。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■岐阜市の心優しきホームレス81歳の悲劇</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　以前、当サイトでは岐阜市で81歳のホームレスの男性・渡邉哲哉さんが殺害された事件を扱った（参照：<a href="https://reiwa-kawaraban.com/society/20200427/">岐阜ホームレス男性殺害 19歳に極刑を望む</a>）。渡邉さんも心優しき人で、一緒に暮らしていた女性が「ゴミとして出されたアルミ缶を収集してリサイクル業者に売り、生計を立てていた。15キロ分を集めてようやく得た1000円を捨て猫たちの餌代に充て、自分には僅かな生活用品しか買わなかった。『雨の日も風の日も猫のために真面目に働いていた。私のことも守ってくれた。心優しい人だった』」と証言していた。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　２例だけを見て全体を語るのは非科学的ではあるが、少なくとも、住む家のない人の中には他者に対する愛情が強い人が存在するということは言える。そして大林さんのように安易に他者を頼らずに自立していく思いが強いことが、逆に住む場所を失う結果となってしまうのは辛い。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　1990年代の話だが、僕の友人でフリーランスで活動をする男性がいた。外部から委託されていたメインの仕事を失い、ほとんど収入が途絶えてしまった。彼が選んだ道は生活保護だった。まだ若く、かなり元気で、友人と酒を飲みに出かける生活を続けていながら生活保護を受けようという考えに至ったことが、僕には信じられなかった。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　生活保護のためには「病気が２つ以上ないといけない」と彼は言っており、それを申請して生活保護を認められた後も、友人と酒を飲んでいた。僕は「自分で稼げるだろう、まずは営業して仕事を取ってこい」と何度か忠告したが、彼はそれを疎ましく思ったのか、僕は絶交されてしまった。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■人生にとって何が正解なのか</span></strong></span></p>
<div id="attachment_10309" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/4384e963d5defe2239bbd0c7ec06f27e.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-10309" class="wp-image-10309" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/4384e963d5defe2239bbd0c7ec06f27e-300x169.jpg" alt="" width="220" height="124" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/4384e963d5defe2239bbd0c7ec06f27e-300x169.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/4384e963d5defe2239bbd0c7ec06f27e-320x180.jpg 320w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/4384e963d5defe2239bbd0c7ec06f27e.jpg 720w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-10309" class="wp-caption-text">高校生の頃の大林三佐子さん（ＮＨＫ事件記者取材noteから）</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　自立を目指した大林さんは理由もなく殺害され64年の生涯を閉じた。彼女と面識はないが、同じ時代を生きてきた者として胸が痛む。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　自分で人生を切り拓こうとする人がこうした悲惨な目に遭い、事実かどうか分からない申請をして行政から保護を受け、人並み以上の生活をする人もいる。大林さんは自ら選んだ人生、その結果を社会システムのせいにする気はないが、人生は何と不条理なのかと思う。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　日本では古来より「清貧」が美徳の一種とされ、対価なしにゲインを得る行為を蔑む風潮がある。その思いが強すぎると、住む家を失い最低限度の生活も営めなくなってしまうこともある。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　その一方で、人生にとって最も大事なのは誇りであり、他人の施しをあくまでも拒否し、住む家を失ってもプライドを守りたいという思いを貫く人生もある。大林さんはその思いで明日を信じて生きていたのだから、本人が納得して選んだ道と言えるのかもしれない。実際、大林さんは他者からの施しの申し出を断っていたとされる。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　人生にとって何が正解なのか、僕如きに何が分かろう。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　１つだけ言えるのは、真面目に前向きに生きた人が損をするような社会であってほしくないということである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　大林三佐子さんのご冥福をお祈りします。</span></p>
<p style="text-align: right;"><span style="color: #000000;">合掌</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>被害者１人で死刑の例 岐阜の事件に適用を</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Apr 2020 09:48:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[司法]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[ホームレス]]></category>
		<category><![CDATA[殺人]]></category>
		<category><![CDATA[岐阜]]></category>
		<category><![CDATA[渡邉哲也]]></category>
		<category><![CDATA[永山基準]]></category>
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					<description><![CDATA[　岐阜市のホームレスの渡邉哲也さん81歳が殺害された事件で、容疑者の少年らを死刑にできるのか。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　岐阜市のホームレスの渡邉哲也さん81歳が殺害された事件で、容疑者の少年らを死刑にできるのか。過去の判例を当たってみた。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■刑法199条 法文からは１人殺害でも死刑の可能性あり</span></strong></span></p>
<div id="attachment_6831" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/107a2bf6ebc71a49e659dbe4787bd7ac.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-6831" class="wp-image-6831" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/107a2bf6ebc71a49e659dbe4787bd7ac-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/107a2bf6ebc71a49e659dbe4787bd7ac-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/107a2bf6ebc71a49e659dbe4787bd7ac.jpg 709w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-6831" class="wp-caption-text">法文では死刑は被害者１人からでも可能</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　３月25日に渡邉哲哉さんを殺害した少年５人に対して「極刑にせよ」と過激とも思える主張をした（参考：<a href="https://reiwa-kawaraban.com/society/20200427/">岐阜ホームレス男性殺害 19歳に極刑を望む</a>）。この点について、結構な数の方から「過去の判例からして無理」との指摘をいただいた。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　僕も大学院で法律を勉強していたので、それが簡単ではないことは分かる。しかし、同時に、それが決して不可能ではないことも明らかである。それは法文を見れば一目瞭然。</span></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">刑法199条（殺人）</span></strong></p>
<p><span style="color: #000000;">　<strong>人を殺したものは、死刑又は無期若しくは５年以上の懲役に処する。</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　ご覧のように法文には「２人以上殺したら」などの条件はない。１人殺害であっても死刑に処することは、現行刑法を改正するまでもなく可能。実際に被害者１人で死刑判決を受け、執行された例もある。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　多少、特異な例と言えるかもしれないが、いわゆる奈良小一女児殺害事件である。2004年に毎日新聞の販売店に勤務していた男が当時７歳の女児を誘拐し、自宅で殺害した事件。これに対し奈良地裁は2006年９月26日に死刑判決を言い渡した。その後、被告人が弁護人のした控訴を取り下げて死刑判決を確定させ、2013年２月21日に大阪拘置所で死刑が執行されている。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　奈良地裁は１人でも死刑判決にしたことに対し、以下のように判示している。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">「本件は、殺害された被害者の数が１人であり、これが複数の場合と比べると、その点に関し犯情に径庭が存することは否めないけれども、本件殺人等の犯行の被害者は何ら落ち度がなく、抵抗することもままならない幼少の女児で、性的被害にも遭っているのであって…本件が<strong>被害者の数だけをもって死刑を回避すべきことが明らかであるとはいえない</strong>のである」（奈良地判平成18年９月26日）。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■永山基準：最判昭和58年７月８日</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　死刑の基準としてよく用いられるのは「永山基準」と言われるもので、これは1968年に発生した永山則夫連続射殺事件の判決（最判昭和58年７月８日）で示された死刑適用の場合の基準を言う。判決文から抜き出すと、「結局、死刑制度を存置する現行法制の下では、犯行の罪質、動機、態様ことに殺害の手段方法の執拗性・残虐性、結果の重大性ことに被害者の数、遺族の被害感情、社会的影響、犯人の年齢、前科、犯行後の情状等各般の情状を併せ考察したとき、その罪責が誠に重大であって、財形の均衡の見地からも一般予防の見地からも極刑がやむを得ないと認められる場合には、死刑の選択も許されるものといわなければならない」（最判昭和58年７月８日）というものである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　これが被害者の数の部分がクローズアップされ「３人殺せば死刑、２人だと死刑の可能性があり、１人だと有期刑」が相場と言われるようになったのである。ただ、これは、あくまでも一判例に過ぎない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　被害者が１人だった国立市主婦殺害事件（強盗強姦、強盗殺人、窃盗）の最高裁判決（1999年11月29日）は一審死刑、二審無期懲役で、検察官が量刑不当として上告した事案である。検察官の上告は棄却されたが（無期懲役が確定）、判決文では１名でも死刑判決がありうることを明確に示している。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　その部分を抜き出そう。「<strong>殺害された被害者が１名の事案においても、前記のような諸般の情状を考慮して、極刑がやむを得ないと認められる場合があることはいうまでもない</strong>」（最判平成11年11月29日）。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　この判示があるからこそ、奈良地裁も死刑判決を出しやすかったという部分はあるのかもしれない。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■岐阜市のホームレス男性殺害事件は？</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　では、岐阜市のホームレス男性殺害事件はどうか。基本は永山基準として、犯人の年齢や前科などは死刑回避の方向に働くのであろう。遺族の被害感情や、犯行後の情状等はこれからである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　その一方で、犯行の罪質、動機などは十分に死刑に値するものではないか。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　極刑へのハードルが極めて高いのは明らかである。しかし、僕は今の時点で彼らの死刑を望んでいるし、また、今後も変わらないと思う。</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>居住スペースに投石も 岐阜ホームレス男性殺害</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Apr 2020 00:55:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[ホームレス]]></category>
		<category><![CDATA[殺人]]></category>
		<category><![CDATA[野球部]]></category>
		<category><![CDATA[岐阜]]></category>
		<category><![CDATA[検察]]></category>
		<category><![CDATA[渡邉哲哉]]></category>
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					<description><![CDATA[　岐阜市の無職渡邊哲哉さん81歳が19歳の少年ら５人から投石を受け殺害された事件で、過去に居住スペースに投石されていたことが分かった。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　岐阜市の無職渡邉哲哉さん81歳が19歳の少年ら５人から投石を受け殺害された事件で、被害者は過去に居住スペースに投石されていたことが分かった。執拗な嫌がらせを受けており、それが３月25日の殺害につながったとみられる。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■男女10人が関わった居住スペースへの投石</span></strong></span></p>
<div id="attachment_6821" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-6821" class="wp-image-6821" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210-1024x614.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210-768x461.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210.jpg 1134w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /><p id="caption-attachment-6821" class="wp-caption-text">事件を報じる岐阜新聞web（４月26日付け）</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　報道によると、３月12日に逮捕された少年らの一部を含む集団が、渡邉さんの居住スペースに石を投げ込んだ。渡邉さんが金属棒を持って出てきたために、逃走したという（岐阜新聞web４月27日付け：<a href="https://www.gifu-np.co.jp/news/20200427/20200427-235772.html">少年ら金属棒で抵抗され執拗に暴行　ホームレス殺害</a>）。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　また、これまでの報道から、渡邉さんは３月中旬から４回ほど石を投げつけられる被害に遭っている。その際、逮捕された少年５人を含む男女10人が関わっていた（岐阜新聞web４月26日付け：<a href="https://www.gifu-np.co.jp/news/20200426/20200426-235638.html">ホームレス殺害、過去にも投石　「男女10人で」供述</a>）。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　どのような経緯かは不明であるが、逮捕された５人以外に渡邉さんに暴行を加えていた者がいることは明らか。仮に投石によって渡邉さんがケガをしていれば傷害罪（刑法204条）、ケガがなくても暴行罪（同208条）が成立する可能性が高い。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　逮捕されていない残る５人も刑事責任を問われる可能性はある。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■19歳会社員「殺すつもりなかった」殺意を否認</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　逮捕された岐阜県安八郡安八町の会社員（19）は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認し、傷害致死の疑いで逮捕された大学生の１人は「現場に行っただけ」と犯行に加わっていない趣旨の供述をしたとされる（岐阜新聞web４月25日付け：<a href="https://www.gifu-np.co.jp/news/20200425/20200425-235482.html">『殺すつもりはなかった』複数少年、容疑一部否認　ホームレス殺害</a>）。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　検察官がどのような判断をするのか分からない。ただ、全員が野球部・元野球部で、相手の頭部を狙って全力で投石し命中させることはそれほど難しくないであろう。しかも相手は老人であり、頭部に石が命中すれば衝撃で死亡する可能性は認識（・認容）していたであろうから、未必の故意は十分に認められるように思う。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　また、「現場に行っただけ」という供述で犯行に加わっていないとされるかどうかは詳しい状況が分からないので何とも言いようがないが、過去に同様の投石を行なっており、また、襲撃をするためにわざわざ明け方に集まっているのであるから、事前共謀に加わっていると判断される可能性が高いように思う。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　その共謀の範囲が「死んでも構わない」だったのか「ケガをさせる程度に」という差異がメンバー間にあり、逮捕容疑が殺人罪（199条）と傷害致死罪（205条）に分かれたのかもしれない。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■傷害致死は３年以上の有期懲役</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　最後に各犯罪の刑罰を記しておこう。故意の犯罪で被害者を死亡させた場合は原則として検察官送致されるため（少年法20条２項）、逮捕された５人は以下の罪に問われることになるであろう。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">殺人罪：死刑又は無期若しくは５年以上の懲役</span></p>
<p><span style="color: #000000;">傷害致死罪：３年以上の有期懲役</span></p>
<p><span style="color: #000000;">傷害罪：15年以下の懲役又は50万円以下の罰金</span></p>
<p><span style="color: #000000;">暴行罪：２年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>岐阜ホームレス男性殺害 19歳に極刑を望む</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 26 Apr 2020 17:12:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[極刑]]></category>
		<category><![CDATA[渡邉哲哉]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[ジャーナリスト]]></category>
		<category><![CDATA[ホームレス]]></category>
		<category><![CDATA[殺人]]></category>
		<category><![CDATA[野球部]]></category>
		<category><![CDATA[朝日大学]]></category>
		<category><![CDATA[岐阜]]></category>
		<category><![CDATA[ガンジー]]></category>
		<category><![CDATA[検察]]></category>
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					<description><![CDATA[　岐阜市でホームレスの81歳の男性が３月25日、朝日大学野球部の学生２人を含む19歳の少年５人に殺害された。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　岐阜市でホームレスの81歳の男性が３月25日、朝日大学野球部の学生２人を含む19歳の少年５人に殺害された。報道を見ているだけで胸が押し潰される思いがする。感情的すぎると言われるかもしれない。でも、僕は言いたい。「犯人を極刑に」。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■心優しかったホームレス男性 稼ぎを捨て猫の餌代に</span></strong></span></p>
<div id="attachment_6807" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-6807" class="wp-image-6807" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929-1024x615.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929-768x461.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929.jpg 1134w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /><p id="caption-attachment-6807" class="wp-caption-text">少年５人の逮捕を伝える岐阜新聞web４月24日付け</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　岐阜市の路上で無職の渡邉哲哉さんが死亡していた事件は、４月23日になって岐阜県内の19歳の少年５人が殺人や傷害致死容疑で逮捕された。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　報道によると少年らは渡邉さんに対して３月中旬から４回ほど石を投げつけるなどしていたという。理由は分からない。おそらく、学校のいじめのようなもの感覚ではなかったのか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　３月25日未明に襲撃目的で集合し、逃げる渡邉さんと知人の女性（68）を執拗に追いかけて石を投げつけ、渡邉さんの頭部に強い打撃を加えた。渡邉さんは脳挫傷と急性硬膜下血腫で死亡したというのである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　４月24日付けの岐阜新聞が一緒に被害に遭った女性の話として「ゴミとして出されたアルミ缶を収集してリサイクル業者に売り、生計を立てていた。15キロ分を集めてようやく得た1000円を捨て猫たちの餌代に充て、自分には僅かな生活用品しか買わなかった。『雨の日も風の日も猫のために真面目に働いていた。私のことも守ってくれた。心優しい人だった』」という内容を伝えている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt;"><span style="color: #000000;">　女性と一緒に逃げている時に、渡邉さんは女性に「はよ行け、はよ行け」と先に行かせて逃げるように言ったという。どこまでも優しい渡邉さん。そんな渡邉さんが、</span><span style="color: #000000;">なぜ殺されなければならなかったのか。</span></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■人を人とも思わない19歳に更生の余地があるのか</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　亡くなった渡邊さんには申し訳ない表現だが、19歳の少年らはまるでゲームのように81歳の男性に投石し、嬲り殺しにしたのである。年齢的にも、社会的な位置付けにおいても圧倒的な弱者を、ハンターにとっての獲物のような扱いをする、その非人間的な行為はもちろん、その発想自体が許せない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　僕の父は84歳で他界した。このサイトをご覧になっている方で80代の父、祖父を持つ人も少なくないと思う。自分の肉親がそのような目に遭わされたら、どう感じるだろう。自分の父親が同じ目に遭わされたらと思うと、僕は絶対に犯人を許すことができない。少年らも両親にとっては大事な息子かもしれないが、そのような非人道的な行為をした19歳は、刑務所で更生などしなくていい。「死んで詫びろ」と言うだけである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　犯行時に未成年であっても18歳以上であれば死刑を科すことができる。ジャーナリストであればこういう時に「冷静に事件を分析し、事件の背景を探って適切な刑罰を科すべき」と言うのであろうが、僕はそこまで人間ができていない。検察官には最低でも殺人罪で逮捕された３人には死刑を求刑してほしい。渡邉さんが味わった恐怖、悔しさを少しでも分からせるために、死刑台に送り込む努力を惜しむべきではない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■ホームレスの男性を助けたマハトマ・ガンジー</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　子供の頃、マハトマ・ガンジーの伝記を読んだ。概ね以下のような内容だった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ガンジーが幼かった頃、学校の帰りに痩せこけたホームレスの男性の老人が共同井戸で水を汲み上げようとしていたのを見かけた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　老人は水が入った桶を上まで上げる力がなく、途中で手を離してしまう。それを何度も繰り返す姿が滑稽に見えたのか、周りの人間は笑いながら見ていた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ガンジーは駆け寄って「僕がやってあげるよ」と言って水を汲み上げた。老人は涙を流して「ありがとう、ありがとう」と小さなガンジーに手を合わせてお礼を言って、汲み上げた水を飲んだ。老人が子供に何度も頭を下げる姿がおかしかったのか、周囲の人はまた声をあげて笑った。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt;"><span style="color: #000000;">　大人たちに自分が笑われたように感じたガンジーは恥ずかしくなり</span><span style="color: #000000;">、走って帰った。夜、家でその話をすると、父親は言った。「お前は恥ずかしいことはしていない。困っている人を見て手助けもせずに笑っている大人たちこそ恥ずかしい。お前のやったことはとても立派なことだ。これからも困っている人を見たら、手を貸してあげなさい」。</span></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■最後にもう一度「少年らに極刑を」</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　小学生の頃、その本を読み、僕は「困っている人、社会的弱者を助けてあげよう」と心に誓ったものである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　逮捕された少年らは、この伝記を読んでも何も感じるものはないのであろう。それどころか、19歳になっても「井戸水を汲み上げる老人に石を投げつけてやればいいのに」と思うのかもしれない。そんな19歳に何を期待しろと言うのか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　最後にもう一度言っておこう。少年らを極刑に。</span></p>
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