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	<title>参議院 | 令和電子瓦版</title>
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	<description>政治、社会、運動、芸能など、様々なジャンルのニュース＆オピニオンサイトです</description>
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	<title>参議院 | 令和電子瓦版</title>
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	<item>
		<title>「頑張らなければならない」空気の怖さ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[石井 孝明&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 07 Mar 2021 19:14:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[木村剛]]></category>
		<category><![CDATA[参議院]]></category>
		<category><![CDATA[竹中平蔵]]></category>
		<category><![CDATA[ワタミ]]></category>
		<category><![CDATA[渡辺美樹]]></category>
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					<description><![CDATA[　最近の20代、しかも有能な人々と会うと「しなければならない」という言葉を頻繁に聞くようになった。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　最近、心配なことがある。最近の20代、しかも有能な人々と会うと「しなければならない」という言葉を頻繁に聞くようになった。いつの時代も若い人が繰り返す言葉だろうが、その回数が増えているように思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　「人生は意義がなければならない 」「良い仕事に就かなければならない」。「大企業に就職しなければならない」「私は自分を高めなければならない」などなど。日本社会に諦めのムードが漂い人生を投げてしまった人がいる。一方で、上昇志向を持つ人には、余裕がなくなっているのだろう。本当に「しなければならない」人生は幸せなのだろうか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><b>◆ワタミ過労死事件を振り返る</b></span></p>
<div id="attachment_9437" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0616.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-9437" class="wp-image-9437" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0616-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0616-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0616-1024x614.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0616-768x461.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/IMG_0616.jpg 1417w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-9437" class="wp-caption-text">写真はイメージ</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　旧聞に属する話かもしれないが、飲食を中心にしたワタミグループで、長時間勤務を繰り返した26歳の女性社員が2008年に自殺した。この問題で、12年2月に過労による労災認定が下りた。気の毒な話で亡くなった女性に心から哀悼の気持ちを表明したい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　この事件をめぐってワタミの創業者で現会長の渡辺美樹氏が、労災認定直後に書いたTwitterの投稿が波紋を広げた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　「労災認定の件、大変残念です。四年前のこと昨日のことのように覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。労務管理できていなかったとの認識は、ありません。ただ、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです。」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　この書き込みに私は戸惑った。 そして、この投稿は当然のことながら炎上した。本当に社員は幸せなのか。労務管理は大丈夫だったのかと疑問が湧いた。この発言をきっかけに、渡辺氏にさまざまな批判が噴出。渡辺氏は、2013年に自民党から参議院議員に当選したが、19年の選挙には出馬せず、ワタミに戻った。有能な方なのに、政治の世界でそれほど業績があげられなかったのは、社会からの批判のせいだろう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　渡辺氏への批判は、やや感情的な面があった。ただし、こうした悲劇が渡辺氏の周囲に起こりやすい状況であったとは、推測できる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><b>◆きつい言葉「私と同じように頑張れ」</b></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　私は渡辺氏には２度、記者として取材で面会した。表面的な分析かもしれないが、その感想を述べてみよう。とにかく「すごい人」だった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　私はオカルトを信じない人間だが、彼からは明るい「オーラ」、エネルギーを感じた。 本当の心は見透かせないが、知る限り善意にあふれた良い方だった。言葉と行動が乖離（かいり）していない。この外食不況化で、損益を均衡させ、会社を成長させることは素晴らしい経営手腕だ。 しかも取材した記者に、サイン入りのお礼の手紙を送ってきた。もちろん皆にそうしているのだろうが、気配りにも驚いた。経済界で、彼を悪く言う人はいない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　別件で渡辺氏だけではなく、ワタミも取材したが、立派な会社だった。社是は渡辺氏の考えた「地球上で一番ありがとうを集める会社になろう」というものだ。働く人は礼儀正しく、自分の仕事を誇らしげに話していた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　しかし、渡辺氏について、いろいろ考えさせられる話を聞いた。彼の創業から最近まで幹部にいた方と、中堅幹部でワタミを退職した方と、たまたま出会い、また別件の取材で話したことがある。以下、 内容を少しぼかす。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　２人とも渡辺氏のことは決して悪口は言わず、尊敬の念を示していた。しかし社内の経験には言葉が少なかった。２人とも会社を去った。幹部は過労のようだが、病気になって退職していた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　そこで社内の雰囲気を聞いた。渡辺氏は気配りが細かく、仕事の詳細な報告を求める。苦労する社員に渡辺氏は、正論で諭し、そして励ますそうだ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">「頑張れ、君ならできる。俺だってやり遂げたんだ」と。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　実はこれはきつい言葉だ。 渡辺氏のような、仕事のできる「完璧人間」には、誰もがなれるわけではない。退職の理由をこの２人の退職者は口を濁していたが、おそらく完璧人間と一緒にいて疲弊したのだろう。しかも、相手が「正しい」ので、それを他人に言うと、弁解じみて聞こえるから黙ってしまったのだと思う。完璧な渡辺氏はこうした普通の人の苦しみを、理解できないのではないか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><b>◆カリスマ的指導者に束縛された私の経験</b></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　実は私にも、同じような経験がある。木村剛氏という人物がいる。竹中平蔵金融財政担当大臣と2004年に金融再生プランを作り、2010年に破綻した日本振興銀行の経営に関わった金融コンサルタントだ。私は彼の経営する雑誌の副編集長として働いた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　彼は有能で、頭がきれ、無限に働く、「すごい」人だった。整理された説得力のある文章を書き、発言も素晴らしい。そして自分の行動で、同志と共に停滞する日本を変えたいと、本心から願っていた。歪んだメディアを正すために雑誌を作り、「石井君、頑張ろう」と、私の仕事を評価してくれた。私は心酔し、一時無限に働いた。彼は傲慢で野望に満ちていると変な情報が流れた。しかし、それは誤解だ。彼は本心から日本をビジネスで変えたいと望んでいた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　私は銀行には全く関係していないのでその是非は知らない。銀行を破綻させた木村氏の行為は批判されるべきだし、迷惑を受けた方は気の毒に思う。しかし私の彼への尊敬の念は変わらない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　私は、木村氏と共に働いた３年半に、さまざまな有意義な経験ができたし、自らの実力が伸びたことや良い記事を書けたという記者の仕事の喜びを感じた。これは木村氏のおかげだ。だが…。３年半が経過すると、私は疲れ切ってしまった。熱狂も覚めた。そして木村氏の会社を辞めて独立した（独立も大変だったのだが、機会あったら話そう）。ワタミを辞めた二人は、「立派な人」から逃げ出したことに、自分が負い目を感じ、自分が辞めた理由を話すと、自分が悪いことをしたように思って、詳細に話さなかったのだろう。私も同じだった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">◆同調圧力が個人に加わる</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　私は、企業や組織、そこに属する人々のさまざまな「出世」と「没落」を、記者として外から見てきた経験がある。 冒頭の例の女性が過労自殺するほど思い詰めた状況は部外者にとって、不思議に思える現象だろう。しかし、こういう状況は日本の各所で起きている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　成果を出している組織には一体感、そして勢いがある。それが成長とか、大もうけ、成功などの成果によって生まれる場合がある。しかし、それは個人でも、組織でも消えやすいものだ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　組織の創立者の中で賢い人は勢いをコントロールしようと、理念を重視し、組織の中に埋め込んでいく。それが、渡辺氏や木村氏のようにトップの個性が濃厚に反映された形で出る場合がある。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　ワタミは、渡辺氏のビデオメッセージを頻繁に各職場に送り、理念研修を年何回か行い、 理念を植え付けるミーティング、研修文章の配布を繰り返すという。私の上司だった木村剛氏は、いつも熱く、日本経済や金融の未来について語っていた。そうした中で高揚した感覚に働く人は、包まれるのかもしれない。現に私はそうだった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　しかし、それは長続きしない。経済活動の中で成果は浮き沈み、勝ち続けるとは限らない。働く人は疲弊してくる。同調することそのものが苦痛になってしまうこともある。人間的な迫力に満ちた上司に迫られた場合にはなおさらだ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　ワタミの例で示した女性社員は「しなければならない」という命題に満ちた組織、そして その状況に取り囲まれた時に、逃げられなくなってしまったのではないか。私や前述のやめたワタミの 社員がそう感じたように。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　「人間が状況を支配できるのは一瞬のみ。残りは状況に人間が 支配される」（ニコロ・マキャベリ、フィレンツェ・ルネサンス期の政治思想家）。私たちは集合意志に取り込まれてしまう。そして社員が抑え込まれ、疲弊が始まり、組織がおかしくなってしまう。社会や国を動かす空気が知らず知らずのうちに歪めば、私たち全体がおかしな流れに巻き込まれてしまう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><b>◆「しなければいけない」束縛から逃れよう</b></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　カリスマ的指導者の下で、もしくは組織の束縛の中で、それに従う人生は、渦中にいると、その危険性がわからず、自分を傷つけてしまうことがある。ワタミと私の経験から、もし苦しんでいる人がいるなら、その危険は知って欲しい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　そして社会全体にも、問いを投げかけたい。理想を掲げ、人々が熱心に働く組織や会社、それを社員に訴える経営者がいてもいいと思う。しかし、それに同調しない人々がいてもいい。他人に余裕のある社会、会社が増えるべきだと思う。人々の幸福の追求は、それぞれの人の課題であるべきだ。他人が介入するべき話ではない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　私にとって、記者としてがむしゃらに働いた経験は、いい思い出になっている。一方、別の人生もあったのではないかという残念な思いもある。自分の道のりが正しいか、悪いかは自分でもわからない。簡単に答えを出せないのが人生であろう。カリスマ指導者や組織、そして社会や国が示す「幸せ」が正しいのか。受け止める際に、一人一人が考えるべきではないだろうか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000;">　そして仕事の束縛に苦しんでいる方がいれば言いたい。 「あなたは十分頑張っている。手を抜いていいのではないか」と。落ち着いて考えるべきこと、そして別の選択肢があることを教えたい。</span></p>
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		<item>
		<title>蓮舫議員 責任回避の謝罪術「差別を謝れ」</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/politics/20200501/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 01 May 2020 06:49:59 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[政治]]></category>
		<category><![CDATA[立憲民主党]]></category>
		<category><![CDATA[予算委員会]]></category>
		<category><![CDATA[蓮舫]]></category>
		<category><![CDATA[参議院]]></category>
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					<description><![CDATA[　立憲民主党の蓮舫参議院議員が４月30日に「高卒発言」について謝罪のツイートを投稿した。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　立憲民主党の蓮舫参議院議員が４月30日に「高卒発言」について謝罪のツイートを投稿した。しかし、その文言を見ると全く反省していないように見える。巧妙とも言える言い回しで責任の軽減化、回避を図り、事態の収拾を図っているようにしか見えない。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■蓮舫議員「私の言葉が過ぎました」と謝罪</span></strong></span></p>
<div id="attachment_6882" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/00dfefbdd788020ddcaa5ba5e86ca0cd.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-6882" class="wp-image-6882" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/00dfefbdd788020ddcaa5ba5e86ca0cd-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/00dfefbdd788020ddcaa5ba5e86ca0cd-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/00dfefbdd788020ddcaa5ba5e86ca0cd-1024x614.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/00dfefbdd788020ddcaa5ba5e86ca0cd-768x461.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/00dfefbdd788020ddcaa5ba5e86ca0cd-1536x921.jpg 1536w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/00dfefbdd788020ddcaa5ba5e86ca0cd.jpg 1952w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-6882" class="wp-caption-text">【図１】蓮舫議員は差別の意図なし（B）とするが…。写真は蓮舫議員のHPから</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　蓮舫議員は４月29日に開かれた補正予算案を審議する参院予算委員会で以下のように発言した。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">「学校を辞めたら高卒になる。就職はどうなるか、奨学金返せない…」</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　これに対して「高校を卒業して進学しない者への差別ではないか」という批判が起こり、４月30日にツイッター上で以下のように謝罪した。</span></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">私の言葉が過ぎました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">本当に申し訳ありません。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">高卒で頑張っておられる方々に心からお詫びします。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">目指す目的のため奨学金で大学に入った学生が、バイトがなくなり金銭的に退学しか選択肢がない場合の人生再設計の前の支援を求めました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">使う言葉が全く駄目です。申し訳ありませんでした。</span></strong></p>
<p><span style="color: #000000;">　ここで注目すべきは、蓮舫議員があくまでも「表現の問題」について適切ではなかったことを謝罪しているに過ぎないことである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　冒頭の「言葉が過ぎました」とは「度をこしてものを言う。言うべきではないことまで言う。」（広辞苑第７版）とされている。つまり、根本の発想や意識等は問題はないが、表現上行き過ぎたものがあったということである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　ここで図１を見ていただきたい。下の正方形は発言のバックグラウンドの部分で、左側は差別意図あり、右側は差別意図なしである。根本の発想に問題がないということは、図１のBの部分について謝罪していることになる。なぜなら、Aであれば前提となる差別意識こそが大問題で、言葉が過ぎた問題ではなく根本的な考え方が許せないということになるからである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　ツイートの最後に「使う言葉が全く駄目です」と念押しをしているのは、まさに「自分はBについて謝っている」という点を明らかにする目的な</span><span style="color: #000000;">のは間違いない。蓮舫議員が今回の謝罪を「使用する表現が適切ではなかった」点に矮小化していることは明らかである。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■「高卒になる」の意味をよく考えてみよう</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　もう一度、蓮舫議員の予算委員会での質問（発言）を見てみよう。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　「</span><span style="color: #000000;"><strong>大学生は…このままだと大学をやめなきゃいけないというのが13人に１人で…この子は生活も成り立たない、学校をやめたら</strong><span style="color: #ff0000;"><b>高卒になる</b></span><strong>、就職どうなるか、奨学金返せない、その不安の声にどうして応えられないんですか。</strong>」</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　この発言の赤字の部分を言わなければ、確かに何の問題にもならない。それをわざわざ「高卒」と入れてしまった、まさに「言うべきではないことまで言う」即ち「言葉が過ぎた」、図のBの問題としているのである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　だが、問題の本質はそこではない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　「学校をやめたら高卒になる」という表現の持つ意味を考えてほしい。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　大学をやめる→高卒になる</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　表面上の解釈は「pならばq」の命題である。だが、多くの人がこの発言を不快に感じたのは、「高卒になる」という表現に「<span style="color: #0000ff;"><strong>大卒より下の地位に甘んじることになる</strong></span>」「<strong><span style="color: #0000ff;">大卒に劣後する地位に落ちてしまう</span></strong>」というニュアンスを感じたからであろう。直後に「就職どうなるか」という言葉が入っていることで、「高卒は下の地位なので、まともな仕事などない」というニュアンスになり、その点を補強している。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　そうすると、問題の本質は「言うべきではないことを口にした」ではなく、「高校卒業までの学歴しかない人々に対し、差別的な表現をした」ことにある。つまり、多くの人は蓮舫議員の発言はAであると解釈し、怒っていることになる。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　ところが蓮舫議員は人々が怒るAには全く触れず「余計なことまで言ってしまってごめんね」とBでの謝罪をしているに過ぎない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　蓮舫議員がこのような形で謝罪すれば、この発言を追及された時に以下のように言い逃れできるのである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #0000ff;"><strong>記者</strong></span>：あなたは以前に失礼な発言をした。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff0000;"><strong>蓮舫</strong></span>：それについてはすぐに謝罪した。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #0000ff;"><strong>記者</strong></span>：高卒の人を差別的に扱うことは許されない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff0000;"><strong>蓮舫</strong></span>：私は差別などしていない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #0000ff;"><strong>記者</strong></span>：高卒発言で謝ったではないか。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff0000;"><strong>蓮舫</strong></span>：差別していないから、その点について謝る必要はないし、実際、謝っていない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #0000ff;"><strong>記者</strong></span>：何を謝ったのか。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff0000;"><strong>蓮舫</strong></span>：表現が適切ではないことを謝った。それはツイート中、２度確認している。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #0000ff;"><strong>記者</strong></span>：議員辞職すべきだ。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff0000;"><strong>蓮舫</strong></span>：差別的な考えを持ち、差別的な表現をしたら議員辞職に相当するだろう。私の場合はそうではなく、単純な言葉、表現の問題であるから辞職の必要はない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #0000ff;"><strong>記者</strong></span>：皆が納得すると思うか。</span></p>
<p><span style="color: #000000;"><span style="color: #ff0000;"><strong>蓮舫</strong></span>：謝罪した後、お叱りの声がほとんどなくなったのは謝罪を真摯なものと受け取っていただけた、「今後は仕事で頑張れ」と言われたと考える。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■こういう謝罪を国民は待っている</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　どこまで狡猾な議員であろうか。蓮舫議員が本当に反省しているなら、以下のような謝罪をすべきである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">「私は心の中で高校卒業までの学歴しかない人たちを学士号以上を有する方に比べ、一段、低く見ていました。それは他者を合理的な区別ではなく、社会的身分によって差別するものであったと言われても否定できませんし、決して許されることではありません。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　『学校やめたら高卒になる』という発言は、私自身のそのような考えが思わず口に出てしまったものです。申し訳ありませんでした。お詫びして取り消します。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　今後はそのような考えから脱け出し、二度と皆様に不快な思いをさせることがないようにいたします。ご迷惑をおかけした皆様方に、心よりお詫び申し上げます」</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　このような謝罪を国民は待っているはずである。一連の出来事にお怒りの方は、上記の文章と実際の謝罪ツイートと比較し、今回の蓮舫議員の謝罪を受け入れるかどうかを決めていただきたいと思う。</span></p>
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