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	<title>死刑 | 令和電子瓦版</title>
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	<title>死刑 | 令和電子瓦版</title>
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	<item>
		<title>「死刑怖い」今村磨人容疑者にかける言葉</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 08 Feb 2023 00:41:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[司法]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[死刑制度]]></category>
		<category><![CDATA[今村磨人]]></category>
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					<description><![CDATA[　広域強盗事件で指示役「ルフィ」とみられる今村磨人容疑者が７日、フィリピンから移送される航空機内で警視庁に逮捕された。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　広域強盗事件で指示役「ルフィ」とみられる今村磨人（きよと）容疑者（38）が７日、フィリピンから移送される航空機内で警視庁に逮捕された。同容疑者は地元北海道の知人に「死刑になるのが怖い」などと電話で話していたという。こうした話を聞くと、あらためて思うのが死刑制度の持つ意味の重要性である。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■20件の強盗事件などに関与か</span></strong></span></p>
<div id="attachment_15123" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/d8f3cdc80a38c128979aef6a9aa25321.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15123" class="wp-image-15123" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/d8f3cdc80a38c128979aef6a9aa25321-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/d8f3cdc80a38c128979aef6a9aa25321-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/d8f3cdc80a38c128979aef6a9aa25321.jpeg 709w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15123" class="wp-caption-text">比司法省提供の今村容疑者（右）の写真（ザ・スター紙などに掲載）</p></div>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　一連の広域強盗事件につき、フィリピンの入管施設から指示を出していたとされる今村容疑者は、日本への移送前から死刑の恐怖に怯えていたようである。知人に対して電話で「日本に帰って死刑になるのが怖い。震えて眠れない」（北海道新聞電子版・<a href="https://www.hokkaido-np.co.jp/article/798117">広域強盗「死刑になるのが怖い」　今村容疑者、道内の知人に電話</a>、2023年２月７日閲覧）と語っていたそうである。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今村は特殊詐欺事件での逮捕となったが、本丸は広域強盗事件であるのは明らか。2022年５月に京都市中京区での事件や今年１月24日の広島県呉市での事件などが取りざたされている。窃盗を加えると少なくとも20件に関わったのではないかとされる（産経新聞2023年２月８日・「ルフィ」関連 14都府県に拡大）。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　その中で、今年１月19日に狛江市の事件では90代女性が殺害された。強盗致死（殺人）罪（刑法240条後段）が成立する可能性があり、その場合、刑罰は死刑又は無期懲役である。減軽事由がない限り、最低でも無期懲役となって、一生刑務所から出ることはないと考えられる。当然、死刑の可能性もある。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今村容疑者は強盗事件に全て関わったかもしれず、さらに１人、殺害しているとしたら死刑となっても不思議はなく、それゆえ、本人も生命の危機を感じているのであろう。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この今村容疑者の「死刑怖い」発言を聞いて「当然の報い」「自分だけは命を助かりたいと思うのか」などの思いを持つ人も少なくないと思われる。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■世界は死刑廃止が主流</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　世界では死刑廃止が潮流となっており、世界の３分の２以上の国が法律上または事実上死刑を廃止しているという。2018年11月の時点で108の国が全ての国で死刑を廃止、７か国が通常犯罪について死刑を廃止したとされる（フランス大使館・<a href="https://jp.ambafrance.org/article13707#t-397d">世界における死刑廃止</a>、2023年２月７日閲覧）。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　日本のような死刑存置国は55で、もはや少数派。廃止国は誤判の可能性や、死刑の残虐性などをその理由としており、逆に存置国は被害者（遺族）感情や、犯罪への抑止力などを根拠に存置していると考えられる。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今回、もし、日本がＥＵ加盟国や米国の一部の州などのように死刑を廃止していたとしたらどうであったか。今村容疑者は生命の危機に怯えることなく、残る人生を牢獄で過ごすことをいかに自分自身の中で受容していくかに腐心することになったはず。「好き勝手なことをしてきたから、しょうがないか」「残る人生は牢屋の中でノンビリしよう」などと考えるようでは被害者の遺族にとってはやりきれない思いであるのは間違いなく、（それが事件の着地点として適正なのか）と疑問を感じる人も少なくないのではないか。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今回の90歳の女性が殺害された事件では、自宅に犯人グループに侵入された時点で当該女性の命は失われることが確実になったと言っていい。逆に侵入した実行犯、今村容疑者がフィリピンから指示を出していたとしたら、いずれつかまって刑務所行きになることを思えば、残る人生を施設の中で命の保障はされるのである。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このように凶悪な犯罪者が犯行対象者を定めて実行に移したら対象者の命はほぼ失われることが確実になり、逆に犯人グループは国家による庇護で生命を保障されてしまう。そう考えると、死刑が廃止された国家では、人を殺そうと考える人の命と、人を殺そうなどとは考えたことがない人の命では、前者の方が生き延びる蓋然性が高くなり、国家の庇護を受けやすくなるという逆転現象が生じる。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　各種調査を見ると、日本人の死刑制度存置の支持率は８割を超えている。それは上記のような考えるだけでバカバカしいような結果を、感覚的に分かっているからではないか。そうした日本人のバランス感覚は、ごく当たり前のことであると思う。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■死刑と犯罪抑止の因果関係</span></strong></span></p>
<div id="attachment_14546" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/11/0dbdaf807f47f30651333030848feafa.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-14546" class="wp-image-14546" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/11/0dbdaf807f47f30651333030848feafa-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/11/0dbdaf807f47f30651333030848feafa-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2022/11/0dbdaf807f47f30651333030848feafa.jpeg 567w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-14546" class="wp-caption-text">写真はイメージ</p></div>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　死刑があることで、それが抑止力になり犯罪を思いとどまらせる効果があるかは正直分からない。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　実際に死刑制度がある日本で、今村容疑者は死刑に処せられるかもしれない行為を行った可能性があり、「死刑になるのが怖い」と言っているということは死刑制度が抑止力として完全には機能しなかったことを示していると考えることもできる。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　逆に死刑制度がなければ、犯行グループがより成功率の高い強盗殺人を中心の犯行態様にしていた可能性があり、そのように考えると抑止力が効いた結果、殺人は１件にとどまっていると考えることもできる。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このように、死刑制度と犯罪の抑止力の正確な因果関係を知ることは難しい。１つ言えることは、今村容疑者のように死刑の可能性があることを自認する者にとって、死刑制度は恐怖の対象となっているということであり、それはそれで制度の存続させるべき価値となっているようには思う。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■憲法が予定する死刑という刑罰</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　あまり知られていないことかもしれないが、日本国憲法は死刑を予定したつくりになっている。具体的には13条や31条などがその根拠とされる。</span></p>
<p><strong><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">【憲法13条】</span></strong></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　すべて国民は、個人として尊重される。<span style="color: #ff0000;"><strong>生命</strong></span>、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。</span></p>
<p><strong><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">【憲法31条】</span></strong></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　何人も、法律の定める手続によらなければ、その<strong><span style="color: #ff0000;">生命</span></strong>若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　このように国民の生命は、「公共の福祉に反しない限り…最大の尊重を必要」とされ、「法律の定める手続によらなければ…奪はれ」ないと規定されている。ということは、公共の福祉に反する場合や、法律の定める手続きによれば生命を奪うこともある、という反対解釈が成り立ち、それが死刑存置の根拠とされている。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　刑罰に生命刑を予定するかという大きな問題は、最終的には国民が決めるべき話。もし、死刑を廃止しようということであれば、それは憲法を改正すべきであり、憲法が生命刑を予定していながら運用の段階で死刑を実施しないというのであれば、それは解釈改憲であって憲法の空文化を進めるものとなってしまう。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ところが各種アンケートでは日本国民の８割以上が死刑存置に賛成している。その状況で各議院の総議員の３分の２以上の賛成で発議し、特別の国民投票などで過半数の賛成を必要とする憲法改正（憲法96条１項）が可能なわけがない。日本の死刑廃止論者としては、福島みずほ氏や亀井静香氏、辻元清美氏らが有名であるが、彼らはこうした正式な手続きを決して求めない。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■死刑判決確定後にかける言葉</span></strong></span></p>
<div id="attachment_15124" style="width: 210px" class="wp-caption alignright"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/4a766797b4c49630bc4e61893b247be3.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15124" class="wp-image-15124" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/4a766797b4c49630bc4e61893b247be3-300x180.jpeg" alt="" width="200" height="120" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/4a766797b4c49630bc4e61893b247be3-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/4a766797b4c49630bc4e61893b247be3.jpeg 709w" sizes="(max-width: 200px) 100vw, 200px" /></a><p id="caption-attachment-15124" class="wp-caption-text">今村容疑者らの移送先となった警視庁渋谷署（撮影・松田隆）</p></div>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今村容疑者は７日に日本に移送され、振り込め詐欺の容疑の捜査が進められ、その後、本丸の広域強盗事件へと進んでいくはず。真相究明を果たし、適正な刑罰が与えられることが求められる。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　今村容疑者にとって適正な刑罰が死刑であるなら、粛々と執行されることを一国民として願っている。</span></p>
<p><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　もし、死刑判決が確定した場合、今村容疑者（その時は死刑囚という肩書きになる）にかける言葉があるとすれば、こんなものであろう。</span></p>
<p><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　恐怖と絶望の中でこの世に別れを告げることで被害者が受けた悲劇的な状況を実感すれば、関係する人々へのせめてものお詫びになるでしょう。</span></em></p>
<p><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　あなたにはもはや更生の必要はなく、自らの罪を反省する必要もありません。ただ、適正な法の執行を受ける、その一事があなたにできることの全てなのです。</span></em></p>
<p><em><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ご冥福をお祈りします。</span></em></p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>光市母子殺害犯が反省 正気か？門田隆将氏</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/others/20210830/</link>
					<comments>https://reiwa-kawaraban.com/others/20210830/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 30 Aug 2021 12:08:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[文藝春秋]]></category>
		<category><![CDATA[門田隆将]]></category>
		<category><![CDATA[大月孝行]]></category>
		<category><![CDATA[福田孝行]]></category>
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					<description><![CDATA[　光市母子殺害事件について、犯人と面会した門田隆将氏の文章が発表から11年の時を経て、文春オンラインに掲載された。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　1999年に発生した光市母子殺害事件について、犯人と面会したジャーナリスト・門田隆将氏の文章が発表から11年の時を経て、８月30日、文春オンラインに掲載された。幼児を含む２人を殺害し死刑判決を受けた大月（旧姓福田）孝行被告（当時）に関するもので、差し戻し控訴審での遺族を挑発するかのような主張について「反省が深まっている証拠」とする内容。文章を書いた門田氏も、掲載して11年後に再掲する文藝春秋社も</span><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">一体何を考えているのか、理解に苦しむ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■文春2010年10月号の再掲</span></strong></span></p>
<div id="attachment_11728" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/08/5ded354730062fceb8323df799c6d8f2.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11728" class="wp-image-11728" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/08/5ded354730062fceb8323df799c6d8f2-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/08/5ded354730062fceb8323df799c6d8f2-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/08/5ded354730062fceb8323df799c6d8f2.jpeg 729w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-11728" class="wp-caption-text">ジャーナリスト門田隆将氏（同氏Twitterから）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　問題の記事は「<a href="https://bunshun.jp/articles/-/48249">光市母子殺害事件　死刑判決の翌朝、広島拘置所で聞いた元少年の肉声『胸のつかえが下りました』</a>」（以下、当該記事）。ジャーナリストの門田氏が文藝春秋2010年10月号に寄稿したものの再掲であることが明記されている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　光市母子殺害事件は1999年、当時23歳だった主婦のＡさんの自宅に配管工事を装って侵入し、殺害した上に強姦（いわゆる屍姦）、その後に長女Ｂちゃん（当時生後11か月）が泣き止まないことに激昂し、殺害した凄惨な事件である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　犯人の大月（当時は福田姓）が犯行当時18歳だったこともあり、山口地裁は求刑死刑に対して無期懲役判決を言い渡し、広島高裁も検察控訴を棄却。しかし、最高裁は高裁判決を破棄し、審理を広島高裁に差し戻した。差し戻し控訴審では弁護側は「母への甘えたさからただ抱きついただけだった」「性行為は生き返らせるための復活の儀式だった」（当該記事から）と傷害致死を適用すべきと主張、遺族を刺激しただけでなく世間から批判を浴びた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　門田氏が最初に面会をしたのは2008年４月23日、差し戻し控訴審で死刑判決が出た翌日であり、当該記事は2010年７月12日の面会の後に書かれたものである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■憎むべきは犯罪 責められるべきは加害者</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　冒頭から違和感のある表現が並ぶ。大月が海が恋しくなる、潮の香りを嗅ぎたい、風にあたりたいという趣旨の発言をした後に、門田氏はこう書いている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「山口県光市の美しい海のもとで育っていたＦ（筆者註：大月のこと）は、事件以来もう11年も、海の風景から遠ざかっている。無機質な拘置所の壁は、潮の香りをＦのもとに運んで来てはくれないのである。」</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　門田氏のこの一文に何か意味があるのか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　大月が海の風景から遠ざかっているのは、２人を殺害して刑事施設に勾留されているから。それは本人の責任であり、それ以上でも以下でもない。無実の人間が、11年間刑事施設に勾留された状況で「海が恋しくなる」と言ったのであれば上記の表現も心情的には許される。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　しかし、凄惨な殺害をした挙句、「殺意はなかった」と主張して退けられての死刑判決、その翌日の面会で「海が恋しい」と被告が言ったことを美化するかのように書くことで、遺族の心情をどれだけ傷付けるか、その程度の想像力も働かないことを不思議に思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　僕なら面会など行かないが、もし、面会して上記の発言を聞いたら「お前は本当に反省しているのか」と言う。そしてもし、記事を書くなら「荒唐無稽な主張が退けられての死刑判決。混乱しているのか、恐怖を感じているのか。被害者ではなく自分の拘禁生活のことを言い出すあたり、真摯な反省とは程遠いものがあるように感じる。その意味で死刑判決は妥当」とでも書くであろう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　門田氏は遺族に密着して「<a href="https://www.amazon.co.jp/なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日-新潮文庫-41-2-門田-隆将/dp/4101231427">なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日</a>」（新潮社）を著している。大月との面会は、いわば”敵方”にも会ってもらっていることになり、被害者と加害者どちらにも公平に接し、真実を伝えているということをアピールしたかったのかもしれない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　しかし、憎むべきは犯罪であり、責められるべきは加害者。それを忘れて「加害者の言葉にも耳を傾けよう」というのはジャーナリストとして順番が逆であると指摘しておく。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■さらに強くなる加害者擁護</span></strong></span></p>
<div id="attachment_10947" style="width: 210px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/IMG_2033.jpeg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-10947" class="wp-image-10947" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/IMG_2033-300x241.jpeg" alt="" width="200" height="161" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/IMG_2033-300x241.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/IMG_2033.jpeg 567w" sizes="auto, (max-width: 200px) 100vw, 200px" /></a><p id="caption-attachment-10947" class="wp-caption-text">写真はイメージ</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　当該記事は後半になるとさらに加害者擁護が強くなる。門田氏は大月と向かい合いながら、以下のように感じたという。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　犯罪者が反省が深まった末に行き着くのは反省と悔悟。そうすると犯罪があまりに無惨な場合には「罪の重さに愕然として、自殺、あるいは発狂という事態に陥ることもあると聞く。それを防ぐために、人間は往々にして防御本能を発揮し、無意識の内に自己の行為に『理由づけ』をおこなうことがあるということを、私はこれまで多くの司法関係者から聞いている。」とする。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そのため、「あの奇想天外な主張こそ、実はＦの反省が深まっている証拠ではないかと私は思った。」と結論づける。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　また、「僕は、これまで検察に迎合して（裁判で）嘘を言っていました。これは、僕のもう一つの罪です」という大月の言葉を紹介。これは、</span><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">本当は殺意がなかったのに、検察官に迎合して殺意を認めていたに過ぎないとするもので、荒唐無稽な理由は真実であると主張していることにほかならない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　門田氏は大月がこのようなことを言い出したのは、罪はあまりに重く、とても償いきれないと絶望的な思いになるところ、それを防ぐために防御本能が発揮され、無意識のうちに自分の行為を理由付けしたことによると判断したのであろう。それゆえ、反省が以前より深くなっていると結論付けたのである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　しかし、その理屈に納得できる人がどれだけいるのか疑問に思う。殺人ではなく傷害致死を適用すべきと主張している時点で、自らの刑事責任を軽減させようとしているのであるから、反省が以前より深くなることなどあり得ない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　殺意をもって殺しながら、生き返らせるために死んだ被害者を強姦したのであって「殺意はありませんでした」と主張する人間を「反省が以前より深くなった」と本当に考えているなら、ジャーナリストの看板をおろした方がいい。まともな判断力を持ち得ない者が、どうしてジャーナリストとして活動していけようか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　大月が荒唐無稽な理由を言い出したのは反省が深くなったのではなく、①苦し紛れに嘘を並べた、②死刑判決が迫っている恐怖から正常な判断能力を失った、③弁護団から「もしかしたら死刑を免れるかもよ」と吹き込まれ、言われるまま嘘をついた、</span><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">そのいずれかであろう。少なくとも僕はそう思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■遺族を傷つけ読者を不快にするだけの記事</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　大月は死刑が確定し、昨年12月７日には最高裁が特別抗告を退け、再審請求が認められないことも確定した。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　懲役刑なら受刑者の矯正が重要であるが、確定死刑囚は矯正の必要などない。当然、刑の執行前に反省しようが、開き直って遺族を攻撃しようが関係ない。ただ、刑罰を受ければいい。犯行から20年以上経っても執行されていないことの方が、よほど問題である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　僕は一読者として、大月死刑囚の反省の言葉など聞きたくないし、仮に死刑囚が語ったとしても聞く価値もないと思う。まして死刑確定前に「海の香りが恋しい」と語ったことなど、伝える価値のない情報である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　門田氏と文藝春秋社はこの記事で何を伝えたかったのか。遺族を傷つけ、読者を不快にするだけの記事は掲載（再掲）すべきではない。</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>被害者１人で死刑の例 岐阜の事件に適用を</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Apr 2020 09:48:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[司法]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[ホームレス]]></category>
		<category><![CDATA[殺人]]></category>
		<category><![CDATA[岐阜]]></category>
		<category><![CDATA[渡邉哲也]]></category>
		<category><![CDATA[永山基準]]></category>
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					<description><![CDATA[　岐阜市のホームレスの渡邉哲也さん81歳が殺害された事件で、容疑者の少年らを死刑にできるのか。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　岐阜市のホームレスの渡邉哲也さん81歳が殺害された事件で、容疑者の少年らを死刑にできるのか。過去の判例を当たってみた。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■刑法199条 法文からは１人殺害でも死刑の可能性あり</span></strong></span></p>
<div id="attachment_6831" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/107a2bf6ebc71a49e659dbe4787bd7ac.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-6831" class="wp-image-6831" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/107a2bf6ebc71a49e659dbe4787bd7ac-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/107a2bf6ebc71a49e659dbe4787bd7ac-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/107a2bf6ebc71a49e659dbe4787bd7ac.jpg 709w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-6831" class="wp-caption-text">法文では死刑は被害者１人からでも可能</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　３月25日に渡邉哲哉さんを殺害した少年５人に対して「極刑にせよ」と過激とも思える主張をした（参考：<a href="https://reiwa-kawaraban.com/society/20200427/">岐阜ホームレス男性殺害 19歳に極刑を望む</a>）。この点について、結構な数の方から「過去の判例からして無理」との指摘をいただいた。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　僕も大学院で法律を勉強していたので、それが簡単ではないことは分かる。しかし、同時に、それが決して不可能ではないことも明らかである。それは法文を見れば一目瞭然。</span></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">刑法199条（殺人）</span></strong></p>
<p><span style="color: #000000;">　<strong>人を殺したものは、死刑又は無期若しくは５年以上の懲役に処する。</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　ご覧のように法文には「２人以上殺したら」などの条件はない。１人殺害であっても死刑に処することは、現行刑法を改正するまでもなく可能。実際に被害者１人で死刑判決を受け、執行された例もある。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　多少、特異な例と言えるかもしれないが、いわゆる奈良小一女児殺害事件である。2004年に毎日新聞の販売店に勤務していた男が当時７歳の女児を誘拐し、自宅で殺害した事件。これに対し奈良地裁は2006年９月26日に死刑判決を言い渡した。その後、被告人が弁護人のした控訴を取り下げて死刑判決を確定させ、2013年２月21日に大阪拘置所で死刑が執行されている。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　奈良地裁は１人でも死刑判決にしたことに対し、以下のように判示している。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">「本件は、殺害された被害者の数が１人であり、これが複数の場合と比べると、その点に関し犯情に径庭が存することは否めないけれども、本件殺人等の犯行の被害者は何ら落ち度がなく、抵抗することもままならない幼少の女児で、性的被害にも遭っているのであって…本件が<strong>被害者の数だけをもって死刑を回避すべきことが明らかであるとはいえない</strong>のである」（奈良地判平成18年９月26日）。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■永山基準：最判昭和58年７月８日</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　死刑の基準としてよく用いられるのは「永山基準」と言われるもので、これは1968年に発生した永山則夫連続射殺事件の判決（最判昭和58年７月８日）で示された死刑適用の場合の基準を言う。判決文から抜き出すと、「結局、死刑制度を存置する現行法制の下では、犯行の罪質、動機、態様ことに殺害の手段方法の執拗性・残虐性、結果の重大性ことに被害者の数、遺族の被害感情、社会的影響、犯人の年齢、前科、犯行後の情状等各般の情状を併せ考察したとき、その罪責が誠に重大であって、財形の均衡の見地からも一般予防の見地からも極刑がやむを得ないと認められる場合には、死刑の選択も許されるものといわなければならない」（最判昭和58年７月８日）というものである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　これが被害者の数の部分がクローズアップされ「３人殺せば死刑、２人だと死刑の可能性があり、１人だと有期刑」が相場と言われるようになったのである。ただ、これは、あくまでも一判例に過ぎない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　被害者が１人だった国立市主婦殺害事件（強盗強姦、強盗殺人、窃盗）の最高裁判決（1999年11月29日）は一審死刑、二審無期懲役で、検察官が量刑不当として上告した事案である。検察官の上告は棄却されたが（無期懲役が確定）、判決文では１名でも死刑判決がありうることを明確に示している。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　その部分を抜き出そう。「<strong>殺害された被害者が１名の事案においても、前記のような諸般の情状を考慮して、極刑がやむを得ないと認められる場合があることはいうまでもない</strong>」（最判平成11年11月29日）。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　この判示があるからこそ、奈良地裁も死刑判決を出しやすかったという部分はあるのかもしれない。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■岐阜市のホームレス男性殺害事件は？</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　では、岐阜市のホームレス男性殺害事件はどうか。基本は永山基準として、犯人の年齢や前科などは死刑回避の方向に働くのであろう。遺族の被害感情や、犯行後の情状等はこれからである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　その一方で、犯行の罪質、動機などは十分に死刑に値するものではないか。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　極刑へのハードルが極めて高いのは明らかである。しかし、僕は今の時点で彼らの死刑を望んでいるし、また、今後も変わらないと思う。</span></p>
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		<title>居住スペースに投石も 岐阜ホームレス男性殺害</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Apr 2020 00:55:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[野球部]]></category>
		<category><![CDATA[岐阜]]></category>
		<category><![CDATA[検察]]></category>
		<category><![CDATA[渡邉哲哉]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[ホームレス]]></category>
		<category><![CDATA[殺人]]></category>
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					<description><![CDATA[　岐阜市の無職渡邊哲哉さん81歳が19歳の少年ら５人から投石を受け殺害された事件で、過去に居住スペースに投石されていたことが分かった。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　岐阜市の無職渡邉哲哉さん81歳が19歳の少年ら５人から投石を受け殺害された事件で、被害者は過去に居住スペースに投石されていたことが分かった。執拗な嫌がらせを受けており、それが３月25日の殺害につながったとみられる。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■男女10人が関わった居住スペースへの投石</span></strong></span></p>
<div id="attachment_6821" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-6821" class="wp-image-6821" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210-1024x614.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210-768x461.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/827daee0679d734b6dc7c08286287210.jpg 1134w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /><p id="caption-attachment-6821" class="wp-caption-text">事件を報じる岐阜新聞web（４月26日付け）</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　報道によると、３月12日に逮捕された少年らの一部を含む集団が、渡邉さんの居住スペースに石を投げ込んだ。渡邉さんが金属棒を持って出てきたために、逃走したという（岐阜新聞web４月27日付け：<a href="https://www.gifu-np.co.jp/news/20200427/20200427-235772.html">少年ら金属棒で抵抗され執拗に暴行　ホームレス殺害</a>）。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　また、これまでの報道から、渡邉さんは３月中旬から４回ほど石を投げつけられる被害に遭っている。その際、逮捕された少年５人を含む男女10人が関わっていた（岐阜新聞web４月26日付け：<a href="https://www.gifu-np.co.jp/news/20200426/20200426-235638.html">ホームレス殺害、過去にも投石　「男女10人で」供述</a>）。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　どのような経緯かは不明であるが、逮捕された５人以外に渡邉さんに暴行を加えていた者がいることは明らか。仮に投石によって渡邉さんがケガをしていれば傷害罪（刑法204条）、ケガがなくても暴行罪（同208条）が成立する可能性が高い。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　逮捕されていない残る５人も刑事責任を問われる可能性はある。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■19歳会社員「殺すつもりなかった」殺意を否認</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　逮捕された岐阜県安八郡安八町の会社員（19）は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認し、傷害致死の疑いで逮捕された大学生の１人は「現場に行っただけ」と犯行に加わっていない趣旨の供述をしたとされる（岐阜新聞web４月25日付け：<a href="https://www.gifu-np.co.jp/news/20200425/20200425-235482.html">『殺すつもりはなかった』複数少年、容疑一部否認　ホームレス殺害</a>）。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　検察官がどのような判断をするのか分からない。ただ、全員が野球部・元野球部で、相手の頭部を狙って全力で投石し命中させることはそれほど難しくないであろう。しかも相手は老人であり、頭部に石が命中すれば衝撃で死亡する可能性は認識（・認容）していたであろうから、未必の故意は十分に認められるように思う。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　また、「現場に行っただけ」という供述で犯行に加わっていないとされるかどうかは詳しい状況が分からないので何とも言いようがないが、過去に同様の投石を行なっており、また、襲撃をするためにわざわざ明け方に集まっているのであるから、事前共謀に加わっていると判断される可能性が高いように思う。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　その共謀の範囲が「死んでも構わない」だったのか「ケガをさせる程度に」という差異がメンバー間にあり、逮捕容疑が殺人罪（199条）と傷害致死罪（205条）に分かれたのかもしれない。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■傷害致死は３年以上の有期懲役</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　最後に各犯罪の刑罰を記しておこう。故意の犯罪で被害者を死亡させた場合は原則として検察官送致されるため（少年法20条２項）、逮捕された５人は以下の罪に問われることになるであろう。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">殺人罪：死刑又は無期若しくは５年以上の懲役</span></p>
<p><span style="color: #000000;">傷害致死罪：３年以上の有期懲役</span></p>
<p><span style="color: #000000;">傷害罪：15年以下の懲役又は50万円以下の罰金</span></p>
<p><span style="color: #000000;">暴行罪：２年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>岐阜ホームレス男性殺害 19歳に極刑を望む</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 26 Apr 2020 17:12:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[朝日大学]]></category>
		<category><![CDATA[岐阜]]></category>
		<category><![CDATA[ガンジー]]></category>
		<category><![CDATA[検察]]></category>
		<category><![CDATA[極刑]]></category>
		<category><![CDATA[渡邉哲哉]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[ジャーナリスト]]></category>
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		<category><![CDATA[殺人]]></category>
		<category><![CDATA[野球部]]></category>
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					<description><![CDATA[　岐阜市でホームレスの81歳の男性が３月25日、朝日大学野球部の学生２人を含む19歳の少年５人に殺害された。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　岐阜市でホームレスの81歳の男性が３月25日、朝日大学野球部の学生２人を含む19歳の少年５人に殺害された。報道を見ているだけで胸が押し潰される思いがする。感情的すぎると言われるかもしれない。でも、僕は言いたい。「犯人を極刑に」。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■心優しかったホームレス男性 稼ぎを捨て猫の餌代に</span></strong></span></p>
<div id="attachment_6807" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-6807" class="wp-image-6807" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929-1024x615.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929-768x461.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/96cb19144938439aea9ac73191772929.jpg 1134w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /><p id="caption-attachment-6807" class="wp-caption-text">少年５人の逮捕を伝える岐阜新聞web４月24日付け</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　岐阜市の路上で無職の渡邉哲哉さんが死亡していた事件は、４月23日になって岐阜県内の19歳の少年５人が殺人や傷害致死容疑で逮捕された。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　報道によると少年らは渡邉さんに対して３月中旬から４回ほど石を投げつけるなどしていたという。理由は分からない。おそらく、学校のいじめのようなもの感覚ではなかったのか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　３月25日未明に襲撃目的で集合し、逃げる渡邉さんと知人の女性（68）を執拗に追いかけて石を投げつけ、渡邉さんの頭部に強い打撃を加えた。渡邉さんは脳挫傷と急性硬膜下血腫で死亡したというのである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　４月24日付けの岐阜新聞が一緒に被害に遭った女性の話として「ゴミとして出されたアルミ缶を収集してリサイクル業者に売り、生計を立てていた。15キロ分を集めてようやく得た1000円を捨て猫たちの餌代に充て、自分には僅かな生活用品しか買わなかった。『雨の日も風の日も猫のために真面目に働いていた。私のことも守ってくれた。心優しい人だった』」という内容を伝えている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt;"><span style="color: #000000;">　女性と一緒に逃げている時に、渡邉さんは女性に「はよ行け、はよ行け」と先に行かせて逃げるように言ったという。どこまでも優しい渡邉さん。そんな渡邉さんが、</span><span style="color: #000000;">なぜ殺されなければならなかったのか。</span></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■人を人とも思わない19歳に更生の余地があるのか</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　亡くなった渡邊さんには申し訳ない表現だが、19歳の少年らはまるでゲームのように81歳の男性に投石し、嬲り殺しにしたのである。年齢的にも、社会的な位置付けにおいても圧倒的な弱者を、ハンターにとっての獲物のような扱いをする、その非人間的な行為はもちろん、その発想自体が許せない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　僕の父は84歳で他界した。このサイトをご覧になっている方で80代の父、祖父を持つ人も少なくないと思う。自分の肉親がそのような目に遭わされたら、どう感じるだろう。自分の父親が同じ目に遭わされたらと思うと、僕は絶対に犯人を許すことができない。少年らも両親にとっては大事な息子かもしれないが、そのような非人道的な行為をした19歳は、刑務所で更生などしなくていい。「死んで詫びろ」と言うだけである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　犯行時に未成年であっても18歳以上であれば死刑を科すことができる。ジャーナリストであればこういう時に「冷静に事件を分析し、事件の背景を探って適切な刑罰を科すべき」と言うのであろうが、僕はそこまで人間ができていない。検察官には最低でも殺人罪で逮捕された３人には死刑を求刑してほしい。渡邉さんが味わった恐怖、悔しさを少しでも分からせるために、死刑台に送り込む努力を惜しむべきではない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■ホームレスの男性を助けたマハトマ・ガンジー</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　子供の頃、マハトマ・ガンジーの伝記を読んだ。概ね以下のような内容だった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ガンジーが幼かった頃、学校の帰りに痩せこけたホームレスの男性の老人が共同井戸で水を汲み上げようとしていたのを見かけた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　老人は水が入った桶を上まで上げる力がなく、途中で手を離してしまう。それを何度も繰り返す姿が滑稽に見えたのか、周りの人間は笑いながら見ていた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ガンジーは駆け寄って「僕がやってあげるよ」と言って水を汲み上げた。老人は涙を流して「ありがとう、ありがとう」と小さなガンジーに手を合わせてお礼を言って、汲み上げた水を飲んだ。老人が子供に何度も頭を下げる姿がおかしかったのか、周囲の人はまた声をあげて笑った。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 12pt;"><span style="color: #000000;">　大人たちに自分が笑われたように感じたガンジーは恥ずかしくなり</span><span style="color: #000000;">、走って帰った。夜、家でその話をすると、父親は言った。「お前は恥ずかしいことはしていない。困っている人を見て手助けもせずに笑っている大人たちこそ恥ずかしい。お前のやったことはとても立派なことだ。これからも困っている人を見たら、手を貸してあげなさい」。</span></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■最後にもう一度「少年らに極刑を」</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　小学生の頃、その本を読み、僕は「困っている人、社会的弱者を助けてあげよう」と心に誓ったものである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　逮捕された少年らは、この伝記を読んでも何も感じるものはないのであろう。それどころか、19歳になっても「井戸水を汲み上げる老人に石を投げつけてやればいいのに」と思うのかもしれない。そんな19歳に何を期待しろと言うのか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　最後にもう一度言っておこう。少年らを極刑に。</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>「植松君一人殺したとて何も変わらない」→変わらなくていい 粛々と死刑執行を</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 19 Mar 2020 04:53:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[判決]]></category>
		<category><![CDATA[植松聖]]></category>
		<category><![CDATA[津久井やまゆり園]]></category>
		<category><![CDATA[相模原]]></category>
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					<description><![CDATA[　相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件で植松聖被告が３月16日に横浜地裁で死刑判決を受けたことに対し、社会全体の問題であるとする声が出ている。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件で植松聖被告が３月16日に横浜地裁で死刑判決を受けたことに対し、社会全体の問題であるとする声が出ている。同被告と接見したNPO法人「抱樸」の奥田知志理事長は「<a href="https://twitter.com/ChooselifePj">Choose Life Project</a>」の取材に対し「植松君ひとり殺したとて何も変わらない」などと話し、判決は社会に対しての問いかけであるとする。凶悪犯の責任を社会に押し付けようとする意見には首を捻らざるを得ない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■死刑反対論者があれこれ理由つけただけ？</span></strong></span></p>
<div id="attachment_5496" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-5496" class="wp-image-5496" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/7b9a42bcb5b8cfb57c9e52a3a0f80bf7-300x194.jpg" alt="" width="220" height="143" /><p id="caption-attachment-5496" class="wp-caption-text">Choose Life Projectが公開した動画の画面から</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「Choose Life Project」はテレビの報道番組や映画、ドキュメンタリーを制作している有志で始めた映像プロジェクトだそうで、３月17日にツイッター上で奥田理事長のインタビューをアップした。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　奥田理事長の発言で公開された分は最後に全文を記すが、概ね、以下のように述べている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><strong>（１）</strong>死刑判決は「お前はもう生きてる意味がないから死刑だ」というもので、植松被告自身が言った言葉と同じ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><strong>（２）</strong>我々に植松被告と同じ感覚があるなら、判決は社会をも裁いている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><strong>（３）</strong>植松被告は意味のある命とない命を分け、自分は後者に属していると考えたから殺される不安を持ち、それを解決するために大量に殺害し自分は役に立つことを立証しようとした。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><strong>（４）</strong>「意味のない命が生きていていいのか」という問いに答えがない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;"><strong>（５）</strong>仮に全く意味のない人がいたとしても、命は大事だと言わないといけない。「植松君ひとり殺したとて、何にも変わらない」。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　話の中で奥田理事長は上記（５）の後ろに「私たちは絶対的に揺るがない命こそ大事だ。『生きてることに意味がある』と言う言い切りから始まるというベース」と言っているから、植松被告を死刑にすること反対なのであろう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　結局、死刑反対論者があれこれ理由をつけ、死刑にすべきでないと主張しているに過ぎない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■論理性に欠ける奥田理事長の話</span></strong></span></p>
<div id="attachment_5504" style="width: 230px" class="wp-caption alignright"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-5504" class="wp-image-5504" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_6613-1-266x300.jpg" alt="" width="220" height="248" /><p id="caption-attachment-5504" class="wp-caption-text">死刑判決を伝える産経新聞（2020年３月17日付け）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　奥田理事長の話は合理性に欠ける。具体的には（２）の部分でほとんど有り得ない状況を仮定し、そのような仮定の上に立って、結論を導いている点である。前提があり得ないから、その前提に立つ主張は現実と乖離しており全く意味がない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「我々に植松と同じ感覚があるなら、判決は社会をも裁いている」は、論理的にはその通りであろう。多くの人がそう思っていて、実際に植松被告が行動に移したら、それは社会の責任も小さくない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　しかし、「障害者など生きている価値がない」「殺した方がいい」などと思っている人間が日本社会にどれだけいるのか。ハンディキャップを負った人のためにボランティアで手助けする人はたくさんいるし、そのような施設で働いて障害を持つ人の人生に役立ちたいと願う人はたくさんいる。そして、そのような障害者のための社会福祉制度構築・維持のために我々は多くの税金を支払っているが、それは国民の義務であると思う。ネットで植松被告と同じ発言を見たことがあるだろうか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　植松被告と同じような考えの人間がほとんどいなければ、社会が負うべき責任などない。法的責任を含め全て植松被告が負うべき責任である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■ナチス・ドイツなら国民に責任も納得</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　実際に障害者を抹殺しようとしたのがナチス・ドイツ。ナチス党は民主的な手続きで政権の座に就き、その指導者が障害者に対して大量虐殺を行ったのであるから、民主的な手続きに手を貸した当時のドイツ国民は負うべき責任は少なくない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そういう状況であれば、社会が裁かれたと言ってもいい。奥田理事長は植松被告を「時代の子」と呼ぶが、社会が生み出した者だとして我々に責任の一端を押し付けようとするのは、罪なき者に責任を負わせる卑劣な行為である。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　奥田理事長に問いたい。もし、死刑が廃止されたらどうなるのか。犯行があった日、やまゆり園に植松被告が侵入した時点で、中にいたほとんどの人が生命の保障がない状況となり、実際に19人が殺害された。しかし、その悲惨な状況において、一人だけ生命を保障されるのが植松被告である。恐るべき殺人鬼だけが国家の権力の下、矯正施設で天寿を全うできるのである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「『生きてることに意味がある』という言い切りから始まるというベース」だから、当然、植松被告の命も大事だからという理由に、どれほどの人が納得できるというのか。言い切りから始まるベースでの議論を相手に強いて、死刑に賛成できないようにする。自らの主張に対して自由な議論を前提にしない時点で、聞くべき価値などない意見だと僕は思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■社会は変わる必要などない。粛々と死刑を執行しろ</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　普通に考えて、事件は恐ろしい殺人鬼が起こした、許し難い悲惨な事件である。社会がこれで変わらなければならないことなどない。あるとすれば、これまで以上に強固な防犯態勢をとるべきことなどであろう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　奥田理事長は「植松君ひとり殺したとて何も変わらない」と言っている。ならば、僕も言おうではないか。「社会は変わる必要などない。粛々と死刑を執行しろ」。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■＜NPO法人抱樸：奥田知志理事長の話（動画でアップされたもの）＞</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　我々の社会は彼に対して、「お前はもう生きている意味がない。だからもう死刑にする」。それって見方を変えれば、彼（植松被告）自身が言った言葉だったのではないのか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　植松君は結局「意味のない命は死ね、殺せ。役に立たない人間は殺せ」。この論理だったんですね。この植松君の”問い”に対して果たして社会の側はどう本当に考えたのか。私たちの中に「意思疎通ができない人は意味がない」とか、私たちの中に「生産性の低い人は生きる意味がないんだ」という感覚がもしあるならば、あの（死刑）判決は多かれ少なかれ今の社会をも裁いたのではないか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　結局、彼が引いたと言われている分断線、役に立つ人間と立たない人間、意味のある命と意味のない人間、多分事件の直前彼自身が意味のない方に自分が属している、このままだったら自分は自分の論理からしても、殺されるしかない。そこを彼は一気に解決しようとして、彼にとっての「役に立つ」は障害者を抹殺するということだと。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　結論は全く間違っている。でも、その不安ですよね。「俺は生きていていいのか」というこの問い。それに対する答えがない。彼が言った意味のある命、ない命というあの言い方は、時代の言葉だったし、彼自身は時代の子だ。しかも、私もそうだ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　でもね、百歩譲って、１万歩譲って、全く意味のないっていう人がもしいたら、それでもなお「命は大事だ」と言うのか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　私はやっぱり言うんだ、言わないといかんと思う。植松君ひとり殺したとて、何にも変わらない。私たちは絶対的に揺るがない命こそ大事だ。「生きてることに意味がある」と言う言い切りから始まるというベースと、その上に成り立っていく生産とは何なのか。私たち正直「幸せって何だっけ」みたいな話をしていないんじゃないですかね。このことを真顔で議論しない限り、植松君の方が全く真顔で「それが不幸だ」と言い切ったことだから、「そんなことない」「これが幸せだったんだ」と、その議論を積み重ねていかないと、彼には勝てないと思いますね。</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>「やまゆり」判決の朝日社説が酷すぎる 読者にマウント</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 17 Mar 2020 11:47:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[メディア]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[判決]]></category>
		<category><![CDATA[小滝ちひろ]]></category>
		<category><![CDATA[植松聖]]></category>
		<category><![CDATA[津久井やまゆり園]]></category>
		<category><![CDATA[相模原]]></category>
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					<description><![CDATA[　相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件で、元職員の植松聖被告が３月16日、一審横浜地裁で求刑通り死刑が言い渡された。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　朝日新聞は17日付けの社説で被害者遺族の法廷での訴えを「社会全体に発せられたと見るべき」とし、あたかも事件は現在の社会に問題があると言わんばかりの主張を行なっている。自分の思い込みを前提に、読者に高所から説教するかのような主張には唖然とさせられる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■朝日新聞社説の２つの間違い</span></strong></span></p>
<div id="attachment_19891" style="width: 140px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/asahi-1.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-19891" class="wp-image-19891" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/asahi-1.jpg" alt="" width="130" height="130" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/asahi-1.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/asahi-1-150x150.jpg 150w" sizes="auto, (max-width: 130px) 100vw, 130px" /></a><p id="caption-attachment-19891" class="wp-caption-text">朝日新聞３月17日付け電子版から</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　<a href="https://www.asahi.com/articles/DA3S14404973.html?iref=pc_rensai_long_16_article">朝日新聞３月17日付けの社説</a>は以下のような構成になっている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（１）社会は被告の「障害者は不幸をつくる」という言葉に衝撃を受けた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（２）その原因や背景は裁判では明らかにならなかった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（３）遺族は被告の障害者像を否定し、その言葉は（我々の心に）強く響いた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（４）事件は障害者を差別し、過酷な境遇に置いてきた歴史の延長線上に位置付けられると感じた人は少なくない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">（５）障害者と健常者を隔てる線をなくし、誰もが個人として尊重される社会を作るか、ボールは我々の手の内にある。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この朝日新聞の社説は２つの点でおかしいと感じる。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">①事件が歴史の延長線上に位置付けられているという証拠はない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">②仮に延長線上にあるとしても、朝日新聞はそれを社会に対して言える立場にはない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■やまゆり園事件は社会全体の責任なのか</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　相模原市の事件は個人的には「異常な考えに取り憑かれ、人の生命を何とも思わないモンスターのような人間が、自身の立場を利用して大量殺人に走った」事件であると思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　しかし、朝日新聞は事件は障害者を差別してきた歴史の延長線上にあり、それを解消することが我々に問われているとしているのである。つまり、事件を生んだ責任は社会を構成する我々にもあると言っているに等しい。そして「この事件を機に、お前たち、真剣に社会を正常化するように考えろよ」と言っているのである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この歴史の延長線上にあるという部分は、実は上記（２）の部分で朝日新聞自身が「（障害者が不幸をつくるという）このゆがんだ認識が生まれ、ふくらんでいった原因や背景が、裁判を通じて、その一端でも浮かぶことが期待された。しかし、それはかなわなかった」と、はっきりと「歴史の延長線上にあったということを示す証拠は出なかった」としている。つまり、前提となる事実は裁判ではその存在が証明されなかったことを認めているのである。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #000000;">■全く繋がっていない理由と結論</span></strong></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　それなのに遺族の言葉が被告の考えを否定していることが我々に強く響くから、「その延長線上に事件が位置づけられると感じた人は少なくないはずだ。」と結論づけている。結論と理由が全く繋がっていない、客観的事実で証明されていないことを自分の思い込みを理由に結論付ける非論理的文章の典型である。</span></p>
<div id="attachment_5627" style="width: 130px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/d999c4b355e5c50cac5bfab5b77858e9.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-5627" class="wp-image-5627" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/d999c4b355e5c50cac5bfab5b77858e9-300x300.jpg" alt="" width="120" height="120" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/d999c4b355e5c50cac5bfab5b77858e9-300x300.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/d999c4b355e5c50cac5bfab5b77858e9-1024x1024.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/d999c4b355e5c50cac5bfab5b77858e9-150x150.jpg 150w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/d999c4b355e5c50cac5bfab5b77858e9-768x768.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2020/03/d999c4b355e5c50cac5bfab5b77858e9.jpg 1176w" sizes="auto, (max-width: 120px) 100vw, 120px" /></a><p id="caption-attachment-5627" class="wp-caption-text">朝日には珍しい”全面降伏”（朝日新聞広報ツイートから）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　百歩譲って事件が歴史の延長線上にあったとして、朝日新聞が社会に対してそのようなことが言えるのか疑問である。３月13日に朝日新聞の小滝ちひろ編集委員が新型コロナウイルスを「ある種、痛快」とツイート。全世界で１万人近い死者が出ている恐ろしいウイルスを「痛快」とは、まさに人命を軽視する植松聖被告の考えそのものである（参照・<a href="https://reiwa-kawaraban.com/media/20200314-02/">新型コロナを「痛快」朝日新聞編集委員の非常識</a>）。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　命ある珊瑚を傷つけて写真を撮って記事にした新聞社はどこだったか。北朝鮮を「この世の楽園」と報じて多くの人々を北朝鮮に渡らせ、人生を台無しにさせた新聞社はどこだったか。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　そうした自己に都合の悪いことには触れず、社会に向かって「お前ら、真剣に差別をなくせよ」などと主張する新聞を信じる者などいないと、僕は思う。</span></p>
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		<title>武井俊輔議員の死刑関連ツイートに不信感 反対なら憲法改正を主張しろ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 29 Dec 2019 03:49:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[政治]]></category>
		<category><![CDATA[憲法]]></category>
		<category><![CDATA[武井俊輔]]></category>
		<category><![CDATA[亀井静香]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[福島みずほ]]></category>
		<category><![CDATA[死刑廃止を推進する議員連盟]]></category>
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					<description><![CDATA[　2003年の福岡市の一家４人殺害事件の魏巍死刑囚に対し12月26日、福岡拘置所で死刑が執行された。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　2003年の福岡市の一家４人殺害事件の魏巍死刑囚に対し12月26日、福岡拘置所で死刑が執行された。同日、在日フランス大使館から死刑執行に抗議するツイートがなされ、さらに自民党の武井俊輔衆議院議員が同大使館に敬意を示すツイートを行なった。国会議員が死刑制度に反対したり、その主張に一定の理解を示したりするのは自由だが、日本国憲法軽視の姿勢は許されない。”武井ツイート”を検証してみた。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■武井議員「仏大使館に敬意を表します」</span></strong></span></p>
<div id="attachment_4467" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4467" class="wp-image-4467" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/c1f86696c5f5414c939147555b6cf85a-300x300.jpg" alt="" width="220" height="220" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/c1f86696c5f5414c939147555b6cf85a-300x300.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/c1f86696c5f5414c939147555b6cf85a-150x150.jpg 150w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/c1f86696c5f5414c939147555b6cf85a-768x768.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/c1f86696c5f5414c939147555b6cf85a-1024x1024.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/c1f86696c5f5414c939147555b6cf85a-200x200.jpg 200w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/c1f86696c5f5414c939147555b6cf85a.jpg 1247w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /><p id="caption-attachment-4467" class="wp-caption-text">武井俊輔さんは”そっち”の人だったのですか？</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　問題となった在日フランス大使館のツイートは「…いかなる場所、いかなる状況においても死刑に反対しています。不公平、非人道的かつ犯罪抑止効果がないこの懲罰の世界的な廃止を呼びかけます。」というもの。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　これに対し、武井俊輔衆議院議員は「厳しい批判を覚悟で意見を発信した仏大使館に敬意を表します」とした上で「直ちに死刑制度廃止とは言いませんが、不断の議論は必要です。客観的事実として死刑制度維持は世界で少数派であること。ここは日本だ、と思考停止するのではなく、各国がが（原文ママ）どうそれを乗り越えてきたかに思いを致すことは重要なこと」とツイートした。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　「直ちに死刑制度廃止とは言わない」とエクスキューズを付けながら「議論は必要」と、死刑廃止に一定の理解を示している。それが武井氏の思想・信条であるのかもしれないが、死刑廃止については、そうした浅薄な議論はやめた方がいい。死刑制度を考える時、日本国憲法について考えることは避けられないからである。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■日本国憲法は死刑の存置を想定し是認</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　日本が死刑を行う根拠は憲法にある。「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」（13条後段）、「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない」（31条）の反対解釈がその根拠とされる。最高裁も「憲法は…刑罰として死刑の存置を想定し、これを是認したものと解すべき」（昭和23年3月12日大法廷判決）と判示した。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　ところが死刑廃止論を主張する人々は、この点に触れず「憲法は死刑を容認しているが、死刑をしなければいけないわけではない」という理屈を持ち出すことが少なくない。即ち（憲法は死刑を認めているが、法律の段階、あるいは執行の段階で止めてしまえ）という考え。これは一言で言えば「解釈改憲せよ」ということであり、法律や執行段階で憲法の精神を無力化してしまうことを意味する。</span></p>
<p><strong><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">■解釈改憲反対を主張した福島みずほ氏が解釈改憲を主張</span></strong></p>
<p><span style="color: #000000;">　武井氏は死刑廃止論者ではないのかもしれないが、死刑廃止論者・団体は国内にも少なくない。「死刑廃止を推進する議員連盟」が代表例で福島みずほ参議院議員や、元衆議院議員の亀井静香氏などはメディアに登場して、死刑廃止を訴えていた。それも彼らの政治主張であろうから、信ずるところを主張するのは構わない。しかし、有事法制や集団的自衛権の解釈変更の際に「解釈改憲は許さない」と騒いでいたのは福島みずほ、その人である。自分の主張の時は積極的に解釈改憲を求めるのは、常人には理解できない神経と言うしかない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　刑罰として人の命を奪うか否かは、国家のあり方として根幹の部分。もし、死刑をすべきではないと考えるなら、憲法を改正し、死刑は行わないことを明記し国家・国民としての姿勢を明確にすべきである。死刑廃止論者は日本国憲法改正案を出して国民に問うのが筋で、改正案は以下のようなものでいい。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">・13条後段から「生命、」を削除する。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">・31条から「生命若しくは」を削除する。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">・36条2項を新設し「生命を奪う刑罰はすべて前項の残虐な刑罰にあたり、死刑制度はこれを認めない」とする。</span></p>
<p><strong><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">■ハト派の一面を見せたかった？</span></strong></p>
<p><span style="color: #000000;">　日本国憲法改正には各議員の総議員の３分の２以上の賛成で国会が発議し、国民投票で過半数の賛成が必要となる。そうすれば死刑は廃止される。国民投票にかけずに、死刑を廃止するのは民意の無視に他ならない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　それをしないのは、死刑容認が８割超という国民世論の前には、死刑廃止の憲法改正など不可能だからであろう。自分たちの主張が民主的な手続きでは実現不可能なため、憲法を無視して法律段階で骨抜きにしようというのは、政治家が口にすべきことではない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　武井俊輔議員が示した死刑反対論への安易な賛意の趣旨の表明は憲法軽視の現れ、民意の無視と見られるリスクがあることは覚悟した方がいい。国家のあり方の根幹に関わる部分については堂々と骨太の議論をすべき。ハト派の一面を見せて良識派を印象付けたかったのか知らないが、選挙民は小手先の手段に惑わされるほど愚かではない。</span></p>
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		<title>豊田亨はもうこの世になく…オウム真理教事件の虚しさ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 29 Jul 2018 01:57:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[死刑存置派]]></category>
		<category><![CDATA[林郁夫]]></category>
		<category><![CDATA[井上嘉浩]]></category>
		<category><![CDATA[新実智光]]></category>
		<category><![CDATA[早川紀代秀]]></category>
		<category><![CDATA[豊田亨]]></category>
		<category><![CDATA[オウム真理教]]></category>
		<category><![CDATA[麻原彰晃]]></category>
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					<description><![CDATA[　少し前のことになるが、７月26日にオウム真理教の元信者の死刑囚６人の死刑が執行された。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　少し前のことになるが、７月26日にオウム真理教の元信者の死刑囚6人の死刑が執行された。これでオウム真理教関連で死刑判決を受けた13人、すべて刑が執行されたことになる。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong>■７月６日に麻原彰晃ら７人を執行</strong></span></p>
<div id="attachment_1742" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2018/07/dfb152bb89ce8c529c2171cb1ffab2a2.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-1742" class="wp-image-1742" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2018/07/dfb152bb89ce8c529c2171cb1ffab2a2-300x207.jpg" alt="" width="220" height="152" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2018/07/dfb152bb89ce8c529c2171cb1ffab2a2-300x207.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2018/07/dfb152bb89ce8c529c2171cb1ffab2a2.jpg 543w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-1742" class="wp-caption-text">豊田亨はすでにこの世になく・・</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　最初に言っておくが、僕は死刑存置派である。その意味では司法が出した判断に従って、刑が執行されることは当然だと思う。オウム真理教の死刑囚を見ると、７月６日に先に執行された7人は麻原本人を含み、井上嘉浩、新実智光、早川紀代秀など多くの事件で中心的な役割を果たした者、全く反省がないと思える者に加え、サリン製造に関わった人間であり、何となく「先にやられる」だけの理由があるように思えた。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　法務省は死刑の順番について理由を明らかにしていないようだが、犯情の悪質さみたいなものが考慮されているような気がするのは僕だけではないだろう。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　そして今回の６人。個人的には前回の７人に比べてショックが大きい。法の適正な執行という点ではいいのだろうけど、豊田亨みたいに真摯に反省しているであろう人が処刑されるのは、分かってはいても辛いものがある。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong>■地下鉄サリン事件で死刑を免れた林郁夫受刑者</strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　地下鉄サリン事件の実行犯で唯一死刑を免れた林郁夫の場合は自首に相当し、事件の解決に大きな貢献をしたこと、反省が顕著であること、被害者感情も悪くないことなどから無期懲役になったが、豊田亨の場合、少なくともその精神状況については、林郁夫とそれほど差があるようにも思えないのだが…。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　それに豊田亨がサリンの散布役になったといっても教団の決定に逆らえず、間接正犯の道具という側面もあったのではないかと思う。それを麻原彰晃と同じ死刑執行というあたりにどうにも居心地の悪さを覚える。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　豊田亨の一審の最終陳述は「犯した罪はどんな罰でも償えない。生きていること自体申し訳なく思う」だったと伝えられている。彼自身、そう思っているのだから、執行は適正ということなのであろう。法治国家が法治国家としてあり続けるための、必要なコストと考えるしかないのかもしれない。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■何とかならなかったのかなとの思い</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　今回の件があっても死刑存置派としての個人的な考えは微動だにしないが、それでも豊田亨のような場合、何とかならなかったのかなという思いがしてならない。</span></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>弁護士ドットコム2017年11月14日公開　「主文後回しの裁判所の狙いとは・・」</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/justice/20171115-2/</link>
					<comments>https://reiwa-kawaraban.com/justice/20171115-2/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 15 Nov 2017 01:33:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[司法]]></category>
		<category><![CDATA[弁護士ドットコム]]></category>
		<category><![CDATA[死刑]]></category>
		<category><![CDATA[NHK]]></category>
		<category><![CDATA[主文後回し]]></category>
		<category><![CDATA[村木一郎]]></category>
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					<description><![CDATA[　これは11月7日、青酸化合物による高齢男性連続変死事件の判決公判で、NHKが主文の言い渡しの前に「死刑」のテロップを流してしまった事件を扱った。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.bengo4.com/c_1009/c_1208/n_6958/">https://www.bengo4.com/c_1009/c_1208/n_6958/</a></p>
<p>これは11月7日、青酸化合物による高齢男性連続変死事件の判決公判で、NHKが主文の言い渡しの前に「死刑」のテロップを流してしまった事件を扱った。</p>
<p>主文が後回しになった場合は死刑、あるいは死刑の場合は主文が後回しになる、と言われるが、それは常に成立するわけではないということを村木一郎弁護士に解説していただいた。</p>
<p>実はこれと同種の話が過去に同サイトで掲載されているので、主文後回しと、報道との関係という、前の記事との差別化を念頭に構成している。</p>
<p>地味な話題だけど、facebookの「いいね」を見ると、法曹や司法関係の方からのものが多かった。プロに認められた感じでうれしいね、こういうのは。</p>
]]></content:encoded>
					
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