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	<title>防衛省 | 令和電子瓦版</title>
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	<description>政治、社会、運動、芸能など、様々なジャンルのニュース＆オピニオンサイトです</description>
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	<title>防衛省 | 令和電子瓦版</title>
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		<title>防衛省内のインドネシア将軍像が示す友情の証</title>
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		<dc:creator><![CDATA[石井 孝明&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 23 Feb 2023 01:05:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[国際]]></category>
		<category><![CDATA[東京裁判]]></category>
		<category><![CDATA[菅直人]]></category>
		<category><![CDATA[防衛省]]></category>
		<category><![CDATA[スディルマン]]></category>
		<category><![CDATA[インドネシア]]></category>
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					<description><![CDATA[　市ケ谷の防衛省に、インドネシア独立戦争の英雄で、初代国軍司令官であるスディルマン将軍（1916－50）の像がある。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　東京・市ケ谷の防衛省に、インドネシア独立戦争の英雄で、初代国軍司令官であるスディルマン将軍（1916－50）の像がある。同国の独立記念日である毎年８月17日、この像の前でインドネシア大使、日本の防衛大臣が列席し、献花が行われている。2022年11月に亡くなった評論家の加瀬英明氏が、インドネシアとの窓口になり、また献花式の実行を担ってきた。この像の存在があまり知られていないので、ここで紹介してみたい。（元記事は<a href="https://andenergy.jp">＆ＥＮＥＲＧＹ</a>・「<a href="https://andenergy.jp/1537">残留日本兵2000人が参戦、インドネシア独立戦争での絆</a>」）</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 14pt;"><b>◆スディルマン将軍像の由来</b></span></p>
<div id="attachment_15306" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/782acde178e442da27c0a9f96fd3cf71.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15306" class="wp-image-15306" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/782acde178e442da27c0a9f96fd3cf71-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/782acde178e442da27c0a9f96fd3cf71-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/782acde178e442da27c0a9f96fd3cf71.jpeg 680w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15306" class="wp-caption-text">2015年の献花式には当時のインドネシア大使、駐在武官が参列（撮影・石井孝明）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　加瀬氏は日本の保守勢力の中心的な存在で、取材をきっかけに事務所を何度も訪問するご縁をいただいた。その深い知性と温かい人柄を偲ぶ。日本の古き良き時代の雰囲気と教育を身につけた教養人だった。ご指導に感謝を抱き、ご冥福を祈る。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　私が参列したのは2015年８月17日の献花式だった。献花は小規模で行われてきたが、この年から加瀬氏の呼びかけで、大規模になった。当時のユスロン・イザ・マヘンドラ駐日インドネシア大使は挨拶した。「みなさんが、わが国の英雄を称えていただいたことは、本当にうれしい。両国には、独立戦争からの深い絆があります」。大使は流暢な日本語でこうあいさつし、大変喜んでいた。スディルマンは同国の英雄で、日本人に讃えられるのは嬉しかったのだろう。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　スディルマンについては、当時は人名に氏族名がない地域があり、彼もそうした場所の出身だったという。インドネシアは、350年にわたってオランダの圧政を受けた。日本軍が1942年に進攻してオランダ軍を追い出した。そして日本が敗戦した２日後の45年８月17日、独立を宣言した。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　ところが、オランダが再び植民地にしようと戻ってきた。これに立ち向かったのが、日本軍政下で編成された郷土防衛義勇軍だった。スディルマンはリーダーとして４年にも及んだ独立戦争を粘り強く戦い、独立を達成した。独立戦争は、インドネシア人10万人の死者を出す凄惨なものだった。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　スディルマンは、49年12月にオランダが撤退したのを見届け、国軍最高司令官になった後で、翌年1月、34歳の若さで結核で亡くなった。彼は日本の侵攻前は学校の教師だったが、その後に義勇軍に入隊した。そこで軍事知識を得たという。軍隊は昔から、向上心のある優秀な若者を集める場だった。彼は日本には感謝の念を常に示していたそうだ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　推定2000人、記録では903人の元日本兵が「インドネシアのために」と独立戦争に参加し、数百人戦死した。そして100人ほどがインドネシアに、戦後も残留した。日本の歴代首相はインドネシア訪問の際には、27人の日本人兵士を含む独立戦争の戦没者を埋葬する首都ジャカルタ近郊のカリバタ英雄墓地を訪れる。なぜか日本人と独立戦争の関係への言及を、日本のメディアはしない。それが一因なのか、この事実はあまり知られていない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 14pt;"><b>◆インドネシアの日本への感謝</b></span></p>
<div id="attachment_15308" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/2774eb215f6ec5861748038595369eb0.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15308" class="wp-image-15308" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/2774eb215f6ec5861748038595369eb0-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/2774eb215f6ec5861748038595369eb0-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/2774eb215f6ec5861748038595369eb0.jpeg 680w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15308" class="wp-caption-text">スディルマン像（撮影・石井孝明）</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　スカルノ初代大統領はインドネシアの独立宣言文に「17805」と日付を入れた。戦前の日本で使用していた皇紀を使い、皇紀2605年８月17日の意味だ。彼らは独立を支援してくれた日本に感謝をしていた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　大東亜戦争では、負け戦や戦場になったこともあって、アジア各国で日本の占領による収奪、現地住民の殺害などの悲しい記録が残る。インドネシアでも、日本の統治で問題はいくつか発生した。敗戦後には独立勢力が各地で日本軍へ武器引渡しを要求し、自らの非武装化を警戒する日本兵と衝突し、双方数百人ほどが亡くなっている。しかしスカルノ、スディルマンからの感謝など、総じてインドネシアとの間で良好な関係が残った。現代に生きる私にとって、喜ばしい結果だ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　スディルマン将軍の像は2011年１月、インドネシア国防省から日本の防衛省に贈呈された。ちょうど、この時は、外交センスと防衛への関心が皆無の菅直人首相と民主党政権の時だ。像を贈ってもらったのに積極的な反応をせず、窓口になった加瀬氏は残念がり怒っていた。こうしたことに感度の高かった安倍晋三氏が首相だったら、首相案件として反応し、日本とインドネシアの友好を深めるイベントとして活用しただろう。私も残念に思う。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　2015年の献花式で、挨拶をした国際政治学者の藤井厳喜氏は、日本が大東亜戦争で「民族解放の理念」を掲げたことを強調し、「インドネシアが主導し、民族自決を訴え、欧米列強の植民地支配からの独立を宣言した1955年のアジア・アフリカ会議（バンドン会議）と理念がつながる」とあいさつした。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 14pt;"><b>◆東京裁判の欺瞞を示す像の意味</b></span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　加瀬氏も「この場所の意味を考えてほしい」と語りかけた。防衛省のある市ケ谷台は、明治7年（1874年）から昭和12年（1937年）まで陸軍士官学校が置かれた。大東亜戦争中には参謀本部と陸軍省があり、戦後は「日本がアジアを侵略した」と断罪した東京裁判が行われた。そうした歴史の舞台だ。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　加瀬氏は「アジア諸国と日本の関係、特にインドネシアの関係は決して侵略ではなかった。この像は両国の絆を確認し、歴史の正確な事実を示す。東京裁判の欺瞞を示す意味がある」と述べた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　加瀬氏は、父で外交官の加瀬俊一氏（初代国連大使）の思い出を私に語ってくれたことがある。バンドン会議の随員として行った俊一氏は、日本がアジア諸国から大東亜戦争について非難を集めると警戒していたという。ところが、アジア、アフリカ各国の首脳は、日本が有色人種の代わりに、民族解放、白人諸国の不当な植民地主義の打破、人種差別撤廃のためにその戦争で戦ったことを、そろって評価し、讃えてくれたという。特にスカルノ大統領は日本代表団に大変好意的だったという。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　日本は大東亜戦争中の昭和18年（1943年）にアジア諸国の首脳を集め「大東亜会議」を開催した。そしてアジア各国の独立と民族自決を戦争の目的とした。加瀬俊一氏はこの会議の開催に尽力した。そのバンドン会議での経験に、自分の志が報われたと、深く感動したと、生涯繰り返したという。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　加瀬英明氏は独立戦争に参加した日本兵を描く映画「ムルデカ　17805」（01年公開）の製作委員会の代表になった。「ムルデカ」とは独立という意味で、前出の数字「17085」もタイトルに入れられている。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　この撮影は加瀬氏のインドネシアとの関係を使い、軍と政府の全面協力で行われた。200名の兵士が参加し、兵器の貸し出しが許されるなど厚遇された。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　加瀬氏がこの映画製作に情熱をかけたのには理由がある。「インドネシアの人々は、独立の悲願を持っていた。日本は大東亜戦争で自存自衛に加え、そうしたアジア諸国民の思いと共にアジアの独立、人種差別の撤廃という大義のために戦った。消されたこの事実を、多くの人に知らせたかった」と話していた。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 14pt;"><b>◆日本の戦争の意味を伝え続ける</b></span></p>
<div id="attachment_15307" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/e400e6a2d5ef4213b8ce624be5b22ed5.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-15307" class="wp-image-15307" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/e400e6a2d5ef4213b8ce624be5b22ed5-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/e400e6a2d5ef4213b8ce624be5b22ed5-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2023/02/e400e6a2d5ef4213b8ce624be5b22ed5.jpg 709w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-15307" class="wp-caption-text">スディルマン像がある防衛省</p></div>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　大東亜戦争での日本の行動の受け止め方は、日本とアジアの人々それぞれで異なり、批判もあるだろう。また戦争であり、日本の残虐行為、恥ずべき行為もあったかもしれない。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　しかし、日本が欧米の支配を打ち破ったことで、大戦後にアジア諸民族が覚醒し独立したことは、評価するべき事実だ。インドネシアで、独立戦争に参加した日本兵も、アジアの解放という大義を信じて参戦した。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　「日本は悪い」と決めつけるメディアや有識者の偏見で、こうした日本の経験は、なぜか日本で意図的に消されてきた。インドネシアの独立をめぐる日本との協力関係、インドネシアからの感謝も黙殺された。市ケ谷台に立つスディルマン将軍の像は、日本が戦った戦争の知られざる面を伝えている。私は日本の歴史を過度に賛美はしない。しかし、日本の過去の良いことを黙殺し、忘れよう、ひどい場合には歪めようという今の日本の風潮はぜひ変えたい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　こうした誇るべき歴史と経験を、志ある日本人の間で、大切にしたい。加瀬英明氏が残そうとした歴史の事実も伝えていきたい。</span></p>
<p style="text-align: left;"><span style="color: #000000; font-size: 12pt;">　※元記事は石井孝明氏のサイト「<a href="https://andenergy.jp">＆ＥＮＥＲＧＹ</a>」に掲載された「<a href="https://andenergy.jp/1537">残留日本兵2000人が参戦、インドネシア独立戦争での絆</a>」　タイトルをはじめ、一部表現を改めた部分があります。</span></p>
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		<title>自衛官に私的戦闘訓練 ”から騒ぎ”のメディア</title>
		<link>https://reiwa-kawaraban.com/politics/20210126/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 26 Jan 2021 14:44:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[政治]]></category>
		<category><![CDATA[憲法]]></category>
		<category><![CDATA[自衛隊]]></category>
		<category><![CDATA[共同通信]]></category>
		<category><![CDATA[防衛省]]></category>
		<category><![CDATA[荒谷卓]]></category>
		<category><![CDATA[三島由紀夫]]></category>
		<category><![CDATA[楯の会]]></category>
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					<description><![CDATA[　陸上自衛隊特殊部隊のトップだったＯＢが現役自衛官らを募り、戦闘訓練を指導していたことが明らかになった。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　陸上自衛隊特殊部隊のトップだったＯＢが現役自衛官、予備自衛官を募って戦闘訓練を指導していたことが23日、共同通信発のニュースとして流れた。荒谷氏が故三島由紀夫氏を信奉していること、自衛隊法に触れるとの指摘があることが報じられ、あたかも問題があるような書きぶり。防衛省に法に抵触するのではとされた部分に関して取材すると、狼狽えるメディアと対照的に冷静なコメントが返ってきた。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■共同通信が挙げた２つの問題点</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　共同通信などが報じた「<a href="https://this.kiji.is/725681850000359424?c=39546741839462401">自衛官に私的戦闘訓練</a>」などの記事内容をまとめると、陸上自衛隊特殊部隊のトップだった荒谷卓（あらや・たかし）氏は2018年に三重県熊野市の山中に戦闘訓練や武道のための施設を開設し、同年から３度にわたり「自衛官合宿」と称する戦闘訓練を実施してきた。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　昨年12月26～30日の日程で行われた合宿には十数人が参加。迷彩服に着替えて施設と山林を往復していたという。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　そもそも自衛隊OBが自らの経験から、現役、予備の自衛官に戦闘訓練をすること自体、何も責められることではない。自衛官が休日に、万が一の場合に備えて戦闘力を高める訓練を行うのであれば、それは模範的な自衛官であろうし、国民にもありがたいことである。素直に「自衛隊員の皆さん、お休みの日にまで、ご苦労様です」という記事を書いておけばいいと思うが、隊員を褒めるのは嫌だったようで、共同通信は記事の最後に２つの点を指摘した。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">①防衛省内には自衛隊法に触れるとの指摘がある。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">②OB（筆者註：荒谷卓氏のこと）は作家の故三島由紀夫の考え方に同調するなど保守的主張を繰り返している。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　この２点を挙げることで、荒谷氏と一部の自衛隊員に問題があるかのようにしたかったのであろう。しかし、どう見ても無理筋に思える。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■自衛隊員の服務規定 どこに抵触するのか</span></strong></span></p>
<div id="attachment_9054" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/66ed253c66b366ff14ead17e662ec2a6.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-9054" class="wp-image-9054" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/66ed253c66b366ff14ead17e662ec2a6-300x180.jpg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/66ed253c66b366ff14ead17e662ec2a6-300x180.jpg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/66ed253c66b366ff14ead17e662ec2a6-1024x614.jpg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/66ed253c66b366ff14ead17e662ec2a6-768x461.jpg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/66ed253c66b366ff14ead17e662ec2a6.jpg 1134w" sizes="auto, (max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-9054" class="wp-caption-text">東京都新宿区にある防衛省（撮影・松田隆）</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　まず、①を見てみよう。共同通信は記事内で「現地取材で実際の訓練は確認できなかった」としている。訓練内容が分からなければ、自衛隊法に触れるかどうか判断はつかないはず。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　そのためか自分では語らず、防衛省内に法に抵触するという声があることを指摘している。しかし、どこの誰がそのように言っているのかは明らかではない。ニュースソースを明かさず、専門性の高いことは何も語らず、共同通信に都合のいいセリフだけを言ってくれる職員もいないと思うのだが、いかがであろう。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　共同通信の記者も記事を書く前に自衛隊法ぐらいは読んだと思うが、隊員の服務については52条から委任規定の65条まであり、休日における行動についても規定されていると判断できるのは以下である。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">54条：勤務態勢及び勤務時間等</span></p>
<p><span style="color: #000000;">55条：指定場所に居住する義務</span></p>
<p><span style="color: #000000;">58条：品位を保つ義務</span></p>
<p><span style="color: #000000;">59条：秘密を守る義務</span></p>
<p><span style="color: #000000;">61条：政治的行為の制限</span></p>
<p><span style="color: #000000;">62条：私企業からの隔離</span></p>
<p><span style="color: #000000;">63条：他の職又は事業の関与制限</span></p>
<p><span style="color: #000000;">64条：団体の結成等の禁止</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　この中で、戦闘訓練によって服務規定違反になる可能性のある行為はどれか。直接はないが、可能性で言えば59条の秘密を守る義務が考えられなくもない。しかし、秘密の漏洩は戦闘訓練の機会に限ったものではない。特にこの戦闘訓練が秘密漏洩のためにやっていると考える者などいないだろうし、十数人も集めて秘密の漏洩があれば、漏洩したことが漏洩しやすくなってしまう。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　もし、防衛省の職員が「自衛隊法に触れる」というのであれば、共同通信の記者は自衛隊法の何条に触れるかを聞かなければ意味がないし、相手がそれに答えられないのであれば、証言としての信用性には著しく疑問符がつく。そう考えると、そもそも共同通信の記者は本当に防衛省の職員に聞いているのか疑わしい。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　これらの点について防衛省に聞くと、広報を通じ、以下のようなコメントが返ってきた。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">「<span style="color: #0000ff;"><em>報道については承知しておりますが、勤務外における私的な活動であり、防衛省としてコメントすることは差し控えます。その上で、一般論で申し上げれば、自衛隊員が勤務時間外に各種活動を行うことが、ただちに自衛隊法の服務規定に抵触するものではありません。</em></span>」</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■憲法19条を読んでから記事を書きましょう</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　②を見てみよう。こちらはさらに無理筋</span><span style="color: #000000;">。まず、荒谷氏が実際に故三島由紀夫氏を信奉していたとしても、何も問題にならない。三島氏を信奉している者は戦闘訓練の指導をしてはいけないのか、あるいはそのような者の指導を受けてはいけないのか。そのようなことができる法的権限を持つ者など存在しない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　仮に防衛省が戦闘訓練に参加しようとする隊員に、荒谷氏の思想を理由に参加をさせない措置をとったとしたら、そちらの方が大問題。憲法19条で保障された思想・良心の自由を侵害する、憲法を蔑ろにするとして、大臣の進退問題に発展しかねない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　思想・良心の自由の保障内容は「各人がいかなる思想・良心を有することも自由であり、それが内心にとどまる限り、国家が特定の思想・良心の保持を禁止することはできない。また、国家が、個人が有する思想・良心を理由に差別したり、不利益を課すこともできない。」（市川正人 基本講義憲法 初版p117 新世社）というものである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　防衛省は事前に戦闘訓練に参加しようとする隊員がいても、指導者の思想あるいは、それを信奉するかもしれない隊員の思想を理由に行動を止めることなどできない。それは憲法を遵守する精神である。日頃憲法遵守を叫ぶ共同通信なら、それぐらいは分かるであろう。自衛隊法とともに憲法19条も読んでから記事を書いたらどうかと思う。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■共同通信の記事のバカバカしさ 不毛な連想ゲーム</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　以上のように、共同通信が配信した記事は批判に何の根拠もなく、戦闘訓練は何も問題にならないのは明らか。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　それを問題があるように無理作りしたのは、荒谷氏が三島氏を信奉していること、現役の自衛官が相手であること、楯の会と似ていることなどから、アレルギーのような症状を起こしたものと考えられる。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　自衛隊ー三島氏信奉ー楯の会ー軍部暴走ー５・15ー２・26ー戦争</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　彼らの頭の中はこの不毛な連想ゲームでいっぱいなのであろう。この記事のバカバカしさは、共同通信の配信を受けていない朝日新聞が追いかけず、加盟社の毎日新聞は少なくともネットでは記事にしていないことからも分かる。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　共同通信はいい加減、このような手法の記事作成はやめたらどうか。</span></p>
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