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	<title>DHC | 令和電子瓦版</title>
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	<description>政治、社会、運動、芸能など、様々なジャンルのニュース＆オピニオンサイトです</description>
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		<title>上念司氏が番組降板 伊藤詩織訴訟で感じた違和感</title>
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		<dc:creator><![CDATA[松田 隆&#x1f1ef;&#x1f1f5;　＠東京 Tokyo&#x1f1ef;&#x1f1f5;]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 06 Jan 2021 09:33:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[司法]]></category>
		<category><![CDATA[不法行為]]></category>
		<category><![CDATA[伊藤詩織]]></category>
		<category><![CDATA[山口敬之]]></category>
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					<description><![CDATA[　経済評論家の上念司氏がDHCテレビの虎ノ門ニュース等を１月５日付けで降板したことを、ツイッターで明らかにした。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color: #000000;">　経済評論家の上念司氏がDHCテレビの虎ノ門ニュース、ニュース女子等を１月５日付けで降板したことを、ツイッターで明らかにした。DHCからの要望が理由とされているが、本人の評論家としてのスタンスにも問題があるのではないかと思われる。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■伊藤詩織訴訟の一審判決後の首を捻りたくなるツイート</span></strong></span></p>
<div id="attachment_8790" style="width: 230px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/ee4ee29d9490bac2ec4bd84821901f83.jpeg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-8790" class="wp-image-8790" src="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/ee4ee29d9490bac2ec4bd84821901f83-300x180.jpeg" alt="" width="220" height="132" srcset="https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/ee4ee29d9490bac2ec4bd84821901f83-300x180.jpeg 300w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/ee4ee29d9490bac2ec4bd84821901f83-1024x615.jpeg 1024w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/ee4ee29d9490bac2ec4bd84821901f83-768x461.jpeg 768w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/ee4ee29d9490bac2ec4bd84821901f83-1536x922.jpeg 1536w, https://reiwa-kawaraban.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/ee4ee29d9490bac2ec4bd84821901f83.jpeg 1701w" sizes="(max-width: 220px) 100vw, 220px" /></a><p id="caption-attachment-8790" class="wp-caption-text">山口敬之氏と乾杯する上念司氏（右）（YouTube「報道特注 第一回ファンクラブ公開収録撮って出しSP」2017年10月29日配信画面から）</p></div>
<p><span style="color: #000000;">　今回の降板劇がどのような事情によるのか、また、上念氏という人物について、私はほとんど知識を持っていない。そのため降板の是非について断定的に論ずることはしないが、かつて彼の主張に触れた時に違和感を覚え、（これで客観的論評をすべき評論家と言えるのだろうか）と感じたことがあるので、その点を紹介したい。その内容から、これを読む方に今回の降板劇についての是非を考えていただきたいと思う。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　当サイトでも何度も扱っているジャーナリストの伊藤詩織氏とTBSの元ワシントン支局長の山口敬之氏の民事・刑事に関する問題について、上念氏は一審で伊藤氏の請求が一部認容された後、2019年12月18日に以下のように<a href="https://twitter.com/smith796000/status/1207224571272712194">一連のツイート</a>を投稿した。</span></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">★（前略）結論から申し上げて、この判決を受けて山口さんを擁護するのは難しいと思いました。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">★（前略）現時点ではこれが第三者による客観的な判断として受け入れるより他はありません。</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #000000;">★（前略）あくまでも私の主観ですが、控訴しても負けると思います。</span></strong></p>
<p><span style="color: #000000;">　上記のツイートは上念氏の主観に基づくもので、彼がどのように考え、発言するのも自由。仮にその発言が法に抵触するのであれば法的責任を負うだけの話である。しかし、評論家を称する人間にしては首を捻りたくなるような発想と言うしかない。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■DHCでなくても「お引き取りを」と言うのでは？</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　伊藤氏が意に反する性行為を強要されたとして、山口氏に対して損害賠償を請求した事案で、東京地裁は一部請求認容判決を出した。その一事をもって上念氏はそれまでの山口氏擁護をやめるとしたのである。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　擁護とは「侵害、危害から庇い、守ること」。そもそも評論家が民事訴訟の一方の当事者を「擁護」するという意味・目的が不明だが、それは置いておく。上念氏は山口氏と伊藤氏の両者の主張を比較・検討した結果、山口氏の主張が正しいと感じたから擁護していたのであろう。ところが、一審判決を「第三者による客観的な判断」として山口氏の主張は間違っていると決めつけ、上訴してもそれは覆らない可能性が高いと言っている。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　もし、上念氏の主観に反して控訴審で山口氏が勝訴したら、どうなるのか。一審の原告勝訴部分は破棄され、上念氏が依るところの客観的な判断そのものが消滅することになる。一連のツイートの趣旨からすれば、控訴審判決を「第三者による客観的な判断として受け入れるより他はありません」と言うしかない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　結局、当該ツイートは「上念司は各裁判所の判断を追認するだけです」「裁判所の判断が変わる度に、私の判断も変わります」と言っているに等しい。自分の判断力を持てない評論家はDHCでなくても「お引き取りください」と言うであろう。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■中央大学法学部出身の評論家なら分かるはず</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　確認しておくが、山口氏と伊藤氏の事件は以下のような状況にある。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">【刑事】</span></p>
<p><span style="color: #000000;">山口氏：不起訴、検察審査会で不起訴相当の議決</span></p>
<p><span style="color: #000000;">伊藤氏：不起訴、検察審査会への申し立てがなされる見込み</span></p>
<p><span style="color: #000000;">【民事】</span></p>
<p><span style="color: #000000;">伊藤氏：一審で請求の一部認容判決、附帯控訴。反訴は勝訴</span></p>
<p><span style="color: #000000;">山口氏：一審で本訴一部敗訴、反訴は棄却され、ともに控訴</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　確定しているのは山口氏の刑事責任はないということのみである。これらの事実から言えるのは、少なくとも刑事で不起訴が確定している山口氏に対して犯罪者呼ばわりすることは許されないということ。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　メディアや一部の識者、伊藤氏サイドの弁護士が山口氏を犯罪を犯した者であるかのように言い立てることは山口氏の名誉を著しく毀損する。その許されるはずがない事象が日常的に起きていること、人権を軽視する状況に、法律を学んだ者でなくても危機感を覚えて当然である。評論家を自称するなら、そのような法的にも倫理的にも許されない言動に異を唱えなければならない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　山口氏が問われている責任は不法行為における故意・過失責任に過ぎず、犯罪とは無関係。その上、まだ一審終了段階に過ぎず、上訴審では民事上の責任もないと判断される可能性もある。逆に伊藤氏は民事だけでなく、刑事上の責任も負わされる可能性はある。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　上念氏も中央大学法学部で学んだのであれば、その程度は理解できるはず。その当たり前のことを理解しないのかできないのか分からないが、「裁判所がそう判断したから」と自分のそれまでの主張を180度変えてしまう人間を誰が信用すると言うのか。</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;"><strong><span style="color: #000000;">■山口氏を擁護せず、伊藤氏に恨みもなく</span></strong></span></p>
<p><span style="color: #000000;">　私はこの件で多くの記事を公開してきた。この際だから明らかにしておくが、山口氏を擁護しているつもりなどなく、また、伊藤氏に恨みがあるわけでもない。ただ、この争訟で正義が為されることのみを祈り、記事を公開している。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　ここでの正義とは、民事も刑事も責任を負うべき者に適切な責任を負わせることである。虚偽を言い連ねた者が得をすることになれば虚偽の対象となった者の人権は著しく侵害されるのはもちろん、司法の信頼性が損なわれ、社会に混乱をもたらす。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　そのようなことは決してあってはならない。情報やオピニオンを発信するものであれば、様々な考えがあるのはいいが、最低限、前述の公正な立場を前提に発言すべき。「自分と考えが近い人だから擁護します」「裁判所が判断したから、そちらに従います」といった程度の判断しか持ち得ないのであれば、評論家の看板を下ろした方がいい。そもそも自分の中に正義を為すという考えがあれば、そのような発言が出てくるはずがない。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　上念氏に問いたい。あなたに正義を求める気持ちはあるのか。</span></p>
<p><span style="color: #000000;">　降板のニュースを目にした時、真っ先にそのことを思った次第である。</span></p>
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