性的画像の撮影禁止でフェミ恐怖政治の足音

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は、大会会場での性的画像の撮影に関し、新たに禁止行為・遵守行為を追加した。3月22日の理事会後に「ジェンダー平等推進チーム」のトップである小谷実可子スポーツディレクターが明らかにした。しかし、このルールは主催者の主観で観戦者を容易に卑劣な盗撮者に仕立て上げることができるなど、大きな問題を孕んでいる。

■禁止行為・遵守行為に2項目の追加事項

 性的画像の撮影を防ぐための決定は、大会における禁止行為・遵守行為の追加という形で行われた。組織委が発表した「第43回理事会資料」には、「アスリート等への性的ハラスメントを防止するため、性的ハラスメント目的との疑念を生じさせる撮影行為を明確に禁止すべく根拠項目を新設」と、禁止行為の追加の理由を説明している。

 さらに、「盗撮行為等の現認・通報等があった際に撮影内容が確認できるようにすべく根拠項目を新設」として遵守行為の追加した理由を説明した。その結果、追加された項目は以下である。

【禁止行為】

(18)アスリート等への性的ハラスメント目的との疑念を生じさせる写真、映像を記録、送信若しくは作成すること。

【遵守行為】

(5)主催者からカメラ等による撮影画像の確認行為を求められた際にはこれに応じること。

 禁止行為も遵守行為も違反した場合には入場拒否や退場措置をとる場合があるとしているから、実効性を伴っている。主催者側の主観によって善良な観戦者が卑劣な盗撮者にされ、場合によっては退場処分を受けてしまうこともありうる。こうした規定に対して、メディアは概ね好意的に扱っていることが信じられない。以下の問題についてどう考えているのかを聞くのがメディアとして最低限の務めであろう。

(1)性的ハラスメント目的の写真と、そうでない写真との線引きはどこにあるのか

(2)性的ハラスメント目的の写真と、そうでない写真であるかを誰が判断するのか

(3)観客の撮影する自由への重大な制約であると考えないのか

 もちろん、社会問題にもなっている性的な目的と思われる画像・動画を撮影し、それをSNSなどを通じて広める行為は卑劣なものであり、対象となったアスリート、特に女性アスリートの尊厳を傷つけるものであるということに異論はない。そのような行為が法的保護の対象にならないことは明らかである。

これらの写真は性的ハラスメント目的なのか

 ただし、画像や動画が性的ハラスメント目的がどうか、明確な線引きなどはできない。提示した写真を見ていただきたい。左がビーチバレーの坂口佳穗選手、右が体操の村上茉愛選手である。

 どちらも競技に真剣に取り組む一瞬を撮影したもので、スポーツ写真として優れたものであると思うし、実際に報道で使用されている。

 しかし、見方を変えれば、坂口選手はヒップを強調したショット、村上選手は股間を大きく開いたショットである。

 記者が撮影すれば性的ハラスメント目的ではないが、会場からオタクっぽい風体の男性が撮影すれば性的ハラスメント目的との疑念をもたれるかもしれない。それを主催者が見てどちらであるかを決めてしまうとしたら、表現の自由や内心の自由への重大な制約となりかねない。

■大会組織委に電話で問い合わせ

 上記の問題を踏まえ、組織委に電話で問い合わせた。

松田:性的ハラスメント目的の写真と、そうでない写真とがはっきり分かる基準を示していただけるのでしょうか

担当者:責任者に確認させていただきましたが、現時点では今後、さらに詳しい詳細な基準などを発表するかどうかは決まっておりません。これからそういった基準が発表された場合には、組織委員会のホームページやメディアでも取り上げられると思いますので、ご覧いただければと存じますが、誤認されることがないように気をつけて撮影していただければと存じます。

松田:我々が誤認されないように撮影しないといけないのですか? そちらが誤認してはいけないのではないですか? 例えば、自分の娘が出れば写真を撮ります。当然、娘ばかり。それを『特定の選手ばかり撮っている、しかも、アップで撮ってるから、これは性的ハラスメント目的だ』と思われる可能性はあると思います。やっぱり表情が撮りたいですから、上半身がアップになる写真もあるかと思います。それをバストの部分を狙ってるんだと思われたり、そのことで娘の一世一代の晴れ姿の撮影を主催者に邪魔されたりしたらたまりません。それなのに『誤認されないように撮りなさい』と、なぜ、あなた方にそんなことを言われないといけないのと僕は感じます。そちらが誤認しないようにすべきと思います

担当者:こちらが誤認すべきでない、と。

松田:そもそもどういう写真がダメなのか、判断基準が分からなかったら、(撮影)できません

担当者:現時点では(判断基準が)出ていませんので、もっと具体的に基準を示すようにというご意見として承ります。

 組織委としては「疑われるような撮影の仕方をするな」ということのようであるが、性的ハラスメント目的で撮影したことがない人間に、「疑わしい行為はやめろ」と言ってもどうすればいいのか分からない。しかも性的ハラスメント目的の写真と、そうでない写真との判断基準が明らかにされないのだから、撮影者は自分が撮影した写真が禁止事項に抵触するかどうかも判断できない。

 刑法の基礎として「罪刑法定主義」を学ぶが、これは「犯罪と刑罰が、①法律によって②あらかじめ規定されていなければならないとする原則」であり、②の部分は「行為時の予測可能性(その行為が処罰されるものであるかどうかという)を保障する自由主義的要請に基づく」とされる(齋野彦弥 基本講義刑法総論 新世社 p27-28)。

 大会の禁止事項は法律ではないから罪刑法定主義をどうこう言うのはおかしいと考えるかもしれないが、原理原則は変わらない。性的ハラスメント目的の写真の判断基準を示さないことは、少なくとも行為時の予測可能性を保障していない点で問題がある。

 また、憲法では「わいせつ」に関しては重要な判例が出されているように、わいせつであるか、そうでないかを判断するのは極めて困難。それを会場を見回る人間が性的ハラスメント目的かどうか勝手に線引きをして決めるということに納得できる人がどれだけいるのか。

■2人並んで同じショットを撮影した場合

東京五輪はどんな大会になるのか(撮影・松田 隆)

 判断基準が示されない上に、主催者が一方的に性的ハラスメント目的と決めつける点についても確認した。

松田:仮に『僕は性的ハラスメントの目的などありません』と言っても、主催者が『その目的だ、その目的とみなす』とする可能性はあるわけですよね? 性的ハラスメントの目的があるかどうかを決めるのは主催者ですよね?

担当者:はい。

松田:僕らがいくら『そんなことはありません』と言っても、主催者の方で『これは性的ハラスメントの目的である』と判断したら、そう判断されてしまうわけですよね

担当者:はい。

松田:スタッフに『性的ハラスメント目的だ』と決めつけられたら、僕らは退場処分になる可能性はありますか

担当者:そうですね。禁止事項として今回、定められましたので…

松田:そちらが決めるわけですね

担当者:左様でございます。

松田:観客2人が並んでほぼ同じショットを撮影した時に、1人は性的ハラスメント目的ではなく、もう1人はその目的だった場合、どうなるのでしょうか

担当者:そこまでの詳細は出ていませんので、そういった仮定の質問にはお答えできません。

 性的ハラスメントの目的の写真がどういうものかも示さず、主催者が性的ハラスメントの目的であると決めたら、その観客を退場させることができる。このような基本的人権を無視した決定を、小谷実可子氏は「このような行為が禁止行為・遵守行為と明記されたのは大きな一歩です」と語った。彼女をトップとする「ジェンダー平等推進チーム」は、どこに向かおうとしているのだろうか。

■主催者の決めつけで侵害される国民の権利

 森喜朗前会長が女性を蔑視したとされる発言をきっかけに退任に追い込まれたのをきっかけに、フェミニズムの人たちの声は強くなる一方である。女性の権利を守るためなら、男性を含む多くの国民の基本的な権利は軽視していいという発想には恐ろしさを覚える。治安維持法の予防拘禁に通ずる全体主義、ファシズムの考えと大差ない。

 最後に担当者に、必ず、理事会のメンバーに伝えてほしいということで要望を出しておいた。

松田:今回の決定は表現の自由に対する重大な制約だと思います。安易に主催者が判断し、観客を退場させ、それが嫌なら疑われるような撮り方をするなというのは、大変な問題です。(思想・良心の自由等も含む)国民の権利を軽視すべきではありません。

 このような意見が組織委のメンバーに伝わることを願うのみである。

"性的画像の撮影禁止でフェミ恐怖政治の足音"に10件のコメントがあります

  1. ケン より:

    松田様 いつも投稿を興味深く拝読いたしております。今回のテーマと投稿に関しての、個人的な意見です。仰る通り、主催者からの明確な線引きが無いのは問題かと思います。しかし、この線引きが結構難しそう。ならば、ある程度の裁量を主催者に委ねるのはやむを得ないかな?松田氏は法律に詳しいので、法律を前面に押し出して理論展開(主張)されますよね。これは当然だと思いますが、自分は法律の前に社会規範や常識、マナーが存在すると思います。あくまで個人的な意見ですが、率直に言うと、「今回は、そこまで言わんでもええんちゃう?」って感じました。生意気にすみません。いつも応援しています!

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>ケン様

       コメントをありがとうございます。

       主催者が円滑な運営のために裁量を有するのは当然と思いますが、判断基準も示さず、主催者の主観で高価なチケットを無効化できてしまうのはさすがにやり過ぎだと思います。

       もちろん、性的ハラスメント目的かそうでないかをスパッと線引きなどできるわけがなく、ひとりひとりの倫理観に委ねるしかない状況を変える必要はあります。しかし、その方法が、撮影者がどういう写真がいいか悪いかの判断もつかない状況で一方的に重大な権利を失効させるのでは、あまりに個人の権利を軽視するものだと思います。

       以前、荒川静香さんの話を書いたのですが、報道写真でも本人が嫌だと感じることもあります。せめて判断基準を可能な限り示さないと、大きなトラブルに発展しかねないと心配しています。

      参考:荒川静香さんの「写真を替えて!」で好感度アップの昔話:https://reiwa-kawaraban.com/sports/20180211/

      1. ケン より:

        松田さん コメントありがとうございます。明日も頑張ります!

  2. 名無しの子 より:

    松田さん、いつもありがとうございます。
    はっきり言って、フェミの言うことには、もうウンザリしています。
    今回の件も、また始まった!と思いました。そして、思い出したのは「性的同意の有無を憲法に」というフェミの訴えです。
    伊藤詩織事件であれほどもめているのに、なぜそんなことを言うのかと。性的同意賛成派と議論して「同意したかどうか、どうやって証明するんだ?」と言ったら「女性が同意してなかったら、犯罪だ」と言うので「じゃ、その時同意して、後で、同意してなかったと言ったら、どうするんだ?」と言い返したのですが、要領の得ない返事しか返ってきませんでした。
    そもそも、線引きが難しいことを法律に盛り込めば、現場が混乱すると思います。お金の貸し借りだって、混乱するから「借用書」が必要になるわけで。精神論は、法律ではなく、教育分野だと思います。人の嫌がることはやめようとか、人に自分の意思を伝えようとか。
    あんまりイライラしたので「じゃ、いっそのこと、結婚してない男女の性交禁止にしたらいいんじゃない」と言ったら、相手はカンカンに怒り出し、「戦前じゃあるまいし」という始末。今回のこの記事の件でも「いっそのこと、写真禁止にしたら。オリンピック側が正式に写真を販売することにして」と言ったら、もしかしたらフェミは怒るかも。自分の都合の良い時は、自由にしたい、注目されたい、でも嫌なことはイヤと。性被害を涙ながらに訴えながら、笑顔でポリアモリーを語る伊藤詩織氏のように。
    はっきり言って、フェミ二ストの皆さんは、日本で一番「権力者」のようですね。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>名無しの子様

       コメントをありがとうございます。

       本当に最近のフェミニストたちの言い分はめちゃくちゃだと思います。伊藤詩織さんの件の「同意」の問題でも、北欧の例などを出して「同意がなければすべて強制的な性行為だ」とすべきと言っていますが、冗談ではなく、性行為に契約書が必要になります。彼女たちの行動を見ていると、男性とは女性に害悪を与える存在でしかないというのが前提になっている印象を受けます。常軌を逸しているように感じます。

      >>「じゃ、いっそのこと、結婚してない男女の性交禁止にしたらいいんじゃない」

       彼女たちの言い分を聞いていたら、これも現実的な手段でしょう。

      >>もうウンザリしています。

       僕も同じ感想です。本当にウンザリさせられます。
       

  3. 野崎 より:

    この問題も社会に潜伏してあるファシストの多面攻撃の一つである。

    ミス日本(ミスアメリカも)水着審査廃止 スポーツウェアへ
    スポーツ庁長官、室伏広治氏は問題の撮影は性的ハラスメントである、と主張した。

    共に女性の性的要素の抑制、男性の要求へのリアクションに見えるが違う。
    隠された目的は男に対し女性がヘゲモニーを取る、ということだ。

    フェミニストの生む産まないは女の自由に同じく、見せる見せないは女の自由ということだ。
    別姓婚、性交渉に女性の同意の必要 ジェンダー等も男に対し女性がヘゲモニーを取る、ということだ。

    70年代、日本女子大の極左だった女性は今や日本のフェミニズム運動の中核を成す位置にいる。
    十数年前、彼女曰く、SMクラブの女王様を招いてワークショップを開催したと。
    何故かと問うと、男を奴隷とする女性の象徴だからだそうだ。
    性においても女性が主体だ、同意が必要だ。勝手に撮影はさせないぞ、簡単には見せないぞ、ということだ。
    大学祭のミスコンは消えていく、それが拡大する社会、性差別は許さないとする社会になる。

    ミス日本(ミスアメリカ)室伏発言共、女性の性的要素に関しての抑制、制限に思えるが、
    70年代、左翼が提唱したセクシャルリボリューション 性の解放と矛盾しない。
    (ポルノの解放、既存の性倫理の否定、それは現在も戦略を変え継続されている、同性婚、LGBT 夫婦別姓はそれの一環である。)とは矛盾しない。

    まず既成秩序の破壊だ、そして後、女性がヘゲモニーを取る戦略だ。
    差別、性差別という言葉を強化しその言葉で敵対勢力を圧殺できる社会を目指す。
    (しかし破壊の攻撃ポイントはそれぞれ脈略がなく内ゲバが発生する、今、フェミとTが対立しつつある。)

    本質は上記である、よって以下の論理の応酬は敵の罠に陥ることであり不毛である。女性美を称え続ければよい。
    ⇓⇓⇓

    芸術かエロか?
    女性美にはエロスが内包されている、そのエロスを表現すること、どう表現するのかがゲージュツだ。
    エロあってのゲ~ジュツだ。
    よって線引きなど不可能であり、そもありえない。
    ●いやせねばならない,我々が決める。

    ゲイジュツとは何か? ポルノとゲ~ジュツとの相違は何か?
    ●我々が決める

    嫌なら見せるな。男達の前で露出度の高いウェアで大股開きをするな。
    見せたいのだろう。
    女性美としてのエロスを見せているとの女性側からの主張がある。
    ●そのようなことはない、女性を差別するな、スポーツ競技だ。エロを感じるお前達男が悪い。

    男が反応することは解っているだろう、嫌なら見せるな。
    撮影せず見るだけなら良いのか、内心の自由だからよいのか。
    のぞきは犯罪として処罰される、対価を支払って見るストリップは許される、だが撮影は禁止だ。
    そういうことか。実質変わりはない、お前たちはそれを提供している。
    競技により女性の性の売りが内包されていることは事実だ。
    ●いや違う、スポーツ競技だ、全てお前達男が悪いのだ。
    等々。

    見せるのは女性の意志であるその一例。
    ビーチバレー
    女性もビーチバレーは女性の意志で男性に身体を見せていることを認めている。ソースは割愛

    ビーチ―バレーは砂浜から発生したから水着でプレイする?

    違う、女子選手は男(観衆)に女性として女性の体を見せているのである。
    よって基本、室内競技として砂をひいた室内コートでは行わない。

    そも女性の水着はその要素がある。
    (ビーチバレーウェアはセパレートでアンダーはビキニショーツに類したものだ。ほぼ水着の様なものだ、何故そのウェアか?)

    ビーチは女性が女性美を表す空間でもある。
    だからスポーツ競技のビーチバレーもビーチで行うのである。
    言うまでもなくビーチバレーのみならず他の競技もその要素はあるのである。

    ミス日本(ミスアメリカ)コンテストは水着審査を廃止した。
    問題があるならば同じく廃止せよ。

    スポーツ庁長官、室伏広治氏は問題の撮影は性的ハラスメントであると述べた。
    内心の自由に関してぜひ見解を聞きたい、見るのはOK?

    御返信は不要です。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>野崎様

      >>十数年前、彼女曰く、SMクラブの女王様を招いてワークショップを開催したと。
      >>何故かと問うと、男を奴隷とする女性の象徴だからだそうだ。

       彼女たちが目指しているのはジェンダー平等ではなく、女性が男の上に立つこととはからずも白状しているような話ですね。薄っぺらな思想・行動と感じられます。そういう人たちが今でも社会で一定の影響力を持っていることは大きな問題ではないでしょうか。

       貴重なお話をありがとうございました。

  4. 野崎 より:

    前のコメントに以下を、一応知人ではあります。
    >70年代、日本女子大の極左だった女性は今や日本のフェミニズム運動の中核を成す位置にいる。

    今どうしているかと、ネットの時代、簡単に確認できました。

    石井孝明様のガンバリに関する記事に、
    左翼は、ガンバル必要はない、と洗脳工作をしているコメントしました。
    左翼は自己責任、自助をを否定し、それを社会へ求める、つまるところ社会主義、共産化であると。
    ベイシックインカムは罠である、ともコメントしました。
    その証左を確認できした。

    日本女子大の極左学生活動家だった彼女はその後も活動を継続し(戦略、戦術を変えつつ)
    彼女の攻撃ポイントはジェンダーにシフトしてフェミニスト界ではそれなりに知られた存在となっています。臨月刊ですが雑誌も発行しています。

    その雑誌Weより、下、 ネットで閲覧できます。、

    >ただ生きていくこと」も難しい今、読んでいていつのまにか元気になれるような、そして、無理してがんばらずにみんなが幸せになれる世の中の実現を願って、そのための知恵や情報の交換の《場》でありたいと、『We』は誌面づくりをしてきました。…

    Weフォーラムでベーシックインカムを徹底議論します。
    誰もが安心して生きられるしくみをつくろう!
    集い、議論し、交流する2日間!

    ⇓⇓⇓
    彼女やってるな、という思いです。

    御返信は不要です。

  5. 橋本 より:

    松田様
    初めまして。
    この問題に関して思うところがあり、私の考えに対する松田様のご意見をお聞きできればと思いコメントいたしました。

    アスリートの方が問題視しているのは、”撮影行為”ではなく”掲載行為”にあるのではないかと思っています。
    坂口選手や村上選手の写真を紹介するときに、性的部分を強調するように掲載するとハラスメント行為に該当するような気がしますが、アスリート的な部分を強調するように掲載するとハラスメント行為に該当するのではないかと思います。
    公開されている競技である以上、撮影行為を取り締まることは現実的ではないですが、掲載行為を取り締まることは現実的ではないかと思います。
    私は撮影行為自体は規制するべきではないが、掲載行為自体は規制するべきではないかと思うですがいかがでしょうか?
    具体的には、掲載行為を規制対象とすることは現実的に困難かどうか、掲載行為自体を規制したところで問題(アスリートへの性的ハラスメントの防止)の改善にはつながらないだろうか、この2点についてご意見いただければ幸いです。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>橋本様

       コメントをありがとうございます。

       掲載行為を規制すればかなりの部分、問題が解決しますが、それが実効性を持ってできるかという部分はあります。掲載する場合には、競技場を離れてしまうわけですから、主催者の管理権限が及ばなくなってしまいます。ネットでの掲載を止める場合には選手個人や所属団体、所属競技団体などが肖像権などを理由にするのが一般的で、ハラスメントだからという理由では難しいでしょう。性的目的での撮影かどうか、わいせつの基準を定める時のように最高裁で何度も判例を積み重ねていかないといけないように感じます。

       そうしたことを考えての撮影現場での規制を考えていると思います。

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