唐田えりかさん は「そもそもモテない」 河野景子さんの人格攻撃は許されるのか

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

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青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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 元フジテレビアナウンサーの河野景子さん(55)が、俳優の東出昌大さん(31)との不倫が報じられている女優の唐田えりかさん(21)に対し「そもそもあまりモテない女性」と切り捨てた。2月1日放送の「胸いっぱいサミット!」(関西テレビ)に生出演した時に発言したものであるが、こうした人格攻撃は本来許されるものではない。河野景子さんは一線を越えてしまったと思う。

■河野景子さん「本当なモテる人だったらその恋愛を隠す」

スポニチ電子版(2月1日公開)より

 スポニチ電子版2月1日付けの「河野景子 不倫騒動の唐田えりかをバッサリ『そもそもあまりモテない女性なんじゃ…』」によると、河野景子さんは番組内で「彼女はまだ若い。恋愛経験もなくて、東出さんと恋愛していることで有頂天になってしまって。そもそもあまりモテない女性なんじゃないかと思う」と発言。さらに「本当なモテる人だったらその恋愛を隠す。それを出したいというのは恋愛経験がなくて、ちょっとね…って」と続けたという。

 モテる人が自身の恋愛を隠すものなのかどうか真偽のほどは分からないし、何を根拠に言っているのかもよく分からない。若い頃はモテたであろう河野景子さんが貴乃花親方と結婚される時にメディアに対して自身の妊娠を隠していたようであるから、そう思うのかもしれない。

 確かに東出昌大さんとの3年にも及ぶ不適切な関係、しかも相手の奥さんが妊娠、子育て中に継続していたとされる行為は決して許されるものではない。倫理的・道徳的に強く非難されてしかるべきものである。しかし、だからといって直接、事案に関係のない人間が対象者の人格攻撃をすることが許されるはずがない。

■行為への批判と人格を貶める発言の差異

 人の意思を伴う行為は人格に由来する部分はあることまでは否定しないが、行為に人格全てが現れるわけではない。そうした行為に至る人格も含め、様々な長所短所を含み一個の人格が形成されているのである。

 行為への批判と、人格を貶める発言は似て非なるもの。分かりやすく言えば「罪を憎んで人を憎まず」の精神が肝要であるところ、河野景子さんの発言は「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の類なのが問題なのである。

 人格の一部の発露である行為に対し「この人の倫理に反する行為は許せない」と言うのは正当な批判であるから許容できる。しかし、「この行為をした人は、モテない人だ」となると、批判ではなく人格そのものに対する攻撃であり、仮に唐田えりかさんが本当にモテない女性であったとしても、そのように名誉を傷つけられる発言を公の場でされる謂れなどない。

 この事案が民事上、刑事上、名誉毀損が成立するかどうか僕には分からないが、講学上、可能性がないわけではないと思う。だからこそ、河野景子さんの発言には違和感を覚えるのである。

 河野景子さんはご自身は最近、離婚されている。様々な経験をされているからこそ言える部分もあるのだろう。しかし、同時に(お前が言うな)と感じている人もいることは、覚えておいて損はないと思う。

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