せんだみつおさんと異なる判断…外出せず
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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東京都の小池百合子都知事が3月25日、今週末の不要不急の外出を控えるように自粛要請を出した。自粛要請の出された週末の繁華街を取材しようと考えていたが、都民としての責務を優先し自宅で過ごすことに。自粛はしないとテレビで宣言したタレントせんだみつおさんとは異なる判断をすることとした。
■自粛要請下の繁華街の取材が不要不急か
小池百合子都知事は不要不急の外出を控えるようにとの要請だが、その「要」は通院をしたり、食事を買うために店に行くなどを指すとしている。もちろん法的な拘束力はないため、外出を止められることはない。僕自身、このサイトを通じて様々な情報を伝えており、自粛要請が出された都内の繁華街の様子を伝えようという希望は持っている。
しかし、同時に東京都民でもある。自身の外出が不要不急であるかと問われれば、それは不要と言われても仕方がない。別に僕が取材した情報が何が何でもほしいという人はいないと思うし、仮にいたとしても、それに応えなければならないというわけでもない。
僕はこのサイトで「メディアは特権階級ではない」ということはたびたび書いてきた。報道に携わる人間である前に良識ある一人の社会人であれ、という思いは常に心している。そうであれば、今、求められているのは自粛要請に応えることであり、自粛要請に反して取材に出ることではない。
■せんだみつおさん70歳を過ぎたら理解してください
小池知事は新型コロナウイルスの感染拡大を「国難」と表現した。また、特措法の緊急事態宣言発令ギリギリの所にあるという認識だとも言っている。
その認識は多くの人が共有していると思う。経済が壊滅的な打撃を受けるような疫病の蔓延は、近代日本が経験したことのない災禍であろう。全員で打ち勝とうと首相や知事が旗を振る中、それに少しでも協力することが国民・都民の務めと信じる。
折しも、タレントのせんだみつおさんが27日、「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)にVTR出演し、自身は自粛をしないことを明らかにした。
自粛せずに元気に出歩くことで社会を精神的に元気にしたいという考えなのであろう。今はあれこれ言うのを控えるが、外出することで感染し他人や社会全体に迷惑をかける可能性があることは70歳を過ぎた大人なら理解してほしい。
僕はせんだみつおさんとは異なる判断で、週末は自宅でおとなしくPCのキーボードを叩き続けることにする。
》》ジャーナリスト松田様
せんだ氏は、あくまでも自粛要請に対しての個人の見解を述べているのでしょう。ただし松田さんからご指摘されるまでもなく、タレントとしての長いキャリアを自ら汚す行為であることは明白です。例えば居酒屋でおっさんが同様に話したら、周りの客は眉をひそめるでしょう。
LAにもう30年以上も住んでいる義妹から、
「日本の、とりわけ東京の様子をニュースで知りました。本当に緊張感がない。命に関わる重大な問題を、若い人たちだけでなく多くの人がまだ分かっていない。年齢など関係なく自分の命の危機と自覚しないと、ニューヨークよりも東京の方が危険だと思うよ。他人との接触は控えて、手洗いはしっかりしてね!五輪の心配をしている場合じゃないよ」、とメールで怒られました。
>>MR.CB様
せんだみつおさん、ちょっとガッカリですね。「歳を取っても気持ちで負けずに」ということを言いたかったのでしょうが、それならもっと正確に表現しないといけないと思いました。
あのコメントでなければ、テレビで使ってもらえないという計算もしていたような気がします。
お笑いとはいえ、年齢なりのものを見せてほしかったですね。