除名ガーシー氏 UAEから当サイトにアクセスか

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 ガーシー(本名:東谷義和)議員(政治家女子48党)が3月15日、参議院本会議で除名され、議員の資格を失った。同氏は今月上旬、当サイトにアクセスしていた可能性がある。ログ解析から明らかになったもので、もし、事実であれば、帰国すべきか否かの参考にしていたとも考えられる。

■「ガーシー議員帰国で詰み?」の記事に注目か

ガーシー議員(同氏インスタグラムから)

 ガーシー氏は15日の参院本会議で記名による採決の結果、有効投票236票のうち、賛成235票で除名に必要な3分の2以上の賛成票が投じられたため、現行憲法下で3人目の除名処分となった。

 同氏はUAE(アラブ首長国連邦)ドバイに滞在を続け、昨年7月の当選後、一度も登院しなかった。その理由は「日本に帰ってくると、不当な罪を着せられる恐れがある」(産経新聞電子版・ガーシー氏「不当な罪着せられる恐れ」 参院本会議の欠席理由を提出、2023年3月16日閲覧)と説明している。参議院では懲罰を検討。2月22日に「議場での陳謝」を科すことを決定した。

 これに対してガーシー氏の秘書が2月27日午前、処分を受ける意向を参院側に提出。「本会議へ出席し、院議(参院の決定)に従い、陳謝文を朗読致します」とする文書であったという(朝日新聞DIGITAL・ガーシー氏が意向「本会議に出席して陳謝する」 秘書が参院に伝える、2023年3月16日閲覧)。

 国会の会期中は国会議員には不逮捕特権があるため、逮捕を免れることが可能という計算もあったのかもしれない。

 これに対して当サイトでは、2月28日午後、帰国すればUAEへの再出国は困難で、会期中もしくは会期終了後に逮捕は免れないと考える記事を公開した。

 記事の内容は旅券法の規定から返納命令や発給制限の可能性があることに触れ、「いずれにせよ、ガーシー議員は帰国したら会期中の出国は難しい。…再出国してUAEに戻れる可能性は決して高くない。…国会議員がさまざまな特権を利用して刑事責任を免れることを許すべきではない。捜査当局、外務大臣は全力でガーシー議員の国外逃亡を許さないように努力を求めたい。」(参照・ガーシー議員帰国で詰み? UAEに戻るのは困難)というものであった。

■合計で5回のアクセス

UAEドバイからのアクセス状況

 この時点でガーシー氏が帰国した場合、最終的に再出国できずに国内で逮捕・起訴される可能性があり、そうすべきとした記事は、ネットや旧媒体を含めあまりなかったように思う。

 ここで当サイトでは過去ログを解析。ガーシー氏が滞在していたUAEドバイからのアクセス状況を調査した。それによると、2023年1~2月はアクセスが5回あり、日付は1月22、26、29日と、2月6日、17日。うち2回は同一のIPアドレスであった。

 当サイトが記事を出した2月28日から後を見ると、3月1日に2回、同2日に2回のUAEドバイからのアクセスが記録されていた(UAEからアクセスも、詳細不明が一件あり)。IPアドレスは4件とも異なり、4件のうち1件は3月12日に再びドバイからアクセスしているのが確認されたが、残る3件はそれ以後、アクセスした形跡はない。

 なお、これらの4つのIPアドレスは1~2月にあった5つとは異なっている。UAEドバイからのアクセスが、記事を出した直後から2日連続で合計4アクセスがあり、その後は1つを除いてアクセスがないというのが客観的な状況である。それをもってガーシー氏やその関係者がアクセスしたと言う気はないが、その可能性は考えられる。その場合、2月以前のアクセスは現地のユーザーの可能性がある。

 そして、将来、捜査当局からデータの提出を求められれば、犯罪の解決という目的であるなら協力することはやぶさかではない。

 なお、このようなアクセス状況は個人のプライバシーに関わるため、本来は明らかにしない。ただし、今回に限っては国会議員の除名、そして犯罪捜査に係ることであり、公益性、公共性があるため、個人の特定につながりかねない部分を隠し、アクセスがあったこと自体が分かる部分に限って公開することとした。

 また、こうした報道は、たとえば誘拐報道など人質の命に直結するようなものであれば当然、報道規制に従うが、今回はそのような性質のものではない。当選しながら一度も登院しない無責任な国会議員の懲罰に関すること、犯罪捜査に関することは公益性、公共性がある。そうした判断から当サイトが独自に入手できた情報は公開すべきと判断して記事化した。以上の点をご理解いただきたい。

■旅券法でパスポート返納を

 ガーシー氏の陳謝のための帰国は最初から懐疑的に見られていたという部分はあるものも、一方で、いったんは陳謝のために帰国する意思を明らかにしていたのも、また事実である。本人がどこまで考えていたかは分からないが、当サイトの「帰国したら詰み」を読んで帰国しない決断をしたのであれば、残念と言うしかない。

 この後であるが、すでに家宅捜索を受けていることから捜査はかなり進んでいると考えられる。早急に逮捕状を請求し、旅券法19条2項で旅券の返納を命じる(同13条2項に該当するため)。

旅券法19条【返納】

外務大臣又は領事官は、次に掲げる場合において、旅券を返納させる必要があると認めるときは、旅券の名義人に対して、期限を付けて、旅券の返納を命ずることができる。

2 一般旅券の名義人が、当該一般旅券の交付の後に、第十三条第一項各号のいずれかに該当するに至つた場合

旅券法13条【一般旅券の発給等の制限】

外務大臣又は領事官は、一般旅券の発給又は渡航先の追加を受けようとする者が次の各号のいずれかに該当する場合には、一般旅券の発給又は渡航先の追加をしないことができる。

2 死刑、無期若しくは長期二年以上の刑に当たる罪につき訴追されている者又はこれらの罪を犯した疑いにより逮捕状、勾引状、勾留状状若しくは鑑定留置状が発せられている旨が関係機関から外務大臣に通報されている者

■ガーシー氏がUAEドバイを出国する前に

ガーシー氏の帰国はいつ?

 UAEドバイに滞在しているガーシー氏の旅券に返納命令がかかれば、旅券が失効することになり、滞在資格を失うことになる。おそらく国外追放となり、航空機に搭乗し、公海上に出た段階で逮捕という、よくあるシーンが展開されることになると思われる。

 もっともガーシー氏のこと、そうなる前にUAEドバイを出国し、先日訪れたトルコや、カルロス・ゴーン氏が滞在すると言われるレバノンなどに逃げ出す可能性はないわけではない。

 おそらくUAEドバイの大使館や領事館は監視をしているとは思うが、そうなる前に、早めに身柄の拘束のための手続きを始めるべきと考える。

"除名ガーシー氏 UAEから当サイトにアクセスか"に1件のコメントがあります。

  1. 通りすがり より:

    他人様の生活を非合法な手段を以て覗き見し、そして握ったその人物の表沙汰にできない秘密をネタに「暴露されたくなければ…」と金銭を要求する。
    「不当な罪で捕まるおそれ」もなにも、やってることは完全に犯罪であり、反社ですよね。控え目に言ってもク〇゛の所業。

    国際指名手配はやりすぎだとか、政府の陰謀だとか極めて下らないことをTwitterなどで発信してるふざけたアカウントも存在してます。

    こんな輩をそれと知りつつ擁立した立花孝志や、この男に投票した有権者は猛省すべき。
    なぜ浜田議員はこんな輩集団でしかない政党に所属し続けているのか理解に苦しむ。

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