太田光氏暴言は台本通り? なぜ公明党避けた
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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■太田光氏はTBSのマリオネットか
当該番組はTBSの政権攻撃目的で制作され、太田氏はマリオネットのようなものであったのかもしれない。テレビに操られ、拡声器代わりにされる芸人もどうかと思う。
長い番組を見終えて思うのは、制作する局も愚かなら、操られる芸人も愚か。太田氏も世論の批判はこたえたらしく、11月2日のTBSラジオで「ネットが燃えているっていうからさ、ちょっと見たのよ、怖いけどさ。もう罵詈雑言。『言葉遣いが悪い』とか、おっしゃるとおり。いちいちごもっともなんだよ。何も反論できない。まいっちゃうよな。」と語ったという(オリコンニュース:太田光、選挙特番への批判の声を受け止める「テクニック不足は否めない」 40分あまり使って真意を語る)。
そう思うなら、自分の能力ではカバーできない仕事を受けるべきではない。真摯に反省していただくために、太田氏と15人の政治家とのやりとりを簡潔にまとめて以下に示しておく。YouTubeにも関連動画は多数アップされているので、参考にしていただければと思う。
【忖度なし! 太田光×注目政治家”10番勝負”】
(1)甘利明氏(自民党幹事長):「戦犯ですよね、もし、負けたら」「今、相当ね、ショックな状態になっていると思いますので、これから色々考えてください、ガハハハハハ」「ご愁傷さまでした」などと発言。
(2)山本太郎氏(れいわ新選組代表):先進国の自国通貨建て国債のデフォルトが考えられないということに関連して質問。バブル崩壊で地価が暴落したこと、福島第一原発の事故など、あり得ないことが起きたから、デフォルトもあり得るのではないかと聞く。山本氏の説明を途中で「まどろっこしい」と遮ると、山本氏から「質問が雑すぎるんですね」と反撃される。時間終了後に「あいつ、態度悪いね」と発言。
(3)福田達夫氏(自民党総務会長):国民は経済成長ではなく、安心な食、安全な住居を求めているとし、そういうことを政策のトップに持ってこない自民党は問題であるから、小泉進次郎氏らと割って出て別の党をつくったらどうかと提案。福田氏から「太田さんのおっしゃっている意味がよく分からない」「その議論は自民党の部会の中で十分できる」と突き放される。
(4)二階俊博氏(自民党前幹事長):「怒ってますか?」「怒ってる?」「人相が悪いんですけど、怒ってますか?」と話しかけ、「君よりはちっとはマシだよ」と返され、何がおかしいのか大笑いする。「いつまで政治をするんですか」と聞き、「今日当選したばかりで、いつまで政治やるんですかって、失礼だよ」と怒られると、「失礼じゃないよ、当然、国民の権利じゃん」と返した。
(5)小泉進次郎氏(元環境相):「奥さん(滝川クリステル氏)元気?」「昔、オレと一緒にコントやってたんですよ」「知らなかったんだ、隠してるのかな」と、舌を滑らかにしようとしたようだが全くノってこないため、微妙な空気が流れる。(あと20秒です)と井上貴博アナから言われた後に、原発の質問を始め、最終処分場の話も入れて、質問途中に終了。
(6)石破茂氏(自民党元幹事長):石破氏を中心とした野党になればと、離党を勧め「政治的には劇的に面白くなる」と質問。石破氏から「劇的に面白いのが続かないと意味がない」と一蹴される。
■高市早苗政調会長に森友学園問題を迫る
(7)高市早苗氏(自民党政調会長):森友学園問題のいわゆる赤木ファイルの公開についてと思われるについて質問すると「民事訴訟になっていることなので、私が軽々に口にすべきではないと考えました」など、司法に任せるとの回答を得る。その後、延々と高市氏の政治信条からして立法府として追及すべきとの主張を繰り返す。高市氏から「あまり想像でモノを言われても困る話なんです」と返される。
(8)西村康稔氏(前新型コロナウイルス感染症対策担当大臣):コロナ禍が治ってきて、選挙に入ったら担当大臣と尾身茂氏の会見がなくなったのは「あまりにも国民を馬鹿にしていないか」と、前大臣に質問。「マスコミの側が関心がここまで減ったからですね、取り上げるのが減ったのではないか」と返され、さらに山際大臣は記者会見をしていることなどをコメント、質問の前提が間違っていることを指摘された。
(9)田村憲久氏(前厚労相):新型コロナウイルスに関して、東京で病床が逼迫したことを指摘し、菅前首相が対応できなかったなどと挑発的とも思える質問。田村氏は冷静に政府の対応を説明した。
(10)岸田文雄首相:「与党も野党もバカの一つ覚えのように成長と言っているが、この時代の成長って何なのか、具体的にピンとこないんですけど、説明してもらえますかね」と質問。「成長の種は変化していく」「グリーン、デジタルなど、今、話題になっている課題、これを逆にエンジンにして経済を成長させていくことも考えないといけない」との答えを得る。その後、報道1930の松原耕二氏の質問を挟み、再び質問を続けるが、延々と質問をしたために、岸田首相の答えを聞く前に時間切れとなった。
■立民・枝野代表に「自民党と連立」と提言
(11)枝野幸男氏(立憲民主党党首):共産党とは日米安保の部分でかなり食い違っており「自民党と連立した方が早いんじゃないですか」と質問。「自民党とは全く違っていますので、自民党と組むことは絶対にありません」と拒否される。枝野氏の憲法改正試案について「集団的自衛権行使と何ら変わらないように見えた」と迫ったが「全く違います。…私は集団的自衛権行使容認を認めたことは一度もありません」と否定された。
(12)志位和夫氏(共産党委員長):安保法制に加え、極東国際軍事裁判(東京裁判)について質問。「そこからやり直さないと共産党の存在意義はないのではないか」と聞いた。志位氏が持論を語っているうちに時間オーバー。
(13)中村喜四郎氏(立憲民主党):「中村さんは立憲民主党から出たにもかかわらず、本当は自民党が好きなんですよね」と質問。「自民党に自浄能力があれば一番いいと思う。…外部から自民党を直すしかないと思ったので、私は立憲民主党に行った」との答え。それに「本来、政治家は国民の方を向いていないといけない。その結果(小選挙区で敗北)が出たと思うが」と質問すると、それらの主張が理解されたとは言えず、反省しているとのことであった。
(14)松井一郎氏(日本維新の会代表):「嬉しそうですね」「大躍進という感じですけど」と振るが「これは政権選択選挙なんで、自公で過半数なんで、我々は負けてるわけでしょ。少し数を増やしていただいた、そういう認識を持っています」とあくまでも冷静な答えが返ってきた。
(15)河野太郎氏(自民党広報本部長):最初に「今、割と冷や飯を食わされている感じがしますが、どうですか」と質問。核のゴミの最終処分場選定をめぐる問題について質問。「我々が後処理を決めていく必要がある。…エネルギー問題にかかわる政治家として何らかの形で関わっていかないといけないと思っています」と話した。
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確かに、松田さんのおっしゃる通り、TBSの台本はあったと思います。でも、この太田光氏という人物、元々の性格がかなり歪んでいると考えられます。
私がまず最初にそう感じたのは、数年前に起きた、神戸教師いじめ事件の時のことです。あの時太田氏は自身がMCを務める番組で「いじめは楽しい」「いじめもお笑いも同じようなもの」と発言しました。若手の教師が凄まじいいじめに遭っていたという悲惨な事件を紹介する時に、そのような発言をするということが、全く信じられませんでした。相方の田中氏の凍りついた表情が、今でも忘れられません。
https://www.excite.co.jp/news/article/Sirabee_20162183430/
また太田氏は、別の番組で(かなり前のようですが)高市早苗さんの顔にモザイクをかけろ(容姿を侮辱)と言ったそうです。最低ですね。
でも今回の選挙特番は、TBSの社長案件だったようですよ。だから、これほどさんざんな世間の評価でも、局としては、特に気にしていないようですね。実際、この事に対して、局側から、何のコメントもありませんしね。
追加です。太田氏は番組の中で「僕は、立憲民主党に投票した」と言ったそうです。
選挙番組のMCなら、中立的な立場でなくてはいけない筈。言ってはいけない言葉ですよね。
でも、松田さんの記事を読んで思ったのですが、本当は、公明党に投票したのかも。公明党との関係をかくすため、また、TBSに良く思われたいがために、そう答えたのかもしれませんね。
今回TBSに限らずTV各局も大新聞も出口調査を大外しする結果となりましたね。
Twitterでもいくつか見られましたが、マスコミは立民推しなので「出口調査には立民に入れた、と言っておいた」といった人が結構見られました。
結論ありきの番組作りをするTV局がさらに信頼を失う結果となり、痛快に思います。