伊藤詩織氏判決 アフターピルの陥穽
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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ジャーナリスト伊藤詩織氏とTBS元ワシントン支局長の山口敬之氏の民事訴訟控訴審で、本訴は伊藤氏の一部勝訴となった。しかし、東京高裁は明らかな判断ミスを犯していると思われる。性交した当日に伊藤氏がモーニングアフターピルを処方してもらってた事実は、伊藤氏ではなく山口氏の供述の正しさを裏付けるもの。その点を見落として山口氏の主張を退けたのは、大きなミスと言うしかない。
■対立する両者の主張
伊藤氏が山口氏に損害賠償を求め、山口氏が名誉毀損で損害賠償請求等の反訴提起をした裁判の控訴審判決は1月25日、東京高裁(中山孝雄裁判長)で言い渡された。山口氏に332万円余の支払いを命じる一方で、一審では棄却された反訴請求の一部が認められ、伊藤氏に55万円の支払いを命じた。両者共に上告している。
本訴(伊藤氏の山口氏への訴え)のポイントは2015年4月4日午前に行われた性交につき、伊藤氏の同意があったか否かという点。密室での出来事、何があったのかは当事者である2人にしか分からない。両者は性交があったことは認めているが、伊藤氏は同意はしておらず、山口氏は同意があったと主張しており、事実関係も全く異なる。両者の主張を簡潔にまとめると以下のようになる。露骨な性表現が含まれているが、重要な意味を持つのでご容赦いただきたい。
★伊藤氏:4月3日夜に2人で寿司屋で飲食し、翌朝午前5時に山口氏が滞在するホテルの部屋で下腹部に裂けるような痛みを感じて目が覚めた。山口氏の性器が挿入されている状況で、「痛い」「やめて」と言ってもやめてくれず、「トイレに行きたい」と言うと体が離れ、トイレに行った。しかし、トイレを出ると山口氏が目の前に立っており、ベッドに押し倒され無理やり性行為をされそうになった。英語で「何するつもりなの」「何でこんなことするの」などと罵倒した。激しく抵抗したため、この時は性交(性器の挿入)は行われなかった。
★山口氏:4日午前2時頃にホテルの一室で伊藤氏が目を覚まし、「私は不合格ですか」と聞くなどした。その後、伊藤氏に「少しでもチャンスがあるならこっちへ来て下さい」と誘われ、2時過ぎ頃から性交を始め、性器を挿入したものの最終的に射精には至らなかった。それから眠り午前5時に起きると伊藤氏がバスルームから出てきた。ブラウスが濡れているという彼女にTシャツを貸し、送り出した。
提訴の時から、性交の同意については真っ向から意見が対立しており、原審は伊藤氏の言い分に信用性があるとして損害賠償請求を一部認めている(東京地判令和元年12月18日)。
控訴審の性交に関する同意の有無の判断は「その前後の経緯を含め、被控訴人(筆者註・伊藤氏)と控訴人(同・山口氏)の各供述が食い違うため、それらの信用性を検討することが重要であることから…その前後の経緯等を踏まえ、各供述の信用性を評価した上で、本件行為(同・両者の性交)が被控訴人の同意に基づくものではなかったと認められるか否かについて検討することとする。」(東京高裁判決令和4年1月25日、以下、本件判決 p39 16行~21行抜粋)とされている。
■性交後の行動の評価
上記の方法で東京高裁が検討した結果、伊藤氏の供述に信用性があるとした。
「被控訴人は、本件行為後、間もなくモーニングアフターピルを服用し、控訴人による性被害について、知人に相談した上で、警察署にも被害申告をしており、複数の病院の医師等に対しても、その申告内容に正確さを欠いている部分があるとはいえ、自己の意思に反して性的行為を受ける立場になったことを申し述べるとともに、精神面の不調を訴え…ほぼ一貫して、同意をしていないにもかかわらず、控訴人から性的被害を受けたことを具体的に供述しているものと認められる。…友人、医師及び警察に対して、性的被害を受けたことを繰り返し訴えていることについては、被控訴人の供述を前提にすると、事実の経緯として、合理的かつ自然に説明することができる。」(本件判決、p55 25行~p56 14行抜粋)
ここで、山口氏と性交した後の伊藤氏の動きを示した表を見ていただきたい。
このように性的被害を受けた人間でなければ、絶対にしないと思われることをしている点が供述の一貫性と評価され、事実の経緯が合理的かつ自然説明できると判断している。
性的被害を受けたと主張することを決めたら、一貫した行動をするのは当然。それが直ちに真実であるか虚偽であるかを決定する要因とはなり得ないが、その点はひとまず措くとする。
重要なのは4月4日、まさに性交が行われた日の午後にイーク表参道でモーニングアフターピルの処方を受けていることである。
■伊藤氏がおそれた妊娠の可能性の謎
伊藤氏はなぜ、モーニングアフターピルを処方してもらったのか。答えは簡単、「妊娠する可能性があると考えたから」である。実際、伊藤氏はコンドームが破けたと医師に話し、妊娠の可能性を明らかにしてピルを処方してもらった。伊藤氏がこのように話したことを原審は認定しなかったが、控訴審では認定された。
この日4日は伊藤氏の自宅に妹が来る予定になっており、著書Black Boxで、以下のように記述している。
「妹が来るまでに病院へ行こうと思った。妊娠の可能性が気になって、とにかくモーニングアフターピルをもらいたかったのだ。…そうしているうちに、何も知らない妹が到着してしまった。…妹に、どこか近所の店で洋服でも見ていて、と声を掛け、一番近くにある産婦人科へ出かけた。」(Black Box p61 4行~14行抜粋)
妹を待たせてでもモーニングアフターピルを服用しなければという行動が、本気で妊娠を恐れていたことを示している。
ここで考えていただきたいのが、冒頭に掲げた伊藤氏の主張である。伊藤氏は午前5時に目が覚めた時に下腹部に痛みを感じ目覚め、山口氏の性器が挿入されていることに気付いた。しかし、山口氏が射精したとは書いていない。トイレに行って体に傷があることを確認し、ドアを出たら山口氏がいて、また、ベッドに押し倒され、性交をされそうになったが、激しく抵抗したことで性器は挿入されずに終わっている。
もし、山口氏が性器を挿入し射精をしていたら、トイレに入った伊藤氏は膣内に出された精子が降りてくるのを感じるはず。著書Black Boxにはそうした表現は一切ない。そして、伊藤氏がトイレに行っていた時間は長くても3分程度と思われるが、当時48歳か49歳の山口氏が射精した数分後に、もう一度、性交をしようと伊藤氏をベッドに押し倒すことなど考えられない。しかも、相手が「殺される」と思うほどの激しさで。
伊藤氏の主張に沿って考えれば午前5時に性交されていることで目覚め、前述のような状況を説明するのであれば体内に射精されていないことは分かっているはず。それがその日のうちに妹との約束を後回しにしてまでも病院に行ったのである。供述とその後の行動が全く繋がっていない。つまり、ピルの服用は、伊藤氏の供述の信用性を毀損する事実なのである。
なお、伊藤氏は警察にブラジャーを提出して山口氏のDNAを検出させているようであるが、「当時、私はすぐに全ての下着を洗濯してしまったので、(山口さんとのホテルでの件の際)どの下着を身につけていたか覚えていなくて、3つの黒い下着を警察に提出しています」(Buzz Feed・伊藤詩織さんが「この際ですから」と苦言。質問者に「私の下着を公開するな」)としている。
もし、山口氏が体内に射精していれば、膣内を降りてきた精子が下着に付着したはず。それをすぐに洗ってしまったのは、付着がなかったからと思われる。そもそも自分をレイプしたとする男の精子が付着した下着を他の下着と一緒に洗ってその後も使うことなど考えられず、その点からも山口氏は射精をしていない事実がうかがわれる。
■ブラックアウトの可能性
ピル服用の事実が伊藤氏の供述の信用性を毀損するとして、山口氏の供述でも射精の事実はないため、山口氏の供述の信用性も毀損すると考えられないか。
しかし、ピル服用は山口氏の供述の正しさを証明する働きがある。これは端的に言えば、「射精をされていない確信」を伊藤氏が持ちうるかという問題。伊藤氏供述の午前5時に性交が行われたと考えると、性交後、相手を罵倒し、Tシャツを借りる交渉をした後で6時にホテルを出てスタスタと歩いている。それらの要素から酔いはかなり覚めていると思われ、体内に射精されていない確信を持っても不思議はない。普通に考えれば焦って産婦人科に行く必要はない。
ところが、山口氏供述では性交が行われたのは午前2時過ぎとしている。午後11時まで寿司店で飲食し、伊藤氏はアルコールを過剰に摂取したためにタクシーやホテルで激しく嘔吐した。そして、控訴審判決はアルコール性健忘症(アルコール性ブラックアウト)の存在を認めている。
「ブラック・アウトでは、記憶喪失や短期記憶障害、前向性健忘を起こすため、周辺環境に対して短期的に応答できたとしても(例えば会話や車両運転等)、本人はそれらの事象をほとんど記憶していない。このような状態では記憶障害以外の認知機能に異常は少なく、日常的な自動行動は行えるが、正常な論理的思考や合理的判断はできない。」(本件判決 p39 4行~9行)
このような判断の上で、判決文は以下のように断ずる。
「被控訴人が…同日午後11時頃まで、本件寿司店で控えめに見ても日本酒を2合から3合程度は飲んだことを前提とすると、翌4日午前5時頃の血中アルコール濃度は、1.29~1.65~2.00 mb/ml と推測され、その時点もアルコール性健忘が生ずる可能性が指摘されているのである。」(本件判決 p66 8行~13行抜粋)
午前2時に性交をした後、そのままベッドで休んでおり、立ち上がって膣内の精子が降りてくるということはなく、下着に精子が付着する蓋然性も低い。午前5時より午前2時の方がアルコール性ブラックアウトの可能性が高いのは言うまでもない。
周辺環境に対して短期的に応答して性交を行ったとしても、記憶障害が生じるのは午前2時の方が高いということであり、体内に「射精をされていない確信」を持てる可能性は圧倒的に午前5時の方が高い。そう考えると、伊藤氏がピルを服用したのは、午前2時に性交が行われたもののブラックアウトで「射精されていない確信」が持てなかったからと推理するのが自然な流れである。
■上告受理申立ての理由になるか
参考までに原審での判断について言及すると、イーク表参道でモーニングアフターピルの処方を受けたことについて、「避妊することなく行われた本件行為が、原告の予期しないものであったことを裏付ける事情」(東京地判令和元年12月18日)と評価している。それは避妊具を使用しなかった際に採用するBプランと解釈すべきと思うが、そのような判断は示していない。
伊藤氏が「体内に射精されていない確信」を持てなかった事情を考えると、両者の供述の比較において、山口氏の供述の信用性は一気に高まる。
ところが、東京高裁は「主張の一貫性」という観点からその事実を伊藤氏供述の信用性を補強するものとした。証拠の評価を誤った結果、不当な結論を導き出したことは民事訴訟法318条1項後段、いわゆる裁量上告の制度で上告受理申立ての理由にあたると解される可能性はある。
この点、民事訴訟の基本書は「実際の運用では、受理、不受理の判断に際して、個別事件の救済も考慮の要素とされている…」(ジュリスト1317号 平成18年6頁・35頁を引用する新民事訴訟法講義 第2版補訂2版p625 中野貞一郎ほか 有斐閣)と説明している。
当該判決はそれ以外にも理解に苦しむ部分があり、その点は稿を改めて、指摘することとする。
すいません。私は伊藤氏がブラックアウトだったとは思っていません。伊藤氏はしっかり覚えていると思います。なぜなら産婦人科で「性交時間2時〜3時」と告げているからです。覚えていなかったら言えませんよね。でも確かにもしブラックアウトだったとしたら、それは記憶がないだけで意識がないのとは違いますから、女性の意識がない時の性交(つまり準強姦)とは全く違いますね。
とにかく、2時に性交が行われて5時には行われなかったとしたら、伊藤氏は嘘をついていることになりますね。
でも私は、伊藤氏の供述が絶対嘘だと思うのは「下腹部の痛みで目が覚めて逃げ込んだトイレの鏡に、血が滲み傷だらけの自分の姿が写っていた」という部分からです。
つまりは目が覚める前に、血だらけにされていたわけですよね。乳首もシャワーが当てられないほどに。
私は息子が赤ちゃんの時、授乳をしていて、思いっきり噛まれた事があります。まだ歯も生えていない時期でしたが、もう言葉では言い表わせないほどの物凄い痛みでした。性交の痛みなどとは比べ物になりませんよ。乳首を血だらけにされたのなら、まずその時点で目が覚める筈です。その時に目覚めず、性交の痛みで目覚めるなんて、絶対に有り得ません。「経験者は語る」です。
これを誰も指摘しなかったのでしょうか。残念ですね。
>>名無しの子様
>>私は伊藤氏がブラックアウトだったとは思っていません。伊藤氏はしっかり覚えていると思います。
伊藤氏は午前2時に性交があったことは覚えていても、射精されたかどうかの部分がブラックアウトだという趣旨で書いています。
そうなのですね。
実は私はゲコで、お酒が全く飲めない為、ブラックアウトというものがよくわかりません。ブラックアウトとは、その時間の全ての記憶がないものかと思っていました。一部分だけ、そうなることがあるのですか。勉強になりました。
いつも松田さんの記事は、心から賛同しながら読ませていただいていますが、今回は一点だけ釈然としない箇所がありました。
膣内射精されていない=妊娠の心配を慌ててする必要はない
というところです。
避妊具なしで性交していれば、射精の有無に関わらず妊娠の可能性はあります。
膣外射精は避妊では無いというのは、保健の授業でも教わるほどの常識です。
(連続でしていなければ射精前に精子が出る可能性は低いことも存じていますが、それでも0とは言えません。)
恥ずかしながら、私(女性です)も若気の至りで、膣内での射精は無かったものの、次の生理が来るまで不安で仕方がなかった経験もしたことがあります。
伊藤氏が正しいとは全く思っていませんが、アフターピルをもらいに行ったこと自体は整合性があると考えます。
(ただ産婦人科でなぜウソをついたのか、など疑問は尽きませんが。)
今回の論点の重要な箇所のようなので、あえて書かせていただきました。
コメントをありがとうございます。
カウパー腺液に精子が入り込むことでの妊娠の可能性をおっしゃっているものと思われます。それは、あくまでも論理的には、というお話ではないでしょうか。
>>連続でしていなければ射精前に精子が出る可能性は低いことも存じていますが、それでも0とは言えません
常識的に考えて、可能性は高くないのはその通りだと思います。夫が射精なしに妻が妊娠したという話は僕は聞いたことがありません。
現実的にはあり得ないが論理的には可能性はゼロではないから、裁判所が、その可能性をベースにした行動をしたと思われるという判断をするかというと、そういうことはありません。可能性の問題で論じていけば、午前2時の段階でブラックアウトがあり、「性交をしたのは覚えているが、射精をされていない確信を持っていない可能性」と双方を検討するでしょう。
カウパー腺液に入り込んだ精子での妊娠の可能性があることで、午前2時のブラックアウトの可能性が否定されることはありません。また、裁判所もそう判断はしないと思います。なぜなら、裁判では「自然科学的な100%の証明がなければ事実を認定しない」という考えはしないからです。それは民訴・刑訴で必ず教わる部分です。
ルミ様のおっしゃることは、「論理的にはこの可能性もあります」というご指摘に過ぎないと思いますので、裁判所がそれによって午前2時のブラックアウトの可能性を検討するに値しないと判断するかとは別問題と思います。
表現をかえれば、伊藤氏がカウパー腺液での妊娠をおそれた蓋然性と、射精をされていない確信が持てないから妊娠をおそれた蓋然性、どちらの蓋然性が高いかを裁判所が判断する問題と言えると思います。
伊藤さんは性交後、避妊具無しでしたことを悔いる発言をしている。上品とは言えない英語で。本音が出たのだろう。つまり、安全とはいえない性行為をした認識はあったわけだ。であれば、射精の有無に関わらずピル処方を考えるのは自然。意地の悪い見方をすれば、ピルもTシャツも戦利品であり保険だ。相手に逃げ得を許さないという証拠を確保したわけだ。
伊藤さんは、山口さんのようなジャーナリストになりたいと言ったようだが、これは欲しいものを手にれる為の言葉にしか聞こえない。真に受けて親身になった山口さんには同情しかない。
詩織さんは事件当夜、泥酔にまでは至っていなかったと私は推測しています。当夜の鮨屋トイレでの失神、その後の体調不良は彼女の持病が影響していたのではないでしょうか。
彼女には、中学時代に大病を患った過去があります。(病名は明らかにしていませんが、脳、あるいは血管、心臓の疾患と思われます)
そして、現在に至るまで昏倒癖があることを「Black Box」でも匂わせています。
“詩織さん”から伊藤詩織へ 本人が語った、今著書を出版する理由
小川たまか | ライター
2017/10/16(月) 11:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20171016-00076896/
『――中学校時代に1年間以上入院生活を送ったことが一つの転機になったと書かれています。(中略)
詩織:(中略)入院中はしょっちゅう倒れていたから、頭を打ちすぎてこんなになってしまったのかな(笑)。』
詩織さんの鮨屋トイレでの意識喪失は迷走神経反射では?【訂正】
https://note.com/774weco/n/nbb4ea092fe61
詩織さんの病気と鮨屋のトイレでの失神
https://note.com/774weco/n/n92a978ddeb9b
詩織さんの自己本位かつエキセントリックな言動の陰に、持病ないしは過去の大病の影響があると私は推測しています。
いつも松田さんの記事に賛同しています。この事件も男性が被害者だと思います。しかし今回の記事は相手側が反論できそうに思いますので意見を述べさせてもらいます。
>ブラックアウトで「射精されていない確信」が持てなかったから
たとえ射精されていない確信があっても、少しでも漏れ出ていたらたいへんと心配してアフターピルを飲みたいと思うことはおかしくないのでは。エキセントリックな女性ならなおさら心配すると思います。
>膣内に出された精子が降りてくるのを感じるはず。著書Black Boxにはそうした表現は一切ない。
たとえそのとおりでも、女性としてはそんなこと書きたくないと思います。
それより、
酒に強い女性が朝5時まで寝たのに「下腹部に裂けるような痛みを感じるまで目が覚めない」というのはおかしすぎる。下着をぬがされたり足を開かされたりした時点でそく飛び起きるはず。それを指摘されたくないため薬を飲まされて意識を失っていたことにしたのでは。
体内に射精されていないとしても,ゴム無しでの行為であればピルを服用すると思います。
この状況でピルを飲まずにいられる女子はいないでしょう。他の方も書かれていますが,精子が降りてきたなんて生々しいことを他人に話す女子はいません。ましてや本になど書けない。妊娠の心配をすることのない男性視点で書かれた内容で,よくないね票の数字に納得です。
きつい言い方ですが,率直な感想です。
「よくないね」は同一IPアドレスからのものでした、そのほとんどが。由紀さま、この件について、何かご存じでしたら教えていただければ幸いです。