Foodist Media2018年1月5日公開 三軒茶屋の繁盛店は「リアルSNS」
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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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客同士がつながる仕掛けで坪月商65万円を達成。三軒茶屋『すこぶる』の“リアルSNS”戦略
三軒茶屋の繁盛店・居酒屋「すこぶる」の人気の秘密を探った。茶沢通りにある10坪22席の小さな店が月商650万円を叩き出しているのだから、もう立派の一言。その秘密は入り口のブロック塀に隠されている・・と思う。そのあたり、詳細は本文をどうぞ。
「すこぶる」さんの場合、客とスタッフとのコミュニケーションだけでなく、客同士のコミュニケーションも活発で、それが最大の売りになっている。そういう雰囲気は作ろうと思っても作れるものではないから、ある意味、おいしい料理をつくるより難しいのかもしれない。そのあたりが小林正貴社長の手腕なのだろう。
個人的な見解だが、様々な場で60年代、70年代はそういう横同士のコミュニケーションが密だった時代だと思う。そういうウエットな人間関係を嫌う傾向が80年代、特にバブル期以降広がっていったように思うが、その揺り戻しみたいな時代の流れに、うまくマッチしたのが「すこぶる」さんじゃないかな。
新しい居酒屋のあり方という意味でも注目。人間関係はともかく、ここの煮込みは食べてみたい。そのうちプライベートで訪れてみたい一軒。