マーフィー騎手愛するディープ3歳『カタラ』

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

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青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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 英国を主戦場とするオイシン・マーフィー騎手(24)が、同国で活躍するディープインパクト産駒カタラ(牝3、マイケル・スタウト厩舎)の素質を評価、コンビ続行に意欲を見せた。8月7日夜(日本時間8日未明)に公開された英スポーティングライフ電子版の自身のコラムで語ったもの。

■英国で2連勝中 名門厩舎の3歳牝馬

2勝目を挙げたカタラ(右、Racing TV画面から)

 ディアドラの主戦であり、昨年のG1ジャパンCをスワーヴリチャードで制した同騎手の最新のコラムでは、自身が最近騎乗した馬について語っている。その中に、8月1日にニューマーケット競馬場での準重賞チャリスS(芝12ハロン)を制したカタラが含まれていた。

 「カタラは(ウイズホールドのほかに8月1日の)ニューマーケットで勝った馬だけど、僕は本当にこの馬を愛している。次走、14ハロン戦になるのか、どこを使うのか分からないが母親は距離をこなしたし、彼女も大丈夫だと思う。まだ調教師と話していないが、ライアン・ムーア騎手が乗れないなら、僕しかいないだろう」という趣旨のコメントをしている。

 カタラは父ディープインパクト、母アシャド(ニューアプローチ)。英国のマイケル・スタウト厩舎所属の3歳牝馬で、昨年10月11日、ニューマーケット競馬場でデビュー(16頭立て10着)した。

 3歳の今年は6月10日にヤーモス競馬場の未勝利戦(芝10ハロン23ヤード)に出走し、デットーリ騎手騎乗のマジェスティックノアの頭差2着と敗れ、その後、7月1日のケンプトン競馬場のフィリーズノーヴィスS(AW10ハロン219ヤード)で2着に5馬身差をつけて初勝利をマーク。続く8月1日の準重賞も2着に4馬身差の楽勝で、2連勝を飾った。

 ちなみに昨年9月10日に当サイトで欧州の所属のディープインパクトの2歳馬を紹介したが(参照:欧州にディープインパクトの2歳馬続々、名門厩舎に10頭)、その時点では未出走であった。

■次走はG1英セントレジャーか

 欧州で活躍するディープインパクト産駒といえば、今年、仏オークスとナッソーSとG1を連勝中のファンシーブルー(牝3、ドナカ・オブライエン厩舎)が浮かぶ。

 このカタラも重賞での活躍が期待できそう。マーフィー騎手が次走14ハロン戦を意識している内容を語っているということは、9月12日、ドンカスター競馬場で行われるG1英セントレジャー(芝14ハロン115ヤード)が陣営の視野に入っているものと思われる。

 この種の騎手のコラムは日本でもよく見かけるが、馬名を出すことで陣営に対するアピールを兼ねるということはよくある。今回もそれなのかもしれない。そして、基本的に馬を悪く言うことはないが、必要以上に良く言うことはない。

 マーフィー騎手がカタラに対して「彼女を本当に愛している(I absolutely loved her)」と評したのは、ある意味、評価は控えめと言えるかもしれない。もっとも、ムーア騎手が乗れなかったら最優先で騎乗するという意思表示ともとれるため、セントレジャーでもチャンスがあると言っているのは間違いない。

 距離実績を考えれば、9月13日のG1ヴェルメイユ賞(パリロンシャン、芝2400m)も可能性はありそう。そのあたりは相手関係も考えて陣営が決定するのであろう。もしかすると、ファンシーブルーに続くこの世代のディープインパクト産駒の欧州G1制覇が見られるかもしれない。

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