中国で始まった”ウイルス発生源隠し” 蓮舫議員の2週前のツイートとの一致は偶然か

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

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青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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 中国で新型コロナウイルスの発生地が中国ではないとする主張が出ている。2月29日の環球時報(英語版)は新型コロナウイルスの発生源は、はっきりしていないとする記事を掲載、米国が発生源の可能性に触れた。こうした中国の動きに先んじて、立憲民主党の蓮舫参議院議員の「武漢熱は差別的」というツイートがあったが、単なる偶然なのだろうか。

■環球時報英語版「ウイルスの起源は未解決」

武漢熱は差別的(蓮舫議員)、発生源は未解決(環球時報)

 2月29日付けの環球時報英語版は「Origin of novel coronavirus still hangs in the air」(新型コロナウイルスの起源は、まだ未解決)という記事を掲載した。そこでは「大流行は中国で最初に発生したが、必ずしもここで発生したことを意味するわけではない」と、呼吸器の専門家であるZhong Nanshan(鐘南山)氏が記者会見で語った内容が紹介されている。

 その上で、日本のテレビ朝日の報道を引き合いに出し、米国が発生源であるかのような主張を紹介した(米側の否定するコメントも紹介)。

 また、朝鮮日報日本語版3月2日付けによると、3月1日付けの環球時報で「新型コロナウイルスの発生地が不確実なのに(中国に)汚名を着せるべきなのか」とする記事が掲載されたという。

 こうした一連の動きについて、3月2日付けの産経新聞で、櫻井よしこ氏がコラム「美しき勁き国へ」の中で危機感を示した。「中国は…今や、日本の方が問題だというイメージ作りも始めている。」「中国が、日本の方こそ『武漢ウイルス』の発生源だというかのような印象を作り出しつつある点について…明確に否定せよ」と論じたのである。

■蓮舫議員のツイート「武漢熱」は差別的

 2月末から明らかになってきた中国側の「ウチは悪くない」というプロパガンダとも呼ぶべき動きには注意が必要であろう。

 そこで思い出していただきたいのが立憲民主党の蓮舫参議院議員の2月15日のツイートである。

 「『武漢熱』などと差別的な表現をする自民党議員がいるが、国内の新たなフェーズに迅速に対応すべきだ。」

 この点について、僕は「蓮舫議員『武漢熱は差別的』なら『香港かぜ』は?…」と疑問を呈する一文を書いた(2月15日公開)。その時には単純に言葉の使い方の問題として考えていたが、その後、当該ツイートが2週間後から始まる中国側の主張を後押しすることに気付いた。

■中国の主張を2週前に先取りする形の蓮舫議員

 外形的事実・客観的事実だけを書くと「日本の国会議員のツイートが、中国政府の戦略的な主張を先取りする形になっていた」ということである。それが偶然なのか、最初から仕組まれたものなのかは分からない。

 蓮舫議員に対して「両者に何の関係もないことを証明せよ」などと、悪魔の証明を求める気持ちはない。しかし、外形的事実、事案の外観を見た時に、背筋が寒くなる思いがするのは僕だけではないと思う。

 蓮舫議員は二重国籍問題に対して、頑ななまでに資料公開を拒んでいることは、皆さん、ご承知の通りである。

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