スペインの死者1720人イラン上回る 仏・英・蘭にインドネシアも増加
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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スペインの新型コロナウイルスの感染症による死者が3月23日のデータで1720人となった。1日で400人近い方が亡くなっており、累計の死者数でイランを上回った。また、イタリアは同日のデータで5476人。仏・英・蘭などの欧州諸国も増加に歯止めがかからない状況となっている。(データは日本経済新聞「新型コロナウイルス感染 世界マップ」)
■イタリアは5000人超える、フランスも深刻な状況
スペインは新たに394人の方が亡くなり、累計の死者が1720人となり、イランの1685人を上回った。ただし、CNNの報道によると保健緊急警報調整局のフェルナンド・シモン局長が死者数が下がり始めるかもしれない時期に向かいつつあるのかもしれないという明るい見通しも明らかにした。
3月9日には死者数10人で、日本の7人と変わらなかったスペインだが、その後、加速度的に死者数が増え、4日前の3月19日からおよそ3倍に増加している。
イタリアはついに5000人を超えた。ただし、22日のデータで793人が亡くなったが、それに比べると651人と若干、減少しているのは救いと言えるかもしれない。
フランスも深刻な状況と言える。前日から5割近く増えて累計674人。英国は3割近く増え、234人。オランダも137人と欧州地域は厳しい状況が続いている。
■東南アジアで最悪の死者数はインドネシア
他の地域を見ると、アジアでインドネシアの増加が目につく。同国政府は3月11日に最初の死者(外国人)が出たことを明らかにしているが、その後、死者は増え3月23日のデータで38人と東南アジアで最多となっている。
アフリカではアルジェリアが15人で最多。旧フランス植民地で、今でもフランスとの交流は多いと聞くが、その点が全く影響していないことはないと思われる。