蓮舫議員 今日五輪中止決定なら賛成?
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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立憲民主党の蓮舫代表代行が23日、五輪開催に反対を表明しながら選手の健闘を祈る内容の投稿をした。五輪開催の足を引っ張り続けてきた蓮舫氏、もういい加減、黙って見ていたらどうか。
■参院予算委で大会中止迫った蓮舫議員
蓮舫氏は開会式の23日、朝日新聞の森喜朗元首相が大会組織委の名誉最高顧問に就任する案が検討されているという記事を引用しつつ、以下のようにツイートした。
今夜、五輪開会式。
1年延期を乗り越え挑戦する選手の皆さんの健闘を心から願います。
が、この感染拡大の状況で五輪強行することは反対です。直前の関係者の解任騒動にこのニュースは、組織としてのガバナンスも極めて内向きと指摘せざるを得ません。(7月23日午前8時16分投稿)
このツイートは不可解と言うしかない。蓮舫氏は五輪の開催に反対していたのは周知の事実。5月10日の参院予算委では「IOCは日本国民の命を守る立場ではないんですよ。IOCから中止を言うってことはないんですよ。…だから、この危機的な状況の中で、総理大臣がせめて、中止・延期も含めて相談の機会を設けたら如何ですかと提案しているんです」と菅義偉首相に質問している(参照:蓮舫議員「インド人来るな」1年前「中韓入れろ」)。
その延長上の五輪開催への反対なのであろう。開催をやめるべきと考え、実際に活動してきた国会議員が、どうして参加選手の健闘を祈るのか。もし、現状を危機的な状況であるという認識であれば「選手の皆さん、非常に危険です。自主的に参加を取りやめてください」と言うべきであろう。
■首相が中止を表明したらどうするのか
結局、五輪の開催に反対という政治的な動きをする中、本当に中止されたら選手に恨まれるから、「選手はがんばれ」と言っている、その程度の考えしかないように思われる。
蓮舫氏に聞きたいが、仮に菅首相が今日24日、「五輪は中止します」と表明したらどうするのか。「決断が遅い」と批判するのは間違いないと思われるが、現時点で「この感染拡大の状況で五輪強行することは反対です」と言っているのだから、開催を続けるよりは望ましい事態であり、自らの政治目的が達成されたことになる。
その場合、選手に何と言うのか。「私たちの声が届き、五輪は中止になりました。選手の皆さんが危険な状況で出場することがなくなって良かったと思っています」と言うのが、これまでの主張に合った発言であろう。
論理的に考えれば、「選手を危険な目に遭わせたくない」が第一で、「健闘を心から願います」は、やむなく大会が開催された場合にかける言葉、即ちセカンドチョイスということになる。選手もそれぐらいは分かるはず。僕が選手なら「もう、黙ってろ」と言うと思う。
■朝日新聞は開催に反対していたが…
結局、蓮舫氏は五輪開催に反対しながら、反対しても中止されることはないと考えて気楽に「健闘を祈る」などと言えるのではないか。
こうした姿勢は社説で開催に反対を明言した朝日新聞も同様である。開会式を伝える24日付けの朝刊の天声人語で「東京という場を借りただけのようなこのイベントは、果たして必要だったのかと」と、ダイレクトに開催に疑問を投げかけた。
ところが運動面ではコロナ禍収束前に大会を開催する意義につき、難民選手団の旗手で、競泳のユスラ・マルディニ選手の「世界中の人々が一つになり、希望の象徴になると思う。1年前は想像もできなかった。実現してくれた日本に私たちは心から感謝している」というコメントを掲載。
さらにフィリピンの旗手を務めた柔道女子63kg級の渡辺聖未選手(母親がフィリピン出身)の記事内で「今大会の目標はメダル獲得。それをきっかけに、フィリピンの人たちに柔道の魅力を知ってもらいたい。そんな思いを持っている」と五輪にかける思いを描いた。
社として開催中止を求めながら、「どうせ中止になるわけがない」と思って、選手の大会にかける思いを掲載しているのであろう。「開催をやめろ」という新聞社が、一方で人生をかけて大会に挑む選手の姿を記事にすることに違和感を覚える者は少なくないと思われる。
■無責任・無節操な態度が信頼を失う
蓮舫氏も朝日新聞も、後から「私たちは選手を全力で応援しました」と言いたいがために「選手は頑張れ」と書いているのではないか。
アリバイ作りのような行為をする、無責任、無節操な態度が国民からの支持を失っていることに、いい加減気付いてほしい。信念があるなら、五輪が始まっても「今からでも中止しろ」「選手は自主的に大会をボイコットせよ」と堂々と主張すべき。
それをしないのは、反対のための反対、実現しないことを願ってする政治的パフォーマンスでしかないことの証左と言われても仕方がない。
この段階での中止は無理でしょう。
蓮舫氏は、どっちに転んでも自分に火の粉が飛ばないような話をしています。
こういうズルい話し方、お得意みたいですね。
私は医療崩壊を危惧し、開催には不安な思いを抱いて来ましたが、オリンピックに関連した映画を観たことで、選手や関係者の立場も理解しなければいけないと思い直した1人です。感染しない・させない努力をして、開催出来るよう協力しようと思いました。
私には難病の潰瘍性大腸炎を抱えている家族がおり、お医者さんは身近な存在です。
また、プライベートで医療教育に関わっていることもあり、どうしても医療従事者の立場を考えてしまいます。
感染者数は増加の一途です。
選手の中からも感染者が出ています。
不眠不休で患者の救命にあたっている医療従事者の使命感も、もはや限界ではないでしょうか。コロナ患者の治療が優先され、他の疾病患者まで手が回らなくなる日も近いような気がします。医療従事者の皆さんが、激務から解放される日は来るのでしょうか。
なんとか、無事に閉会出来るよう祈るのみです。私には祈ることしか出来ません。