令和電子瓦版オープン 聖域なき批判精神で
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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ニュース&オピニオンサイト「令和電子瓦版」が2020年4月6日、オープンしました。サイト開設の目的について、代表からメッセージです。
■権力のチェック機能としてのメディア
新サイトは、これまでの「ジャーナリスト松田隆公式サイト」(2017年11月13日開設)をベースに立ち上げたものです。その基本方針は「全ての人・団体・事象を批判・称賛の対象とする」ことにあります。一般的にメディア関係者は「権力のチェック機能」こそが自身の存在価値であり、社会的使命であるとします。
それ自体は間違っていません。行き過ぎた権力の行使を広く国民に知らしめ、その不当性を主張する事で歯止めをかけ、国民の自由、権利を保護することはメディアが果たすべき社会的責務と言えます。
しかし、第二次大戦後、権力チェック機能を重視するあまり事の是非を問わず権力であるというだけの理由から批判し、合理性を欠く内容であっても「報道の自由」の名の下に保護されるという異常な状況が生じてきたことは見逃せません。その原因は「権力と戦っていると示す事で使命を果たせているという自己満足」、「批判しても我が身に危険は及ばないという安心感」、「他人と同じことを主張していては、メディアとしての存在価値がないという営業的思考」といったメディアの内なる意識から生まれていると言っていいでしょう。
そして、戦前の天皇絶対制の下での権力と、戦後の民主的な手続きを経て誕生した権力とを同一視する点に大きな矛盾を孕んでいることに極めて鈍感です。
■誰もが情報発信者になれる時代のメディアのあり方
そのような安直な姿勢でいても、情報発信機能をメディアが独占していた時代には企業として存続していけました。しかし、今はSNS等を通じ誰もが情報発信者になれる時代です。今まで個人が(この報道はおかしいな)と感じていたことを公にする機会はありませんでしたが、その手段を我々は容易に持つことができます。
そのことで、これまで批判されることがなかったメディアの特権的地位がガラガラと音を立てて崩れ始めたのです。それはメディアにとどまらず、野党、社会的弱者が集う事で強大な力を持つことになった団体、なぜか日本人が相手に対して贖罪意識を持つのが当たり前とされていた、特定の国家等にも及びました。
国民の意識革命と呼んでもいい状況にありながら、媒体自身の意識改革は進んでいません。十年一日の批判のための批判でしかない無意味な行為を続け、国民の意識からの乖離が日々進んでいます。私自身、新聞という媒体で記者、時に編集者として30年近く活動してきました。メディアの内側にあって、その不条理な姿勢を感じてきました。そのため、国民の意識レベルに合ったニュース&オピニオンを提供する媒体は必要であるとの考えに至りました。
■これまでにない媒体を作る 旧メディアに突きつける刃
これまでとは異なる媒体を作る。「令和電子瓦版」は、その強い思いで開設しました。皆様に愛され、頼りになる存在たらんという思いと、我々自身もまた、国民の批判をいただきながら成長していきたいという思いで運営していきます。
皆様からのご訪問自体が、既得権というぬるま湯に浸かる旧メディアへ突きつける刃となることを意識していただければ幸いです。
令和電子瓦版代表・ジャーナリスト
松田 隆
※この文章は代表挨拶にも掲載しています。
令和電子瓦版オープンおめでとうございます。
瓦版とは、スタートに当たり何とも味わいのある和の言葉を用いられたものと笑みが浮かびます。
行く々世界に発信する段階には新たな名称も考慮せねばですね。
団塊の世代としては古く、評論家、故大宅壮一氏の言葉が思い起されます。
反体制的人間は体質だ。という言葉が印象に残っています。
氏の経験観察から来た言葉でしょう。反体制とは今や古めかしい表現となった感があります。
東西冷戦が終了しイデオロギーの時代は終わったとされ、左翼、右翼の定義があいまいとなり保守とは何か、革新とは何かも同じく、リベラルとは何かも、
しかしながら漠たる区分けで今もネトウヨ、パヨクなる評価がありますね。
人は何故左派、右派に別れるのか、という問題提起がありました。
故大宅氏の言葉が浮かびます。
反権力というと聞こえはいいが、その実態は反体制、規制秩序への破壊願望、アナーキーなもの、そういう奴ばらの存在が問題と考えます。
彼らの特徴として、同性婚を容認する者は、ほぼ反原発、憲法改正反対 反天皇、慰安婦は性奴隷等々なのです。
又団塊の世代の残滓が確かにこの国を浸食しマスメディアによる情報操作が行われている事実があります。
それは、表面リベラルの仮面をかぶった反体制的人間達と呼応し合い、何時も使う言葉、普遍的価値を破壊せんと、その動きは止まることはありません。
普遍的価値とは近代国家を形成するにいたった価値観でもあります。
今、近代国家の構成要件の一つ、表現の自由が破壊されようとしています。
敵の放った弾丸は命中し蟻の一穴よりも大きな穴が開きました、障壁にさらなる亀裂が入ることを懸念します。
ネット環境は敵も同じでこれを駆使します。
もう一つ、獅子身中の虫、敵のスパイの存在です、特殊な隣国があるわが日本、
その関係は宿痾ともいえる骨がらみとなって影響を及ぼしています。
内憂外患ありてこの国の行く末を思います。
事業は人なり、という言葉がありますが、松田さん故のこの企て(くわだて、響きがいい~!)に期待するものです。
私の最初のコメントに対してのお返事、その素直さにまるで高校生からのものの様な新鮮さを感じました。
松田さんの記事から、頂いたお返事から、ある矜持、健全性 有する善なるものを感じ取れます。(人間ですから負なるものも有しているのは当然、お互いに)
これよりのご活躍を期待すると共に楽しみにしております。
追伸
僭越ながら。
海外からのニュースはとても良い企画ですね。
CNNの黎明期を思ってしまいます。
個々に様々な問題があり、それ等に対し何か上梓されればと勝手に思っています。
切り込み方によっては危険性もあり敵も増え注意が肝要かと。
ビジネスとしても新しいモデルを創設できるのではと思います。
武運長久を祈ります。
いつもながら御返信は不要です。
でも時々お返事を下さるので再確認しています(^^)
失礼しました。
>>野崎様
コメントをありがとうございます。
新しいサイトで気分一新、これまで以上に頑張りたいと思います。
瓦版は最初に決めまして、ふるいながらも新しさがある媒体なのかなという感じで使用しました。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
>>野崎様
心温まるコメントをありがとうございます。
敵も増えるとのご注意、十分に気をつけるようにいたします。自分と異なる考えをする人の意見も、また、大事な意見として耳を傾ける必要性は感じています。罵詈雑言とは別に、健全な批判であれば真摯に向かい合うことを意識していこうと思います。この種のサイトを運営していく場合、そうしたアンチコメント、異なる意見はサイトを成長させていく重要な要素と思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。