外食産業 新型コロナで売上5割の場所も 最大級危機で政府へ緊急融資を要請
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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外食産業の事業者の団体である一般社団法人日本フードサービス協会(所在地:東京都港区、会長:髙岡慎一郎)は今回の新型コロナウイルスの感染症拡大が、外食産業にとって過去に例がないような危機的状況と認識している。そこで、中小の事業者のために政府与党に中小企業への緊急融資を要請することになった。詳細はFoodist Media2020年3月9日公開「新型コロナ問題で日本フードサービス協会『飲食店へ緊急融資を』。政府へ求める4つの施策」へ。
■感染拡大の北海道では売り上げ50%のところも
Foodist Mediaへの出稿は昨年11月の店舗に予約を入れながら無断キャンセルをする「No Show」で59歳の男が逮捕された事件を扱った記事以来、4か月ぶりとなった。
記事は、新型コロナウイルスの影響で外食産業にどのような影響が出ているのか、そして、今後、協会としてどのように対処していくのかを、石井滋常務理事に伺った。
常務理事は「非常に危機的な状況であると考えています。リーマンショック(2008年)、東日本大震災(2011年)を超える可能性があります。」と話し、最大級の危機であるとの認識を示した。北海道では売り上げが前年同月比で50%になっているところもあるという。
そのため、同協会は今週中に自民党で行われるヒアリングで4つの要望を出すという。最も重要なのが緊急対策としての「つなぎ資金の融資」。このまま売り上げ減少が続けば、倒産の危機に瀕する企業が出かねないという逼迫した状況を与党に説明するという。
■中小企業向けへ無利子・無担保融資へ
安倍晋三総理は2月29日の会見で、新型コロナウイルスの影響を受けた個人や企業に対し、雇用調整助成金を活用し、支援を実施することを明らかにした。しかし、同協会ではそれだけでは中小事業者をカバーするのに十分ではないと判断。銀行を通じ「つなぎ資金」を融資する仕組みを求めている。
これに合わせるように3月7日に安倍総理が中小企業を対象に実質、無利子・無担保となる融資を行うことを表明した。これを踏まえて、要望を出すことになる。
新型コロナウイルスの直撃を受けた外食産業の団体のトップとして、忙しい中、取材に応じていただいた石井滋常務理事には、感謝を申し上げたい。外食産業の方には是非ともご一読いただきたい記事である。
おはようございます。
自民公明の与党は10日、緊急対策第2弾を決めました。約5000億円の「特別貸付制度」を創設。無利子、無担保で感染症の影響を受ける全事業主に対象を広げるなど拡充しました。この国難を全ての人達で乗り越える事こそ今は大事です。野党やマスコミも一致協力をして欲しいと思います。