豪州女性著書と酷似 伊藤詩織氏Black Box
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
最新記事 by 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 (全て見る)
- 見えてこない導入の必要性 分娩費用の保険適用化 - 2024年11月18日
- 検討会で弁護士暴論「産科医は医療安全に前のめり」 - 2024年11月16日
- ズレてる安藤優子氏 窓際指定席を外国人に「どうぞ」 - 2024年11月12日
ジャーナリストの伊藤詩織氏の著書Black Boxの内容と似た書籍が存在する。デートレイプドラッグと思われる薬物を使用され、レイプされた女性がその体験を描いた「涙のあとは乾く」(キャサリン・ジェーン・フィッシャー著、講談社)。比較してみると、その類似性には驚かされる。その事実は何を意味するのか。
■原題:I AM CATHERINE JANE
「涙のあとは乾く」は豪州人女性キャサリン・ジェーン・フィッシャー氏の「I AM CATHERINE JANE」の日本語版として2015年5月に発売されている。原書は2014年6月に初版が発行された。伊藤詩織氏が世に出るきっかけとなった著書Black Box(文芸春秋社)は2017年10月に初版第1刷で、それよりも2年以上早く世に出ている。
Black Boxと涙のあとは乾くが似ていることを指摘する者は少なくない。実際に伊藤氏はフィッシャー氏と接点があり、メールやLINEでのやりとりがあったことは複数の証言から確認されている。
まずは2つの書籍の、レイプされた前後の経緯を比較してみよう。Black Boxに描かれたレイプ前後の経緯は、(1)食事をしている時に意識を失い、(2)目覚めるとホテルで性行為をされていた、(3)行為の後、下着が見つからない、(4)相手の男性を激しい言葉でなじる、(5)男性は下品な言葉をかける、というもの。
「涙のあとは乾く」も同様の経緯で、フィッシャー氏が自動車の中でレイプされた。デートレイプドラッグの件については、以下のような記述がある。
<デートレイプドラッグを疑う場面の記述>
涙のあとは乾く:飲み物が放置されていたのはその短い時間だけだ。…だれかがわたしの飲み物にデートレイプドラッグを入れたのだ。(p6-p7:赤と白と青の痣)
Black Box:その時ふと、デートレイプドラッグのことを思いついた。ニューヨークでは「飲み物から目を離すな」と言われるが、これは犯罪から身を守る上での常識だった。(p66:第3章 混乱と衝撃)
目覚めた時の状況については、気がつくと相手が、自分の身体の自由を奪って性的行為を行っていたというもの。
<目覚めた時の状況(1)>
涙のあとは乾く:体を動かせない。知らない男がわたしの足首とふくらはぎを強くつかみ、宙に高くあげている。(p11:冷え切った正義)
Black Box:何か重いものにのしかかられていた。…体を動かそうとしても、のしかかられた状態で身動きが取れなかった。(p49-p50:第2章 あの日、私は一度殺された)
このあたりは、睡眠効果のあるドラッグの影響を受けた場合、目覚めた時には男性が性行為を行っていたというのは通常のレイプ(準強制性交)の手段であろうから、類似するのは当然と言える。問題はその先である。
■ドラッグの影響? 光に過敏
フィッシャー氏はデートレイプドラッグを盛られ、その状況で性行為を強要されている間、薬物の効用と思われる光に過敏な状況になっていることを示す記述がある。
<目覚めた時の状況(2)>
涙のあとは乾く:男の全身はまばゆいほどの光に包まれている。光は窓の外から射しているのだろうか。…黒人なのに、なぜこんなに白いのだろう? この光がどこからきているのかわからない。強烈な光。(p12-p13:冷え切った正義)
自らに乱暴する男が黒い肌なのにもかかわらず白く見えるほど、光に過敏になっていたことがうかがえる。まばゆいほどの光という表現からは、虹彩の調整機能が失われて、光が過剰に入っていることが想像される。詳細な状況、薬物の効能は分からないが、この記述は経験者でなければ書けないものであろう。この点、薬物は盛られていない伊藤詩織氏は以下のように書いている。
Black Box:ベッドサイドのライトと、テレビの近くにあるコンソールライトがついており、奥の窓側の辺りをのぞけば、部屋はぼうっと明るく照らされていた。もしかしたら玄関のライトもついていたかもしれない。(p49:第2章 あの日、私は一度殺された)
なぜ、このように照明のことを詳細に書いているのか不自然に感じる人は少なくないと思われる。また、玄関とあるのは、ホテルの部屋の入り口付近を指すのであろうが、光がどこから射しているのか分からないとするフィッシャー氏の記述との類似性は見てとれる。
■見失った下着と卑猥な言葉
行為後に下着がなくなる点も同じである。
<下着>
涙のあとは乾く:わたしの服はどこ? どこにやったの?…下着もみつからないが、そのとき、自分のジーンズが目に入る。(p20-p21:冷え切った正義)
Black Box:下着が見つからなかった。返すように言ったが、山口氏は動かなかった。…一向にパンツは見つからなかった。(p53:第2章 あの日、私は一度殺された)
その後、女性が上品ではない言葉を男性に投げかけるのも、両書に共通している。そして、最後に男性が下劣な言葉を投げかける点も似ている。
<行為後の言葉>
涙のあとは乾く:あんたのあそこ、めちゃくちゃ締まりがいいな(p21:冷え切った正義)
Black Box:パンツくらいお土産にさせてよ(p53:第2章 あの日、私は一度殺された)
どちらも口にするのも憚れるような品性の欠けた言葉であり、特に涙のあとは乾くの方の言葉は尋常ではない下品さ。
行為の後、伊藤氏は「薬局でピルを買ってあげる」という申し出を受けたとしている。自分に乱暴した男性から、事後に提案をされているのである。一方、フィッシャー氏は朦朧としたまま自動車を運転し、後部座席にいた男性から運転を任せるように提案されている。
こうした両書の類似点を一覧表にしたので、ご覧になっていただきたい。
■C.フィッシャー氏への取材申し込み
当サイトでは、今年2月からC.フィッシャー氏に対し、この件で取材を申し込んでいた。関係者の話を聞くと、彼女は伊藤氏に対して一時は頻繁に連絡をとる間柄であったのに出版前に絶縁され、出来上がったBlack Boxの内容が自らの著書に類似していることについて非常に怒りを感じているとのことであった。
取材申し込みでは質問事項も予め示した。
The book ‘Black Box’ published by Shiori Ito is said to be inspired by the content of “I am Catherine Jane” published by you. In addition, it is said that the damage reported by Shiori Ito was inspired by the conversation with you.
I would like to interview you about your relationship with Shiori Ito. I hope you give me the opportunity to interview including below….
(伊藤詩織さんが出版した書籍「Black Box」は、あなたが出版した「私はキャサリン・ジェーン」の内容に触発されたものだと言われています。また、伊藤詩織さんが報告した被害は、あなたとの会話がきっかけだったとも言われています。伊藤詩織さんとの関係について、インタビューさせていただきたいと思います。インタビューの機会を与えていただければ幸いです。)
当初、取材に対して前向きな反応を示し、予定しているイベントが終わったら連絡するとしていたフィッシャー氏だが、最初に連絡をとってから1か月経ったあたりから、メールへの返事も来なくなり、取材は実現しなかった。
■山口敬之氏は虚偽と断じる
9月21日、東京高裁101号法廷で、伊藤氏とTBSの元ワシントン支局長の山口敬之氏の訴訟の意見陳述が行われた。その中で山口氏は以下のように陳述している。
「あの朝普通に目覚めたあなたは、普通に身繕いをし、普通に私と会話し、『ブラウスが生乾きだから、Tシャツを貸して下さい』と私に依頼し、それを着て普通に出て行きました。…あなたは朝の出来事についてもまた、自分の記憶を自分で書き換えてしまい、ありもしない被害を、創り出してしまった。…あなたのウソと思い込みで、私は社会的に殺され、取り返しがつかない被害に苦しめられています。」(参照:山口敬之氏 意見陳述の全文)
山口氏はBlack Boxに書かれていることは虚偽であるとはっきりと述べており、伊藤氏の話は無から有を生じるものであると断じているに等しい。
そのような事情を考えた時に、伊藤氏とフィッシャー氏の著書の類似性をどう判断すればいいのか。単なる偶然の一致が積み重なったものだとしたら、天文学的とは言わないまでも相当低い確率のように思える。
強姦されてないのに強姦された状況を書くのはむずかしい。ま
た、上手な文章を書きたいということもあり参考にしたのでは
—
これから一緒に仕事をしようとしているのになんてことするの
みたいな表現があります。(後付けで書いたと思いますが)
山口氏から仕事(VISA)を世話してもらうのが確定しているよう
な言い方。伊藤氏の中では、付き合ったんだからそれがあたり
まえという考えだったのでしょう
裏切られて復讐劇が始まる
「涙のあとは乾く」は、だいぶ前に読みましたが、体験者でなければ書けない凄まじい内容です。伊藤氏の体験と被っているような場面が多く、伊藤氏のパクリ本と言われることには納得出来ます。異なるのは、フィッシャー氏は写真を掲載していること。事件のことだけではなく、ご自身がモデルをしていた頃の写真も出しています。伊藤氏も少女時代はモデルをしていたようですが、こちらは自己申告のみで写真は無し。モデル話は嘘かな?
警察での取り調べの内容も似ています。
伊藤氏は男性警察官の対応に不満を述べていましたが、フィッシャー氏の体験したことをパクって書いたように感じます。フィッシャー氏の事件の頃は、確かに、女性への配慮は無いも同然の取り調べだったでしょうが、今はずいぶんと被害者に寄り添った対応に変わっているはずです。BBを読んだ時、今時、こんなこと(ダミー人形を使い伊藤氏に性交時の状況確認)をする警察があるのかと信じがたい思いでした。
フィッシャー氏が伊藤氏に怒りを覚えていることは、この事件の追っかけをしている者なら承知のことですが、何故に松田さんの取材に応じて下さらないのでしょう。フィッシャー氏は真の被害者であり、偽物の自称被害者は絶対に許せないはずですが…。伊藤サイドから、圧力めいたものがあったのか…。
真実を追及しようと扉をこじ開けても、その先にも立ち塞がる厚い壁があるようですね。ため息が出ますが、それでも、諦めたくはないです。冤罪加害者は裁かれるべきです!!
うろ覚えで恐縮なのですが、はすみとしこさんが、キャサリンと話したことがあるのではなかったでしょうか。
はすみとしこさん経由で頼んでみてはいかがでしょうか。
フィッシャーさんは地位協定について批判する活動をされてました。しかし、日本共産党なんかは地位協定の改善に言及することなく安保反対、基地反対です。伊藤女史の支援団体、背後関係とその辺の違いがありますし、伊藤サイドに対する批判の展開がもたらしうる厄介事への懸念もあるのかと推察します。
何かで読んだのですが、最初伊藤氏に協力していたキャサリンさんに伊藤氏は「3か月(か4か月)ほどで、書き上げなければ」と言い、なぜそんなに早く?と聞くと「選挙があるから」と。安倍総理にダメージを与える為だと言ったとか。
そして、キャサリンさんのことも蔑ろにして。お世話になった人を踏み台にするのは、山口氏に対しても同じこと。評判を貶められた、医師、鮨屋、串焼き屋、ホテル、警察、検察など、どれだけの人を不幸にしたら気がすむのでしょう。
それにしても、私は前々から不思議に思っていました。
なぜここまでバカにされても、医師達は、黙っているのか。
キャサリンさんも、突然連絡を絶ったと。なるほどね〜。
やはり、伊藤氏を敵にできない、何がしらの圧力がかかっているのでしょう。やることが汚いですね。
松田さん、くれぐれもお気をつけて。でも、圧力に屈しないで下さいね。応援しています。
>何がしらの圧力がかかっているのでしょう。やることが汚いですね。
証拠がないのに汚いとまで言ってしまうと伊藤氏のやり口と同じになってしまうのでは。
>私は前々から不思議に思っていました。なぜここまでバカにされても、医師達は、黙っているのか。
反論しても何もいいことがないと思います。
・守秘義務があるため詳細ははなせない ・週刊誌やTVが押しかけてくる ・インターネットで批判されて面倒くさいことになる ・裁判所に呼ばれる
有罪確定後に出版。
キャサリン・ジェーン・フィッシャー氏の書籍は加害者の有罪確定後に出版さたとのこと。
伊藤詩織氏は山口氏の刑事不起訴、民事確定以前に出版されている。
外国人記者クラブにて、これは問題ではないか?(山口氏有罪確定後に出版すべきでは?)と外国人記者に質問され、伊藤氏は答えず通訳の女性が質問の流れを切り替えた。(時間がないと、他の質問者に切り替えた動画がありました。)これは切り替えではなくすり替えである
ブロガーも問題としてとりあげていました。
時間がないからと質問者Aに答えず他の質問者Bはに答える時間があるとは詭弁である。
山口氏は文芸春秋社を名誉棄損で提訴すればよい。
文芸春秋社はブラックボックスが事実であるか否かを知る由はないのだ。
民事勝訴の判決文をネットで読んでみた。
無理やり行為におよんだのであり合意はないとの認識である。
それはブラックボックスにある暴行を認めていないとも取れるし認めているとも取れる。
●伊藤詩織氏性的暴行被害裁判
東京地裁の判決(要旨)より一部抜粋引用。
合意の有無
原告の供述は客観的な事情や行動と整合するもので、供述の重要部分に変遷が認められず、被告の供述と比較しても相対的に信用性が高い。ホテル居室への入室が原告の意思に基づくものではないことに加え、被告が酩酊状態で意識の内原告に対し合意のないまま性行為に及んだ事実、原告が意識を回復して性行為を拒絶した後も原告の体を押さえつけて性行為を継続しようとした事実を認める。
上記を含めその他も何と大雑把な見解か、と思う。
行為の時間、午前2時頃と5時頃の相違、その他伊藤氏、山口氏相互に主張の相違は多くある。
●被告に対する不法行為の構成
原告は自らの体験・経緯を明らかにし、広く社会で議論することが、性犯罪を取り巻く法的・社会的状況の改善につながると公表に及んだ。
公共の利害にかかわる事実につき、専ら公益を図ることが目的で表現されたものと認めるのが相当であること、その事実は真実であると認められることからすると、プライバシー侵害による不法行為も構成しない。
ブラックボックス出版は社会のためだとのこと。
>社会的状況の改善につながると公表に及んだ。
さりとて虚偽を広範に流布することは許されない。
伊藤氏はブラックボックス出版により経済的利得を得ておりさらにジャーナリスト伊藤詩織としての知名度を上げる要素が出版にはあり無償の行為、純粋行為ではない。
(約60ケ国取材経験のあるジャーナリストと喧伝)
高裁で事実認定からやり直すそうであり
いずれにせよ山口氏は文芸春秋社を提訴すべきであると考える。
ご返信は不要です。
ご返信は不要です。