テレビ局からゴールデン街の写真提供依頼

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 テレビ局の人気番組のスタッフから5月25日、ホームページの写真を番組で使用させてもらいたいという依頼を受けた。このサイトも媒体として認められたようで、何とも嬉しい依頼である。

■視聴率2桁の人気番組から「写真使わせて」

2階店舗から撮影した暗闇のゴールデン街(4月23日)

 放送前なので詳細は明らかにできないが、人気のある娯楽番組で、毎週、視聴率は2桁をキープしているようである。その番組スタッフから、新宿ゴールデン街の灯りが消えてゴーストタウンのようになっている写真を使用させてほしいという依頼があった。

 4月24日に公開した「新宿ゴールデン街はゴーストタウン化」の記事内で使用したものを希望してきた。夜、灯りのついていない看板が並ぶ風景は、新型コロナウイルスによって飲食事業が壊滅的な影響を受けているのを如実に示すのには悪くない。そういう判断だったのであろう。

 スタッフと電話で話したが、無償提供を要請されたので、交換条件としてクレジットを入れるようにお願いした。つまり写真を使用する場合には「©️令和電子瓦版」と入れてほしいということである。6月に放映予定で、使用しない場合もあるという。使ってもらえたら、大変な宣伝となる。何とかお願いしたい(笑)。

■取材時にストック用の写真を撮影

 当サイトでは記事には必ず写真を付けるようにしており、そのために取材に行った時には極力、街の風景や有名な建物などを撮影するようにしている。そうしてストックした写真から、記事に合う写真があれば使用。東京競馬場や神宮球場を何度か記事内の写真として使用しているが、以前に撮影したものである。

 今回のゴールデン街の写真もその流れで撮影したもの。それがこうして役にたつとは思いもよらなかった。

 決して自慢ではないが、僕は日刊スポーツ在籍時「記者カメ」はそこそこ自信があった。高校生の時にお年玉を貯めてCanon(キヤノン)AE-1を買い、暇を見て撮影していたことが記者になってから生きた。人生、何が幸いするか分からない。

■提供写真は4月23日 新型コロナウイルス禍の真っ最中

休業を伝えるゴールデン街の店舗の張り紙(一部加工)

 僕がゴールデン街で取材をしたのは今年の4月23日のこと。Foodist Mediaの「暗闇のゴールデン街で『配信酒場 閑古鳥』羽ばたく。新時代への“夜間飛行”」という記事の取材である。この時のゴールデン街は本当にゴーストタウンのようで、各店舗の扉には休業のお知らせが貼られていた。

 賑やかだった時代を知っているだけに、ある種、衝撃の光景でもあった。この時にFoodist Mediaの編集部に写真を1枚送ったが担当者が「ゴールデン街、すごいっすねぇ~」としみじみと口にしていたのをよく覚えている。

 あれから1か月経ち、今日5月25日、緊急事態宣言も全面解除が決まった。ガラガラの新宿で取材をしたのが、随分と昔のことのように思える。

 今日は外苑で取材があったので、渋谷駅前でストック用の写真を撮影した。緊急事態宣言が解除になるであろうと言われていたせいか、スクランブル交差点付近はテレビ局のクルーの姿が目立ち、そのショットも何枚か押さえた。いずれ、使う日が来るかもしれない。

"テレビ局からゴールデン街の写真提供依頼"に2件のコメントがあります

  1. 窪田 より:

    少し前に夜のコリドー街に行きましたが、全然人がいませんでした。
    こんなコリドー街を見たのは初めてで、思わず写真を撮ってしまいました。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>窪田様

       コメントをありがとうございます。
       都内の繁華街はどこも似たようなものなのでしょうね。

       6月以降もがらり一変というわけにはいかないのではないでしょうか。しばらくの辛抱ですね。

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