連闘サンティアゴが愛ダービー制覇

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

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青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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 単勝3倍の1番人気に推されたサンティアゴ(牡3、A・オブライエン厩舎)が6月27日のG1愛ダービー(カラ、芝12ハロン)を制した。2着にキャリア3戦めのタイガーモスが入り、4着までを同厩舎が占める結果となった。

■6月20日に重賞初制覇 7日後G1馬に

写真はイメージ

 サンティアゴは14頭立ての11番手付近、内ラチ沿いを進み、直線残り400m付近で馬群を割って先頭に立ち抜け出した。残り200m付近で外から追い上げたタイガーモスに迫られたが、激しい競り合いを首差抑えた。勝ちタイムは2分38秒17(馬場はGood)。

 2着のタイガーモスは7番手付近を進み、馬群の外から追い上げたが、僅かに及ばなかった。6月9日に初勝利を挙げたばかりで、その18日後に愛ダービーを首差2着だけに、ある意味、出来過ぎとも言える内容と言える。

 勝ったサンティアゴは2007年のG1英ダービー、G1インターナショナルSを制し、欧州最優秀3歳牡馬となったオーソライズドの産駒で、昨年のG1仏ダービー3着のモタマリスの甥。昨年7月18日のデビュー戦(芝7ハロン)で2着、続く8月2日の2戦目(芝7ハロン)は後にG1コロネーションSを楽勝するアルパインスターの2着と勝ち運に恵まれなかった。

 3戦目(芝8ハロン)で勝ち上がり、2歳戦を3戦1勝で終えた。3歳の今年は6月20日のロイヤルアスコット開催のG2クイーンズヴァーズ(芝14ハロン34ヤード)を2着に2馬身4分の3差をつける完勝で重賞初制覇、今回、連闘挑戦でビッグタイトルを手にした。

■A・オブライエン厩舎6頭出し 通算14勝目

 管理するエイダン・オブライエン厩舎は6頭出しで臨み、4着まで独占。昨年のソヴリンに続く連覇を果たし、通算14勝目をマークした。「サンティアゴは愛すべき馬で、真っ直ぐに進んでいく馬だ。レースが好きだし、今日は騎手もうまく乗ってくれた。この後はセントレジャーに行くと思う。馬にはぴったりのレースだろう」と話していた(RTEスポーツから)。

 調教師の話によると9月13日のG1愛セントレジャー(カラ、芝14ハロン)が次の目標となりそうである。既にほぼ同距離のクイーンズヴァーズを勝っていることから、当然の選択肢と言えるかもしれない。

 なお、手綱を取ったシーマス・ヘファナン騎手は2017年のカプリ以来3年ぶり4度目の優勝。

 例年は英仏ダービー馬の参戦も珍しくない愛ダービーだが、今年は新型コロナウイルスの感染症拡大の影響で欧州三大ダービーの最初に開催されることになった(英ダービーは7月4日、仏ダービーは同5日に開催予定)。

 その分、メンバーも手薄になったのは否めず、2着のタイガーモスは6月9日に初勝利を挙げたばかりで、3着のドーンパトロール、4着のオーダーオブオーストラリアに至っては未勝利馬である。例年とはやや異質の愛ダービーと言えるかもしれない。

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