武豊騎手のサヴァラン7着 ヘルタースケルターは5着

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 凱旋門賞当日の10月6日、パリロンシャン競馬場で行われた1RのG1マルセルブサック賞(芝1600m)に出走した武豊騎手のサヴァランは7着に終わった。続く2RのG1ジャンリュックラガルデール賞(芝1600m)はヘルタースケルターに騎乗し5着。

■父ディープインパクト 母は仏オークス馬

最後方から進む武豊ヘルタースケルター(グリーンチャンネル画面から)

 この日の1Rマルセルブサック賞にサヴァランとのコンビで出走した武豊騎手は、スタートで後手を踏み中団の内ラチ沿いを進む。手応えに余力はあるように見えたが、直線を向くとズルズルと後退。見せ場もないまま7着に終わった。

 ディープインパクト産駒で、母は仏オークス馬サラフィナ。デビューから2連勝で前走G3オマール賞を制したが、道悪がこたえたのかもしれない。

 勝ったのはアルビグナ。後方2、3番手に付け、直線で逃げ粘るマリエタをとらえ、6月28日の愛G2エアリースタッドSに続く2度目の重賞勝ちとなった。勝ちタイムは1分41秒26。重馬場だけにかなりかかっていた。

■最後方から追い込んで5着

 続く2Rジャンリュックラガルデール賞はヘルタースケルターで出走。こちらもスタートがいま一つで、最後方からの競馬となった。道中、折り合いを欠く場面もあり、かなり気難しさを感じさせる走り。直線を向いて追い込み、ゴール前の脚いろは際立っていたが、既に大勢が決した後で5着に終わった。

 勝ったのは中団から直線で一気に末脚を伸ばしたヴィクタールドラム。昨年のG1愛オークス3着のマリーテューダーの半弟で、これでデビューから3連勝。

 武豊騎手は4R凱旋門賞の前にG1勝ちが期待されたが、ともに消化不良のまま終わった。

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