宮本亜門氏へ 学びなさい恥を知りなさい
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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演出家の宮本亜門氏(64)が3月3日、核共有に反対し、非核三原則を世界に訴えるべきという持論をツイッターに投稿した。憲法改正を訴える人々を「馬鹿」と表現するなど過激な表現も含まれている。しかし、核兵器を放棄したウクライナが侵攻を受け、多くの市民が殺害されている事実には一切触れず、論理性を欠く内容となっている。
■3月3日午前に4連投稿
宮本氏のツイートは3月3日午前に、投稿にコメントをしていく形で4連投されている。主な内容は以下の通り。
「…ロシアには世界最大の6400近い核兵器があります。それを脅しに核攻撃も辞さないとプーチンはウクライナの人々を殺し侵略を続けます。これでわかるように、核を持つことは抑止力や防衛のためなどではなく、威嚇と独裁の証です。」(第1投稿:午前9時42分)
「…被爆国である日本がするべきことは、この機を利用して、安倍氏のように核シェアリングなど軽々しく発言することでは決してありません。我々がすべきことは、世界で唯一の被爆国として、大きな声で世界中に「非核三原則」を訴えることです!」(第2投稿)
「私は岸田首相の非核三原則を堅持する発言を支持します。また現在の状況下での憲法改正を強く反対します。「毒を以って毒を制す」を繰り返すほど、人類は馬鹿ではないと信じるからです。」(第3投稿)
「私もどんなに否定され馬鹿にされようと、死ぬまで何度も何度も大きな声で、核兵器反対、戦争反対!とあらゆる方法で言い続けます。あなたも、どうか人類にとって最も尊ぶべき訴えを続けてください。 宮本亞門」(第4投稿)
全て同時刻に投稿されており、最初から用意していた文章を4つに分けて次々にアップしていったものと思われる。この内容が日刊スポーツ電子版にも引用され、配信先のYahoo!を通じて多くの人の目に触れることになった(日刊スポーツ電子版・宮本亞門氏、核保有や戦争に反対の姿勢示す「被爆国として世界中に『非核三原則』を訴える」)。
■言うべき相手を間違っている
宮本氏が何を考え、どう表現しようが、それは日本国憲法で保障された表現の自由の範囲内であろうから、その点について特に言うことはない。ただ、演出家であるなら、合理性のない発言は自らの思考能力の欠如を示すものであること、ウクライナで多くの人が殺害された、その悲劇を繰り返さないことへの思いが少しでもあるのか、という点は指摘しておかなければならない。
核兵器を共有を含め保有をすることには、大きく分けて2つの効果がある。
(1)核攻撃をすると脅し、他国を攻撃する。
(2)他国への侵攻を企画する国に、攻撃すれば核兵器で報復されるとの確信を抱かせ、攻撃を抑止する。
宮本氏が言うように、ロシアは(1)の方法でウクライナに侵攻した。そのことをもって「核を持つことは抑止力や防衛のためなどではなく、威嚇と独裁の証」(第1投稿)と表現している。それは核兵器の有する1つの側面であるのは間違いなく、ロシアが非核三原則を堅持していれば(悪い冗談でしかないが)、ウクライナへの侵攻はなかったかもしれない。
そうすると、ウクライナの悲劇を防ぐためには、ロシアに対して(1)を叫ぶべきであり、日本に対して叫んだところで、何の効果もない。そもそも核共有をしたことで、日本が他国へ侵攻することなど考えられない。他国への軍事的な侵攻は現行憲法が禁じており、憲法を改正しない限り不可能であることぐらい理解できているはず。その意味で、(1)の考えでツイートしたのなら、言うべき相手を間違っているということである。
■本当の馬鹿は誰なのか
安倍元首相が提言した核共有は(2)の立場で言ったのは明らか。この点について宮本氏は「『毒を以って毒を制す』を繰り返すほど、人類は馬鹿ではないと信じる」(第3投稿)としているから、抑止力では戦争は防げないという形で反論していると見ていい。
確かに、2つの世界大戦を見ると開戦前に対立する両陣営が軍備を増強していたが、結果的に抑止力は働かなかったと言えるかもしれない。しかし、本来働くべき抑止力も気の狂った独裁者が自分が絶対に勝てると誤信した場合、あるいは、自分は死んでもいいから侵攻して、相手に打撃を加えたいと考えた場合には、いかなる抑止力も働かない。それは9・11テロを想起すれば容易に理解できるはず。
その意味では軍備増強による抑止力も100%ではない。そうであるからといって抑止力を放棄すれば侵攻される蓋然性を高めることになり、国家や国民に多大なリスクを負わせることになる。核共有はそのようなリスクを軽減させることが目的で、安倍元首相もその文脈で語っているのは間違いない。
気の狂った独裁者が強力な軍備を持ち、侵攻される相手国がさほど強力な軍備を持っていない、しかも第三国が救援する考えがないという条件がそろえば、侵攻のハードルは一気に下がる。ナチスドイツのポーランド侵攻は、チェンバレン英首相の宥和政策が後押ししたのは歴史的事実。ロシアのウクライナ侵攻もウクライナが自ら核兵器を放棄し(1994年ブダペスト覚書)、さらにNATO(北大西洋条約機構)が軍事介入しないことが侵攻のハードルを下げたのは間違いない。
■米ソが直接軍事衝突しなかった理由
隣国が侵略を狙っている場合、軍備が拮抗していれば簡単には攻め込めなくなる。軍事衝突は軍事バランスが崩れた時の方が発生しやすいのは歴史が証明している。米ソ冷戦時代に両超大国の直接の軍事衝突がなかったのは、極論すれば衝突すれば自分達も無傷でいられないから。
キューバ危機では米国が戦争を決意したと誤信したソ連指導部がキューバからのミサイル撤去を申し出たことで衝突が避けられたことは、多くの研究で明らかになっている。
同じように今回のウクライナでの戦争でNATOが介入しないのは、介入すれば全面戦争になるからということはバイデン米大統領も、ジョンソン英首相も口にしている。つまり、ウクライナ発のNATO対ロシアの戦争が始まらないのは、ロシアの核兵器の抑止力による。
宮本氏は「毒を以って毒を制す」を繰り返すほど人類は馬鹿ではないと言っている(第3投稿)。しかし、ロシア対ウクライナの局面では「ウクライナに毒を制する毒がない」ために軍事侵攻が発生し、ロシア対NATOの局面では「ロシアの毒がNATOの毒を制している」事実に気が付かないとすれば、本当の「馬鹿」は誰なのか、言うまでもない。
以上のように宮本氏のツイートは(1)の意味としては言うべき相手を間違えており、(2)の意味としては、目の前で起きている事実が、自らの主張の論拠を否定していることに気づいていない。その主張に合理性は認められないことは、多くの人が気付いていると思われる。
■学びなさい 恥を知りなさい
宮本氏はウクライナに関する報道をきちんと見ているのか疑問に思う。東部のマリウポリという町で地下の防空壕に逃げ込んだ4~5歳の少女が「私、死にたくない」「ドーンという音で目が覚めた。戦争はいやだ」と言って涙を流した(FNNプライムオンライン・ロシア軍が首都キエフ侵攻 陥落間近か 逃げ惑う市民どうなる)。
また、ワルシャワで記者会見に応じた英国のジョンソン首相にウクライナのNGOの代表が今、現在、多くの人が亡くなっている事実を挙げてNATOの軍事介入を求めた(TBS NEWS・ウクライナ女性が英ジョンソン首相に涙ながらに詰め寄る)。
ウクライナはかつて世界第3位の核保有国であった。それら全てを廃棄(ロシアに移転)する約束をしたのが1994年のブダペスト覚書である。もし、ウクライナがその時、核兵器を手放さなかったら、ロシアの侵攻は行われなかったかもしれず、ウクライナの子供たちが戦争の恐怖におびえ、命を落とすことはなかったかもしれない。ウクライナは非核三原則を導入した結果、悲劇が襲ったのである。
宮本亜門氏よ、少しは学びなさい。そして、恥を知りなさい。
あなたの主張は日本だけでなく、世界でウクライナの悲劇を繰り返そうと言っているに等しいことにいい加減、気付いたらいかがか。
私は宮本亜門氏に期待してます。プーチンのところへ行って、非核三原則を唱えてくれる事を。日本語でそんなことをツイートするより、ロシア語で同じ内容をぶちまけてほしい!ただし安倍氏の名前を出すのではなく、プーチンを名指しで批判して。
ウクライナに援助すべきだと言いながら、一円も募金しない人。ウクライナ難民を沢山入れるべきだと言いながら、自分は支援しない人。また、対話で解決すべきと言いながら、敵国が攻めてきたら真っ先に逃げる人。そんな人は、公に発言しない方がいいのでは。安全な場所でなら、いくらでも綺麗事が言えるでしょうけど。
私はウクライナ難民の方々を、自分の家で養うことはできません。だから、募金をしました。せめてお金だけでもと思い(でも正しくウクライナ市民の元に届くかは、少々不安ですが)綺麗事言っている間に、何か一つ、ウクライナの為、日本の為、そして世界の為に、やれる事はないだろうかと、謙虚な気持ちになって、考えられないのでしょうかね〜
>宮本亜門氏
>憲法改正を訴える人々を「馬鹿」と表現する
相変わらずこーいう人たちは、『自分が言えば“意見”、相手に同じ事を言われれば“暴言”』で吹かざるを得ないw
日本には自国を自分で守れる人も技術もお金もあります。
非核三原則ぅ~ 憲法9条ぅ~ と日本に飛んでくるICBMや韓国から飛んでくる中距離ミサイルに向かって日本人が叫べば迎撃できるならいいけどね。
日本はICBM搭載原潜を一刻も早く配備すべき。
似非日本人議員 似非日本人官僚 似非日本人公務員の排除。
現在の日本は明日にでもウクライナと同じ状態になると知るべきだ。
ヌエ蔓延る日本の転換期だとプーチンが教えてくれてるんです。
>ロシアが非核三原則を堅持していれば(悪い冗談でしかないが)
プーチンならそんな原則や憲法など思いのままに改定してしまうでしょうね。
それが独裁者というものなのだから。
TwitterのTLにたまに現れる宮本某の浅はかなつぶやきには。いつも閉口させられている。
宮本某に限らずあちら界隈の連中は、基本的に今回と全く同じ主張を繰り返している。
そして松田氏のような反論を当然のように受けるが、それで矛盾について理解することもなければ、誤った主張を1㍉も変えようとはしない。
なにも核兵器に関することに限らず、一事が万事それだが。
民主党政権で参与として関わっていた某演劇界の大物(笑)や、ヒット作など何もない自称映画監督など、往々にして演劇方面の人間にはこのような類が多いですね。本当にバカバカしい。
余談だが、この宮本某は昭和の時代にかつてとある食品のTVCMで「違いが分かる男」と言われていたのだが、今にして思えば滑稽千万な話である。
平和主義者が戦争を起こす。 チャーチル。
(第一次世界大戦後に起こったヨーロッパでの平和運動、軍縮がナチの台頭を許し第二次世界大戦へと繋がってしまったとの見解)
キューバ危機、断固たる信念のもと危機を回避したケネディはチャーチルのこの言葉をもとに卒業論文を書いたとか。
ソビエト連邦の崩壊を予見した社会学者、故小室直樹氏の著書、新戦争論、平和主義者が戦争を起こす。は日本の状態状況に立脚し上梓され今まさに小室氏が提起した日本の問題が問われ始めた。誰に?
日本を真に憂う者達に、その憂いは日本のみならず世界へと通じる。
バカと人格は別だ。
バカと利口の定義は美人に同じく容易ではないが確かに知的レベルの相違はある。
だがバカでも人柄の良い人物は確かにいる、そして利口な悪もいる。刑事課に知能犯係があるそうだがそれ故だろう。
バカでかつ人格にも問題がある者がいる。
宮本亜門はバカ+人格に問題がある人間だ。
緊急事態宣言の際、自分たちの業界が行政の支援を受けられないとして苦言を呈した。
金をくれ! いや、金をよこせ!ということだ。
そして
●政治家は歌を歌うのか、と蔑視した。
自分たち芸術家は政治家より高尚だとの自惚れを確かに含み、さらに捻り、いやらしさがある物言いだ。
捻り、やらしさ、とは? 後述する。
以下引用↓↓↓。
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1839951/
>文化・芸術に対して政府からの補償は不十分なことに「絶望的な感じがしました」と不満を口にし、「まるで“不要不急”とは言わなかったけど、不要のような感じがしてしまうくらい」とこぼした。
さらに「先進国の中で、これほど文化・芸術にお金を出さないところはないと思っていました。きっと政治家の皆さんは歌も歌ったことはないし、笑ったこともないのかな。
↑↑↑
そして続く
>そんなはずはないですよ。こういうときにバサッと『そういう人たち』という切り方をするんですよ」と政治家の理解のなさを指摘。
↓↓↓
つまり宮本亜門は政治家も歌を歌う事を知っている。
そして非核三原則、九条が無意味な事も知っているのだ。
九条が無意味な事は護憲派達も知っているのだ。それを解っていながらなのだ。
その証左は共産党、志位発言で明確だ。
九条は自国の侵略を防ぐため、とすりかえた。 九条があれば侵略されない、平和が実現するは虚構だと解っているのだ。
宮本亜門の発言、これは政治主張ではなくロシアのウクライナイ侵略を利用した自己宣伝なのだ。その根拠は割愛する。でも少しだけ。
立て続けに4連投するほど政治的不条理に対する怒りを発する者は過去、その他にも発しているはずであり今後も発するはずだからである。
この知っていながらの捻ったやらしさ、そして戦争、社会的問題を自己の為に利用する、その人格の自己宣伝は坂本龍一に通じる。
たかが電気の坂本龍一は、たかが電気ではないことを知っている。
知っていながらのやらしさよ、
天下の坂本龍一がこの発言をすれば注目を浴びることは想定内だ、当時は炎上商法という言葉はなかった、。結果大した反応はなかったようだ。
勝海舟の、ちょいと一芝居したくらいでは世間はだませないよ、と見透かされた例だろう。
ついでにジョン、レノンを上げだい。
ベトナム戦争当時、ジョン、レノンは小野ヨーコと共に花を一輪もちベッドインして記者会見を行った。ベトナム反戦の為だと、
当時学生だった私は怒りに燃えた! 最近使われる、憤りを覚えた、は違和感がある表現だ、怒りに燃えた、は気取りすぎで、頭に来た!が適切であります。
ベッドインが何故反戦になるのか。
当時はベトナム戦争反対一色の真っ最中だった、今のウクライナと同じだ。
今、花を持ちベッドインして反戦表明するミュージシャンがいたらどうなのだ。
ベトナム戦争を利用したレノン、小野の両名の自己宣伝なのである。
ジョン、レノンはその後、何らの反戦活動をしなかった。小野ヨーコに関しては知らない。
外国人と結婚したタレント的に著名な女性達、デビ婦人、桐島洋子、その他数名が、
誰が一番成功したか? 上手くいったか?との座談を相当以前女性週刊誌で見た。
ナンバー1は小野ヨーコだと、それは上手くジョン、レノンを引っかけたから、だと笑いあっていた。本音があると思う、知らぬは仏ということか。
ちなみにスカルノの玉の輿に乗ったデビ婦人は存外自由はなかったと、
金も自由に使えなかったということか、
ジョン、レノンのイマジンは、
キリスト教界(米国の)でいうところのニューエイジに属する価値観の歌だ。
神はいない。人間の想念こそが価値がある。人間の想い、想念は具現化するのだ。神は不要だ。という究極サタニズムに誘う歌なのだ。
イマジンの歌詞にある。
天国も地獄も宗教も無いのだ。
想像しろ、世界は一つになるのだと。
ファシズムは究極サタニズムに通じることが導き出される。
武器を捨て平和を想像するだけでよい。とするジョン、レノンを九条の会は
イメージキャラクターにすればよい。
チャーチルは自国が生んだ世界的ミュージシャンの平和主義をあの世でどう思っているだろうか、、私は石原氏と異なり死後は虚無とは考えていない。
宮本亜門からジョン、レノンへと連なってしまいました。
ご返信は不要です。「