上念司氏が番組降板 伊藤詩織訴訟で感じた違和感
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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経済評論家の上念司氏がDHCテレビの虎ノ門ニュース、ニュース女子等を1月5日付けで降板したことを、ツイッターで明らかにした。DHCからの要望が理由とされているが、本人の評論家としてのスタンスにも問題があるのではないかと思われる。
■伊藤詩織訴訟の一審判決後の首を捻りたくなるツイート
今回の降板劇がどのような事情によるのか、また、上念氏という人物について、私はほとんど知識を持っていない。そのため降板の是非について断定的に論ずることはしないが、かつて彼の主張に触れた時に違和感を覚え、(これで客観的論評をすべき評論家と言えるのだろうか)と感じたことがあるので、その点を紹介したい。その内容から、これを読む方に今回の降板劇についての是非を考えていただきたいと思う。
当サイトでも何度も扱っているジャーナリストの伊藤詩織氏とTBSの元ワシントン支局長の山口敬之氏の民事・刑事に関する問題について、上念氏は一審で伊藤氏の請求が一部認容された後、2019年12月18日に以下のように一連のツイートを投稿した。
★(前略)結論から申し上げて、この判決を受けて山口さんを擁護するのは難しいと思いました。
★(前略)現時点ではこれが第三者による客観的な判断として受け入れるより他はありません。
★(前略)あくまでも私の主観ですが、控訴しても負けると思います。
上記のツイートは上念氏の主観に基づくもので、彼がどのように考え、発言するのも自由。仮にその発言が法に抵触するのであれば法的責任を負うだけの話である。しかし、評論家を称する人間にしては首を捻りたくなるような発想と言うしかない。
■DHCでなくても「お引き取りを」と言うのでは?
伊藤氏が意に反する性行為を強要されたとして、山口氏に対して損害賠償を請求した事案で、東京地裁は一部請求認容判決を出した。その一事をもって上念氏はそれまでの山口氏擁護をやめるとしたのである。
擁護とは「侵害、危害から庇い、守ること」。そもそも評論家が民事訴訟の一方の当事者を「擁護」するという意味・目的が不明だが、それは置いておく。上念氏は山口氏と伊藤氏の両者の主張を比較・検討した結果、山口氏の主張が正しいと感じたから擁護していたのであろう。ところが、一審判決を「第三者による客観的な判断」として山口氏の主張は間違っていると決めつけ、上訴してもそれは覆らない可能性が高いと言っている。
もし、上念氏の主観に反して控訴審で山口氏が勝訴したら、どうなるのか。一審の原告勝訴部分は破棄され、上念氏が依るところの客観的な判断そのものが消滅することになる。一連のツイートの趣旨からすれば、控訴審判決を「第三者による客観的な判断として受け入れるより他はありません」と言うしかない。
結局、当該ツイートは「上念司は各裁判所の判断を追認するだけです」「裁判所の判断が変わる度に、私の判断も変わります」と言っているに等しい。自分の判断力を持てない評論家はDHCでなくても「お引き取りください」と言うであろう。
■中央大学法学部出身の評論家なら分かるはず
確認しておくが、山口氏と伊藤氏の事件は以下のような状況にある。
【刑事】
山口氏:不起訴、検察審査会で不起訴相当の議決
伊藤氏:不起訴、検察審査会への申し立てがなされる見込み
【民事】
伊藤氏:一審で請求の一部認容判決、附帯控訴。反訴は勝訴
山口氏:一審で本訴一部敗訴、反訴は棄却され、ともに控訴
確定しているのは山口氏の刑事責任はないということのみである。これらの事実から言えるのは、少なくとも刑事で不起訴が確定している山口氏に対して犯罪者呼ばわりすることは許されないということ。
メディアや一部の識者、伊藤氏サイドの弁護士が山口氏を犯罪を犯した者であるかのように言い立てることは山口氏の名誉を著しく毀損する。その許されるはずがない事象が日常的に起きていること、人権を軽視する状況に、法律を学んだ者でなくても危機感を覚えて当然である。評論家を自称するなら、そのような法的にも倫理的にも許されない言動に異を唱えなければならない。
山口氏が問われている責任は不法行為における故意・過失責任に過ぎず、犯罪とは無関係。その上、まだ一審終了段階に過ぎず、上訴審では民事上の責任もないと判断される可能性もある。逆に伊藤氏は民事だけでなく、刑事上の責任も負わされる可能性はある。
上念氏も中央大学法学部で学んだのであれば、その程度は理解できるはず。その当たり前のことを理解しないのかできないのか分からないが、「裁判所がそう判断したから」と自分のそれまでの主張を180度変えてしまう人間を誰が信用すると言うのか。
■山口氏を擁護せず、伊藤氏に恨みもなく
私はこの件で多くの記事を公開してきた。この際だから明らかにしておくが、山口氏を擁護しているつもりなどなく、また、伊藤氏に恨みがあるわけでもない。ただ、この争訟で正義が為されることのみを祈り、記事を公開している。
ここでの正義とは、民事も刑事も責任を負うべき者に適切な責任を負わせることである。虚偽を言い連ねた者が得をすることになれば虚偽の対象となった者の人権は著しく侵害されるのはもちろん、司法の信頼性が損なわれ、社会に混乱をもたらす。
そのようなことは決してあってはならない。情報やオピニオンを発信するものであれば、様々な考えがあるのはいいが、最低限、前述の公正な立場を前提に発言すべき。「自分と考えが近い人だから擁護します」「裁判所が判断したから、そちらに従います」といった程度の判断しか持ち得ないのであれば、評論家の看板を下ろした方がいい。そもそも自分の中に正義を為すという考えがあれば、そのような発言が出てくるはずがない。
上念氏に問いたい。あなたに正義を求める気持ちはあるのか。
降板のニュースを目にした時、真っ先にそのことを思った次第である。
山口氏に対する上念氏の行動が、松永久秀、フーシェ同様に寝首を搔くから、
令和の尾崎秀美と言われて保守層から嫌われる。
山口氏に対する高裁の裁判で、上念氏の想定外が起きたのが、
ホテルの防犯ビデオが流出して、伊藤の膝関節のウソの件が暴露になり
伊藤の証言の信頼性が無くなった。
https://twitter.com/SungJunin1/status/1217602294935515136
https://twitter.com/yokotunashima/status/1218365992419520513
https://twitter.com/reishiba/status/1148529117039431680
そしてもう一つが、日産自動車不倫裁判での性行為後2人で旅行に行った行為で、
裁判所が強姦でないと認定した。最初にこの裁判は部下の女性から上司の男性から、
強姦されたと会社に通報して懲戒解雇された男性が、虚偽の強姦で解雇されたと
会社に懲戒解雇取り消しの民事裁判を起こし、強姦でないと裁判所が認定して
復職を認める判決が確定して、その根拠の性行為後の2人で旅行に行ったことと
伊藤のお疲れ様メールが比較されるから、東京高裁裁判長は論点整理を事実認定からやり直すと宣言した!
そのため判決は今年の年末になってもおかしくなく1審を見直さなければ、新井浩文みたいに地裁判決から1年以内に高裁判決が出るが、2年ほどかかる場合は、1審判決の変更を意味して、山口勝訴、伊藤敗訴になる可能性大!
https://www.sankei.com/affairs/news/200623/afr2006240049-n1.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%BA%95%E6%B5%A9%E6%96%87
松田さんすいません。
https://www.sankei.com/affaies/news/200623/afr2006230049-n1.html
https://twitter.com/SungJunin1/status/1217602294935515136
それから。山口氏の東京高裁での第3回準備手続きが25日午後2時からあるみたいです。
https://twitter.com/lisanha123/status/1331966289154215937
上念氏に対する保守層の反発は、ネット番組「チャンネルくらら」共同経営者で、
中央大学後輩・倉山満氏の山口氏に対しての言動で増幅されてます。
https://bunshun.jp/articles/-/40959
伊藤の裁判での”お疲れ様メール”供述書を読めば、刑事裁判案件ではないかが分かる。
https://lisanha1234.com/questionnaire-ito3/
https://twitter.com/lisanha123/status/1348960943917568002/photo/1
上念・倉山両氏はわざと無視している。
>>トトロ様
コメントをありがとうございます。
お疲れ様メールは引っかかりますね。一審がその点を重視しなかったのは、どうなのかなと思います。
ご参考までに。
https://reiwa-kawaraban.com/justice/20200624/
全く賛同できません。
どう考えても百田さん、有本さんがおかしい。有本さんは百田さんに忖度しているのだろうけど。
上念さんは逆に見直した。
あなたも忖度しているだけではないでしょうか。まともな感覚とは思えないので。
松田さん、日産自動車不倫裁判での妻の訴えの前に男性が、会社相手に復職を認める民意裁判を起こし復職を認める判決が、東京高裁で確定して復職になった。当然のこと、2人で旅行に行ったことで強姦と認めなかったから、その延長で妻への慰謝料を認める判決が出た。
https://www.sankei.com/affairs/news/200623/afr2006230049-n1.html
男性復職民事裁判で、2人で旅行に行ったことで強姦と認定しない判例が確定して妻に対して慰謝料を認める判決が出たから、東京高裁裁判長は、論点整理を事実認定をやり直す宣言して、1審を見直すことを公言した。
https://note.com/ueda_news24/n/nbe30caa161a0
だから判決は、今年の年末になってもおかしくなく、1審の見直しですので山口勝訴、伊藤敗訴になる可能性が大!
普通は、就職相談だから、最低でも自分の食事代は自分で支払うけど伊藤は山口氏に支払わせたから、銀座ときママではないけどホステスのやる行為で、とよかつでの行為はホステスそのもの。喜一では、魚の話で山口氏、店主、さかなクンと盛り上がり伊藤を相手にせず、
勝手に酔いつぶれてドラッグを入れられたと虚偽の話をしている。
マスコミもなぜ、さかなクンにその経緯を取材しないの?さかなクンのさの字も出てこないのは異常事態!
https://twitter.com/anaiacalico/status/1293131153658933248
https://ameblo.jp/tukumogami819/entry-12324307635.html
この弁護士解説解説の方が、上念・倉山両氏よりまとも。
https://www.youtube.com/watch?v=e2u1wFZAcl8
>>トトロ様
コメントをありがとうございます。
日産の裁判は注目ですね。以前、「伊藤詩織氏事件の控訴審 波乱を暗示する判決?」https://reiwa-kawaraban.com/justice/20200624/
で扱いましたが、この判断枠組みだと、確かに伊藤氏の事件も高裁でどうなるか分かりませんね。
ホステスさんの飲み方というのは僕は分かりませんが、伊藤氏の事件も交際でもう一度、事実認定からやり直すとしたら、いいことのように思えます。双方の主張が真っ向から対立しているわけですから、慎重に事実認定とその評価をしてほしいと願うのみです。
松田さん、とよかつの女将さん、喜一の店主から
凄い証言があります。1審のの裁判長は、これを無視いている。
これを刑事裁判でやれば、裁判長の懲戒動議出かねない。
https://twitter.com/anaiscalico/status/1293069599005478912
書き忘れていたので追加になりますが、松田さんに質問しますが、
昨年毎日新聞が、伊藤に取材したときに伊藤がキックボクシングを
していると答えていますが、スポーツ選手で膝関節のケガで現役を引退
した選手はざらにおり、ましてや格闘技となると膝関節のケガは致命傷に
なりますので手術して完治した選手でも再発を恐れて縁を切るのに、
膝関節のケガして手術もしていない伊藤が、キックボクシングをすることは、
普通で考えるとありえないのですが、毎日新聞はスポーツ選手が、
膝関節のケガで苦しんでいることも踏まえずに記事にするのは新聞社として自殺行為ですが、どう思われます?
https://twitter.com/mainichi_dmnd/status/1324559632682127360
https://ameblo.jp/kakukuri/entry-11244681209.html
とよかつ、喜一の聴取書を記載します。
https://archive.vn/UukYp
左翼が、日産不倫職場復帰裁判で、強姦と認めなかった
内容は発狂するものです。
http://rokusaisha.com/wp/?p=37029
1月25日での第3回準備公判で、伊藤側弁護団から、デートドラックを服用された事実はなく、被告訴人がそれを疑った事実を提示したものである。
これって山口氏に対する名誉毀損罪ではないの?
なぜ、マスコミはこれを報道しない!
https://twitter.com/lisanha123/status/1355807305409781760
トトロ様
伊藤詩織事件について、レイプドラックも強姦致傷も、ただ疑っただけだと、伊藤氏は言っているというのを、私も知りました。でもいくら疑っただけと言っても、著書や会見で世界中に言いふらした罪は重いですよね。
もしこれが認められるなら、「枕営業大失敗」という漫画を描いたはすみとしこさんなども、名誉毀損には問われないという事になりますね。まさに疑っただけですから。はすみさんの漫画には、伊藤氏の名前は一言も書かれてないのですから、尚更です。
この事件、まだまだ目が離せませんね。
ホラの門は全然信用できない。
トレンドのワードを使って会話しているだけ。
愛知県の大村知事リコールは最初から今までデタラメばかり。
それを間に受けた素人コメンテーターの多いこと。
河村、高須両氏は過去の栄光にすがっているが、大村氏はまだ年齢もキャリアも一踏ん張りできる。
文春砲で覚悟を決めた感があるが、まだ政界に必要。
>>ななし様
コメントをありがとうございます。
リコールに関しては大規模な不正があり、疑わしい人物も取り上げられていますから、早く捜査を進めてほしいと思います。
大村氏への評価は、僕はななし様とは違うスタンスです。トリエンナーレの時は相当、厳しく叩いていました。ただ、当時はほとんど読んでくれる方もおらず、誰もいないところで叫んでいる状態でした(笑)。
大村氏の評価はともかく、リコールの不正はしっかりとケリをつけてほしいと思います。
トトロ様が提示してくださった文春オンラインの記事、2頁目。
https://bunshun.jp/articles/-/40959
会食後、タクシーでシェラトン都まで行った時の事を、筆者の倉山満氏は、「泥酔する女性をホテルに運び込む」と書いています。山口氏と伊藤氏が2人一緒にホテルの部屋に向かう途中の防犯カメラ画像。ドアマンの証言のように、「女性が男に無理矢理引きずられていた」というようなものとは全く違います。
週刊文春が取り上げた山口氏の韓国軍によるベトナムでの蛮行報道からほどなくして、伊藤氏の「Black Box」出版。雑誌部門と書籍部門とは毛色が違うのはわかりますが、上のリンクのオンライン記事には閉口します。昨年10月といえば、事件の経緯・詳細が随分明らかになり、伊藤氏の主張が事実と乖離していることが広く知られていましたが。文春、新潮の異様な山口氏バッシング。四半世紀の間に何があったのでしょうか。