ディープ産駒サヴァラン仏G3快勝し2戦2勝 オマール賞
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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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ディープインパクト産駒で社台ファーム生産のサヴァラン(Savarin、牝2、A・ファーブル厩舎)が9月9日の仏G3オマール賞(パリロンシャン、芝1600m)を制し、クラシックに名乗りを上げた。
■馬主はキーファーズの松島氏 全兄ジェニアルは仏G3優勝
初戦に続きブドー騎手鞍上のサヴァランは好スタートから内ラチ沿いの3番手につけた。直線で追われてモタつく面も見せたがゴール前で鋭く伸び、2着のシークレットタイムに4分の3馬身差をつけてデビューから2連勝を飾った。
8月6日のデビュー戦(ドーヴィル、芝1500m)では2着のドリームアンドドゥーに1馬身半差をつけて快勝。2戦目で重賞に挑み、あっさり通過した。
馬主はキーファーズの松島正昭氏。母のサラフィナは2010年の仏G1ディアーヌ賞(仏オークス)優勝馬。サヴァランの全兄ジェニアルは日本でデビュー後、フランスに遠征し2018年7月のG3メシドール賞を武豊騎手とのコンビで制している。
■名門ファーブル厩舎、年内は2戦で打ち止めか
サヴァランは最初からフランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎に所属。デビュー戦を快勝した後、ファーブル調教師は「非常にいい牝馬だ。彼女の将来に期待している。年内はあと1戦、G3のオマール賞を走るだろう。ただ、道悪は走らせたくない」と話していたが、その通り、オマール賞に出走させて重賞勝ちを収めた。
常識的には、来年の仏1000ギニーから仏オークスへと進む可能性が強い。日本産馬の活躍に期待が高まる。