蓮舫議員がバッハ氏批判 高卒発言どうなった?

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 立憲民主党の蓮舫代表代行が13日、IOCのバッハ会長の言い間違いをツイッターで批判した。バッハ会長が「最も大事なのはチャイニーズピープル」と、本来ならジャパニーズピープルとすべきところを言い間違えた件で厳しい投稿を行った。しかし、自身の過去の舌禍では単なる表現の問題と矮小化していただけに、その二重基準には呆れるしかない。

■バッハ会長が「チャイニーズピープル…」が発端

橋下会長を表敬訪問したバッハ会長(TBSNEWS画面から)

 発端はIOCのトマス・バッハ会長が大会組織委員会の橋本聖子会長を表敬訪問した際の、冒頭のあいさつであった。ここで以下のように話した。

 「われわれの共通の目的は、万人に対し、安心安全な大会を実施することです。アスリートのため、各国選手団のため、そして何より大事なのが、チャイニーズピープル…ジャパニーズピープルのためです。」(FNNプライムオンライン:【速報】「中国国民」と言い間違え バッハ会長が橋本氏と会談

 この発言にはネットを中心に「あまりにひどい間違い」という声が起き、蓮舫議員は同日、この言い間違いを伝えるYahooニュースを引用しながら、以下のようにツイートした。

「東京オリンピックへの強い想いを共有されているなら、こんな言い間違いはないでしょう。」(2021年7月13日16時48分投稿

 この点、特に異議はない。バッハ会長の中では日本よりも中国の方が遥かに重要な位置を占め、東京五輪より、翌年に控える北京冬季五輪の方で頭がいっぱいなのかもしれない。しかし、当事国に入った五輪のトップが当該国名を間違えるなど、あってはならないミス。日本に対する意識を疑われてもやむを得ない。その意味で蓮舫議員の指摘は正しいと思う。これは単なる言い間違い、表現上の問題などではない。

■高卒発言で猛批判浴び「言葉が過ぎました」

 しかし、仮に蓮舫議員の言うことが正しかったとしても、蓮舫議員に言う資格があるのかと問われると、それはまた別の問題である。

 もし、蓮舫議員がバッハ会長の発言を単なる言い間違いではなく「想いを共有していない」部分に問題があると言うのであれば、それは自身の発言についても同様の反省が求められるべきである。

 2020年4月29日の参院予算委員会で、持続化給付金の対象に学生も入れるように求め、このような質問をした。

「大学生は…このままだと大学をやめなきゃいけないというのが13人に1人で…この子は生活も成り立たない、学校をやめたら高卒になる、就職どうなるか、奨学金返せない、その不安の声にどうして応えられないんですか。」

 この「高卒」発言をめぐって猛烈な批判が起きると、翌30日にツイッターで以下のように謝罪した。

「私の言葉が過ぎました。本当に申し訳ありません。…使う言葉が全く駄目です。申し訳ありませんでした。」(2020年4月30日17時53分投稿

 この時の謝罪は「言葉が過ぎた、使う言葉が全く駄目」と表現の問題に矮小化している。しかし、問題とされるのは、蓮舫議員の持つ学歴に関する差別意識そのものである。

 バッハ会長に対して「(東京五輪への)強い想いを共有」していないから、こんな表現が出るのだと言っているわけで、そうであれば蓮舫議員は「高卒に対する偏見があるから、こんな表現が出るのだ」と言われても仕方がない。

 実際にそう考えられるため、当サイトでは(表現の問題ではない)として、厳しく批判した(参照:蓮舫議員 責任回避の謝罪術「差別を謝れ」)。

■菅首相に「自覚や責任感」を問う無礼

 蓮舫議員のこのような、おそらく差別意識に基づく発言は止まらない。2021年1月27日の参院予算委員会で、菅義偉首相に対する質問で「あなたには総理としての自覚や責任感、それを言葉で伝えようとする、そういう思いはあるんですか?」と攻撃的に語り、首相から「少々失礼ではないでしょうか」と嗜められている。

 翌28日のツイッターでは以下のように投稿した。

「いつも反省するのですが、想いが強すぎて語気を張ってしまうことを。提案した内容がきちんと皆さんに伝わるよう、引き続き取り組みます。」(2021年4月28日9時30分投稿

 この時も、首相だけでなく、人に対して礼を失する態度、そのような態度に及ぶ意識こそが問題であると思われるが、やはり言葉や語気の問題に矮小化した上で反省の意を示している(参照:な~んも反省してない蓮舫議員 言葉のトリック)。

■言い間違いはそもそもの心掛けに問題

 蓮舫議員にバッハ会長を批判する資格があるのかと思う。相手の言い間違いに「そもそも考え方が悪い」と批判する人間が、自分の差別意識に基づく発言に関しては「いつも言い過ぎちゃって」と言葉の問題にすることを国民がどう感じているか、分かっているのか不思議に思う。

 言い間違いとか、口が滑るというのは、多くの場合、そもそもの心掛け・内心に原因があると思った方がいい。蓮舫議員は自分に思い当たるところがあるから、バッハ会長の言葉に素早く反応したのではないか。

 だから蓮舫議員は信頼されない。僕はそう思う。

    "蓮舫議員がバッハ氏批判 高卒発言どうなった?"に4件のコメントがあります

    1. 高山椎菜 より:

      おはようございます。
      だからだろうなあ、せっかくキャスターになっても半年でお払い箱になっちゃうんだろうよと(直接的には裏番組のアニメに視聴率が負けたからでしょうけれど)。

    2. 通りすがり より:

      蓮舫他立憲の議員には本当に連日のように憤っている。
      ドコモの記事において「社会人としておかしい」という文言が用いられているが、立憲の場合それ以前に「人としておかしい」輩が掃いて捨てる程存在する。しかもいい歳をした大人が。
      ああいった手合いがなぜ議員になれるのか甚だ疑問だし、一人頭年間2,000万もの歳費を国民の納めた税金から掠め盗っていると思うと腹立たしいどころの騒ぎではない。
      党首の枝野や幹事長の福山、国対の安住など、執行部も総じて人として語るに及ばずな下衆な輩しかいないのだから、その下っ端も腐敗していることは今更言わずもがななんでしょうけど。
      立憲の構成員には是非目に見える形で然るべき報いを受けて頂きたいものです。

      1. ワイルドライフ より:

        日本国民のために汗を流さない国会議員には、
        税金使って欲しくないですね。
        こんなのに、払いたくはないわー。

        そんな選挙制度は欠陥だらけ。
        民度どうのより、工作員の浸透度を疑わざるを得ないすな。

        1. NA より:

          国籍取得後まもなく、一般常識等の試験もなく無条件に被選挙権が与えられる日本。

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