岐阜ホームレス男性殺害 19歳に極刑を望む
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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岐阜市でホームレスの81歳の男性が3月25日、朝日大学野球部の学生2人を含む19歳の少年5人に殺害された。報道を見ているだけで胸が押し潰される思いがする。感情的すぎると言われるかもしれない。でも、僕は言いたい。「犯人を極刑に」。
■心優しかったホームレス男性 稼ぎを捨て猫の餌代に
岐阜市の路上で無職の渡邉哲哉さんが死亡していた事件は、4月23日になって岐阜県内の19歳の少年5人が殺人や傷害致死容疑で逮捕された。
報道によると少年らは渡邉さんに対して3月中旬から4回ほど石を投げつけるなどしていたという。理由は分からない。おそらく、学校のいじめのようなもの感覚ではなかったのか。
3月25日未明に襲撃目的で集合し、逃げる渡邉さんと知人の女性(68)を執拗に追いかけて石を投げつけ、渡邉さんの頭部に強い打撃を加えた。渡邉さんは脳挫傷と急性硬膜下血腫で死亡したというのである。
4月24日付けの岐阜新聞が一緒に被害に遭った女性の話として「ゴミとして出されたアルミ缶を収集してリサイクル業者に売り、生計を立てていた。15キロ分を集めてようやく得た1000円を捨て猫たちの餌代に充て、自分には僅かな生活用品しか買わなかった。『雨の日も風の日も猫のために真面目に働いていた。私のことも守ってくれた。心優しい人だった』」という内容を伝えている。
女性と一緒に逃げている時に、渡邉さんは女性に「はよ行け、はよ行け」と先に行かせて逃げるように言ったという。どこまでも優しい渡邉さん。そんな渡邉さんが、なぜ殺されなければならなかったのか。
■人を人とも思わない19歳に更生の余地があるのか
亡くなった渡邊さんには申し訳ない表現だが、19歳の少年らはまるでゲームのように81歳の男性に投石し、嬲り殺しにしたのである。年齢的にも、社会的な位置付けにおいても圧倒的な弱者を、ハンターにとっての獲物のような扱いをする、その非人間的な行為はもちろん、その発想自体が許せない。
僕の父は84歳で他界した。このサイトをご覧になっている方で80代の父、祖父を持つ人も少なくないと思う。自分の肉親がそのような目に遭わされたら、どう感じるだろう。自分の父親が同じ目に遭わされたらと思うと、僕は絶対に犯人を許すことができない。少年らも両親にとっては大事な息子かもしれないが、そのような非人道的な行為をした19歳は、刑務所で更生などしなくていい。「死んで詫びろ」と言うだけである。
犯行時に未成年であっても18歳以上であれば死刑を科すことができる。ジャーナリストであればこういう時に「冷静に事件を分析し、事件の背景を探って適切な刑罰を科すべき」と言うのであろうが、僕はそこまで人間ができていない。検察官には最低でも殺人罪で逮捕された3人には死刑を求刑してほしい。渡邉さんが味わった恐怖、悔しさを少しでも分からせるために、死刑台に送り込む努力を惜しむべきではない。
■ホームレスの男性を助けたマハトマ・ガンジー
子供の頃、マハトマ・ガンジーの伝記を読んだ。概ね以下のような内容だった。
ガンジーが幼かった頃、学校の帰りに痩せこけたホームレスの男性の老人が共同井戸で水を汲み上げようとしていたのを見かけた。
老人は水が入った桶を上まで上げる力がなく、途中で手を離してしまう。それを何度も繰り返す姿が滑稽に見えたのか、周りの人間は笑いながら見ていた。
ガンジーは駆け寄って「僕がやってあげるよ」と言って水を汲み上げた。老人は涙を流して「ありがとう、ありがとう」と小さなガンジーに手を合わせてお礼を言って、汲み上げた水を飲んだ。老人が子供に何度も頭を下げる姿がおかしかったのか、周囲の人はまた声をあげて笑った。
大人たちに自分が笑われたように感じたガンジーは恥ずかしくなり、走って帰った。夜、家でその話をすると、父親は言った。「お前は恥ずかしいことはしていない。困っている人を見て手助けもせずに笑っている大人たちこそ恥ずかしい。お前のやったことはとても立派なことだ。これからも困っている人を見たら、手を貸してあげなさい」。
■最後にもう一度「少年らに極刑を」
小学生の頃、その本を読み、僕は「困っている人、社会的弱者を助けてあげよう」と心に誓ったものである。
逮捕された少年らは、この伝記を読んでも何も感じるものはないのであろう。それどころか、19歳になっても「井戸水を汲み上げる老人に石を投げつけてやればいいのに」と思うのかもしれない。そんな19歳に何を期待しろと言うのか。
最後にもう一度言っておこう。少年らを極刑に。
》》ジャーナリスト松田様
おっしゃる通りです。
この手の事件後には、一部のメディアが往々にして「事件の背景…」や「問題の本質を解明しないと再発防止しにならない」と言った論調で語りたがります。結局は十分な検証など出来ません。問題を複雑にするだけして、「後は知りません」でフェードアウト。まるで本宮ひろ志先生の漫画のストーリー(すみません)です。
マスコミ本来の職務は、「素早く事件を一般大衆にわかりやすく伝える」ことだと思います。
検証するにしても、果たしてどの程度、法律の知識がマスコミの方々にあるのでしょう。また客観性や取材スキルも然りです。
松田さんは法律の見識をお持ちです。その上で事件の残虐性を、記事で厳しく論じられています。加害者の人格や権利を偏重するエセ人道主義者にはない「正義」が、松田さんの記事には毅然と存在します。決してヨイショではありません!
>>MR.CB様
コメントをありがとうございます。
エセ人道主義には本当にウンザリですね。法律の条文だけ読めば、殺人罪が成立すればたとえ被害者が1人でも論理的には死刑にできます。それを「永山基準」など、3人殺さないと死刑はない、みたいに運用していただけの話ですからね。
物理的に不可能ではないのですから、1人で死刑があってもいいはずです。実際に被害者2人でも光市事件では死刑が確定しています。
そうした法律の話はともかく、僕は無くなった渡邊哲哉さんが可哀そうでなりません。ホームレスということで、人格を認められず、嬲り殺しです。同居の女性が「おもちゃのように私たちをもてあそんだ」とも言ってます。
人間として許せないという事件には、検察官はどんどん死刑を求刑してもいいと思っています。半ば無理だと分かってはいますが、死刑にしてほしいという思いは今でも変わりません。
今回の5人は、今日は許さないと言って集合、事件が起きても自首すらせず殺すつもりなかったと言い訳をかます。この5人にはピッチングマシーンで頭蓋骨陥没するまで硬球をぶつけ、即死刑にすべしだ。
出所したら逆恨みで残った渡邉氏の内縁の女性を狙います
>>貴大木鈴様
コメントをありがとうございます。
自首もしていないし、殺意も否認、反省はしていないでしょうね。野球部の学生が石を投げれば強く、速く、正確に当たりますから、殺意の認定は比較的簡単にされそうな気がします。
本当に許しがたい、亡くなった渡邉さんの無念を思うと涙が出てきます。
》》貴大木鈴様
イスラム教国の石打の刑ではなく、「アウトレイジ」式処刑ですね。賛成です!出来れば公開処刑をお願いします。もっと言えば、八裂きの刑でも足らないと思います。この手の輩は反省も更生も出来ないでしょう。直ちに保身(殺意はない)する人格に、償いの気持ちを全く感じません。