出川イングリッシュ見るだけで痛々しい、僕は無理だね

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

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青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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出川哲朗さんの人気企画、「はじめてのおつかい」はどうなのかな。正直、僕はダメだな。出来ないことを売りにする芸は芸じゃないと思うから。ネットの反応を見ても2つに分かれているように思う。

出川イングリッシュ、痛いでしょ

結論から言えば、彼の企画は2つの意味で功罪がある。

1,英語は恥ずかしがらずに話しかけろ

2,成長しろ

まず、1,だが、日本人はとかく文法から入って「間違えたら、まずいな」と考えてなかなか話さないというのがある。これはダメでしょう。僕も20代に英会話を学んだけど、とにかく話すこと。Aのスタイルで通じなければ、Bのスタイルで話して、何とか理解してもらう。そういう積極的な姿勢が大事で、誤りを通じて学んでいくという姿勢が重要だと思う。その点、出川さんは仕事とはいえ、積極的に話している部分は多少なりとも評価はできる。

ただし、2つめは論外。彼は出来ないことを売りにしていて、英語を学んで成長したら、その売りがなくなる。だから1年たっても、2年たっても「ニアニアワード、カモン」としか言わない。見てる方も飽きる。ダメでしょ、それは。同じ企画が出ることは予想されるのだから、それに備えて学ぶのが普通の芸人でしょう。

彼ほど売れているのであれば、番組を通じて成長していく姿を見せればいいじゃないか。それを芸能人が同じ芸で2年も3年も食べられると考えているのであれば、世間は甘くないよと言いたい。それなのに出川さんは成長したら仕事がなくなると考えているのか、出来ないことを売りにし続けている。もう、見ていて痛々しい。

ちょっと前だけど、「サイエンス・ミュージアム」を「サイレント・ミュージアム」と間違えていた。「サイエンス」「ミュージアム」を知らないってありなの? 番組を作る方も少しは考えてほしい。知ってますよ、ほとんどの日本人は。

全然英語ができない出川氏が、一念発起して英語がわかるようになり、ミッションを楽々こなした姿に視聴者は感動するのではないかと思うけどね。テレビ局の考えることは違うのかな。

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