他人の家庭壊した小泉今日子さんの”正義”

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 女優の小泉今日子さんが政治的な発言を続けている。ツイッターで何度も「検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグをつけて投稿し、政権批判の先頭に立っている。正義を説くのは結構だが、堂々と不倫を宣言した自身の生き様に正義はあるのか。その点にどうにも違和感を覚える。

■ツイッターで正義を主張する小泉今日子さん

株式会社明後日のツイートと、政治的発言を報じるスポニチ電子版から

 小泉今日子さんはツイッターの「株式会社明後日」のアカウントから、様々な政治的な発言を行なっている。最近では、いわゆる「アベノマスク」に虫が混入したり、カビが付着したりしていた問題について「…汚らしい嘘や狡(ずる?)は絶対に許されない。カビだらけのマスクはその汚らしさを具現化したように見えて仕方がない。」と批判的にツイート(4月22日)。

 また「#検察庁法改正案に抗議します」は確認できるだけで6回投稿している。さらに松尾邦弘・元検事総長ら検察OBが法務省に意見書を提出したニュースを引用し、「泣きました。そして背筋が伸びました。こういう大人にわたしはなりたい。」とツイートした(5月15日)。

 個人的には彼女が何を考え、どう発信しようが、それは彼女の自由であるから言うべきことはない。表現の自由は憲法で保障されており、どのような政治的主張をしても問題はない。「ろくに知らないくせに、芸能人が政治に口出しするな」という意見も散見するが、自由な意見を出し合い、説得力の欠く言論は淘汰される思想の自由市場が正常に機能することが民主主義のシステムとしては好ましい。

■妻子ある男性との恋愛宣言

 多くの芸能人が政治的発言をするようになる中、彼女自身、社会をより良くしたいという思いから発言をしているのであろう。検察OBの意見書に感動したことを書いているが、その意見書のベースになる考えは、本文中にある「正しいことが正しく行われる国家社会でなくてはならない。」と言っていい。

 しかし、「正しいことが正しく行われる」という内容に泣いて、背筋が伸びて、そういう大人になりたいと言う元アイドルに(あなたのしていることはどうなんですか)と言いたくなる人は少なくないと思う。

 2018年2月1日、小泉今日子さんは所属事務所からの独立を公表し、かねてから噂のあった俳優の豊原功補さんと恋愛関係にあることも明かした。豊原さんには妻子があり、両者の関係はまさに不倫である。

■不倫相手の家族をどれだけ苦しめるのか

 妻子のある男性との恋愛関係を結ぶことすら許し難いのに、その上、堂々と「交際してます」と宣言することで、相手の家庭をどれだけ傷つけることになるのか想像がつかないのであろうか。

 豊原さんの夫人は近所に買い物に行けば(あの人も大変ね)(キョンキョンに夫を盗られてかわいそう)などと陰口を言われるに違いない。さらにかわいそうなのは、そのご子息である。報道では息子さんらしいが、平和な家庭を壊され、自分の父親が家族を捨てて別の女性と同棲していると公に宣言され「何で僕の母親をこんなに苦しめるんだ」と怒りに震えるであろう。僕ならそう感じる。

 子供時代に大人の醜い男女関係を見せ付けられることは、一生拭いきれない傷を残しかねない。豊原さんにも責任はあるが、その相手の小泉今日子さんにも小さくない責任はある。

 今、小泉今日子さんは豊原さんと交際し、様々なクリエイティブな仕事をしていることで幸せな時間を過ごしていると思われる。しかし、その幸せは、他の家庭の幸せを犠牲にして掴んだものであることを忘れてはならない。

■言いたいことはたった一つ「正義を為せ」とい言う前に…

 政治的主張はどのような立場の人が言っても、その内容に対する評価は変わらない。しかし、私生活で不正義を働き、他者に一生、償いきれないほどの被害を与えておいて「正義を為せ」と言われて、誰が納得するのか。

 小泉今日子さんが今も不適切な関係を続けているとしたら、現在進行形で不正義が為され、他者を傷つけているということである。彼女の政治的主張に特に感想はない。言いたいことはたった一つである。

 「『正義を為せ』とい言う前に、自らの不正義をやめろ」。

6 thoughts on “他人の家庭壊した小泉今日子さんの”正義”

  1. アバター 山口 秀明 より:

    おはようございます。
    小泉今日子氏にはがっかりです。不倫の事は最近知りました。政治発言が偏っている事です。勿論、思想信条は個人別々ですが、一方的な意見だけで影響力が有る人、が発信する事は慎重になって欲しいです。元検察庁の幹部の意見は正義というより、検察に権力を!と言いている様に聞こえます。国民の負託を受けない検察の人事権は内閣に有ります。勘違いしている芸能人も多々見られます。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>山口 秀明様

      >>国民の負託を受けない検察の人事権は内閣に有ります。
       同意です。それを国民はよく考えて欲しいですし、小泉今日子さんは果たしてこれを理解して言っているのかどうか疑わしいですね。検察官は民選ではありませんから、民意によって選ばれた首相を頂点とする内閣がコントロールするのは民主主義を守るためにも必要だと思います。

       権力の暴走を抑えるのは国民(選挙)であり、検察の暴走を抑えるのは行政であると僕は思います。

  2. アバター MR.CB より:

    》》ジャーナリスト松田様

    小生の世代にとって、小泉今日子は、いやキョンキョンは絶対的なアイドルと言っても過言ではないでしょう。当然ながら私めもずっとお慕い申し上げてきました。
    とは言え、小生は松田さんのご意見に抗うことは致しません。アイドルである(あった)以上は、事務所や世間からイメージ的な制約を強く与えられてきたと思います。そんな彼女も齢を重ね、アイドルから脱皮して仕事もキャラも少しずつ変化するが許されるようになった。もともと奔放な性格のキョンキョンです。その解放感で、恋(結婚、離婚、不倫)も社会的な発言も暴走気味に加速している様な気がします。
    生意気ながら小生も、政治的な発言を公にする以上はもう少し身を制すべきかと思います。

    しかしながら彼女は政治家ではありません。もしも国会議員が同様な行為をしたら、政治家を辞めるのが筋でしょうね。自らを正すことが出来ない人が家庭を、言わんや国を、天下を修める事など出来はしない。そうですよね、山尾さん?

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>MR.CB様

       キョンキョンもミスターシービーも昭和58年あたりは絶対的でしたよね。僕は松田聖子とカツラギエースの方が好きですが。

       キョンキョンも何を言うのも自由ですが、やはり「正義」を主張するなら、自身の言動に気をつけないと多数の人からは「お前が言うな」で聞き入れてもらえないように思います。

       山尾さんはガソリンも許し難いですが、私生活で見せる倫理観の欠如は政治家として致命的だと思います。何を言っても(下半身を抑えきれない人が何を言うか)と思えてしまいます。そうなるともう当選させる選挙民の民度ですよね。ルックスだけを見て投票してるんじゃないかと思えてしまいます。

       こういう状況を見ていると、ストレスが溜まります。

  3. アバター 報道しない自由 より:

    不倫をしてメディアから殺される勢いで猛攻撃を受けた人物
    乙武洋匡
    矢口真里
    ベッキー

    ほぼスルーで持ち上げられる人物
    青木理
    山尾志桜里
    小泉今日子

    何でしょうねこれは。バーニングには逆らえないとか言う以上の力関係を感じます。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>報道しない自由様

       コメントをありがとうございます。

       下の3人、確かに批判としては弱かったかもしれません。上の3人で特にベッキーは相当叩かれていますから、それと比較すると違和感を覚える部分はあります。

       これが日本のメディアの現実なんでしょうね。政権批判をする者に対して、一部メディアが甘すぎるのは事実だと思います。

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