ヴィノロッソがBCクラシック制す マッキンジーは2着
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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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米カリフォルニア州サンタアニタ競馬場で11月2日(日本時間3日)に行われたG1ブリーダーズCクラシック(ダート10ハロン)は、単勝3番人気のヴィノロッソ(牡4)が優勝した。4番手から直線で1番人気のマッキンジーを競り落とし4馬身4分の1差をつける完勝だった。
■4番手から直線で4馬身以上の差つけ圧勝
プリークネスSを制したウォーオブウィルが先手を取り、マッキンジー・モンゴリアングルームが続き、その後ろの4番手にヴィノロッソという並び。3角では早々とマッキンジーがウォーオブウィルを交わして先頭に立つ。直線を向いた時に2番手に上昇していたヴィノロッソが、直線半ばでマッキンジーを交わして先頭に立つとそのままリードを広げて圧勝した。
マッキンジーが2着に粘り、3着にハイアーパワー、日本産馬ヨシダ(父ハーツクライ)は8着と敗れた。
■前走進路妨害で2着降着の無念晴らす
ヴィノロッソはBCクラシック、ドバイワールドCなどG1を7勝、2007、2008年と2年連続でアメリカの年度代表馬となったカーリンの産駒。ケンタッキーダービー9着、ベルモントS4着とクラシックでは好結果を残せなかったが、4歳の今年5月27日のゴールドカップアットサンタアニタSでG1を初制覇。
その後、ホイットニーS3着と好走し、9月28日のジョッキークラブゴールドカップ招待では逃げて1位入線したが進路妨害で2着に降着とされた。その時の繰り上がりの1着が、今回2番人気で7着に終わったコードオブオナーだった。