米国マキシマムセキュリティがサウジC優勝 6着ゴールドドリーム賞金6480万円

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

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青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。
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 1着賞金1000万米ドル(約10億8000万円)の世界最高賞金レース、サウジカップ(ダート1800m)が2月29日、サウジアラビアの首都リヤドのアブドゥルアジズ競馬場で行われ、初代チャンピオンに米国のマキシマムセキュリティ(牡4、J.サーヴィス厩舎)が就いた。日本から参戦したゴールドドリーム(牡7、栗東・平田修厩舎)は6着、クリソベリル(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)は7着だった。

■直線差し切った”幻のケンタッキーダービー馬”

優勝したマキシマムセキュリティ(サウジC公式HPから)

 トップ中のトップが集まった米国勢が力の違いを見せる結果となった。逃げるムーチョグストの2番手につけ直線を向いたが、逃げ馬の抵抗に遭い、差が詰まらない。徐々に内に切れ込み、残り100mで交わした。りり

 ゴール前で内から伸びたミッドナイトビズーが4分の3馬身差の2着と、米国調教馬が1、2着を独占。UAEから参戦した今回が初ダートのベンバトルが3着に入った。

 日本勢はルメール騎手騎乗のゴールドドリームが後方のインでじっと我慢し、直線ではいったん3、4番手あたりに上がり見せ場を作ったが最後は力尽き6着。スミヨン騎手騎乗のクリソベリルは中団の外を追走、直線で猛然と追い込んだが7着までだった。

 6着ゴールドドリームの獲得賞金は60万米ドル(約6480万円)、7着クリソベリルは50万米ドル(約5400万円)。日本でG2を勝つのと等しい賞金を手にした。

■圧倒的強さの米国勢1,2,4,5着と上位占める

 マキシマムセキュリティは昨年のケンタッキーダービーで1位入線したものの、進路妨害で17着に降着となり「幻のケンタッキーダービー馬」の異名を持つ。その後もハスケル招待S、シガーマイルHと2つのG1レースを制し、昨年の米国最優秀3歳牡馬に選出された。通算10戦8勝。

 それにしても米国勢の強さばかりが目立つ金満レースとなった。2着ミッドナイトビズーは最優秀ダート古牝馬、4着ムーチョグストはG1ペガサスワールドC招待Sの優勝馬。5着タシトゥスはケンタッキーダービー3着、ベルモントS2着と好走し、真夏のダービーと呼ばれるG1トラヴァーズSでも2着に入っている。米国のトップ中のトップが揃っただけに、この結果もある意味、当然と言えるかもしれない。

 G1を3勝のマッキンジーは11着と大敗したが、出走5頭で1、2、4、5着を占めたのだから、他国を圧倒したと言っていい内容。

 その強豪に混じってのゴールドドリーム6着は、ある意味立派である。ルメール騎手が内でじっと我慢して直線勝負に賭けた好騎乗で勝ち馬から5馬身半差は大健闘と言っていい。非米国勢ではベンバトルに次ぐ2番手なら60万米ドルの賞金に見合った走りと言えるだろう。

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