ケンタッキーダービー馬がBCクラシック制覇

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 米国の競馬の祭典ブリーダーズCが11月7日(日本時間8日)、ケンタッキー州キーンランド競馬場で行われ、メーンのG1BCクラシック(ダート10ハロン)はオーセンティック(牡3、B・バファート厩舎)が制した。また、G1BCターフ(芝12ハロン)はG1ヴェルメイユ賞、オペラ賞を制したタルナワ(牝4、D・ウェルド厩舎)が優勝した。

■逃げて後続突き離す 2着に2馬身1/4差の快勝

BCクラシックを制したオーセンティック(中央)(NBCスポーツ画面から)

 先手を取ったオーセンティックはJ・ヴェラスケス騎手に導かれマイペースで逃げ、直線では末脚を伸ばして後続を突き放し快勝した。勝ちタイムは1分59秒19、全く危なげのない勝利だった。

 2馬身4分の1差の2着に、G1を3連勝中のインプロバブル(牡4)が入り、B・バファート厩舎が1、2着を独占した。単勝4.2倍の1番人気に推されたティズザロー(牡3、B・タグ厩舎)は6着。

 勝ったオーセンティックは昨年の北米リーディングサイアーのイントゥミスチーフの産駒で、通算8戦6勝。デビューから3連勝で挑戦した6月6日のG1サンタアニタダービーで2着と初黒星を喫したが、続く7月18日のハスキルS(ダート9ハロン)でG1初制覇を達成した。

 新型コロナウイルスの感染症の拡大のため、9月5日の開催となったG1ケンタッキーダービー(ダート10ハロン)は1番人気のティズザローに1馬身4分の1差をつける快勝で第146代の王座に就いた。10月3日のG1プリークネスSは牝馬のスイススカイダイバーに首差及ばず2着と敗れたが、今回、見事に巻き返して実力を証明した。

 20度目の挑戦で初のBCクラシック優勝を遂げたJ・ヴェラスケス騎手は「完璧にうまくいった。調教師から先行させるように言われていたが、馬は何も迷うことなく走りに集中していた。オーセンティックは、騎手が望んだことを、全てやり遂げてくれた」と話した(AFPから)。

■BCターフはタルナワ直線一気の末脚で差し切り

 なお、BCターフはタルナワ直線大外から後方一気の追い込みを決めて優勝、ヴェルメイユ賞、オペラ賞に続きG1・3連勝を達成した。今季は4戦4勝。

 勝てば欧州年度代表馬も夢ではなかったマジカル(牝5、A・オブライエン厩舎)は、1馬身差の2着に終わった。

 混沌とする欧州年度代表馬情勢は、ガイヤースが選出される可能性が高くなったと言えそうである。

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