新井祥子氏27票で落選「かなり落ち込んだ感じ」
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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群馬県草津町議選は23日投開票され、元町議の新井祥子氏(54)はわずか27票、最下位で落選した。同町の黒岩信忠町長に性的な被害を受けたと電子書籍等で発言したが、その後、虚偽告訴罪などで在宅起訴され6月に初公判を控える。支援する会も解散しており、厳しい現実を浮き彫りにする選挙結果となった。
■学級委員選挙並みの票数
新井祥子氏は通算6回目の選挙でわずか27票、小学校の学級委員選挙のような得票数で最下位で落選した。2019年の任期満了に伴う町議選では110票を集め13人中12位で当選したが、4年後の今回はその24.5%しか集められなかった。
その原因ははっきりしている。2022年10月31日に元町議が名誉毀損罪及び虚偽告訴罪で在宅起訴され、さらに12月7日、電子書籍の著者で名誉毀損罪で在宅起訴された飯塚玲児被告が、当該記事が事実に反すること、誤報であることを明らかにして「謝罪声明書」を発表。それに伴い、「新井祥子元草津町議を支援する会」(以下、支援する会)は12月25日付けで活動を休止することとした。
さらに2023年2月28日に、同会の会長で草津町議の中澤康治(やすじ)氏が会の解散を宣言する文書を発表した。3月1日には中澤氏が当サイトの取材に答え、町長室で押し倒されたとする証言は虚偽であると新井氏が支援者に認めていたことを明らかにした(参照・新井祥子元町議「発言は虚偽と自白」支援団体明かす)。
外堀を完全に埋められた新井氏を支えようという人は草津町内にほとんどいない。今回の選挙は定数11のところに14人が立候補したが、新井氏、中澤氏ら反町長派の3人が落選、特に新井氏は得票27で政治的には死に体になったに等しい負け方と言える。
■27票 在宅起訴が響いたか
新井氏はこれまで当サイトの度重なる要請にも取材に応じていない。代わって、後見人的な立場の中澤氏が取材に応じた。
松田:今回は残念な結果でしたね
中澤:残念でした。
松田:反町長派の3人が落選ということでしょうか
中澤:そういうことになります。
松田:新井祥子さんは27票でしたね
中澤:そうでした。ご本人が1票入れてるから、26人でしょうね。
松田:支援する会が解散したのは大きかったのでしょうか
中澤:それも大きかったのでしょうし、一番大きかったのは在宅起訴されたことでしょう。ただ、今回、2人を死傷させる交通事故(2022年7月)を起こして有罪(禁錮3年、執行猶予5年)になった元議長が執行猶予中なのに選挙に出て当選しています。被害者やその遺族の方にすれば、事故を起こした人間が堂々と選挙に出て当選するのは、いい感じではないと思うのですが、その方はかなりの票を集めました。
支援する会は解散しても、中澤氏は新井祥子氏の後見役的なポジションは変わらない。今でも交流はあるようで、新井氏の近況を聞いた。
松田:新井祥子さんは6月に初公判がありますね
中澤:私の立場としては「裁判で決着すべきこと」としか言いようがありません。
松田:選挙の後、新井祥子さんとお話はされましたか
中澤:しました。
松田:どんな様子でしたでしょうか
中澤:やっぱりショックを受けてましたね。自分はもっとウケているんだと思っていたらしいですが、ご自分の票を入れて27ですからね。すごいショックを受けていました。かなり落ち込んでいる感じでした。選挙妨害みたいなのも随分と受けたと言ってます。私が見たのは、彼女のポスターを貼る位置は番号で1番でして、左上にあって目立つ場所なのですが、時々、ポスターがないことがありました。盗られたんじゃないかなと思っています。気の毒になと思いました。
■実刑判決になるおそれ
当サイトでは取材を申し込み、電話やメールでやりとりする中で一度だけ、新井祥子氏にアドバイスしたことがある。
あくまでも町長から性的被害を受けたと言い続ければ、裁判官から反省がないとみられる。特に電子書籍の著者の飯塚玲児氏が記事は誤報であることを明らかにして「謝罪声明書」を発表し、新井氏から騙されたという趣旨の主張をしているのは軽く見るべきではない。もういい加減に「全て嘘でした」と謝罪したらどうか、そうしなれば、実刑判決もあるのではないかという趣旨のメールを送った。
それに対する返事はなく、変わらずに「しょこたん通信」で被害者であることを強調し、さらに6度目の選挙戦に挑んだ。それが新井氏の答なのであろう。
個人的な感想であるが、新井氏は今更「嘘でした」とも言い出せずに意地になっていると思っていた。しかし、中澤氏の話を聞くと、実は本気で自分は被害者であると思い込み、変わらず草津町内でも多くの支持を受けていると感じていたのかもしれない。
そうであれば、もはやかけるべき言葉はない。”裸の女王”新井祥子氏には、この先、イバラの道が待つが、どこまで覚悟をもっているのであろうか。
新井氏という人は「信念を持って行動し続ければそれは必ず叶うし、発言し続ければ必ず認められる日が来る」と固く信じているのでしょう。
自分は常に正しく、自分の行いは正義に則っているのだから、それが認められない現実のほうがおかしいし間違っていると憤っているのでしょうから松田さんのまっとうな忠告に耳を傾けるつもりはないでしょう。
裁判にしても自分が負ける可能性はないと固く信じていることでしょう。
まさに松田さんの仰る「裸の王様」、いや「裸の女王」ですかね
虚言癖どころか、極度に強い妄想癖もありそうですな。
てか、この状況でなお26人もの支持があるってのが、非常に驚愕の事実。