福島みずほ氏の書がヘタすぎる 小学生以下の「愛」

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 社民党の福島みずほ党首が22日、自らの書をX上で2枚の書を公開したが、あまりにお粗末な仕上がりとなっている。特に「愛」の文字は縦長になっており、パッと見た目には「愛」と読むのは難しい。政治家に書の心得を求めるべきではないのかもしれないが、崩れた「愛」という文字を見ると、本当の愛のない政治家なのではないかと思わずにはいられない。

◾️愛のない「愛」

左が福島みずほ氏、右はお手本(松本松栄堂HPから)

 福島党首はこの日、「平和」と「愛」という文字を半紙に書き、並べてXに投稿した。投稿には「今日は、お習字をしました。」(2024年2月22日午後8時51分投稿)という言葉が添えてあった。

 国会の会期中に野党の党首がずいぶんと時間に余裕があるように思うが、この2枚の書が、はっきり言って小学生レベルの悪筆である。特にご覧になっていただきたいのが「愛」。普通の日本人が見て、これを「愛」とすぐに理解できる人がどれだけいるのか。

 右のお手本となる書(松本松栄堂書道教室HP・【書道】「愛」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)と並べれば、福島党首の文字の稚拙さをより感じることができるであろう。筆者は書道の心得はないので偉そうに言えたものではないが、右のお手本と比べると、おそらく真ん中の「心」の高さがおかしいため、全体のバランスが崩れている。お手本では冠の中に潰れた形で入り込んでいるが、福島党首の「心」は全体が冠からはみ出て、しかも厚すぎる。

 お手本の「心」はあくまでも部首であるが、福島党首の場合は部首ではなく「心」という1つの漢字になっているように見えるため、全体が長く、間延びした形になってしまっている。

 もう1つおかしいのは足の部分。「愛」の足の部分は「すいにょう」であり「夊」と表される。ところが福島党首のそれは「冬」の頭の部分の「ふゆがしら(夂)」のように見える。堂々と書いているところを見ると、本人もそう思い込んでいるのであろう。

 こうして出来上がったものを見ると、お手本の「愛」と同じ文字には見えないような小学生かそれ以下のレベルの書になっている。愛のない、愛を感じさせない「愛」である。

◾️字は体を表す

 東大法学部を出て弁護士となった福島みずほ氏だが、おそらく習字、書道は習ったことがなかったものと思われる。部首を書き間違えるなど、漢字そのものに関する素養も疑わしい。こうした稚拙な文字を堂々とSNSで公開する神経には驚くしかない。

 今はほとんどの文書をパソコンで作成し、ペンで文字を書く機会が少ないので昔ほど文字の巧拙を問われることはない。とはいえ、「愛」という文字をここまで稚拙に書かれると(この人は他者への愛など、どうでもいいと思っているのだろうな)と感じる人が出てくるように思える。

 昨年末、1年の世相を表す漢字を「裏」であるとして、その書を掲げて会見した福島党首、その文字も極めて稚拙だった(社民党・【12月26日の福島党首会見】今年の世相を表す漢字は「裏」だ~自民党政治は何でもかんでも「裏」で決めてしまう~安倍派などがキックバックした裏金の「裏」)。こうした場に出すなら、多少、費用がかかってもそれなりの書家に書いてもらって、しっかりとしたものを出した方がいい。

 あまりに稚拙な文字を掲げて会見したら、世間の注目も「字が下手だなぁ」という方に集まってしまいかねない。どうせ話すのは身勝手な政権批判でほとんどの人がまともに聞いていない状況であるから、そこでわざわざ他の部分に注意を向けさせるのは悪手である。

 「字は体を表す」「書は人なり」などと言われるが、それを意識してなのか、保守系の政治家には達筆な人が少なくない。代表例が故安倍晋三首相。ネット上でも検索すればすぐに見つかるが「至誠」と書いたものなどはプロの書道家なみの美しさ、力強さである。おそらく、将来は色紙に書くことが多くなると考えて若い頃から練習を積み重ねたのではないか。

(何と醜い…)と感じた人は多いのでは?(社民党HPから)

 保守系でなくても、福島党首の先輩にあたる土井たか子氏も比較的書は得意だったようである。社民党熊谷支部のブログ上で土井氏がしたためた書が公開されているが、これはなかなかのものである。土井氏も福島氏も政治的には世間の斜め上を飛んでいたが、少なくとも土井氏は政治家らしい面もあったと言えるのかもしれない。

◾️書に現れる政治姿勢

 政治家にとって書は1つの武器になるが、福島氏の場合、「文字がうまくても大していいことはない」「役に立たないことはやらない」という姿勢が見え隠れする。そうした姿勢に多くの国民は(福島党首は日本の伝統などどうでもいいと思っている)(まともに話ができる相手ではない)といった評価を下している部分があるように思える。

 そのような部分が政治家として国民から信頼されない1つの要因となっているであろうことを、本人はどこまで意識しているのか。何を言っても聞く耳を持たない政治家には、それ以上のことは言わないが。

"福島みずほ氏の書がヘタすぎる 小学生以下の「愛」"に1件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    社民党には、小学生以下の文章を新聞に掲載している、自称コラムニストの常任幹事もいますね。

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