伊藤詩織さんへ強姦致傷被害者から(後)
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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ジャーナリストの伊藤詩織氏(31)に対し、性犯罪被害に遭った40代の木村陽子氏(仮名)の疑問と怒りの声の後編をお届けする。自らの経験から、伊藤氏の著書や言動は性犯罪被害者や性暴力を受けた人としてあり得ないものとする木村氏は、伊藤氏を応援できない理由を語った。
■木村さんの独白 戦うならフェアーであれ
<木村陽子さんの独白>
彼女は性犯罪被害者ではありませんが、性暴力を受けたというのですから、本来なら私は応援して然るべきなのでしょう。しかし、どうしても彼女を応援する気になりません。
私は強姦致傷(現強制性交等致傷)の被害に遭った後、裁判のために様々なことを求められました。度重なる事情聴取や実況見分、警察署と検察庁そして弁護士に、何度も事件のことを話すのは本当に大変な作業でした。事件から数日後、犯人に脱がされ、現場に残されたままだった自分の下着を見せられた時、(生々しく事件を振り返る作業が、この後、何回あるのだろう、いつまで続くのだろう)と気が滅入る思いでした。
最初は(被害を受けた私が、何でさらにこんなに辛い思いをしなければならないのか)という思いがしました。しかし、今ではその理由は自分なりに理解できています。それは犯人(被告人)にも人権があるからです。被害者や目撃者の供述や物証を集め、犯罪を証明し、必要な量刑を科さなければなりません。(この人は悪そうだから犯罪をしたに違いない)という印象だけで人を罰することはできないのです。被害者にかかる負荷は公正な司法の実現のためのコスト、さらに言えば基本的人権の尊重を実現するためのコストだと思います。そのことを私は事件から学びました。
異論があるのは覚悟の上ですが、適正な刑罰を科すためには被害者もフェアーに戦わなければならないことがあると思っています。被害者の証言が信用できないものであったり、客観的な状況と異なっていたりしたら、疑わしきは罰せず、無罪の方向に働くでしょう。そのために被害者は細かい状況を説明し、(これなら、犯人は有罪とされるのも当然だな)と思うように説明すべきです。犯人にも人権があり、家族があるのですから。そのため私も出廷こそしませんでしたが、その時点で出来ることは全て行いました。
■伊藤さんはフェアーに戦っていない
伊藤さんはフェアーに戦っていません。前編で指摘したようないくつものあり得ない言動について説明を避け、それに異を唱える人には訴訟を提起して異論を封殺しているように私には見えます。それなのに、どういうわけか性交の相手となった山口敬之氏(TBS元ワシントン支局長)の人権は全く無視されメディアの私刑に遭っている状況です。
不起訴となり、検察審査会でも不起訴相当となったのに、山口氏が「私は犯罪者ではない」と分かりきったことをメディアの前で何度も言わなければならないのはおかしなことだと思います。それは伊藤さんの姿勢に問題があるのではないでしょうか。
前にも述べたように、伊藤さんは少なくとも法的には性犯罪被害者ではありません。彼女自身、最近は「被害を公にした」「私が受けた性暴力」などと微妙な言い回しをしていますが(※筆者注:2020年6月8日、はすみとしこ氏らへ提訴時の会見など)、衆院議員の杉田水脈氏の批判的な言葉を「セカンドレイプ」と表現し(※筆者注:2020年10月21日、杉田氏との訴訟の口頭弁論)、あたかも山口氏との性行為がレイプであったかのように表現しています。
性犯罪被害者であるかのような立場から発言を続けることで、存在しないはずの犯人を誕生させてしまいます。「性暴力」という言葉も、暴力は犯罪ですから山口氏が犯罪を行ったことを主張しているに等しくなります。彼女が被害があるとして訴えを起こすのは自由ですが、民事でも戦うなら「フェアーであれ」と言いたいです。事実を伝えるジャーナリストとして、少なくとも「性犯罪被害者」という肩書は下ろし、メディアにも使わないように注意すべきですし、訴訟の相手は否定しているわけですから「性暴力」という犯罪を意味する言葉も断定的に使用すべきではありません。訴訟は相手の人格や生活を破壊するための手段などではないのです。
■被害者を守るシェルターとセカンドレイプという万能ツール
もし、伊藤さんがフェアーに戦うのであれば、私は全力で応援したかもしれません。そのため当初は(なぜ、フェアーに戦わないのだろうか)と残念に感じていました。しかし、前編で示したような説明がつかない7つの疑問点の存在などから、フェアーに戦えないのではないかという思いに至りました。
彼女が私の示した疑問に答え、誰もが納得するような説明ができていたら、山口氏は今頃刑事被告人になっていたでしょう。そうしないのは実は彼女は説明ができないのであり、フェアーに戦わないのではなく、戦えないのだと、今は思っています。もし違うというのであれば、前編で示した7つの疑問点を納得できるように説明していただきたいものです。
そのような彼女が性犯罪被害者であるかのように多くの媒体に登場しているのは不思議です。現状として「性犯罪被害者です」と言っただけで、事実関係が精査されることなく、無条件で守ってくれる、シェルターに保護されるという現実があります。
そして問題なのが、彼女は性犯罪被害者のそうした1つの側面を利用し、非難されると「それはセカンドレイプだ」「レイプされたものの気持ちは分からないですよね」と言って反論を封殺しているように見える点です。もし、私が批判された時に「それはセカンドレイプです」と指摘すれば、相手は言い返せなくなると思います。それがシェルターに逃げ込むことによって得られる効果と言っていいでしょう。私たちは性犯罪被害者という弱者ゆえに「セカンドレイプ」という万能のツールを手にすることができるのです。
もちろん私も数々のセカンドレイプを経験しました。悪意のあるものも、ないものもありました。しかし、事件のことを聞いて、正しく知りたいという相手がすることは「セカンドレイプ」とは思いません。偏見やイメージでなく、正しく理解してほしい、性犯罪被害者の多くはそう思っているはずです。
被害者にも負担がかかるのは、公正な司法の実現のためのコストと書きました。そのため多くの性犯罪被害者は心身ともにダメージを受けながらも、その後の負担を回避することも厭わずに戦っています。それは公正な司法の実現に寄与すると同時に、社会に問題を問い続ける、主張し続けることが重要であると認識しているからであり、安易に弱者専用シェルターに逃げ込むことは社会からの理解を遠ざける結果になることが分かっているからです。(性犯罪被害者は都合の悪いことを言われたら、「セカンドレイプだ」と騒ぐから面倒だ)と多くの人に思われ、棚上げのような形でシェルターに囲われる社会が性犯罪被害者にとって良い社会であるとは思えません。
■性犯罪被害者を利用した世界規模のイメージ戦略?
私は自分が受けた性犯罪被害を表に出すことを望んでいません。自分自身が事件前の平穏な生活を取り戻し、このまま世間から忘れ去られた存在になる方が遥かに幸せです。それなのにこうして声をあげたのは、彼女の言動が性犯罪被害者を世間から誤解させるものであり、そのことで私たちを傷つけ、拭い去れない記憶に立脚した性犯罪被害者のその後の人生を冒瀆するものだと感じたからに他なりません。
忘れられないテレビのワンシーンがあります。彼女が性犯罪被害者と対面し、話を聞く中で被害者の感情が昂り、互いに涙を流して抱き合うシーンです(BBC制作)。私はその場面に強烈な違和感を覚え、それ以上、見ることができませんでした。本当の性犯罪被害者との一体化をアピールすることで、自ら性犯罪被害者のポジションを得ようと演じているようにしか見えなかったからです。
山口氏と係争中であるにもかかわらず、このような映像を流すのは、感情に訴え、ジャーナリストとしての知名度を上げるとともに訴訟を有利に展開しようという計算された戦略なのでしょうか。
性犯罪被害者をアイテムとして利用されたように感じられる映像が目に焼き付き、やり場のない怒り・悔しさが募りました。ドキュメンタリーに名を借りた「世界規模のイメージ戦略」と感じるのは、私だけではないと思います。
■戦ってください…フェアーに
彼女のやっていることは、私たち性犯罪被害者と、そのポジションを利用するものだと思います。性犯罪被害者に企業PRのようなイメージ戦略は必要ありません。必要なのは真実を伝えることを厭わず、困難を前に怯まない勇気です。
伊藤詩織さん、あなたが本当に性暴力を受けたと言うのであれば、戦うのもいいでしょう。そして、戦うならフェアーに戦ってください。
もし、あなたにそれが出来るのなら。
(おわり)
(前編に戻る)
感動しました。
私はBBを何度も読みましたが、はっきり言って、これは小説だなと思いました。行為の部分がセンセーショナルに描かれ、しかも客観的で、いかにも売れる為に書かれたものだなと思いました。
でもこの方の文章は、まさに本音の、魂の叫びですね。しかもご自身がこれほどの目に遭われたにもかかわらず、司法の為に真実を話す義務を、ご自身に課している。鮨屋が悪い、警察が悪い、医師が悪いと人のせいにばかりし、都合よくセカンドレイプという免罪符を使用する方とは違うなというのが、正直な感想です。
先日、裁判書類がツィッターに上がっていました。それによると、「盗撮もレイプドラックも膝の故障も、疑いを言っただけだから、名誉毀損には当たらない」と、伊藤氏側は山口氏側に主張しているそうです。
それは、あり得ないでしょう。著書でも会見でもしつこく言い、実際に海外の番組では、「レイプドラックでレイプされた」とはっきり言っています。今さら、疑いだと言い張るなら「枕営業大失敗」や「偽名じゃねーか」で、伊藤氏が訴えら方々も、ただの疑いを書いただけですよね。特にこのお二方は、伊藤氏だとはっきり断定していませんし。
世界中に著書を販売し、世界中のメディアに出演して主張したことを、もしそのように逃げるのであれば、その逃げの主張もまた、世界中に公表してほしい、そうでないと、いえそれでも、山口氏の名誉は回復しないでしょう。
私には、真実を誠実に話し、加害者の人権にまで配慮を欠かさない陽子さんの方が、伊藤氏よりもずっと、プロのジャーナリストのように思えます。どうか伊藤氏には、控訴審で泣いたり逃げたりしないで、プロとしての矜持を見せてほしいと、切に願います。
>>名無しの子様
コメントをありがとうございます。感動していただけたとのこと、大変、光栄です。すべては木村陽子さんの真摯な人柄、生き様だと思います。
実際に接してみて、木村陽子さん(仮名)はとても素晴らしい女性でした。たまたま知り合って今回の取材になったのですが、あまり表に出てこない被害者の方の声を伝えられたのは良かったと思います。
伊藤詩織さんも、こういう声があるということは真摯に耳を傾けてほしいと思います。これで世間の流れが変わるきっかけになってくれればいいのですが。
https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20191219-00155566/
「私自身も被害当事者で長く苦しい思いをしていたときは、前に出る人がすごく輝いて見えたりとか、私にはそういうことはできないと思っていたことがあるので、そういうふうに思う方がいるというのはわかります。
ただ、そういうその人の言葉、気持ちを使って、そうであるから被害者ではないというのは二次加害です。そういうことを使って、伊藤詩織さんの被害者としての信用性を貶めるようなことをするのは、私たちすべての被害当事者に対する侮辱ではないかと思っています」(性暴力の被害当事者を中心とする団体、一般社団法人Spring代表・山本潤さん)
このような意見もあります。
>>匿名様
コメントをありがとうございます。
山本潤さんの言葉は大問題ですね。
>>ただ、そういうその人の言葉、気持ちを使って、そうであるから被害者ではない
木村さんは「フェアーに戦え」と言っています。「あなたは被害者ではない」とは言っていません。そもそも伊藤詩織さんは性犯罪被害者でないことは法的に確定しています。伊藤詩織さんを「被害者」と断定すること自体、合理性を欠く上、木村さんのいう「犯人を誕生させる行為」であり、許されないものです。
それから、被害を名乗りでた者には合理的な疑いを差し挟んではいけないということであれば、それこそ、木村さんのいう「シェルター」の中の論理ですね。性犯罪被害者はそれは望んでいないということです。
何より、性犯罪被害者が「伊藤さんのやり方はおかしい」「テレビの場面を見て、怒りが募った」という性犯罪被害者ではない人からの、性犯罪被害者を愚弄する行為に対する怒りの声を、この山本潤さんが無視するのであれば、山本氏こそが性犯罪被害者に対するセカンドレイプの1つを行っていると考えられます。
返信ありがとうございます。
木村さんの「フェアーに戦え」「シェルターを利用している」という論理は『性犯罪被害者はそれは望んでいない』と持ち上げ、
一方山本潤さんの意見を『性犯罪被害者ではない人からの怒りの声を無視する』と問題視されるのが良く分からないと感じました。
>>匿名様
木村さんの話は、一性犯罪被害者としての見解を述べたもので、それは木村さんの個人の見解です。持ち上げるとは意味が分かりませんが、こちらとしては性犯罪被害者がそのような考えを表明したとして事実として伝えているだけです。
>>『性犯罪被害者ではない人からの怒りの声を無視する』
ここは失礼ながら、あなたの読解力の問題でしょう。山本氏は性犯罪被害者の声を無視していると問題にしています。よく読んでください。
フェアかどうかは基準は人それぞれやけど、マスコミ使ってるいうのがフェアじゃないっていうなら、山口さんもマスコミ使ってるでな。
>>ロータス様
マスコミを使っているから卑怯と、木村さんは言ってないと思います。
伊藤支持者の香山リカ氏のウイグル人を馬鹿にしたtwitterが、大炎上しています。
森喜朗氏を批判しているのに、欧米からウイグル女性に対する強制不妊手術など女性の人権蹂躙でジェノサイド認定されているのに、ウイグル人を馬鹿にするダブルスンタンダードには呆れます。
https://twitter.com/tsuisoku/status/1358465497457586177
https://ameblo.jp/gekifutoriyagineko/entry-806876.html
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021020500053
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35166135.html
こんにちは
>そういうその人の言葉、気持ちを使って、そうであるから被害者ではないというのは二次加害です~~~
>伊藤詩織さんの被害者としての信用性を貶めるような
山本潤氏は山口氏の強姦を立証できたらしい、その根拠をぜひ示してほしい、いや公にこう表明したのであるから義務があるだろう。
山本氏の主張は詭弁である。
>そういうその人の言葉、気持ちを使って
強姦被害者の主張を第三者が伊藤氏へ使う事は問題だとしている。
当事者が疑念を主張する事は問題とできない、当然だ。
それを第三者が判断の根拠することは合理的であり何ら非難されることではない。
二次加害などではない。
そも伊藤氏側から対社会へ被害を訴えたのであり、それに対する疑念等のリアクションは当然ある、それは二次加害などではない。
山本氏の主張は真の強姦被害者の主張が拡散しては困るとの意図が読み取れる。
>私たちすべての被害当事者に対する侮辱ではないかと思っています・
全ての被害者に対いする侮辱でなはい。
木村氏の主張を理解し伊藤氏へ疑問を持つことは全ての被害者にたいする侮辱ではない。
なぜなら全ての中に木村氏が存在するからだ、
被害者の主張に賛同することは被害者に対する侮辱ではない。
山口、伊藤両氏の問題、その難点の一つとして刑事不起訴、民事勝訴(係争中)があると思います。
一般の者にはその相違が理解できず、伊藤氏は結果裁判に勝ったのだ。
山口氏はレイプ犯だ、とのイメージが一応形成されていると感じます。
タイム誌に選出されたこと、NHKが度々起用していること等も働いて、
講演依頼などもこの空気があっての確信犯(御用としての)ではないかと感じます。
御返信は不要です。
良い記事を有難うございます。本当の性被害の木村氏(仮名)の発言は非常に重いものだと思います。自分が酷い目にあったのに、理不尽さを感じながらも“犯人にも人権がある”と、理解されて、非常に聡明で立派な方だと感じました。
私(女)なら、自分を痛めつけた相手の人権なんか「糞くらえ」と思い、復讐しか考えられなくなるでしょう。伊藤氏に感じる違和感は、伊藤氏は最初から自分は被害者で、山口氏は加害者。だから山口氏の人権も名誉もしったこっちゃない。可哀そうな私。酷い目に会った私と、自分を宣伝し、自分を売り込み、
自分 自分だけ。 だから同じ女性からも疑いの目を向けられてるのでしょう。
伊藤氏については、最初の記者会見からずっと疑いの目を向けています。大体素人がいきなり記者会見出来る事が不自然で、それも反日サヨク弁護士団を引き連れ、私達一般人は被害にあっても、記者会見なんか出来ません。(最初は知らないだけでタレントさんなのか?と思いました)
そして会見での「共謀罪反対」との政治発言でこの人は怪しい。と感じ、調べ始めたら
色んな人が同じ感覚を持って調査をされ、メールや動画をUPされていました。
裁判資料も読み、今では完全に
山口氏は被害者で、伊藤氏が虚偽告訴をしたと思っています。
同じ女として、木村氏と同じ疑問を持っています。強姦被害にあって、強姦した相手のTシャツを着るか? 3日後に「お疲れ様でした」と丁寧なメールを送るか?
洗面所に逃げ込んだのに、電話でホテルに助けを求めない? どれもあり得ないですよ。
そして伊藤氏の証言によると強姦直後に、服装を整え、髪も纏めてキチンとして普通にホテルから出る?これもあり得ない。伊藤氏の発言はおかしな事だらけです。
今の日本の(世界も)風潮は、女性の一方的な主張=正しいとされ、無実の男性に冤罪をかぶせ、罵り、男性の人権も名誉も尊厳も、ズタズタにしようとします。これは形の違う
「差別」そのものであり、男性=悪=何をしても どんな目に合わせても良いとのファシズムそのものです。非常に危険な状態であると思います。
最近の森元総理へのリンチも酷いです。発言を読むと何もおかしな事は言ってないのに、
「女性蔑視」「女性差別」とサヨクが騒ぎ立て、メディアが煽り、諸外国まで上から目線で
日本を侮辱し、貶め、日本人を「教化」しようとしています。
ジャーナリストの池上さんの虚偽発言を隠そうとしての、騒動か?とも思いますが、
広がり方が、いつも同じパターンなので、集団的に指令でも出てるのか?と疑問を持ちます。
伊藤氏と森元総理、一見関係ない案件に見えて、根っこはアメリカや欧州で猛威を振るってる「ポリコレ・ファシズム」の臭いがしますね。
>>一応 匿名でお願いします様
コメントをありがとうございます。また、良い記事とお褒めいただき、ありがとうございます。
良い記事と感じていただけるとしたら、それは木村陽子さん(仮名)が事件後、真摯に生きてきたのが最大の要因だと思います。彼女の言うことを僕はまとめただけで、彼女にいい記事を書かせていただいたという感じでしょうか。
伊藤氏の発言のおかしさは、ネット上では結構出ていますが、実際の性犯罪被害者が話すと重みが違います。そして、性犯罪被害者を自称していた伊藤詩織氏に、本当に性犯罪被害者が「あなたの言っていることはおかしい」と突きつけることは非常に意味があると思っています。
取材を続けていると、この事件の闇の深さを思います。今回、木村さんのお陰で、一般の方にも少しは事件のおかしさが伝わったのではないかと思っています。
実際の性犯罪被害を自称ってのは、松田さんは、伊藤さんは性犯罪被害者ではないって考えてるってことですか?いや、そう考えるのは自由なんだけど、松田さんは、真相は分からないって立場、中立の立場なのでは?真相が分からないなら、自称って表現は不適切では?
>>すみす様
山口氏は刑事責任がないということが不起訴と不起訴相当の議決で決まっています。犯罪は成立していません。犯罪が成立していない事案につき、性犯罪被害者という呼称は当たりません。伊藤詩織氏も、今、言い方が「性暴力」と変えています。
その点について、口を滑らせた弁護士に対して、それはおかしいという記事をアップしています。
https://reiwa-kawaraban.com/justice/20200821-02/
山口元一弁護士が口を滑らせ、後日、佃弁護士に取材すると「注意を払って聞いていない」と言って質問に答えてないですよね、。
https://reiwa-kawaraban.com/justice/20201028/
その一連の流れもよく読めば理解できると思います。
不起訴だから、犯罪が成立しないってのがおかしいかと。犯罪は、構成要件に該当し、違法性があり、かつ行為者に責任能力があれば成立するのであって、起訴、不起訴の結果で犯罪が成立するか否かきまるものではないですよ。
>>すみす様
検察は構成要件に該当し違法性がある有責な行為だとは思わなかったので不起訴にして、検察審査会もその判断を不起訴相当としたのでしょう。
山口氏と伊藤氏との間で起きた話で、犯罪と認められた行為はなく、伊藤詩織氏はそのため「性犯罪被害者」という言葉を使用していないと思われます。それは「性犯罪被害者」と言えば、山口氏サイドから「犯罪は成立していない、名誉毀損だ」と逆に訴えられるからでしょう。
すみす様がそちらが考える理由から、山口氏と伊藤氏の間に犯罪が成立していると思うのであれば、伊藤さんや伊藤さんの弁護士に「これからも性犯罪被害者です、と自称してください」とお願いしてみてはいかがでしょうか。
その結果が判明したら、また書き込みをどうぞ。
構成要件に該当せず、違法性もなく、責任ないと検察が判断した?取材したのですか?嫌疑不十分だから、証拠不十分だから起訴できないって判断した可能性は?嫌疑不十分といえば、松田さんは伊藤さんは嫌疑不十分だから云々言ってたけど、山口さんと伊藤さんとでは何が違うのかしら
>>すみす様
構成要件に該当することを証明するには証拠が不十分ということではないでしょうか。この事案で違法性や責任の問題にはならないと思いますから。
構成要件と違法性と責任の関係は刑法の基本書を読んでください。
伊藤氏に対し、疑問を向けるのはセカンドレイプではありません。伊藤氏は、法的にもレイプ被害者とは認められなかったのですから、セカンドレイプにはなりようもない。
メディアに出まくり、不起訴になった相手の実名を挙げ、推測だけで政権が介入しただの薬を盛られただの好き放題で書いた本を出版し、世界中で言いたい放題の日本下げをしているのですから、批判されて当然です。そもそも、刑事事件の知識があれば、あの本が創作であることはすぐに気付くはずです。
昨年、ホテルから出る時のスタスタ歩く動画が拡散されたあたりから、彼女にとっては向かい風が吹き荒れるようになりました。
ネット上の誹謗中傷を止めさせたいと提訴したようですが、実のところは、自分の嘘がバレることを恐れてのことだと思っています。
犯罪被害者を大切にすることは言わずもがなですが、被害者の話を全て真実だと思い込むのは大変危険なことです。証拠も出さずに被害申告だけで、誰かを犯罪者に出来るとしたら、そんな恐ろしいことはありません。
木村さんが仰るとおりで、戦いはフェアでなければなりません。報道する側も同様です。
まだまだメディアは伊藤氏寄りです。
このサイトのように、どちらかに偏ることなく「事実」を発信して下さる良識のある方々は稀です。
私は、山口氏を擁護したいわけではなく、彼の著書にも関心はなく、今後も読むことはないでしょう。彼の脇の甘さには呆れていますし、反省点も盛り沢山です。ですが、だからといって、虚偽による人権侵害に遭っていい理由はありません。
ですので、伊藤氏の言動の矛盾を突いているのです。これは、二次加害ではありません。
犯罪被害者も冤罪被害者も出してはならないと思っています。
木村さんのお話が、伊藤氏に届くといいですね。
>>月の桂様
コメントをありがとうございます。
>>私は、山口氏を擁護したいわけではなく、
僕も同じです。山口氏を支援している気持ちは全くなく、また、伊藤詩織さんに恨みもありません。ただ、正義がなされること、刑事にせよ、民事にせよ、責任を負うべき者が責任を負う当たり前の社会になってほしいという思いがあるのみです。
同じ気持ちを持っていらっしゃる方がいるのは心強い限りです。
今後も僕なりに正義の追求をしていきたいと思っています。
月の桂さんに言いたいのだけど、伊藤さんがマスコミで被害を主張するのって、法的に問題ないよね?フェアじゃないっていうなら山口さんだってマスコミ使ってるじゃない??あと、民事裁判で不法行為は認定されたのだから、それをもって批判するのは問題ないのでは?表現内容にもよるけど、レイプしたって表現はセーフでしょ?これがダメなら伊藤さんだって敗訴してるって。
娘が高校生の時に盗撮被害に遭った母親です。
その当時の娘は様子が一言では言えない不安定だったのは今でも忘れられません。その話はしたくない風でしたし同性の親の自分に対しても何か気恥ずかしい思いがあったであろうとも思います。その当時の様子から考えると伊藤氏の今までの言動に不信感を持ちます。わざわざメディアに出て被害者アピールには嫌悪感しかありません。
とても考えさせられる記事でした。ありがとうございました。
>>かあちゃん様
コメントをありがとうございます。
お嬢様の被害、本当に残念なことでした。同性として卑劣な行為には腹が立ちますし許し難いと感じます。
かあちゃん様からしても、伊藤詩織さんへの不信感はお持ちなんですね。「被害者は批判してはいけない」という空気が世の中にあったのは確かだと思いますから、それを打ち破って木村陽子さん(仮名)が声をあげてくれたのはよかったと思います。
記事への高い評価、ありがとうございました。
かあちゃんさん⏩被害をメディアに訴えることが悪いことでしょうか?それ自体は法に触れるわけではないでしょう?
日本語が得意でないので、誤解あったらすみません。私は、在日米軍で働いてます(軍属)アメリカでは、性犯罪被害者がテレビにでることは珍しくはないです。州によっては裁判中継されますし!そうでない州でも被害者がインタビュー受けるのはあります。日本では、道徳的にダメなのですか?文化の違いですか?なるべく平易な翻訳ソフト向きな返信お願いします。
>>ドラゴンボールファン様
文化の違いではないでしょうか。
でも、ウイグルの女性は中国から虐待されてます。レイプされてます。私は許せない、しかし、それはテレビにでてました。インタビューです。彼女たちも伊藤さんのように日本では批判されますか?もちろん立場が違いますが
>>ドラゴンボールファン様
日本だって被害者がメディアに出る、出ないはその人が決めることです。法律で「性犯罪被害者は表に出てはいけない」などと決まっているわけではありません。ただ、報道で性犯罪被害者のプライバシーを保護する目的があるわけです。
ウィグルの女性が伊藤さんのように批判されますか、という質問は今の社会状況を見てください。今、日本で誰が、ウィグルの女性を批判していますか? もし、批判している人がいたら、その人になぜ、批判するのですかと言ってください。僕に言う理由がわかりません。僕はまだウィグルの問題を一度も記事にしていませんよ。
友達に、翻訳してもらいました。そうではないです。伊藤さんが被害をマスコミに訴えることが批判されてます。でも、同じようにマスコミに訴えるウイグル女性は批判されません。なぜでしょう?何が違うのでしょう?
>>ドラゴンボールファン様
>>伊藤さんが被害をマスコミに訴えることが批判されてます
伊藤さんが被害をマスコミに訴えたこと自体を批判する人に僕は出会ったことはないし、見たこともありません。訴えること自体は何も問題ありません。
彼女を批判する人は、その訴えの内容が信憑性に欠けると批判しているのだと思います。それは批判している人に聞いてください。「訴えること自体が悪いのですか?」と。
こちらからお願いですが、もう少し精緻に翻訳してくれる人に聞いてください。トンチンカンな質問の場合、掲載しない場合があります。
2002年、横須賀市で米兵・ブローク・ディーンに性的暴行を受け、外国人記者クラブで会見を行ったキャサリン・フィッシャーさんに対して、批判的な日本人は殆どいないと思いますがね。
ドラゴンボールファンの友人です。彼に悪気はありません。私は彼よりは日本語大丈夫です。日本では、メディアで性被害を訴えるとあまりよい反応がないですよね、それは伊藤さんのケースで、わかりました。でも、政治評論家の三浦氏やウイグル女性がメディアで被害を訴えてもバッシングがないのはなぜなのか、ダブスタではないのかと。
>>ザマより様
何を言いたいのか分かりません。性的な被害を受けた女性がメディアで被害を訴えて、それが通常、非難されることはありませんよ? それは日本以外のどこでも共通の話です。
伊藤詩織さんの件は刑事は不起訴ですから、ウイグル人女性とは根本的に話が違う上、その証言の信憑性に疑念がもたれているからバッシングされているのではないですか?
異なる事案を違った解釈をするとダブルスタンダードというのですか、あなたの国では。
そもそも伊藤詩織さんの件の記事にウイグル人の話を持ち込む意図がわかりません。あなたたちが何らかの政治的意図を持って書いているなら、やめてください。別の場所でやってください。
私は頼まれただけです。しかし、コメント見ると、メディアの前で被害を訴える事に否定的なコメントが見えます。日本でもメディアの前で性被害を訴えることが問題ないなら、なぜそういったコメントがあるのですか?伊藤さんの主張でなく、メディアの前で話した事を非難するコメントがあります。私は日本にも、韓国にも駐留しました。日本と韓国はそっくりです。仲が悪いのは同族嫌悪では?日本も韓国もアメリカを見習うべきです。
>>ザマより様
>>何を言いたいのか分かりません。性的な被害を受けた女性がメディアで被害を訴えて、それが通常、非難されることはありませんよ? それは日本以外のどこでも共通の話です。
ここをよく読んでください。それで理解できなければ、もう少し日本語ができる人に聞いてください
ウイグルの次は韓国ですか。日本と韓国の話をしたいなら別の場所でどうぞ。
伊藤氏が批判されているのは、伊藤氏が性犯罪被害者だからではありません。むしろ性犯罪被害者ではないからです。
山口氏は完全に不起訴となり、もう責任は問われないことが決まってます。あなたの国では、たとえば盗難にしろ、もう決着のついている事件において「でもやっぱりこの人どろぼうだ」と名指しで言い続けてもいいんですか?そうなったら、言われた人は、何をしても、いつまでたっても犯罪者ですよ。それは逆に差別だと思いませんか。
民事はまだ続いています。でも民事は、トラブル解決のためのものです。いやな思いをした人にたいして、お金で解決する方法です。
たとえば、安全運転していた車に、子供が赤信号なのに飛び出してきて、事故が起こったとします。子供はケガをしました。刑事事件としては、運転手は不起訴かもしれません。でも、民事では負けるかもしれません。なぜなら、痛い思いをしたのは、子供の方だからです。
伊藤事件も、相手の男性に法律に違反したところはなかったけど、女性がいやな思いをしているから、お金で解決しましょうということなんだと思います。でも、民事もまだ、これから変わることもありますが。
なぜ、相手の男性に法律に違反したところがないのかと、思うと思います。私たちに知られていない、いろいろな証拠によって、男女が雰囲気にまかせてそうなっただけではないかと、判断されたからだと思います。私たちは、テレビなどの報道によってしか事件を知ることができませんが、裁判をする人は、証拠によって決めます。だから、私たちよりも、きちんと決められるのですよ。特に、刑事裁判は。
できるだけわかりやすくお答えしたつもりですが、わかりましたか?
上のコメントは、ドラゴンボールファンさんと、ザマさんへのものです。
上にあげた例ですが、もしも、赤信号で飛び出しケガをしてしまった子どもの母親が「うちの子にケガをさせた人は、本当は犯罪者だけど、えらい人とお友だちだから、ゆるしてもらえたんだ」と、相手の名前まで世界中に言いふらしたりしたら、批判されませんか。伊藤さんが批判されているのは、それと似ていると思います。あなただって、拾ったおサイフを交番に届けるのを忘れていただけで「この人はどろぼうだ」と世界中に言いふらされたらいやでしょう。伊藤さんのことだけではなく、名指しで言いふらされた相手の男性のことも考えたら、わかると思います。
女性に嫌な思いをさせたことが理由で、賠償金を払うように判決がでたのですか?不法行為が認定されたと新聞にはありますが、フェイクですか?不起訴なら、犯罪者扱いしてはならない?全ての不起訴のケースで?
伊藤さんを批判する人が多いけど、名誉毀損罪も虚偽告訴罪も不起訴だったって事は、松田先生の基準からすれば、犯罪者ではないよね?これは、異論ないですか?
>>シータ様
現時点では犯罪者ではありません。
NHKのニュースでは、性的被害認める判決ってでてましたけど、この表現ならセーフなんですか?
>>ミンミンゼミ様
NHKに聞いてください。
ザマさま
日本語が苦手なのかと思ったので、あんな風な言い方をしただけですよ。苦手ではないようなので、普通の言い方をしますね。
伊藤氏の性被害の訴えにおいて、相手の男性は、刑事でも不起訴、検察審査会でも不起訴。つまり、完全に、不起訴決定なんです。相手の男性に対して、もう刑事責任は問えないという状況なんです。
民事は一審が一部認容になっただけで、まだ係争中です。日本の裁判は三審制です。一審判決をもって、不法行為が認定されたと言い切るのは、まだ早いと思います。しかも控訴審では、一審判決を一から見直して、全てやり直しをすると発表されました。そんなことを発表するのは、異例のことだと思いますので、判決がひっくり返るのは、充分ありうると思います。
また、民事はトラブル解決の場です。刑事事件とは、主旨が全く違います。こちらはご自分でお調べください。
一方で、伊藤氏は、刑事事件の「虚偽告訴罪と名誉毀損罪」に問われています。こちらは一度不起訴になりましたが、現在検察審査会を控えています。つまり、まだ不起訴決定ではないんですよ。だから、今現在、どちらかといえば、相手の男性よりも伊藤氏の方が、刑事事件(犯罪要件)において不利なのです。伊藤氏は、これから、容疑者として、刑事責任を問われる可能性もあるということです。先に述べたように、相手の男性は、もう問われませんけどね。
ご理解いただけたかどうかはわかりませんが、今現在の状況を述べました。
以上です。
「伊藤さんはフェアーに戦っていません。前編で指摘したようないくつものあり得ない言動について説明を避け、それに異を唱える人には訴訟を提起して異論を封殺しているように私には見えます。」
という、木村さんの主張の核心部分ですが、伊藤さんがフェアーに戦っていないと判断した理由の部分が、「〜にわたしには見えます」と巧妙に断定を避けた言及になっており、木村さんの主張の拠り所がはっきりしません。
念のためお聞きしますが、木村さんは、伊藤さんが「いくつものあり得ない言動について説明を避け、それに異を唱える人には訴訟を提起して異論を封殺している」ように見えるので「伊藤さんはフェアーに戦っていない」と判断された、という理解で良いのですか?これさえ「違う」とか「自分で考えろ」と言われてしまうと、松田様が何を書いているのか理解に苦しむレベルですが。
>>おいなりさん
>>巧妙に断定を避けた言及になっており
断定できる根拠がない時や主観で意見を発表する時に断定を避けます。断定したら、その根拠はと聞かれます。根拠なく断定はできません。
それを巧妙に断定を避けるという言い方をする理由がわかりません。
>>松田様が何を書いているのか理解に苦しむレベルですが。
どうぞ苦しんでください。
松田さん 福岡から応援しています。一緒に飯を食って、お話を聞きたいです。
私個人は、世の中の風潮が、伊藤詩織は全くの白、山口敬之は全て黒というマスコミの報道の仕方にある意味、恐怖を感じていました。私個人が男性だからという訳ではありません。ただ、余りにも偏向報道が過ぎていたとしか思えないのです。これは、私個人の偏見なのでしょうか?
尤も、山口氏に過失が全く無かったともいえないでしょう.あくまでも、妻子持ちの年齢を重ねた社会的地位のある男性が、未婚の女性を自分の宿泊しているホテルに連れ込み、肉体関係を持ったというのは、余りにも分別にかける行動であったと指摘されても仕方がありません。けど、悪いのはすべて山口だ、という意見を流し続けるマスコミが多すぎる気がしたからです。これも、私個人のうがちすぎな見方でしょうか?このような事件は、あくまでも両者の言い分を公平に客観的に聞き入れて、真実はどうだったのか?証拠は信頼できるのか?と追及すべきだったように思えます。これも、私個人の見方なのかもしれませんが、伊藤詩織氏は、自分が美人の容貌をしているがゆえに、山口氏を意識的に貶めようとする意図が全く無かったとは、とても思えないのです。私の姓を載せるのは、勇気がいりましたが、あえて私の姓を載せさせていただきます。お返事をお待ちしております。