大谷選手の声明全文「彼が口座からお金を盗んだ」

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 MLBドジャースの大谷翔平選手(29)が25日(日本時間26日)、通訳だった水原一平氏が違法賭博に関与していた問題で声明を発表した。違法賭博には全く関与しておらず、水原氏によって自らの口座から現金を窃取されたとする内容。米FOXで生中継された映像から、声明の全文を文字化してお伝えする(Live NOW from FOX・Shohei Ohtani gambling scandal: Dodgers star speaks amid interpreter allegations から)。重要と思われる部分は太字、特に重要と思われる部分はさらに赤文字で記した。英語の部分は筆者(松田隆)が聞き取ったものであり、正確でない部分があるかもしれないが、その場合はご容赦いただきたい。なお、この問題について当サイトでは4日前の22日に独自の見解をまとめて記事として公開しているので、そちらと合わせてご覧になっていただきたい(参考・大谷選手は被害者か 競馬界ギャンブル依存症に学ぶ)。

◾️賭博と送金を完全に否認

米FOX画面から

 まず皆さん来ていただいてありがとうございます。僕も話したかったので、うれしく思っていますし、チームの関係者の皆さん、僕自身もそうですけど、ファンの皆さんもここ1週間くらいですかね、厳しい1週間だと思うんですけども、メディアの皆さんも含めて我慢とご理解をしていただいたのは凄くありがたいなと思っています。まず、僕自身も信頼していた方の過ちというのを悲しくというか、ショックですし、今はそういうふうに感じています。

 現在進行中の調査もありますので今日話せることに、まず、限りがあるというのもご理解いただきたいなということと、また、今日ここに詳細をまとめた、分かりやすく皆さんにお伝えするためにまとめたメモがありますので、そちらの方にしたがって何があったのかというのをまず説明させていただきたいなと思います。

 まず初めに僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってそのスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことも、もちろん全くありません

 本当に数日前まで、彼がそういうことをしていたっていうのも全く知りませんでした。結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、みんな、僕の周りもそうですが、みんなに嘘をついていたというのが結論から言うとそういうことになります(Just to kind of just go over the result, in conclusion, Ippei has been stealing money from my account, and has told lies.)。

◾️韓国で明かされた事実

 まず初めに言うと先週末、韓国ですね、僕の代理人に対してメディアの方(ほう)から、私が、僕の意味ですね、違法なブックメーカーから僕が関与しているのではないかという、スポーツ賭博について関与しているのではないかという打診があり、連絡がありました。

 一平さんは僕にこういった取材の依頼があるということを、まず、僕には話していなかったし、僕の方にそういう連絡はまず来ていなかったということと、まずはじめに代理人には、一平さんは僕と話して分かったのは、一平さんにではなく某友人の借金の肩代わりとして支払ったというふうに、僕の代理人も含めてみんなに話しています。

 その翌日に、さらに尋問で一平さんは僕の代理人に対して、借金は自分のもの、つまり一平さん自身が作ったものだということを説明しました。それを僕が肩代わりしたという話を、その時に代理人に話したそうです。そしてこれらは全く、全てが嘘だったっていうことですAll of this has been a complete lie.

 一平さんは取材依頼のことも僕にはもちろんその時、伝えていなかったですし、代理人の人たちに対しても僕はすでに彼と話して、コミュニケーションをとっていたっていうことを嘘をついていました。僕もそうだし、代表、チームもそうですね、チームも代理人の人たちに対しても、つまり、僕とコミュニケーションをとっていたっていうふうに嘘をついていました。

 そして僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは、韓国での第1戦が終わった後に行われたチームミーティング、試合の後のチームミーティングの時です。そのミーティングで彼は全部英語で話していたので、僕に通訳はその時ついていなくて、全て英語で話していたので完全には理解できていなくて、何となくこういう内容だろうなっていうのはおそらくは理解はできていましたけど、何となく違和感を感じていました。

 その時、彼は僕に対して「ホテルに帰った後で2人でより詳しいことを2人で話したいので今は待ってくれ」というふうに言っていたので、僕はまず、その時はホテルまで待つことにしていました。

◾️口座に勝手にアクセスし送金

 僕は一平さんがその時に、ギャンブル、あのミーティングの時にギャンブルの依存症だとは僕はもちろん知らなかったですし、彼が借金をしていることもそのミーティングの時はもちろん知りませんでした。僕は彼の借金返済にもちろん同意していませんし、ブックメーカーに対して彼に送金をしてくれって頼んだことももちろん、許可したことも、もちろんないです。

 その後、試合後、ホテルに戻って一平さんと初めてそこで話をして、彼に巨額の借金があることをその時知りました。彼はその時、私に、僕の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していたっていうことを僕に伝えましたIt was revealed to me during that, meeting that, Ippei admitted that he was sending money, using my account to the bookmaker.

 僕はやっぱりおかしい、これはおかしいなと思って代理人と話したいと思って、代理人たちを呼んで、そこで話し合いました。話が終わって、これを聞いて僕の代理人も彼に嘘をつかれていたと初めて知って、すぐにドジャースの皆さんと弁護士の人たちにその時に連絡しました。ドジャースの皆さんも、代理人の人たちも、彼らも初めて自分たちが嘘をつかれていたとその時に知りました。そして弁護士の人たちは、窃盗と詐欺のことなので警察の当局に引き渡すと報告をその時にしました。

 これがそこまでの流れなので、僕はもちろんスポーツ賭博にはもちろん関与していないですし、ブックメーカーにさっきも言いましたが、送金をしていた事実は全くありません。

◾️ショック以上の”ショック”

米FOX画面から

 正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の、うまく言葉では表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきたので、今はそれをうまく言葉にするのは難しいなと思っています。

 ただ、もうシーズンも本格的にスタートするので、ここからは弁護士の方々に、もうお任せしますし、僕自身も警察当局の協力に…全面的に協力したいなと思っています。

 なので、気持ちを切り替えるのは難しいですけども、シーズンに向けてまたスタートしたいですし、今日、まず、お話しできて良かったなと思っているので、今日は質疑応答は、これがお話しできる全てなので質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います。

 以上です。ありがとうございました。

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