阿部岳記者ツイートは自作自演? 新聞社OBの分析
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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沖縄タイムスの阿部岳記者のツイートに、同記者の自作自演を疑う書き込みが相次いでいる。実業家のひろゆき(西村博之)氏とネット配信番組のアベマプライムで沖縄の基地問題をめぐる論争で完敗、批判が集まっている同記者が、知り合いの居酒屋からメッセージ付きの泡盛を瓶でもらい、そこにメッセージがついていたというもの。そのメッセージが自作自演、自分で書いたのではないかと疑う声が殺到している。記者として致命的とも言える状況に打開策はあるのか。
■きっかけは泡盛の瓶の写真
発端は22日午後6時前にアップした阿部記者のツイートの投稿であった。泡盛の瓶の写真と共にアップされた投稿は以下のようなものであった。
お世話になっている居酒屋さんで泡盛の2合瓶をもらっちゃって、帰って開けたら手書きの激励メッセージ付きでした。なんてうれしい。きょうも頑張っていきます。(22日午後2時46分投稿)
7日のアベマプライムに出演した際には、沖縄の基地反対派の看板に虚偽が書かれているだけでなく、その暴力性、排他性などが次々と明らかにされた。阿部記者は本来、中立であるべき記者という立場にありながら基地反対派を擁護した結果、ひろゆき氏、23歳のNPO法人理事長の大空幸星氏らに反論もできずに論戦で完敗した(参考・阿部岳記者を嘲笑 23歳イケメンとひろゆき氏)。
これがよほど腹に据えかねたのか、3日後の10日に阿部記者が自身のYouTubeチャンネルで、ひろゆき氏について「結論から言うと、やっぱりこれはネトウヨですねというのが分かりました。」と個人攻撃を開始(参考・阿部岳記者 「(ひろゆき氏は)ネトウヨですね」)。このことでさらに阿部氏への批判が強まり、同氏のツイッターにはアンチコメントが多数つく事態となっている。
こうした状況にあって「お世話になっている居酒屋さん」から、頑張れというメッセージ付きの泡盛をもらったことを自らのツイッターで報告し、泡盛の瓶の写真をアップしたのである。
写真を見ての通り、瓶には以下のようなメッセージが白い文字で書かれている。
〝阿部岳〟、
ペンの力で
チバリヨー!
最後の「チバリヨー!」は沖縄地方の有名な方言で「頑張れよ」という意味である。
■大王製紙前会長が問題ツイート
ここで思わぬところから、攻撃が入る。大王製紙前会長の井川意高(いかわ・もとたか)氏 (58)が自らのツイートで、阿部氏のツイートを引用する形で以下のように呟いた。
なんか 朝日新聞の珊瑚を 思い浮かべるのは オレだけなんだろうか(22日午後5時48分投稿)
朝日新聞の珊瑚とは、1989年に西表島で発生した朝日新聞社のカメラマンが自ら珊瑚に傷をつけ、これをダイバーの落書きであるかのように報じた事件を指しているのは明らか。この井川氏の投稿には23日夕の時点で2800を超えるいいねがつき、400件以上のリツイートがなされている。
一方、阿部記者の投稿には1300件以上のいいねがついたものの、350を超えるコメントはほとんどが自作自演を疑うものになっている。一部を紹介しよう。
「自作自演に見えちゃう悲しさよwwww」
「ファクトチェックのために阿部氏の筆跡見てみたいですなww」
「こんな都合のいいタイミングでそんな事するやつおらんやろ~」
「嘘ばっかついてる狼少年は何言っても信用されない」
「珊瑚は大切に」
コメントの多くがこの状態である。実際、瓶に書かれた文字が阿部氏が自分で書いたのかどうかは分からないが、多くの人からそう思われ、そのような書き込みがされる時点で真実を伝える職業としての新聞記者としては命を絶たれたに等しい。
■ダブルミニュートと読点
井川氏は瓶に書かれたメッセージは阿部記者の自作自演と言いたいようであるが、実際のところはどうなのか。もちろん、真相は阿部記者と、お酒を贈った居酒屋の店主と思われる人(実在すれば)しか知らないこと。
ただし、新聞社出身の僕から見ると、ボトルに書かれた文字は不自然に感じられる。自作自演説を信じたくなる人の気持ちも分かるというもの。ここでもう一度、ボトルに書かれた言葉を示す。
〝阿部岳〟、
ペンの力で
チバリヨー!
居酒屋の店主が書いたと思われるこの短い文章には、新聞社に勤務経験のある人の特徴が出ている。1行目の「〝阿部岳〟、」に注目していただきたい。阿部記者の名前を括る括弧のような符号(〝 〟)は「ダブルミニュート」で、通常、新聞社では「爪チョン」と呼ばれる。意味としては「いわゆる」を示す場合に使用される。そして、縦書きの見出しで使用され、横書きの見出しの場合はダブルクォーテーションマーク(” ”)に置き換えられることが多い(そのままダブルミニュートが使われる時もある)。
実際の新聞を見ると、10月23日の産経新聞5面の論説委員のコラムにダブルミニュートが使用されている(写真参照)。
「中国に〝裸の皇帝〟が現れた」という見出しで、習近平氏を裸の皇帝のようであるとする内容である。もちろん習氏は総書記であって皇帝などではないから、ダブルミニュートで括らないと誤報になってしまう。そのための爪チョン使用である。
それでは「〝阿部岳〟、」はどうだろうか。居酒屋の店主が贈るなら呼び捨てはさすがに失礼なので「阿部岳さん」と書くと思われる。しかし、親しみを込め、私たちは仲がいいというアピールから呼び捨てにすることはあり得る。あるいは、世間では「阿部岳」という名前が有名になっており、店では「阿部さん」と読んでいるが、常連客の阿部さんにではなく、世間で有名になっている(叩かれている)「阿部岳」への応援メッセージという意味を込めて、いわゆる「〝阿部岳〟」とすることは考えられる。
そうした意味で呼び捨てにしているという趣旨であることを示すには「〝阿部岳〟」はあり得る選択肢。とはいえ、そのようなことを新聞制作に関わったことがあるとは思えない居酒屋の店主が的確に記述できたのは単なる偶然にしては出来過ぎのように思う。
■阿部記者が真剣に考えるべきこと
もう1つ気になるのは「〝阿部岳〟、」に読点「、」がついていること。これは阿部岳記者に呼びかけたものを意図して付けられたと解釈できる。もし、読点がなければ〝阿部岳〟は文章の主語であるように見えてしまう。つまり、阿部記者が「チバリヨー!」と言ったように読めてしまい、文章全体の意味が取りにくくなってしまう。しかし、最初は主語ではなく、呼びかける相手であることを示せば、「阿部さん、…チバリヨー!」と意味が分かりやすい。
新聞社でも整理部という見出しをつけるセクションなら、その程度はごく当たり前のこととして対応できる。しかし、新聞制作の経験のない人が、新聞社ならこうするというダブルミニュートと読点の使い方をドンピシャでしてくることがあるのかは単純に疑問に思う。もちろん、阿部記者の知り合いの居酒屋の店主は新聞社整理部で長年見出しをつけ、退職して居酒屋を始めたのかもしれない。それなら説明はつく。
こうした事実だけで阿部記者が自作自演をした、あるいはその疑いがあるなどと言うつもりは毛頭ない。ただ、阿部記者がもらった泡盛の瓶に書かれた文章には新聞制作に関わった人間の特徴がよく出ているというレベルの話である。その点は誤解なきように願いたい。
ただ一つ言えることは、新聞記者は読者から信用されるのが仕事を続けるモチベーションになり、そしてそれを失ったら仕事は続けられないということ。多くの人に自作自演を疑われたという事実は軽視すべきではなく、阿部記者はなぜそのような事態になったのか、今後どうすればいいのか、真剣に考えた方がいい。
もはや「新聞記者としての読者からの信用」なんてこの男にとっては「糞喰らえ」なんじゃないかと思う。
自分の主義主張のために新聞記者としての立場を最大限利用しているだけにしか見えないからだ。
自分のやりたいようにやるだけで、決して安くはない収入も得られるとなればこんなボロい商売はない。
そんな最低の行為が沖縄タイムスというプロパガンダ媒体でしかない新聞社では公認されており、むしろ持て囃されてすらいるのだ。
そこに本来「新聞記者の命」ともいえる信用は微塵も必要などないようにしか思えず、そんな矜持も持ち合わせてはいない。
これまでも国民から批判を受けてきた朝日新聞の記者たちや東京新聞の望月イソ子なども同類。なにも新聞業界に限った話でもないが。
この阿部岳のような姑息で卑怯な男にこそ、「アベ」というカタカナ呼びするのにふさわしいと思うが。
松田さん、こんにちは。
途中までは極めて的確な分析で興味深かったです。
ただ、最終段落は失礼ながら松田さんにしては的外れかなと思いました。
この阿部某なる人物は以前から
自分は中立ではなく偏ってる、と公言しています。
こんな人物はそもそも記者ではなく本質的に活動家であり、
読者を欺く目的で記者という肩書きを利用しているだけなのでは。
こういう人物に記者を名乗らせている沖縄タイムスという新聞社には大いに問題があると考えます。
ただ、沖縄県民もそれほど馬鹿ではない。
地方紙の特色である「お悔やみ欄」は必要なので購読しているという人は多いでしょうけど
こんな偏った紙面を頭から信じる人は少なくなったでしょう。
特に、社を挙げて個人を叩こうとした今回の騒動は大失敗に終わり、むしろ沖縄左翼の異常性が広く知られることとなりました。
因果関係は不明ですが那覇市長選でも彼らが推す候補が敗北しました。
活動家による企みの限界が露わとなったこの騒動、沖縄の夜明けは近いかもしれません。
幼児性
自作自演であれ何であれ、この行動に左翼に見られる幼児性を感じる。
その心理は容易に推察できる、くやしかったのだろう、ボク、支持されてるも~ん的
アッピールか、、大人はこんな形ではまずやらない
以下、脈絡を感じる。(私は、)
●とめてくれるなおっかさん、背中のイチョウが泣いている。男東大どこへ行く。
このイラスト、検索したら出て来た、ネットの時代か、、以下そのサイトより。
>当時は高倉健さんらのヤクザ映画が大流行。全共闘の学生たちにも大人気だった。
東大のエリートが学生運動の道に入り闘うことを、健さんが長ドス持って単身、敵地に乗り込む姿と重ねたヤツが多かった。で、入れ墨が銀杏。
このイラストの大看板を安田講堂に掲げた、マスコミはこぞって取り上げた。
ユーモアと捉えるか、ガキのふるまいと捉えるか、私はガキどもめ!と
愛知トリエンナーレ表現の不自由展の作品にも幼児性を感じる、作品のみならず不自由展そのものも、(作品一部をネットで見ただけ、それでよし)
左翼のデモ、LGBTのデモにも幼児性を感じる、その幼児性故、地球市民などと本気で思っている資質がある、よってその幼児性はお花畑と揶揄される、、
ご返信は不要です。
追記
左翼小児病という言葉をも思い出しました。
この言葉は大衆蔑視と同じく左翼が左翼を批判しての言葉。
左翼に内在する幼児性、お花畑を指摘し批判したもの、大衆蔑視に同じく。
ご返信は不要です。
》》ジャーナリスト松田様
実に面白く興味深い仮説ですね。
見出しを見て「どんな分析?」って思いました。
是非とも“阿部岳”大先生のご意見をお聞きしたいのです!
>>MR.CBさま
阿部氏なら「あなたはネトウヨです」といった感じでしょうか(笑)。
論理的に言い返せなくなると、レッテル貼りに走る人ですから。
阿部氏を長く追及してきましたが、ようやく世間もそのおかしさに気づいてくれたようで、その意味で、ひろゆき氏には感謝しています。