オール沖縄敗れた翌日も「ひろゆきネトウヨ」連呼
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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沖縄タイムスの阿部岳記者が24日、自身が運営する阿部岳Tubeでライブ配信を行った。前日の23日にオール沖縄勢力が支援する翁長雄治(たけはる)氏が敗れた那覇市長選について語ったが、配信の最後は実業家のひろゆき(西村博之)氏を「ネトウヨ」呼ばわりして締める、理解に苦しむ展開。自らの苦境に冷静さを失っているのか、迷走状態は深刻なレベルに達しているように見える。
■アベプラの惨劇から17日後
23日投開票の那覇市長選では政権与党が推す元副市長の知念覚氏(59)が当選し、オール沖縄が支援する翁長氏は敗れた。その翌日に阿部岳記者が自身のチャンネルでライブ配信を行った。
阿部記者は辺野古への基地移設反対の考えを持っていることは常々、所属する沖縄タイムスの紙面で明らかにしている。また、7日にアベマプライムに出演した際にもその立場からの主張を繰り返し、ひろゆき氏らに反論もできずにやり込められる「アベプラの惨劇」から17日しか経っていない。
その状況下でオール沖縄が支援する候補が首長選で7連敗。逆風続きの阿部記者が何を語るのか注目されたが、出てきたのは野球の100回裏という訳のわからない理屈に、知念氏を支援した参政党を排外主義、差別主義と貶める発言、それにひろゆき氏をネトウヨ呼ばわりするという、およそ新聞記者とは思えない論理性、合理性のない話の連続であった。
その一部を紹介しよう。まずは、那覇市長選がこれまで首長選でオール沖縄の支援する候補が勝ったことがあるのに、勝てなかったことについての分析。
「一にも二にも政府が全く民主主義のルールを無視して、繰り返し表明されている辺野古反対の民意を聞かずに、強行して、何とか沖縄の人々を諦めさせようとして、屈服させようとして、ずっと政策をやってきているからですよね。ですから沖縄側が変わったとか、オール沖縄が何か悪いのではないかとか、オール沖縄には政治勢力で政治体制として反省すべきところとか、改めるべきところはたくさんあると思いますけれども、争点にだんだんならなくなっていく状況? をつくったのは間違いなく政府ですよね。」(阿部岳Tube・那覇市長選、以下引用先は同じ)
この民主主義のルールを無視してというのは1997年12月実施の「名護市における米軍のヘリポート基地建設の是非を問う市民投票」で、反対が賛成を上回ったにもかかわらず政府が基地建設を進めたことを指しているようである。それを野球にたとえて9回裏で終わるはずだったのに、100回裏に入っているという趣旨の説明を行った。
「試合が延々と続くと、弱い方のチームが地力が全然違うので、戦力っていうのですかね、どんどん疲弊していくと。長くなればなるほどやっぱり、そうなっていくってことですよね。」
反対に投票した人はともかく、多くの日本国民は1997年に1度だけ実施された市民投票の結果で重要な国防問題を政府の思惑とは異なる方法で決着させられては「本当に国が守れるのか」と不安になると思われる。政府も時間をかけて地元の了解を得るために説得を続けるであろうし、それもあって考えを改める人も出てくるかもしれない。
25年経てば、住民もかなりの数が入れ替わる。その結果、25年前と地元の世論も変わっている可能性はある。それらを一切考慮せずに25年前の投票結果に現在の人々が拘束されるのでは、国民も現在の住民もたまったものではない。自由は公共の福祉との兼ね合いで制約され得ることは、憲法に明記されている。人々の考えも移り変わっていく部分はある。そうした事情を阿部記者は全く理解できないのは残念と言うしかない。
さらに驚くのは反対運動が有形力を行使して工事を妨害していることを肯定的に扱ったことである。
「辺野古に座り込んでいる方というのは、海上でカヌーを漕いでいる方々というのは、基地建設を今、遅らせておられて、それは日本の民主主義とかを本当は再生とか、再生じゃなかったら、一からスタートする時間的猶予を与えて、作っているんだと思いますね。直接的には沖縄の基地の建設を遅らせているという効果がありますけれども、もっと日本全体に対する貢献は僕はすごい大きいなと思います。」
工事を止めたいならデモ行進でもいいし、司法に頼るのもいいが、有形力を使って工事を遅らせる行為は犯罪である。建設が遅れ、日本国民が他国からの攻撃の犠牲になった場合、阿部記者は何と言うのか、どう責任を取るのか。行政を妨害する行為を日本全体に対する貢献と考えるのはテロリストの発想と大差ない。そういう人物が新聞記者をやっている異常性が現在の沖縄の混迷を象徴していると思う。
■話の合間にひろゆき氏叩き
ライブ配信は44分51秒行われたが、一時が万事この調子で、ほとんど聞く価値のない内容に終始した。話の合間にはひろゆき氏への個人攻撃である。
今回の選挙結果が出た時に、ネット上では知念氏が勝ったのは阿部記者が「アベプラの惨劇」で基地反対派の暴力性や排他性を示したことによって、沖縄の人々が現実に気付いたという冗談のような話で盛り上がったSNSもあった。これに対して、阿部記者は以下のように話した。
「ツイッターで、ひろゆき氏が何か、私が活躍したので知念氏が当選したみたいなツイートしている、そういうサイトをツイートしているのを見かけたんですけど、また、ネトウヨの言い分なんでしょうけど、私がひろゆき氏に代表されるようなネトウヨの差別を批判すると、なぜ知念さんが勝つのか、分からない理由ですけどね…」
阿部記者の言動が知念氏の勝因となったのか、因果関係の有無は分からない。ただ、自らと相入れない考えを持つ人を、その人との論争で負けた腹いせのように「ネトウヨ」と決めつけて罵倒する幼稚性、非論理性、関係のない人間は口を出すなという排他性を多くの那覇市民が目の当たりにしてオール沖縄とそれを支援する人たちへの不信感へ繋がったことは容易に想像がつく。前述のテロリストの発想、暴力的な違法な抗議活動を日本のためになるとする異常性を加えると、まともな人間なら、阿部記者が支持するオール沖縄から離れようと考えると思う。
■常軌を逸した言動
ライブ配信は15分予定の番組であるが、40分を過ぎる熱の入れ方で、最後はやっぱりひろゆき氏の話になった。
「最後に一言だけですけど、ひろゆきさんて本当にあれですね、すごいしつこいし、やってることがどんどんネトウヨレベルに落ちていくというか、ネトウヨの言説を紹介して、言い返した気になるみたいな。本当にちょっと皆さん、見てる方もね、それがどんどん可視化されるのは僕はいいことだと思いますけど。何かこう、性懲りもない感じですね、と、はい(笑)」
この辺りになると単なる子供の口喧嘩。新聞記者が政治的に相入れない特定の人物を「ネトウヨ」「性懲りもない」などと表現する異常さに阿部記者は気がついていないようである。
もはや常軌を逸していると言っていいレベルと感じた、40分余りのライブ配信。見る人によっては、オール沖縄の敗因は阿部記者が味方にいるからと感じたのではないか。
那覇市長選挙で翁長候補落としたの阿部岳記者だと思うんだが?
翁長の息子もその言動や行動の稚拙さについてはよく知られた人物。
阿部岳の凶悪さも翁長落選の要因の一つに違いないとは思うが(ひろゆきによりオール沖縄の異常さが広く知られることとなった点、「疑惑のデパート」辻元清美などが応援にやって来たことなども)、やはり翁長の人となりを那覇市の有権者はちゃんと見ていた、ということではないでしょうか。
新聞記者になる条件に 論理性 っていらないのかな?
マイノリティだけで採用した結果、無能な味方のおかげで敵の勝利に貢献してしまった。
あっち側の人って支離滅裂な事言ってる人多いけど、彼の場合はもう…ね。
逆に彼の周りは今回の選挙の結果を受けて彼の事をどう思ってるんだろう?
勝った方からしたら「彼が自爆してくれたから」を勝因の一つにしてるけど、きっと負けた方にも同じ想いを抱いてる人はいるよね?「彼の発言のせいで負けてしまった」って。
きっと顔真っ赤にしながら「ネトウヨのせいだ!」って今日も現実逃避に忙しいんだろうなー
お久しぶりです。
「最後に一言」云々は、むしろご自分のことをおっしゃっているのかと、思いました。
どこまで、ひろゆきさんに粘着しているのでしょうか?
ひろゆきさんは、もう相手にしていないのに。よっぽど、彼とのやり取りでコテンパンにされたのが悔しいのでしょうか?
ひろゆきさんは、ああいう方ですから、右とか左とか関係なく、その時その時で言いたいことを言うだけです。
それを安直にネトウヨ呼ばわりして、溜飲を下げたつもりになって、こういう方が記者を名乗って活動している、沖縄マスコミの異常さ。
政治的に偏向していると言われても当然です。
阿部岳記者は極右ですよね。