蓮舫氏 北京は良い五輪で東京は悪い五輪?
松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵
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参議院議員の蓮舫氏(立憲民主党)が来年2月4日開幕の北京五輪について、中止を求めず、外交的ボイコットについても沈黙している。東京五輪では開幕後も中止すべきと言っていたが、二重基準と言われても仕方のない態度を示している。
■つるの剛士氏の疑問
タレントのつるの剛士氏は12月12日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で北京五輪の外交的ボイコットについて「あれだけオリンピック反対と言ってた人たちが、今回のこれに関して全く何も言わないことがちょっと僕、すごく違和感を感じる」(東スポweb・つるの剛士 外交ボイコット問題で違和感「あれだけ五輪反対と言ってた人たちが何も言わない」)と発言した。
つるの氏の頭の中には多くの東京五輪反対派の人々の顔が浮かんだと思われるが、その中にはおそらく蓮舫氏もあったように思える。
当サイトでも何度か指摘してきたが、確かに蓮舫氏は東京五輪について中止すべきと声高に叫んでいた。たとえば、5月10日の参院予算委では当時の菅義偉首相に以下のように質問している。
IOCは日本国民の命を守る立場ではないんですよ。IOCから中止を言うってことはないんですよ。…だから、この危機的な状況の中で、総理大臣がせめて、中止・延期も含めて相談の機会を設けたら如何ですかと提案しているんです。(参照・蓮舫議員「インド人来るな」1年前「中韓入れろ」)
さらに、東京五輪開会式が行われる7月23日朝には以下のようにツイートした。
今夜、五輪開会式。1年延期を乗り越え挑戦する選手の皆さんの健闘を心から願います。が、この感染拡大の状況で五輪強行することは反対です。…(2021年7月23日投稿)
無観客で実施し、バブル方式で感染拡大防止に努める関係者の努力にも関わらず中止を訴え続けたのは蓮舫氏である。
■オミクロン株の感染拡大の懸念の中
ところが、来年2月4日開幕の冬季五輪北京大会に対しては、表立って開催中止も、日本選手団の派遣の中止も言っていないのは不思議と言うしかない。
ここで世界の1週間ごとの新規感染者数と新規死者数を時期で比較してみよう。
★5月3日~5月9日(東京五輪開幕約2か月半前):感染者・550万人以上 死亡者・9万人以上
★7月19日~7月25日(東京五輪開幕前後):感染者・380万人以上 死亡者・6万9000人以上
★11月22日~11月28日(北京五輪開幕約2か月半前):感染者・379万9878人 死亡者・4万7524人
※データは厚生労働省検疫所FORTH・海外感染症発生情報2021年から
東京と北京の五輪開幕2か月半前を比較すると、北京は新規感染者で31%、死亡者で48%程度、東京五輪前より減少しているが、それでも世界で1週間で400万人の感染者と4万7000人の死者が出ている。
しかも今は変異株であるオミクロン株の発生が認められて世界的な感染が改めて懸念されている。そうしたデータや新たに発生したリスクがありながら、なぜ、北京五輪の中止を求めないのか。政治家としての説明責任を果たすべきではないのか。
■アスリートファーストを口にしていた蓮舫氏
東京五輪の開催に関して言われたのは「アスリートファースト」である。アスリートを危険な目に遭わせるべきではないこと、アスリートから五輪という最高の舞台を失わせるべきではないことなど、五輪の主役がアスリートである以上、彼らの事情を最優先で考えるのはある意味当然であろう。
2020年、当時の安倍晋三首相がアスリートファーストを掲げて五輪の1年の延期を国会で言及した直後、蓮舫氏は以下のようにツイートしている。
なにがアスリートファーストなんだろう。すべてが精神論で後手後手じゃない?(2020年3月23日投稿)
アスリートのことを考えて1年の延期を検討する首相に(後手後手の対策で、アスリートファーストじゃなく、政治の都合を優先している)という趣旨と思われる投稿をしているのである。
それならば、中国政府はアスリートファーストに徹し、延期か中止すべきと訴えるのが筋ではないか。
■批判対象は日本人だけなのか
冬季五輪北京大会については、外交的ボイコットが問題になっている。新型コロナウイルスとは別に、新疆ウイグル自治区でのジェノサイド、人権侵害を理由に米・英・加・豪が公式使節団を派遣しないことを発表した。
中国の元副首相との不倫を告白後、安否が懸念されていたテニスの彭帥選手の問題も見逃せない。女性に対し、同意のない性交を含み、その尊厳を踏み躙るような行為が行われたことを告白した後に動静が不明になった。信じ難い事件である。
蓮舫議員は東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視とも思える発言に対し2月9日に白いジャケットで国会に臨み抗議の意を示した(参照・福島みずほ議員 どの面下げて白い服)。その翌日に以下の投稿をしている。
今日は参議院本会議で私たちの意思を示しました。ホワイトアクション。声をあげ続けないと変わりません。「なかったこと」「終わったこと」ではないのです。(2021年2月10日投稿)
声をあげ続けるのはどうなった? それとも、声をあげる対象は日本人だけで、中国人には声をあげないのか? 中国人による女性の人権侵害は見て見ぬふりをするのか? 蓮舫氏には人権や自由など、普遍的価値観の重要性を二度と口にしてほしくないと感じる。
■二重基準・無責任・他者への批判
こうした蓮舫氏のツイートは、今は蓮舫氏のアカウントからは遡れなくなっており、普通の人は見ることができない。どういう考えなのか分からないが、過去の発言を国民に見せたくないということなのであろう。過去の発言からすると、蓮舫氏は東京は悪い五輪で北京は良い五輪とでも考えているとしか思えない。
二重基準、無責任、他者への批判だけの人。こうした蓮舫氏への批判はあながち外れていないということは、多くの人が感じられるのではないか。
》》ジャーナリスト松田様
松田さんはお優しい。蓮舫氏を一政治家とみなしていらっしゃる。田原総一朗氏などは政治家としての蓮舫氏に期待されています。最初はブラックユーモアだと思っていましたが、どうもそうではないようです。田原さんも齢を重ねられて、眼鏡が曇ってしまったようですね。
私は蓮舫氏を「政治がお好きな芸能人くずれ」としか見ていません。自己顕示欲が昂じて道を誤ったけど、運とパフォーマンスでいつの間にか政治の世界に根を張った「不快な徒花」に過ぎないと思っています。
松田さん 今回も素晴らしい記事と思います。
つるの氏の実に真っ当な主張に対して左向きの人々は
「東京五輪に反対していたのはコロナ禍のためであり人権問題は関係ない」
などという態度が多いようですね。
ここ最近の日本では菅義偉前首相がワクチン接種を強力に推進した多大なる功績のために感染者が激減しているわけですが
世界的にはまだまだです。
むしろ韓国などでは激増しているわけです。
この状況でコロナを世界中にばら撒いた中国の地に、日本の至宝羽生結弦氏をはじめとするアスリートの人々を行かせるなど理解に苦しみます。彼らは安全に日本に戻れるんでしょうか。
そして女性ばかりの家族に愛される森氏の軽口をあれほどまでに執拗に罵倒した輩が、今現在進行形で強制避妊させられたり強姦されたり悪虐非道の限りが尽くされているウイグル問題を「関係ない」と言い切るのは
もはや人間の所業とは思えません。
彼らは獣以下だと思うことにします。
日本が開催する五輪に対しては森喜朗発言が女性差別だの(実際はマスゴミの切り取り捏造)、「東京五輪株」だのなんだのと言って散々妨害する癖に、中国共産党が東トルキスタンで行うジェノサイドや、強制不妊、強姦、強制収容、そして中共幹部によるアスリートへのレイプなどには一切モノ申さない反日極左達。
結局連中は「日本国民の命」も、「アスリートファースト」もどうでも良くて、ただひたすら日本が五輪を成功させるのを阻止したい、日本に迷惑を掛けたい、中国共産党の為に尽くしたい人々なのです。東京五輪が失敗すれば、「コロナに負けた日本」を世界に向けて宣伝できると同時に、北京五輪が「世界が中国共産党の力でコロナに打ち勝った証」になって一石二鳥なのです。ましてや、政界きっての親台湾派である森元首相を潰せるなら、奴らにとっては願ったりかなったりなのです。だから、日本を貶め、日本の国益を損ね、中国共産党の日本侵略に協力することを唯一の生き甲斐にしている連中は東京五輪を全力でつぶそうとし、北京五輪には全力で協力するのです。これはダブルスタンダードでも、矛盾でもありません。反日媚中という一貫した行動原理があるのです。
蓮舫が上記のような確信的なスパイなのか、自分の頭で国際情勢を思考することが出来ず、中共の世論戦工作員の作った雰囲気に乗せられて踊っているだけなのかは知りませんが、いずれにせよ日本の国会にはふさわしくない人物です。即刻除名あるのみです。