川崎市が審査会を実施 伊是名氏は?

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 コラムニストで社民党常任幹事の伊是名夏子氏の障害支援区分が変更され、ヘルパーの派遣等が見直される可能性が出てきたことが、23日までに当サイトの調べで明らかになった。同氏は居宅介護の申請の際に虚偽の事実を述べたことを自身のブログで明かしており、障害支援区分変更が事実であれば実情に合った支給に変更することを目的としたものと推察される。また、川崎市では伊是名氏への抗議の有無に関する情報について一切、答えないとする方針に切り替えたもよう。(※公開後の再確認の取材により、「障害等級」を「障害支援区分」に変更しました。これ以降については、公開時のままに表記します。)

■複数の関係者が明かす審査会開催の事実

伊是名夏子様、ご回答お願いします(画はトクシロウ氏提供)

 伊是名氏は「コラムニスト伊是名夏子ブログ」で、2008年に「ヘルパー活用」というタイトルの記事を公開。「ヘルパー申請をする時、かなり嘘をついたのです。お風呂は一人で入れない。ご飯も一人で食べられない。トイレも介助が必要…などなど。」と記述した(2008年2月20日公開)。

 この記述が障害者自立支援法(現障害者総合支援法)の居宅介護における不正な受給ではないかとネットを中心に問題にされ、その後、伊是名氏は当該記事を含む多数の記事を削除している(参照:伊是名氏に新疑惑 虚偽申請でヘルパー受給か)。不正受給が行われていたとしたら、いわゆる2項詐欺(刑法246条2項)が成立する可能性があり、JR来宮駅へ駅員4人を動員させ、電動式車椅子を運搬させた事案(4月1、2日)より、遥かに重大な責任を問われかねない。

 この点に関し、複数の関係者が23日までに以下のように語った。

川崎市には、この件について多数の抗議や意見が寄せられている。

現在、障害等級を見直すための審査会が行われている。

伊是名氏がその審査会にかけられているかは言えない。

 23日、川崎市に上記3点を問い合わせると障害福祉課給付係が、以下のように回答した。

→多数の抗議や意見が寄せられているか、その有無を含め、答えられない。

→現在、障害支援区分認定審査会が行われ、審査の対象に障害の状態が変化したことで障害支援区分の見直しをしている者が含まれている。

→特定の個人が審査にかけられているかは教えられない。

 ②については認め、①と③については回答を控えたのである。少なくとも川崎市は①〜③を否定していない。そして以下に示す点を考慮すると、その信憑性はさらに高まる。

■1週間前には抗議の事実を認めていた川崎市

 当サイトではこれまで、障害福祉課給付係(同一人物)に対し、3度取材を行なっている。4月16日の取材では①について「(伊是名氏の)ブログを見て何件か連絡をいただいているところではあります。ただ、あくまでも個人情報ということで、その人が川崎市に住んでいるか特定できないという一般論でお答えさせていただいています」との回答を得た。

 しかし、その後、1週間で「一切回答しない」という方向に舵を切ったことになる。現在、抗議等の有無すら答えない理由を問うと「個人の特定をする形になるので…」とのことであった。伊是名夏子氏に対する抗議が川崎市に対して多数寄せられているという事実を明らかにしないということに何か意味があるのか、不思議に思われる方がいるかもしれない。しかし、これは重要な意味を持つと考えられる。その点は後述するので、よく覚えておいてほしい。

 ②は川崎市とのやりとりを記述する。

松田:障害等級を見直す審査会は行われているのでしょうか

障害福祉課給付係(以下、担当者):行なっております。障害支援区分認定審査会と言いまして、その区分を認定するための審査会です。障害等級(の認定)は3年のスパンなのですが、状態が良くなった、悪くなった、認定したけど違うんじゃないかとか、そういった場合にもこういう審査会にかけまして、再度、区分の見直しを行ないます。

松田:それが今(4月23日)、実施されているのでしょうか

担当者:何件かは分かりませんが、そういう方もいらっしゃいます。

松田:現在進行形でやっているということですね

担当者:その方が不正をやっていたとかではなく、状態が急激に変化したということで、見直しという形になります。

 ③については伊是名氏が含まれているかどうか明かさないのは、プライバシーの保護という点から、当然であろう。

■社民党の声明発表は審査会終了を待っているのか

写真はイメージ

 こうしてみると、当サイトに寄せられた関係者の話は、かなりの信憑性を持っており、伊是名氏が障害支援区分認定審査会にかけられている可能性は決して低くはないと考えられる。

 社民党の動きもこれに呼応するもののように見える。同党は16日、当サイトの取材に対し、時期は未定であるものの、近日中に声明を発表するとした。その際に、不正受給と疑われる件については、電話に応答した者は以下のように答えた。

 「別に不正かどうか断定されなければ、何も言うことはございませんので、こちらとしては。…然るべき機関が調査する、もし必要であれば、されればいいと思いますけどね。私たちとしてそれが事実かどうか分からないですし、…結果としてそれが何かリアクションの必要があるのなら、対応せざるを得ないと思いますけど、現実、何もありませんので。…」(参照:社民党が伊是名氏全面擁護の声明発表へ

 もし、伊是名氏が審査会にかけられ、障害の状態が急激に変化したことを理由に障害等級が変更され、それに対応した給付となったら、党としては「然るべき機関が調査して不正はない、適切な給付を受けていることは確認できている」と言明できる。調査した期日については「プライバシーにかかわるので言えない」とすればいい。手続きが完了するまで声明の発表を控えていると考えるのが通常の思考であろう。

 社民党が実際に声明を出すかどうか分からないが、もし、声明を出したら不正受給疑惑については上記のように処理するものと思われる。また、そうであれば、伊是名氏が審査会にかけられた可能性はさらに高くなると判断できる。

■川崎市が抗議の有無を答えなくなった理由

 前述した①川崎市に抗議等が多数寄せられているという事実を、同市が一切明らかにしないことにどんな意味があるのか、という点について推測してみよう。

 川崎市は障害の状態が急激に変化した者が障害等級の見直しのため、審査会にかけられている人がいる事実を明らかにしている。そこに伊是名氏が含まれているかは答えない。もし、伊是名氏への抗議が川崎市に多数寄せられていることを明らかにしたら、市民の多くは今回の審査会と、伊是名氏への抗議はリンクすると考えるであろう。

 すなわち「川崎市に抗議が殺到し(①)、伊是名氏が審査会にかけられ(②+③)、不正受給の是正がはかられた(②)」と考えることになり、当サイトへ寄せられた情報①~③が見事にリンクする。

 伊是名氏が審査会にかけられているとすれば、2項詐欺の疑いがある不正受給を認めることはできない。あくまでも、状態が急激に変化したことで給付が障害の等級に合わなくなっている説明をするはずである。そのためには①の事実が表に出ては困る。そこで川崎市に対して①の事実を明らかにしないように強く求めたのではないか。市民の怒りの声が多数あることを表に出すなと、民主主義を支える政党の幹部が言っていたとしたら、信じ難いことである。

 以上、勝手な推測である。

■伊是名氏に直接質問も回答届かず

 上記の推測は、伊是名氏が不正な受給を受けていたことを認めず、適切な方法で受給の条件を変更し、刑事責任の追及から免れるためのものではないかというもの。その点の真偽について、伊是名氏に直接メールで、以下の点を問い合わせた。

(1) 現在、川崎市では障害支援区分認定審査会を実施しておりますが、伊是名様はそこで審査の対象となっていますでしょうか

(2)もし、審査の対象となっている、もしくは対象となったとしたら、伊是名様が2008年2月20日公開のブログ記事「ヘルパー活用」の中で、「ヘルパー申請をする時、かなり嘘をついたのです。お風呂は一人で入れない。ご飯も一人で食べられない。トイレも介助が必要…などなど。」と記述したことと関係があるのでしょうか

(3)もし、審査の対象となっている、もしくは対象となったとしたら、審査会において障害等級の変更が行われたのでしょうか

 3つの質問に対して、指定した時間までに回答はなかった。

 なお、刑事責任の追及に対しては、次回、お伝えする。

"川崎市が審査会を実施 伊是名氏は?"に44件のコメントがあります

  1. 匿名 より:

    虚偽の申し立てにより、正しく現状を申し立てた場合に比べヘルパー利用時間や利用人数の上限が上がったと推察されます。

    仮に審査会で認定の見直しが行われたとしても、社民党は少なくとも4年以上にわたり虚偽申告を行い利益(サービス)を受けていたことについては知らぬ顔で、ご本人の状態に見合った認定を受けていると正当性を主張するつもりでしょうか。
    初期に過ちを認めて謝罪・何らかの処分を行えば党にまで非難がいかなかったと思うのですが、なぜそこまでこの方に固執するのか理解に苦しみます。
    (裏返せば・・・と邪推を禁じ得ません)

    また認定の見直しが行われた場合、川崎市は渦中の方の過去の申請内容も見直し、虚偽申請の事実が確認されれば不当に利益を得ていたサービス分について返還請求を行うべきだと思います。

    1. 匿名 より:

      仰る通りです。

    2. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

       コメントをありがとうございます。返信が遅れまして申し訳ございません。

       川崎市の説明では「急激に状態が変化した」ために見直しをしたとのこと。正直、腰の引けた対応だと感じています。ただ、市民からの声が強くなれば市も動かざるを得ないのではという気がします。

       大事な税金ですから、当然返還もしてほしいですし、場合によっては刑事責任の追及もあってしかるべきと考えます。川崎市は行政としての覚悟が問われていると言っていいと思います。

  2. ななし より:

    出身の沖縄で再審査でヘルパーを減らされ
    香川(高松)でも同様にヘルパーを減らされ
    流れ着いたのが川崎です。
    今度はどこの審査が甘そうな自治体にするんでしょうね?

    こういった制度の悪用や不正は全国的に共有して欲しいものです。

    1. 匿名 より:

      過去にヘルパー減らされたのに再申請で元の人数に戻ったと聞きましたが、なるほど、審査先を変えてたのか。
      ならば同じ手段を許さないためにも、過去の素行は徹底調査してほしいですね。中途半端に妥協したらまた同じことするのは分かりきってますし。

      1. ぷんぷん丸 より:

        ドンドン悪事が炙り出され行きますねー。
        申請ロンダリング なんて言葉あるのかしら。
        某党所属なら、やりかねないので、特段驚きも無いですが。

        こういった情報は横で共有化して欲しいものです。

        次はどんなネタが掘り返されるやら。楽しみです。

    2. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>ななし様

       コメントをありがとうございます。そして返信が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

       居住地を移っているのは、ご主人の仕事のこともあるのかもしれません。彼女の動作などの動画を見ていると、ヘルパー10人は必要なのかというのは誰しもが感じる疑問だと思います。

       行政には適正な給付を頼むとしか言えません。もちろん、自治体ごとに極端に基準が変わるというようなことはないようにしていただきたいと思います。

      1. ジャパンダ より:

        松田様
        コメントを寄せて下さっている皆様

        居宅介護サービスでヘルパーさんを利用している者(家族)です。
        松田様や皆様のコメントの中で気になっている事があり、コメントさせていただきます。

        >> 彼女の動作などの動画を見ていると、ヘルパー10人は必要なのかというのは誰しもが感じる疑問だと思います。

        とありますが、
        ヘルパーさんを利用するにあたって行政から支給されるのは、居宅介護でも重度訪問介護でもヘルパーさんの人数ではなく、1ヶ月の「時間数」です。(支給量と言います)

        この時間数を超えなければ、ヘルパーさんの人数は特に問題ありません。

        伊是名氏のブログやコラム・動画を見て「その状態でそんなにたくさんのヘルパーさん??」と疑問の思うのは皆さん一緒だと思いますが、人数ではなく『ヘルパー1日11.5時間も必要なのか』と表現された方が、行政に対しても的確な表現かと思います。

        そしてこの時間数(1ヶ月の支給量)ですが
        【居宅介護】の制度では区分により月の上限数があり、最重度の区分6でも基本は1ヶ月170時間です。(身体介護46時間+家事援助124時間。身体などの状況によって+αはあります)
        1日にすると6時間ほどの時間数です。最重度でも、です。

        伊是名氏は1日11.5時間利用とのことですから、どれだけ多いかお分かりいただけると思いますが、これが可能なのは【重度訪問介護】制度にしているからです。
        重度訪問介護の対象者について簡単に言うと、24時間介護が必要な方になります。なのでこれだけ多くの支給が可能になるのです。

        しかし、
        ●「身の回りのことは自分でできる」(息子さんを連れて沖縄へ飛行機に乗る時、乗務員さんへの発言)
        ●「トイレは一人でできる」(ご結婚される時、パートナーさんのご両親に「オムツは誰が替えるの?」と聞かれて)
        (※細かい表現は違うかもしれません。申し訳ありません。)
        という伊是名氏の状態は、明らかに重度訪問介護対象者の条件↓には合っていません。
        それでもこの重度訪問介護サービスを受けているということは、虚偽申請が疑われます。
        しかも過去には、当時住んでいた別自治体に対して虚偽申請したことをブログに書いており、繰り返しているなら非常に悪質と思います。

        伊是名氏はよく「ケガ(骨折)をすると動けなくなる」と言っているようですが、一時的に動けなくなるのは健常者でも同じで、それは障害ではありません。

        行政には区分の再判定だけでなく、虚偽申請・不正利用について徹底的に調べていただきたいと思っています。

        【重度訪問介護】対象者

        ■ 重度の肢体不自由者又は重度の知的障害若しくは精神障害により行動上著しい困難を有する者であって、常時介護を要する障害者 → 障害支援区分4以上に該当し、次の(一)又は(二)のいずれかに該当する者

        (一) 二肢以上に麻痺等がある者であって、障害支援区分の認定調査項目のうち「歩行」、「移乗」、「排尿」、「排便」のいずれもが「支援が不要」以外に認定されて いる者

        (二) 障害支援区分の認定調査項目のうち行動関連項目等(12項目)の合計点数が10点以上である者

        ※(ニ)は知的・精神障害に関連する項目なので、伊是名氏のような肢体不自由の障害の場合は(一)のみが検討することだと思います。

        1. 匿名 より:

          琉球新報2020年03月03日付のコラムで「骨折をしていないときは立つこともできるし、一人でトイレに行くこともできます。」と仰っています。
          この時点で重度訪問介護を受けているならおかしいですよね。

          https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-1083975.html

  3. かかろ より:

    認定審査会というのは、状態が変わった「主に悪くなった」人の変更のために、常に誰かの審査会は開かれているものです。担当者が、「現在行っております」と答えたのはその審査会のことでは。誰かが不正受給をしているから、審査会で軽い等級にしよう、というのは聞いたことありません。残念ながら。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>かかろ様

       本文をよく読んでください。川崎市の職員はその人は不正受給ではないと断言していますよ。状態が急激に変化したから、審査会で等級を変更すると言っています。どこから不正受給していたから、軽くするという話になっているのですか? 審査会はそういう場所ではありませんよ。

       落ち着いて読み、しっかりと理解しましょう。そして頭の中で反芻して、書き込みましょう。

      1. 月の桂 より:

        コメント欄も様変わりしたような気がします。
        誤読、書きっぱなしで去る方が増えたようで残念に思います。
        先入観を持って読むのは誤読に繋がり危険です。気持ちをフラットな状態にして読みましょう。

        1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

          >>月の桂様

           最近はありがたいことに多くの方からコメントをいただいています。

           それは大変、嬉しいことです。中には独自の見解を持つ方もいらっしゃいますから、それはそれで表現の自由の範囲内ですし、極力、公開するようにしています。その中で議論をしていただければ、このサイトの価値にも繋がると思います。

           とはいえ、あまりに無茶、無謀、頓珍漢なものはご遠慮いただければありがたいというのは思う部分ではあります。

  4. super sonic より:

    川崎に限らず、行政機関(役所)の責任逃れの姿勢は、共通してみられますが、噴飯ものです!
    「旭川のいじめ」は再調査となっていますが、当初は「いじめはなかった」という立場でした。「いじめがあった」となると学校、教育委員会の立場がわるくなる、責任を取らされるので。「ないこととして処理しよう」で一貫していたではないですか?!
    行政組織の失敗隠蔽に「個人情報保護」を悪用、情報公開で人名黒塗り、とかはパターンです。

    川崎市でも、明らかに隠蔽にかかっていますね。とんでもないです。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>super sonic様

       コメントをありがとうございます。返信が遅れて申し訳ございません。

       川崎市が隠蔽にかかっているかどうかは分かりませんが、「急激に状態が変わった」というのは、どうにも信用できません。不正に受給していたのをバレたから、急激に状態が変わったことにして、過剰分を無くしたというのとどこが違うのかと聞きたい部分です。

       なあなあで済まさずに、市には徹底した調査をしてほしいと思っています。

  5. Q難信号 より:

    精力的な取材と発信に感謝します。

    ところで、伊是名夏子氏は年数が増えるに従ってヘルパーの人数が増えているようです。

    https://twitter.com/KawagoeMononofu/status/1384286611651776515?s=20

    そしてご主人と2019年に離婚されています。

    ペーパー離婚だということは公言されていますから、児童扶養手当(母子手当)の不正受給に対する疑惑も調査された方がいいような気がします。
    「事実婚」は母子手当の支払い要件を満たしませんから。

    窓口は川崎市役所の子育て支援課ですね。

    「児童扶養手当法第 35 条」

    >罰則 偽りその他不正の手段により手当てを受けた者は、3 年以下の懲役又は 30
    万円以下の罰金に処せられます。

    1. 匿名 より:

      障害基礎年金の受給権利者ということで子ども加算額を受けています。またペーパー離婚をしていてもNHKは事実婚を認め、毎年ごとの申請で家族手当を支給しているとのこと。
      これらは本人のブログや取材記事から明らかになっています。

    2. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>Q難信号様

       コメントをありがとうございます。返信が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

       児童扶養手当ですが、調査(取材)はしております。これも非常に難しい部分があり、伊是名氏の場合は問題ないというのが現時点での答えです。さらに取材を進めていきます。

       貴重なご意見、心より感謝いたします。

  6. アツシ より:

    松田様 
    先日はご丁寧な御返事ありがとうございます。

    さて、今回の記事ですが「川崎市の姿勢」が問われそうな気がします。
    ご存知の通り、川崎市は社会福祉関係においてはかなり「積極的」な部分と「人権」を盾にしてる方々が居る勢力、もう一つは神奈川の地元紙神奈川新聞の存在。
    「闇」の深さを感じるとは思いますが、「真実」を突き止めて欲しいと思います。
    駄文ではありますが、続報を期待しております。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>アツシ様

       コメントをありがとうございます。返信が遅れて申し訳ございません。

       川崎市については、取材には協力的で大変助かっていますが、告発義務については慎重な姿勢を示していると感じます。もちろん、人権上、慎重に扱うべきところではありますが、そこと社会正義の追求についてのバランスを欠くことがなければと思います。

       かなり市民の声も寄せられているようですし、今後の川崎市には期待をしています。

  7. 匿名 より:

    該当者が介護保険法や障害者自立支援法の制度の谷間にあるようなので、この行為についてはそれほど強くは責められませんが、ちょっとやりすぎですね。
    聴覚障害を重く偽って重度の障害者手帳を取得した作曲家があったせいで障害者手帳の認定が全体的に厳しくなったように、障害区分認定が厳しくなるようであれば、同様に難病や障害を抱えて生活に支援を必要する人、私もそうですが、には、とても迷惑な行為です。
    社民党がそのような行為を支持するのであれば、障害者の支持離れにつながるでしょうね。

    なお、今回の件で障害程度の一次判定調査がなされているのかどうかわかりませんが、実施されて前回調査と変化しているのであれば、まず区分変更するのが妥当な手続きと思われます。さらに本人の不正が判断されたならば、障害者自立支援法第八条第1項が適用になると思われます。ただ、適用事例はほとんどないのではないでしょうか。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

       コメントをありがとうございます。返信が遅れまして申し訳ございません。

       伊是名氏の行為が、障害を持つ方への偏見を助長するものになっているのでは、というのは深刻な問題だと思います。実際、障害を持つ方から多くの声が寄せられ、そのほとんどが「迷惑している」というものでした。そうした声に、伊是名氏はもっと耳を傾けるべきだと思います。

      >>障害者自立支援法第八条第1項が適用になると思われます。ただ、適用事例はほとんどないのではないでしょうか。

       この点、今回の問題で川崎市は「状態が急激に変わったから」と、不正ではないことを前提の話をしていました。おっしゃる通り、適用事例は少ないのかなと感じました。

      1. 匿名 より:

        2021年4月25日 2:49 PMです。

        松田様、忙しいなか、コメントありがとうございます。

        >>川崎市は「状態が急激に変わったから」と、不正ではないことを前提の話
        障害者自立支援法第八条は、行政の裁量権だけで処分できるので一番やり易い手段なのですが、伊是名氏を切り捨てると判断しない限り、民事詐欺での賠償に相当する行政罰は難しいですね。

        事業者は文書を川崎市に直接提出しているはずなので、公文書不正を見つけて、刑事告発で追求する方が早いかもしれません。伊是名氏と協同しているのが判れば、障害者自立支援法第八条でより重く処分される可能性があります。

    2. ジャパンダ より:

      松田様

      お疲れ様です。
      いつも大変共感できる記事をありがとうございます。

      少し古いのですが、平成14年(2002年) 新潟市で自薦ヘルパーを利用したホームヘルプ派遣費の不正受給について、利用者(障害者)を新潟県警へ告発、逮捕された事例がありました。

      http://www06.gijiroku.com/niigata/CGI/voiweb.exe?ACT=200&KENSAKU=1&KTYP=0,1,2,3&KGTP=3&TITL=%8F%ED%94C&TITL_SUBT=%95%BD%90%AC%82P%82S%94N%81@%82W%8C%8E%81@%82T%93%FA%8Es%96%AF%8C%FA%90%B6%8F%ED%94C%88%CF%88%F5%8B%A6%8Bc%89%EF%81%7C08%8C%8E05%93%FA-01%8D%86&KGNO=305&FINO=394&HUID=34193&UNID=K_H14080513011

      「信頼関係で成り立つホームヘルパー派遣制度を逆手にとり,公金を不正受給する行為は許されるべきではなく,市は毅然とした態度を明確にすることとし,7月16日新潟県警に告発を行ったものであります。」

      どこの自治体でも、不正に関して同じように毅然とした態度で応じていただきたいものです。

  8. 湯船に浸かりたい より:

    先日、知人議員を通じて、川崎市への再調査依頼をしたイチ障害1級です。
    23日に進捗を問い合わせたところ、議員間の県またぎ依頼は党規約でできなかったそうなので、直接、党川崎市魏本部へ架電しましたが、議員不在のため電話口の職員さんへ問題をお伝えしたところ、担当議員より少し時間がかかるが連絡したいと言われたので、氏名、連絡先をお伝えして切りました。虚偽申請 不正受給は立派な犯罪です。立件され、法に則り処罰されなければいけません。この事案は決してウヤムヤで終わらせてはいけない事件です。
    進捗があればまたご報告させていただきます。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>湯船に浸かりたい様

       コメントをありがとうございます。返信が遅れて申し訳ございません。

       もし、不正受給の事実があるのなら、厳正に捜査し、立件していただきたいと思います。そして市議団も市の福祉政策が不正に利用されている可能性があるのですから、積極的に働きかけていただきたいと思います。

       当たり前のことが当たり前に行われることを願うのみです。

  9. a より:

    伊是名氏が利用するヘルパー派遣事業所
    パーソナルアシスタント町田

    https://www.facebook.com/permalink.php?id=296443503781381&story_fbid=2250659915026387
    パーソナルアシスタント町田通信 VOL.163
    「ママは身長100cm!」 当社をご利用いただいている伊是名夏子さんが出版しました。

    下記は伊是名さんの利用前のインタビューのようですが、こんな姿勢だと不正に関与している可能性もありますね。

    https://reptile84.exblog.jp/15088795/
    「パーソナルアシスタント町田」社長インタビュー
    あれが障害を武器にするっていう意味だと思うんですよ。(中略)もっと言えば、障害を悪そうに見せる人もいるんですよ。そうした方がサービス時間数を増やさせる。そういう人も実際問題としています。

    1. ジャパンダ より:

      a様

      よく事業所を見つけられましたね!これはすごいことだと思います。

      代表の安藤さんの考え方が伊是名さんと同じではないでしょうか。
      これでどうして不正な(不正と思われる)利用を続けることができていたのか、謎が解けた気がします。

      ヘルパーさんを利用している立場から、あくまで個人の考えですが述べさせていただきます。

      いくら虚偽申請をしてそれが通っても、普通の事業所ではヘルパーなどに見破られ自治体に報告がいくと思います。
      だから過去に時間数を減らされたのだと思います。
      (この時は居宅介護サービス利用だったので、ヘルパーさんは有資格者です)

      こちらの事業所はヘルパーさんの「自薦型」を謳っていますから ※
      伊是名さんが知り合いなど自分に都合の良い人に声をかけ、重度訪問介護従業者研修を受けてもらいこちらにヘルパー登録後、派遣してもらっていたのですね。
      重度訪問介護では20時間のこの研修を受ければ誰でもなれますので「使いやすかった」のでしょう。(伊是名さん風の表現です)

      ※ (有)パーソナルアシスタント町田は平成17年に「自己選択・自己決定」を貫徹するセルフケアマネジメント型(自薦型)の事業所として設立しました。

      自分に都合の良い事業所を探したのでしょうが、川崎市在住で東京町田市の事業所でも利用できるのかと驚きました。
      重度訪問介護制度の利用自体、もしかしたら何かでこの方と知り合って教えてもらったのかもしれませんね。

      長々と失礼致しました。

      1. 湯船に浸かりたい より:

        ジャパンダ様
        初めまして。湯船に浸かりたいと申します。一障害1級 車椅子使いです。

        ヘルパー事業所は現在4箇所利用中との情報があります。
        パーソナルアシスタント町田は4事業所あるそうです。
        バラバラの点が少しづつですが、線となり繋がってきましたね。

        >川崎市在住で東京町田市の事業所でも利用できるのかと驚きました。
        この点は、追加で川崎市市議に伝えます。

        >こちらの事業所はヘルパーさんの「自薦型」を謳っていますから ※
        なぜ「自薦型」に拘るのか?なぜパーソナルアシスタント町田なのか。
        合点がいきますね。私自身、居宅介護サービスを受けるに当たり、事情があり
        ケアマネを切ってセルフプランにチャレンジしたことがありますが、役場で利用できる事業所へかったぱしからサービス依頼を行いましたが、全てセルフプランお断りでした。伊是名氏は介護福祉士資格をお持ちみたいですから、セルフプランでは
        ヘルパー制限が掛かることを熟知した上で「自薦型」で好き勝手ヘルパー利用するためには、重度障害者でいる必要があるのでしょうね。
        重度訪問介護制度を逆手に取って迷路のような抜け道を事業所・知人友人を使い
        歩いてきたようですが、逃げ道は全て塞がなければいけません。
        不正受給・虚偽申請は立派な犯罪です。

    2. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>a様

       コメントをありがとうございます。そして返信が遅れまして大変、申し訳ございません。

       ご指摘の派遣事業者ですが、その後、取材申し込みをしたところ、個人情報に関することは一切、お答えできないとのことでした。それは事業者としては当然でしょうが、それによって一連の事件の真相解明が遠ざかるという意味では釈然としないものが残ります。個人情報とは関係ない部分は答えるという姿勢があってもいいように思いますが。

  10. 主水 より:

    伊是名を、川崎警察に 詐欺罪(ヘルパー不正利用)などで 告発できんかのう・・・?

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>主水様

       コメントをありがとうございます。

       全ては川崎市の判断にかかっていると思います。「急激に状態が変化した」で納得する人は少ないのではないでしょうか。

  11. 匿名 より:

    川崎市の担当者の答え方が悪いんだろうけど、この記事には違和感を覚える。
    「障害支援区分認定審査会」で審査されるのは支援区分であって、障害等級ではないはず。
    基本的に先天性異常での障碍なら、余程のことがない限り等級の再認定を求められることはないはず。
    伊是名氏はヘルパー申請で虚偽の申告をしたのだから、当然支援区分の問題。
    支援区分と障害等級をゴッチャにしてるようにしか感じない。
    せっかく記事を書かれるなら、きちんと制度を認識した上で、正しい記事をお願いしたい。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

       ご指摘ありがとうございます。記事内、一部修正及び加筆をしました。

       川崎市としては伊是名氏が含まれているかはコメントせず、また、今回は複数の人が対象となっているようですから、伊是名氏1人だけという前提の答えではないということで、幅広い答え方になっているのだと思います。

      1. 隆さん応援団 より:

        法律や制度など、内容確認把握大変ですね。
        ここのコメントでは知らないことばかりで為になります。
        一人であれやこれやこなすのは難しいと思います。
        意図的な誤報や捏造は問題外ですが、気付いて修正していく姿勢は大事です。
        よく内容をご存知の方は、ここで声を上げて
        隆さんをサポートしましょう。それができる場所だと思います。
        知ったかぶりのマウント取りのコメントは不愉快ですので
        言葉を選びましょう。
        みんなで頑張っていこー!! 

        1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

          >>隆さん応援団様

           コメントをありがとうございます。そして返信が遅れまして申し訳ございません。

           いつも応援していただき感謝しております。僕も勘違いもありますし、誤字脱字も校閲がいない分、発生することもありますが、その都度、必要であれば修正していきます。

           そのような点にご理解をいただけたようで、感謝いたします。これからもよろしくお願いいたします。

  12. 古カラス より:

    社民党が圧力をかけ川崎市を黙らせたとの噂が散見されますが、失礼ながら共産党や立民党ならまだしも社民党ごときにそんな力があるのでしょうか。
    腐っても公党ということでしょうか。

    1. 匿名 より:

      現在社民党は国会議員1人ですが
      政党要件
      5人以上の国会議員が在籍
      近々の国政選挙の総得票数に対して2%以上
      のどちらか満たせば政党と認められるそうです。
      Wikiによると
      総得票の約2.1%の得票です。

      伊是名問題でネットアンケートでは
      伊是名支持の割合は約2.7%。
      国政選挙による政党要件を満たす、という目的に照らし合わせれば、
      0.6%の票が増えることで、政党要件をクリアする。
      ここあたりが社民党の狙いかと思います。

    2. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>古カラス様

       どうでしょうか。一定の力はあるように思います。

  13. 匿名 より:

    ご回答ありがとうございます。
    ただ私が最も気になってる部分は「②現在、障害等級を見直すための審査会が行われている。」というところです。
    当然のことながら、「障害支援区分認定審査会」では「障害等級の見直し」は行われません。
    「障害福祉課給付係」の回答はおかしいと言わざるを得ないかと。
    本来であれば「障害等級(の認定)は3年のスパンなのですが」ではなく、「障害支援区分(の認定)は3年のスパンなのですが」ということだと思います。
    「障害等級」と「障害支援区分」は別のものです。
    それぞれを受給したい場合、別々に審査を受けるものです。
    言葉尻を捉えるようで申し訳なくも思いますが、より正確な記事をという願いも込めてあえて指摘させていただきました。

    最後になりますが今後ますますのご活躍と、一方的な記事や、そもそも記事にすることすらしない大手とは違う記事を期待させていただきます。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>コメントをありがとうございます。

      >>②現在、障害等級を見直すための審査会が行われている。

       これは情報提供者からの情報を、そのまま記述したものです。その裏付けをするために、川崎市役所に連絡をしました。その結果「障害支援区分認定審査会と言いまして、その区分を認定するための審査会です。」という回答を得ているわけです。要は最初の情報は不確かであったわけで、それをその部分に関しては確かなものに変えられたという経緯を含めて明らかにしています。

       もちろん、給付係の方が、「障害等級を見直す審査会は行われているのでしょうか」の問いに「行なっております」という答えは間違っていたことになりますが、そこは取材した通りに書かないといけません。

       本日、再度連絡し、確認しました。給付係の方も説明が不適切だったという趣旨のことを話しておられました。もちろん、僕自身、(それはこういう意味では?)と聞ければよかったのですが、その点は知識が足りず、ユーザーにも給付係の方にも申し訳ないことをしたと思っています。

      >>言葉尻を捉えるようで申し訳なくも思いますが、

       この点、貴重なご指摘をいただき、感謝しております。この後も報道は続くでしょうから、より正確に伝えられるようになると思います。

       今後ともよろしくお願い申し上げます。

  14. 湯船に浸かりたい より:

    弁護士に相談したところ本人が書いて本人がUPしたブログ記事は証拠になるとアドバイス頂いたので、本人自白ブログ、介助なし電動車椅子移乗動画、田植えブログ等を添付し、川崎市魏
    へ証拠があるので不正受給疑惑審査を行うよう、行政へ進言するよう依頼しました。
    川崎市は不正受給疑惑をどう交わすのだろうか。

    1. 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵 より:

      >>湯船に浸かりたい様

       コメントをありがとうございます。

       川崎市議の動きが鈍いように感じます。なかなか動いてくれていないように思います。市民の税金が使われているのですから、もっと事実解明に努力してほしいと感じます。

  15. 隠居 より:

    松田様
    パラリンピックで活躍された障碍者の方々を見て感動した一方で、当該記事にあるような障碍者がいたり、状況は異なりますが小室圭氏母親のように、所謂セーフティーネットを悪用している例を目の当たりにすると、無性に腹が立ちます。大きな事件が重なり、本記事の新鮮味は薄れているかもしれませんが、放置すべきではないし、まじめに取り組んでおられる障碍者の方々に失礼です。種々忙殺されているとは思いますが、続報を期待しております。

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